シャドウガーデンと共に楽しい日々を 作:陰の実力者になれんかった
あれヤバくないですか? みんな可愛いしあんな衣装見られると思ってなかったしシドはシドしてるし……神ゲーか?
ストーリーが面白過ぎるとかみんな可愛いとかありますが、とにかくやってみて下さいマジで神ゲーなので。陰の実力者にハマったことある人でもアニメとかから入った人でも楽しめると思いますよ。
それではほんへどぞ
やっぱこれしか手段は無い
皆、陰の実力者は知っているだろうか。そう、普段モブみたいなやつが、実は裏ではトップクラスの実力者で色んな場所で暗躍しているというアレである。
そんな陰の実力者をメインに据えた作品が存在することを、知っているだろうか。
といっても、思い当たる作品が沢山ある人も居るだろう。かく言う私もそんな1人だ。自分が出題者でなければ今頃迷いに迷っている最中だっただろう。
個人的に、陰の実力者というものが出てくることはそう少ないものでは無いと思う。主人公として置かれることは少なくても、メインキャラの1人として出てくることは多い。大抵は敵役だろうか。
まあこんな長々と(当社比)話していては何も進まないから答えを言おう。その作品は『陰の実力者になりたくて!』だ。
陰の実力者が好きな皆なら1度は見たこと、読んだことがあるだろう。勿論私も何度も読んだ作品だ。
私にも余裕があれば本を買って読んでいたのだが、色々な枷があって書籍版を読むことができかった。今後も引っかかるものとして残り続けてしまう。
要はそれぐらいこの作品が好きだということだ。ちなみに理由はもうひとつある。私も憧れていたのだ、陰の実力者というものに。
私にとって陰の実力者というものは星だった。確かな痕跡を残し、その圧倒的実力を魅せつけて征く存在。
こんな身体だから、彼の主人公のように修行のようなことは実現出来なかったが、その分知識を蓄えることに成功したと自負している。
彼が様々な武道武術を学び、身体面での実力を高めていくのと同じように、私もありとあらゆる知識を学び、頭脳面での実力を高めていった。
しかし、私もまた彼と同じように現実と向き合う時が来たのだ。
私には天才と呼ばれるような才能がなかったのだ。限りなく100に近い努力は可能だった。しかし、残りの限りなく0に近い1が足りなかった。
いくら既存の知識や技術を学ぼうと、新たなモノを生み出せないのなら、それは陰の実力者としての高みに登ることが出来ないことを意味する。
私はおそらく、彼よりも絶望した。元より、彼は絶望などしていなかったが。これは異なる力ではどうにもならないではないかと、そう考えたのだ。
彼は将来的に彼にとっての壁を破るに至ったが、私にはその方法が思い浮かばなかった。今まで以上にあらゆる知識を求めたが、それでもなお足りなかった。
私のありもしない青春時代のある日、かの作品を読んでいた際に1つ思いついたことがあった。彼はその実力を高めるためにありとあらゆるモノを学んでいった。ならば、私もそうするべきだろうという結論だ。
しかしながら、私はそういった事が非常にしづらい身体だった。そこで更に私は思いついたのだ。
動くことが出来ない身体ならば、動くことが出来る身体になればいい。
私は至って真面目だ。少なくともあの主人公よりはまともだと自負している。
ともかく、私はそのための方法として、転生することを選んだ。彼は偶然未知なる力、魔力に出会い、その身体と魂は偶然あるいは必然的に異世界へと向かった。
その結果、あのように陰の実力者を目指すことが可能になったのだから、私もそれに倣おうという訳だ。
あのような精神修行が出来ない私は、ただ自分の持ちうる頭脳を持ってして転生する方法を模索した。ついぞ見つかることはなかったが、ひとつの閃きが私に舞い降りた。
ひとつの願いに集中しながら意識を消しさればいい。
荒唐無稽という訳では無い。単に彼の模倣だ。ここまでくると陰の実力者ではなく彼に憧れているのではと思われるかもしれない。だが、そういう訳では無いのだ。
彼をリスペクトする心はもちろん、存在する。しかし、私は彼と共にかの道を歩んでみたいと思ったのだ。
私はこの作品自体が好きという想いが強い。それこそ、内容を覚えてもなお読み続けるほどに。いつからか陰の実力者になるということと共に、彼らと共に生きてみたいと思ったのだ。
極個人的な話で言えば、あの中に好きな人がいるというものもある。陰の実力者が圧倒的力を持つと同時に、確かに居る仲間やそれに準ずる者達。それと同じような話だ。大したことでは無いので忘れて欲しい。
こんな話をしたが、ことここに至って辞めるということでは無い。陰の実力者になるということは据え置きに、彼らと共に往くという話だ。どうせやるならシャドウガーデンにでも入ろうかという話。
さて、こうしている内に準備も出来た。目指すはかの作品の世界。出来ることならカゲノー男爵家に近しい何者かがいいが、あとは運を天に任すのみ。
成功した。私は意識が浮上してくるのを感じると共にそれを確信した。
辺りに漂う粒子状のナニカ。それを知覚したと同時にこれは魔力だと感じた。そしてこの世界にはシドが、シャドウが居ると本能的に感じた。理由はわからないが、そんなことはささいな話。
これから魔力を使う修行が出来るのだ、楽しみで仕方がない。ここが何処かもイマイチわからないが、まあ転生なんてご都合が起きてるんだからきっとカゲノー男爵家と関わりある場所に違いない。
メイドっぽい人に現代じゃあまり見ないような中世感溢れる両親。家もそれっぽい。
早速魔力を色々いじれるか試そうと思う。身体を自分の意思で自由に動かすのも楽しみだ。これなら陰の実力者に近づけるだろう。
彼がシャドウガーデンを作り出したのは約10歳ほどと推測される。つまりタイムリミットはそこまで。それまでに実力をつけ、この世界のことを知り、あの場所を見つけ出さなければならない。
ああ、なんて楽しそうなんだろうか。この世界では存分にやらせてもらおう。陰の実力者として、また、ノースト・パレイドとして。
書き忘れてましたが、不定期更新です。次回が何時になるかは分かりませんが、当分はカゲマスの方で忙しいでしょう。
それではまた次回!