アークナイツRPG 『貴族として』取得RTA   作:ガイヤ

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 ウルサスの子供達復刻しねぇかなぁ(願望)


part.1 半年間の準備

 

 まだ平和なペテルヘイム高校でのみっちり修行パートなRTA、はーじまーるよー。

 前回は、ホモくんのキャラメイクと周囲の好感度を見て、あとちょちょっと屋上でリェータと茶をしばいた所で終わりましたね。今回からは、レユニオンの白フード野郎共にロサ達が連れてこられるまでの一年間の間に、ズィマーとリェータの好感度稼ぎと並行してステ上げとスキルの準備を終わらせたいと思います。

 

 というのもロサ達が連れてこられてドキドキ学校世紀末伝説が始まると、ろくにステータス上げやスキル習得へ費やす時間が取れません。そんな事より食糧確保しないといけないからしょうがないね。流石に飢え死ぬのは、いやーキツいっす(3敗)

 

 本番のレユニオン暴動が始まる前に目標として、ステータスはHP1500、攻撃力500、防御力150を、スキルは剣術○への強化と打たれ強さ○、料理上手、サバイバル知識の習得が出来ると良いと考えています。

 

 説明すると、今回のチャートでは出来るだけ早くクリアする為に本来なら隠れてやり過ごさないといけないレユニオンや暴徒を積極的にぶっ飛ばして進む強行策を取ります。ですのでそれが出来る強さが前提として必要になってくるのです。上記のステータスは未昇進のレベルMAX剣神メランサ姉貴とタイマン張れるレベルのステータスです。勿論スキル未使用ですよ? スキル使用されたら、そりゃもう、ダメみたいですね(諦観)

 

 スキルの方ですが、剣術○への強化、そして打たれ強さ○の取得は先ほどと同じ理由で戦闘力に直結するからです。まあ、剣術スキルがあるので打たれ強さ○は手に入ったら良いな程度なのですが、剣術を剣術○への強化については絶対にしておきましょう。今回のチャートでこのスキルをキャラメイクで得られたのは大きいと思います。

 

 剣術があるだけで【剣豪】や【武者】という職業につけます。

 剣豪は通常攻撃が2回になり、一度に相手できる敵が一人増えるという職業で、オリジムシの様に大量に湧いてくるレユニオンの雑兵を相手にする時役に立ちます。武者は、通常攻撃も一回で一度に一人としか戦えませんが、その代わりに敵へ攻撃を加える事でHPを回復する特徴があります。これが強敵相手への撤退戦における時間稼ぎなんかに使えるので、此方も有用な職業となっていますね。

 

 え、今の剣術のままで良い職業につけるなら強化する必要があるのかって? ありますあります! 

 

 剣術○へとスキルを強化することによってスキル技である【峰打ち】を覚えます。この技は如何なオーバーキルダメージを与えても相手を戦闘不能状態にするだけで殺す事はありません。

 

 この技がないと、うっかりズィマー達の前で敵を斬り殺すと彼女達のSAN値が減ります。学校での殺し合いが始まるあたりからSAN値回復する手段も殆どなくなるので、戦闘が多くなるであろう今チャートではあれば大活躍のスキル間違いなし! これを見ているホモ達も剣術を持ったキャラを引いた時は必ず取得、しよう! (1敗)

 

 料理上手とサバイバル知識に関しては学校脱出後に響いてくるので、出来るだけ入手するようにしましょう。この一年間で入手できなかったら、最悪生徒達が殺し合ってる中で料理の勉強をしたり、本を読みに図書室へ行こう! (気狂い)

 

 それでは、各ステータスとスキルをあれやこれや出来る場所を教えましょう。

 

 先ずは定番の屋上、家庭科室、図書室です。

 屋上は剣術以外にも様々な自己鍛錬系のスキルを強化できる場所なのでお世話になったホモ達も多いと思います。家庭科室は料理上手以外にも裁縫上手や包丁さばきなんかのスキルを得ることが出来る場所です。包丁さばきは剣術の完全下位互換スキルですが、剣術がないなら此処で代わりにスキルを取るのも良いかもしれません。

 

 図書室は様々な本が置いてあり、知識系スキルの習得や強化なんかを全部できる神施設です。なんで、料理本とシーボーン関連の本が一緒に存在しているんですかね……。可笑しいよこの図書室。でも悲しいことにこの話だと生徒の殺し合いに巻き込まれて燃やされることが多いんですよねー。人が中にいる時に火をつけるのはやめてくれよ……(絶望)(5敗)

 

 後はHP、攻撃力、防御力を満遍なく上げれる体育館も良く行くことになると思います。術耐性については……ナオキです……。

 

 ズィマーとリェータの好感度稼ぎについては、リェータは屋上にいることが多いので剣術○強化のついでにコミュればOKです。所詮はプライドで内心を覆い隠そうとしている青い女子高生ですよ。数多のキャラクターを攻略してきたわたしのテクにかかれば造作もありません。

 

 ズィマーに関しては、リェータの好感度上げて一緒に会って貰えば、流石に初手斧振り下ろしにはならないと思います。ズィマーちゃんは殺す時には簡単に人を殺す恐ろしい女子高生ではありますが、【弱者の守り神】【イジメっ子の天敵】と言われているのは伊達ではなく、心根はとても優しい子です。なんかそんな女の子に殺意抱かれるくらい嫌われている奴がいるらしいっすよ。ホモくん君一体何したの? 

 

 ズィマーはちゃんと会ってコミュが取れるようになれば、彼女の前でイジメやらしない限りは自ずと好感度が上がっていくチョロインなので実はそこまで心配はしてません。ズィマーが、5人の中でグムちゃんの次に好感度を上げやすいのは割と知られてません。

 

 よし、長々と流れについての説明も終わったので、後は屋上、図書室、家庭科室をローテしながら、ときおり体育館等でステ上げして、合間合間に二人とコミュ取るだけの変わり映えしない映像しかないので、加速していきたいと思います。

 

 ーーーーー加速中

 

 いやー順調ですね。ステもいい感じになってきたし、スキルも目標だったものは全部取得できました。

 

 加速中に何度かズィマーと決闘騒ぎを起こしていましたが、ステータス的に今のズィマーに負けることはないので終わりよければすべてよしということで、今ではズィマーちゃんお気に入りの空き教室にリェータとホモくんが居座れるくらいには好感度も持ち直したみたいです。いやー良かったよかった。

 

 次回からいよいよレユニオンムーブメント達がやって来ます。楽しみですね! それでは今回はここいらで終わりたいと思います。お疲れ様でしたー。

 

 

 

 ◆◆◆◆◆

 

 

 

 最初からアイツは気に入らない男だった。

 

「平民、お前が【冬将軍】と呼ばれている者か? ……痩せた野良犬のような目をしているな、お前」

 

 何も隠さず、自分の想いのままに顔に態度に全てを表す。

『ホスティモ・ムーイ』。わざわざ、辺境の土地からチェルノボーグ市の何故か貴族よりも平民の多いペテルヘイム高校にやってきた変人貴族。転入早々に騒ぎを起こして、その傲慢な態度と誰にも媚びない姿に、誰が呼んだのか【ウルサス貴族】なんていう蔑称がついた男。

 

 当時、父親と上手くいかず、母親に胸を張れる生き方が出来ない自分に苛ついていたアタシにとって、アイツの態度が無性に腹がたった。

 

「貴族様がアタシに何の用だよ」

 

 アタシだって馬鹿じゃねぇ、腹がたった、それだけで貴族様を殴ったら退学だ。まるで此方を見透かすような見下した瞳がアタシの苛々を増やしたが、それだけだ。手を出そうとは思っていなかった。

 

「冬将軍と呼ばれる程の平民がいると聞き、気になった、それだけだ。だが、見たところ期待外れのようだな。お前からは堕落して腐りかけている犬の匂いしかしない」

 

「ーーーッ!」

 

 気づけば拳を振り上げていた。

 仕方がないだろう? 気に入らない奴に侮辱されたんだ。あの見下した目でアタシを見て、ため息すらこぼしやがったんだ。それだけでアタシが貴族様を殴る理由には十分だろう。

 

「遅いな。欠伸が出るほどに」

 

 だが気づけばアタシが床に転がされていた。

 

 これでも学校どころか市の中でも腕の立つ方だと思っていたアタシが、何も出来ずに天井を見上げていた。ウルサス人の男子5人に取り囲まれた時も、市の格闘技大会で優勝したとかいう腕自慢の奴が相手の時もアタシは全てに勝ってきた。なのに今は何も出来ずにいた。

 

「所詮は野良犬か。お前に将軍などという大層な称号は不釣り合いだろう。今度から【冬野良犬】にでも変えておくんだな」

 

 アタシが気を失う前に、ホスティモはそう言って教室から出ていった。

 

 次にアタシが目を覚ました時、アイツはもう何処にも居なかった。アタシはその時初めて、本当の殺意ってのはどういうものかと知ったんだ。こんなにドロドロと湧き上がってくるものなんだと。

 

 それからアタシはホスティモを探した。だが如何いうわけか、アイツはなかなか捕まらなかった。

 

 日に日に苛立ちが募るアタシにとある情報が流れてきた。最近ロザリンがホスティモと一緒にいるところをよく発見されるらしいという話だ。

 

 何故あの2人がつるんでいるのか知らないが、チャンスだと思った。ロザリンとは付き合いがあった。その縁を利用してアイツ、ホスティモに喧嘩をふっかけた。

 

 ロザリンはアタシとアイツが会って喧嘩するたびに止めに入ったが、そんな事でアタシは止まらない。

 

 何度も負けたが、それでも何度も喧嘩をふっかけた。

 

 気づけば、アタシ1人だけのお気に入りの場所だった空き教室にロザリンとアイツがいるのが普通になった。いつからだったかはわからない。

 

 何度も喧嘩をするうちに殺意なんかもどこかに消えて、あのクソみたいな態度もホスティモが悪意があってやっているのではなく、感情を隠すのが下手すぎてああなっていると知ったからだろうか。

 

 ある日、屋上でいつものように球粒の汗を流しながら剣を振るうアイツに聞いてみた。

 

「ホスティモ、アンタはもう既に十分強えじゃねぇか。何でそんなに頑張ってんだよ」

 

 ロザリンも気になったのか、追従するようにうんうんと頷いていた。

 

 ホスティモは此方を一瞥して、剣を見据えながら答えた。

 

「……僕は貴族だ。誇りあるウルサスの貴族だ。だからこそ常に帝国の為に尽くし、国をより良いものへする為に努力しなければならない。僕が剣を振るうのは、悪意ある外敵からウルサス帝国を、そしてその財産であるお前達平民を守り抜くためだ」

 

 アタシは開いた口が塞がらなかった。ロザリンもそうだ。あの傲慢で貴族様然とした男が毎日欠かさず剣術を修行し続ける理由が、アタシ達を守るためだという。

 

 コイツの普段しか知らない奴が聞いたら誰も信じないだろう。だけどアタシ達は何故だかそれを疑うことはなかった。その顔が、瞳が、全く嘘をついていないと言わんばかりに真剣だったからだ。

 

「…………はっ。そうかよ」

 

 思えばアタシはこの時から、ホスティモの事を気に入ったのかもしれない。

 

 

 

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