アークナイツRPG 『貴族として』取得RTA   作:ガイヤ

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 私のロドスにスカジもスルトもマグロックもいないのはどうしてなんですか???

 運営は純正源石をもっとちょうだい(ハート)


part.2 チェルノボーグ事変

 

 白フードのテロリスト達に学校が襲われるアークナイツRPGRTA、はーじまーるよー。

 前回はホモくんの青春学園生活24時という風に一年間を加速しながらやっていきましたね。なかなか乱数にも恵まれて、目標のステータスとスキルを確保することができました。もうホモくんはただのウルサス貴族ではなく、鍛え抜かれた一端の戦士になりましたね。心なしか画面の中のホモくんも腕や足の筋肉がきらめいて見えてきます。

 

 ホモくんのステータスは現在こうなっています。

 

【氏名】ホスティモ

 

【HP】1550

【攻撃力】550

【防御力】175

【術耐性】0

 

【物理強度】標準

【戦闘機動】普通

【生理的耐性】標準

【戦術立案】普通

【戦闘技術】標準

【アーツ適性】優秀

 

【スキル】剣術○、ポーカーフェイス✖️、傲慢、不撓不屈、料理上手、サバイバル知識、貴族思考

 

 基礎ステータスは目標のHP1500、攻撃力500、防御力150を超えており、スキルも及第点、ズィマーちゃんとの何度かの戦闘を経て、【戦闘技術】も普通から標準へとワンランク上昇してますね。

 

 うーん、これはつよい(小並感)。もう正直、このステータスだとそこらの白マスク相手なら楽勝ですね。まあ、私のチャートだと終盤に出てくる

【凶悪】系統の暴徒や流れ者なんかも相手にする可能性があるので油断はできないんですけども。

 

 ーーー何やら騒がしい。校門前に生徒達が集まっているようだ。

 

 おっと、話しているうちに奴らがやってきたようですね。此処からは忙しく場面が変わっていきます。中にはR18Gな映像も出てくるので、そういうのが苦手な方はシークバーで飛ばすことを推奨します。

 

 ーーー白いフードを着た仮面の集団が他校の生徒を学校に連れてきている。あれは一体なんだ? 

 

 イベントも始まったことですし、早いうちに校門の方へ移動しましょう。この時にズィマーやリェータと合流する手もありますが、今回のチャートでは序盤は1人で動きます。

 

 理由としては、メフィストのクソガキがわざとやってくる食糧庫への放火を止めるためですね。2人と一緒に行動すると隠密行動が苦手なズィマーちゃんのせいでわりと直ぐにレユニオン側に動きがバレてしまいます。なので、最初の放火を止めるまで1人になる必要があるんですね。

 

 食糧庫への放火を止めるのと止めないのでは、序盤のズィマー、リェータ、ロサ、イースチナ、グムのSAN値が大きく変わります。まあ、食糧庫が燃えたから精神力が弱くなるのではなくて、その後の安全が危ない生徒達のデスゲーム地味た行いが原因なんですけれど。

 

 ちょっと余裕がなくなったら簡単に人を襲って何もかも奪ってこようとするウルサス人、野蛮、野蛮すぎない…? 

 

 ーーー自らを【レユニオン・ムーブメント】と名乗る奴らが喋っている。どうやら、この学校に他校の生徒をまとめて詰め込んでそのまま監禁するらしい。チェルノボーグ市を占拠すると息巻いているが、ウルサス帝国の大都市チェルノボーグ市で暴動を起こすなんて正気の沙汰じゃない。

 

 おっ、ホモくんに出来るだけ事態を把握させるために野次馬集団の最前列にまでやってきていたら、1人のレユニオン兵士が近づいてきてます。これは、記念すべきホモくんのレユニオン初遭遇場面ですね。いやー感動的だなー。まあ、この後嫌というほど合うんですけどね(経験値要員)

 

 どうやらホモくんの事が目についたようで、見せしめになんちゃら、非感染者はどうちゃらと如何でもいい事を喋っているので無視しましょう。此処で相手にしてレユニオン兵士をボコカスにしてしまうと、騒ぎを聞きつけて他のレユニオン兵士がわらわら出てくるので大人しく聞き流します。

 

 といっても此処の選択肢は全て上を選んでおけば、何事もなくイベントが終わるので加速しても大丈夫です。

 

 ………何で等速に戻す必要があるんですか? 

 

 → ウルサス貴族としての責務を果たす時だ。

 此処は大人しくしておこう。

 

 ………なんか、知らない選択肢を押してホモくんが目の前のレユニオンを斬り倒しましたね。

 あれれ、おかしいなー? こんな選択肢は、試走では一度も出なかったんですけど。完全に動揺してますね、カーソルが荒ぶってます。

 

 そう、この時は頭の中が真っ白になっているイッチに変わって説明すると、本来なら此処の選択肢は下の大人しくしておこうの一つだけだったんですよ。でも何故か、本走では上の選択肢が追加で存在しています。私も色々とアークナイツRPGwikiで調べたんですけども、どうやら【貴族思考】のスキルが影響したみたいです。はえー、すっごい。

 

 あのさぁ…ふざけるなッ! ど、どうすんだよこれ、なあ!? お前のチャートボロボロじゃねぇか! 

 

 ーーー騒ぎを聞きつけたレユニオンの暴徒共が集まってくる。いいだろう、全員を地に伏せさせ、ウルサス帝国に仇なした事を後悔させてやる。

 

 わー、画面いっぱいに白仮面がいるよー! あーもうめちゃくちゃだよ。

 

 しょうがないので、此処でオリチャー発動! 中盤でするはずだった経験値稼ぎをこの場所でします。鍛え上げられたホモくんの身体でレユニオンの玉無し野郎共を蹂躙してやりましょう! 

 

 レユニオン兵士達「3(0)人に勝てるわけないだろ!」

 

 ホモくん「馬鹿野郎、お前俺は勝つぞお前!! (天下無双)」

 

 というわけでディエル開始! 対戦よろしくお願いします。

 

 このアークナイツRPG、普段はTRPGみたいに選択肢とステータスによる判定で進んでいくのですが、戦闘だけはRPGとは名ばかりのアクションなんですよね。なので、戦闘ではプレイヤーの腕前が試されるのですが私のような凄腕プレイヤーなら、レユニオンの雑魚程度何の問題もありません。

 

 えっ、なら何でさっき焦ってたのかって? そりゃ、あんたこんだけ派手に兵士を倒してたらくるでしょ。幹部が。

 

 というわけで、レユニオン兵士を大体30人ほどノックダウンさせたところで戦闘一時中断。イベントが始まります。

 

 この戦闘で大立ち回りをすると現れる幹部は4人います。

 

 メフィスト、ファウスト、サルカズケントゥリオ、そして、パトリオットおじさん(デデドン)です。

 

 この中で来られると面倒なのが、パトリオットおじさんです。他はまだワンチャン勝てるかも知れませんが、パトリオットおじさんはまず勝てません。テラでジジイを見たら生き残りだと思え。

 

 まあ、確率でいえば7割はメフィストかファウストのどちらかで、残りの2割9分9厘がサルカズケントゥリオ、残りたったの0.01%がパトリオットおじさんの出現率なので無用の心配でしょう! 

 

 ーーー何だあいつは。

 

 ーーー視線の先にいる槍と盾を携えたサルカズから感じる覇気が、ホスティモの身体に震えを起こした。

 

 あっ………(察し)おじさんやめちくり〜。RTAって、何で想定外ばかり起きるんでしょうね(白目)

 

 来てしまったのはしょうがないので戦いましょう。パトリオットおじさん相手にあまり意味はないですが、強敵相手には武者へ職業を変えることは忘れないように。

 

 剣術○で強化されたホモくんのパワーでぶち転がしてやりますよ!? オラァ、喰らえぇ!!! 

 パトリオットは本気出すまで動きが鈍いので、ちまちまとヒットアンドアウェイでパトリオットのHPを削ります。け、削れてますかねこれ?

 

 あっ、やべミスった。

 

 ひえぇー、一撃掠っただけでHP半分消し飛んだですが…。

 このままだと負けてゲームオーバーなので、賭けに出ます。剣術○込み込みの居合切りをカウンターで打ち込みましょう。タイミングがシビアですが、これを当てないと勝機はありません。

 

 パトリオットが近づいて大振りで槍を突き出してきます。ここです!

 決まったァ!このまま畳み込みます!えっ、ちょっ、まっ、は、反撃が早いぃ。

 

 ………負けました。

 

 いやー、流石元ウルサス帝国軍大尉ですね。ホモくんも高校生にしてはだいぶ強い筈なんですけども、10分も持ちませんでした!負けたのは仕方ないので、ホモくんの来世にご期待ください!

 

 …おっ?どうやら殺されずに、レユニオン達に拘束されてから治療されています。パトリオットおじさんからの慈悲ですねこれは。

 この頃のパトリオットおじさんはまだフロストノヴァ姉貴が死んでいないので、心の贅肉が付いていますので、自身の手で子供を殺すことに抵抗でもあったのでしょう。

 

 

 戦闘に負けて、尚且つ殺されていない場合、1日はペナルティで動けなくなるので食糧庫を放火から守るのはもう無理ですね。しゃあない切り替えていけ。という事で、目が覚めたホモくんが学校内で起きている凄惨な生徒達の姿を目撃するところで今回は終わりたいと思います。お疲れ様でしたー。

 

 

 

 ◆◆◆◆◆

 

 

 

 その日は、空がいつもより蒼い天気のいい日だった。

 

 アタシは、その天気の良さと心地よい暖気でついついお気に入りの空き教室で昼寝をしていた。ロザリンはスポーツの助っ人、ホスティモはいつもの所で剣でも振っているのだろうか。

 

 アタシが夢うつつにそんな事を考えていると、外が騒がしい事に気づいた。

 

「うるさいなぁ。人がせっかく気持ちよく寝てるってのに何だってんだ」

 

 窓から外を見るとうちの生徒達が集まっていた。ざわざわと心なしか不安そうに一箇所を見ている。

 

「なんだ…揉め事か?」

 

 気になったアタシは昼寝を中断して校庭へと向かった。そして、そこに奴らがいた。アタシ達を地獄に閉じ込めた糞野郎ども。

 

【レユニオン・ムーブメント】。感染者による感染者の為の組織。

 

「お前達はもう此処から外に出ることはできない!」

 

 そう宣言したテロリスト達によって、アタシ達の日常は崩壊した。

 

 白いフードに仮面をつけた武装集団。中にはアーツを使う術師なんかもいて、抵抗する生徒を片っ端から鎮圧していた。

 

 アタシも冬将軍なんて呼ばれてはいるが、戦闘訓練を受けた兵士じゃない。明らかに頭のおかしい武装集団相手に1人で何か出来るなんて、少なくともただの女子高生のアタシには無かった。

 

 正直にいうとブルっていた。ビビってたのさ。

 

 少し前まで戦争のせの字も知らないような平和な学校だったんだ。それが仮面の隙間から見える血走った目で狂気を振り撒く大人の集団に取り囲まれるんだぜ? 怖くてわりーかよ。

 

 横を見ると、いつのまにか近くに来ていたロザリンが息を飲む姿が見えた。アタシは釣られてその視線の先を見た。そして思い出したんだ。

 

 ウチの学校にはアタシより何倍も馬鹿な奴がいた事を。

 

「ーーー僕のいるこの学校で、この偉大なるウルサス帝国に弓を引くだけに飽き足らず、我が帝国の財産である平民達に危害を加えるなんていい度胸をしているじゃないか」

 

 人が宙を舞う。

 

 ホスティモが剣を抜いた。

 

 アイツを止めようと周りにいたレユニオン兵士が次々と吹っ飛ばされていく。

 

 やっぱりアイツはすげぇ。誰もが恐怖で動けない中で、アイツ、ホスティモ・ムーイだけがレユニオン達に戦いを挑んだ。たった1人で、自らの矜持ってやつのために。

 

 ペテルヘイム高校の奴らも、他校の奴らも、皆んながホスティモの戦いを見ていた。冴え渡る剣技で、テレビに出てくるヒーローのように敵を倒していく。

 

「…‥…頑張れ!」

「…やっちまえぇ!」

「そうよ、頑張ってぇ!」

 

 貴族も平民も、全員が腕を上げてホスティモを激励する。その声へ応えるようにホスティモの動きは速さを増して、もうレユニオンの兵士共ではどうしようもできないくらいに暴れていた。

 

 このまま、どうにか出来るんじゃないか。全員がそう思ったその時、アレが現れた。

 

「ーーー良き、戦士だ。若い、ながらも、筋、がいい」

 

 遠くから、アタシでも一目でわかった。アレはヤバイ。

 

 周りの兵士達が【パトリオットの大旦那】と喜びの声をあげる。

 

 先ほどまでの勢いが嘘のように皆んなが押し黙った。ただそこにいるだけで、アレの圧がアタシ達の心を抑えつけたんだ。

 

「…行くぞ」

 

 でもやっぱりホスティモだけは折れなかった。剣を鞘に戻して、体を深く沈めてアイツは構えた。屋上でアイツの剣をよく見ていたアタシも見たことのない構えだった。

 

 それを見て、パトリオットという男は何もしなかった。まるで何の弊害もないように悠然とホスティモの間合いへ踏み込んだ。

 

 そして、その日で一番短く、一番濃密な数分間の攻防が始まった。

 

「ーーー強き、剣だった。この、幼き、勇士に、治療を」

 

 戦いは崩れ落ちるホスティモの姿で終わった。あのホスティモが一方的にやられた。アタシにはあまりにも衝撃的な光景だった。

 

 アタシには、レユニオンの兵士達に何処かへ連れて行かれるホスティモを見送ることしかできずにいた。

 

 

 

 それから、アタシ達は他校の生徒達と一緒にペテルヘイム高校の中に監禁された。そして直ぐに、食糧庫の2つある内の1つが火災で燃え尽きた。

 

 もう一つの食糧庫は他校の貴族達が独占しやがった。外に出られない閉塞感や不安を抱えた生徒達によって学校内での治安は荒れた。

 

 アタシもロザリンと一緒にいつもの空き教室でいつ解放されるかもわからないまま、時間を貪った。

 

 そして、アタシが食糧を確保するために外へ出たら、そこにはホスティモがいた。

 

 無事だったのか!

 

 嬉しくなってアイツへ直ぐに駆け寄ったアタシを見るホスティモの瞳には、かつての強い意思を感じさせる光は無くなっていた。

 

 そこにアタシの知るホスティモはいなくなっていたんだ。

 

 

 





 やっとプロローグ終わりってとこですかね。早く曇らせにいきてぇなおれもなぁ。
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