アークナイツRPG 『貴族として』取得RTA   作:ガイヤ

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 ちょっと年末に向けて仕事が忙しくなるので次の話は少し遅れると思います。気長に待っててくれ!





part.7 白い悪魔

 

 さっきまで命だったものが辺り一面に広がるRTA、はーじまーるよー。

 前回は血祭りと火祭りが同時に起こった辺りで終わりましたね。まあ、血祭りの方は私がやったんですけども(笑)

 

 いやー、ズィマーちゃんが第四高校の貴族達の占拠する食糧庫を燃やしてしまいました。こんな事になるなんて、一体どうしてなんだ〜。逃げ惑う貴族達もそんな風に思っていることでしょう。

 

 これも平民から食糧を奪い、自分達だけで利益を独占しようとした報いなのです。悪の貴族達に虐げられた平民達の為に、夜中に侵入して、放火までするなんて流石、【弱者の守り神】ですね! 

 

 ペテルヘイム高校に残る最後の食糧庫が燃えた次の日から、生徒達の暴走は最高潮に達します。

 

 ズィマーちゃんの起こした火事によって、ついでとばかりに学生間の無差別の略奪や争いにおける、全ての障害も焼き払われてしまいました。

 

「第四高校の貴族達は全員消えた! 今がチャンスだ、食糧を奪え!」

「あっちに貴族のやつらがいたわ! 今のうちに全員殺しておきましょう!」」

 

 右を向けば、今までの恨みを晴らすかのように火事で散り散りになった貴族達を平民達が棒やスコップで殴り倒していますね。

 

「どきなさい! どかないならアンタから殺すわよ!?」

「ンだとゴラァ!?」 

「邪魔よ、死ねぇえええ!!!」

 

 左を向けば、焼け落ちた食糧庫跡地で奇跡的に残っていた物資を巡って学生が刃物を振りかざして殺し合いをしています。こんな光景はグムちゃん達には見せたくありませんね。いやー乱世乱世でござる。

 

 ご覧の描写のようにズィマーちゃん放火イベントが起こると、学園サバイバルパートも大詰めといった感じで生徒達の凶暴性が大幅に上がります。

 

 具体的にいうと、今までの拠点襲撃率が約3倍に跳ね上がります。(他に比べれば)潤沢な物資を持っているグループが、もうウチしかないから、しょうがないね。

 

 ということで、この時期になると私のホモくんは拠点を守る戦力として大忙しになります。

 

 放火があってから日を追うごとに学校内にいるのが大変になっていくので、今のうちにロサの確保とレユニオンを退かせるためにメフィストのクソガキに接触しに行きたいところなのですが、朝も昼も夜もオリジムシのようにワラワラと湧いてきては襲ってくる生徒達を相手しないといけないのでまだ動けません。

 

 一応、救済処置として3日以上連続しての襲撃は発生しないようになっているのでその時を狙って動きたいと思っています。

 

 なので、ロサが救出イベントを起こすまで死なない仕様を利用して、3日ウルサス学生自治団の皆を助けながら、意気消沈のズィマーを慰めていきたいと思います。ついでに、さり気なくヴィカが死んだことを伝えましょう。

 

 この時に包み隠さずどういう理由で殺したかを伝えましょう。嘘をつくと後でバレると最悪、後ろからナイフで刺されて殺されます。Nice boatされます。

 

 こういう小さなケアの積み重ねが好感度とSAN値の確保に繋がるので、しっかり忘れないようにしましょうね。

 

 ーーー【ホモくん奮闘中】【ホモくん奮闘中】【ホモくん奮闘中】

 

 よっしゃ、モヒカン生徒共の休憩日に入ったので、ズィマーとイースチナの2人と一緒に外へ出て探索したいと思います。ロサちゃーん、今行くよー。

 

 おっ、いたいた。出待ちのごとくロサとその仲間達が生徒達に囲まれていますね。

 

 高貴な女の子が下賎な平民達に嬲られるゲヘヘイベントなのでこのまま眺めてR18シーンを視聴者の方々にも見せてあげたいのですが、残念ながら、これRTAなのよね…。

 

 なのでナターリア様のあんなシーンやこんなシーンが見たい変態紳士の方々は本作を買ってプレイしましょうね〜。

 

 気づいた生徒達がこっちにもやってきました。あぁ、ホモくんとズィマーとイースチナが囲まれてしまいました。

 

 どうしよう、こまったなー、これじゃあたたかうしかないよねー(棒読み)

 

 おらっ、命以外全部置いていきやがれ! 

 

 ーーーあの銀髪の人。私のところにいた生徒会長です。私達が生き残るために必要な人材なので助けましょう。

 

 イースチナが全員殺す気だったズィマーを説得してくれました。ズィマーと2人きりでこのイベントを発生させると、今の自暴自棄に近い精神状態のズィマーを止められる人物がいないとロサが殺されてしまいます。なので、イースチナを連れてくる必要があったんですね(3敗)

 

 それでは仲間達を全員殺されてしまった哀れな生徒会長を私達のウルサス学生自治団にご招待しましょう。美味しい虫のおやつはいかがかな? いらないの? ………そう。

 

 拠点の空き教室に帰ってきたので、皆にロサちゃんの自己紹介をしましょう。なんだかんだで統率力とコミュ力は天下一品なのですぐに馴染んでくれます。

 

 ロサはちょくちょく様子を見るくらいで手間がかからないRTA、通常プレイを問わず使い勝手のいい子なのでたくさん愛でてあげましょう。 

 

 因みに、自身がリーダーの時に好感度が低い状態を維持したまま過ごすと、いつの間にかクーデターされて殺される事もあるので注意しましょう(15敗)この恩知らずがよ…! 

 

 しかしこれでウルサス学生自治団がフルメンバー揃いました。

 

 もう仲間を集める必要はないので、後は脱出後に楽が出来るように備蓄を増やしていきます。といってももうあまり時間は残されていないので

 、やれても少しでしょうが頑張りましょう。

 

 ーーー加速中

 

 はい、ロサを助けてから更に3日が経ちました。襲撃、襲撃&襲撃でホモくんの疲労度もMAXです。グムちゃんが応急処置してくれていますが、ホモくんも率先して戦いに出るので傷だらけです。皆のSAN値を減らさないように出来るだけ1人で戦ってますから、しょうがないね。

 

 ーーーこのままではまずい。もし結託した生徒達が大勢で来たら、もう守り切れないかもしれない。どうすれば。

 

 → レユニオンのところへ交渉に向かう

 危険だ。まだ耐えれるはずだ。別の方法を考えよう。

 

 メフィストのクソガキの所に行けるイベントが発生したので、上の選択肢を選びましょう。下を選んでも、この選択肢が出た時点で次の日にはレユニオン達は撤退します。ですが、上を選ばないとメフィストに会えないので今回は上の選択肢を取りました。

 

「ここは通せない。元の場所へ戻るんだな」

 

 深夜になって皆が寝静まるのを待って、レユニオン達がいる寮舎へやってきました。当然といえば当然ですが、門番の兵士に止められましたね。

 

 ーーー貴様達のボスにどうしても会いたい。そこを退け。

 

「…死にたいようだな」

 

 ーーーレユニオンの兵士が武器を取り出す。僕も剣に手を伸ばした。

 

「構わない。入れろ」

 

 ーーー何処からともなく現れた黒いフードの少年がレユニオンの兵士を止めた。

 

「ついてこい」

 

 ーーーまたあの化け物と戦いになるかもしれない。でもやるしかないんだ。覚悟を決めて、寮舎の中へと入る。

 

 ファウスト君が案内しにやって来てくれました。この子、本当にいい子ですよねー。まあ、戦闘スタイルは光学迷彩のアーツによる芋スナとかいう外道戦法使ってきますけどね。

 

 ファウスト君を殺したいならメフィストを人質に取るか、感知系のアーツを使えるキャラを用意しましょう。えっ、人質は卑怯じゃないのかって? 勝てばいいんだよ、勝てば。

 

 ーーー案内された部屋へ入る。先程の少年と同じくらいの歳の白髪の少年が兵士を従えて座っている。まさか、あれがレユニオンのボスなのか? 

 

 チィース、クソガキ、遊びに来たぜ。というわけでレユニオンの悪意担当こと【メフィスト】くんでーす。

 

 本名はイーノ。実はウルサス出身です。ホモくんと一緒だね! 

 

 まだこんな性格になる前は大人しい子だったのですが、親からの虐待や意図的に源石と接触させられるという仕打ちで感染者になりました。

 

 その後はタルラに保護されて、仲の良い友達も出来たのですが、その後も非感染者に殺されてしまい今の性格になったそうです。因みにファウストくんとは唯一無二の親友だよ。

 

 同情できる部分もあるけど、だからって一つの高校に色んな所から生徒達を集めて地獄を作った張本人なので、ズィマーちゃん達にはコイツを殴る権利があると思いますねぇ。

 

「やあやあ、僕はレユニオン幹部のメフィストだよ、宜しくねヒーローくん。それにしても、たった1人でこんな所へ来るなんて度胸があるねキミ。話があるみたいだけど、一体僕に何の用なんだい?」

 

 ーーー僕達を解放してほしい。もし無事に解放してくれるなら、僕が何でもしてみせる。

 

「ふぅん? いいよ、わかった、解放しよう」

 

 ーーー………本当か? 

 

「うん。でもお願いが一つあるんだ。それさえキミが叶えてくれるなら、僕達は直ぐにでもここを去るよ」

 

 よしよし、目的の物が手に入りそうです。ここは迷わずに了承しましょう。

 

 ーーーわかった。何をすれば良い? 

 

「キミにはこれを食べてほしい」

 

 ーーーメフィストの手には、脈をうつ赤黒い塊が蠢いていた。

 

 わからない人もいると思いますので説明しますと、今メフィストが差し出しているこれは、メフィストのアーツで作り出した【源石寄生体】です。これを受け入れると、何と確定で感染者になれます! 

 

「それは僕のアーツで生み出した源石寄生体。それを取り込めば、キミも僕達と同じ感染者になるんーーー」

 

 ーーーホスティモは一切の迷いなくメフィストの差し出す物を飲み干した。

 

「‥素晴らしい。良いよ、キミ。それが何か分かってなお、迷いなく飲み干せる人は初めて見たよ。約束だし、直ぐにでも僕達はいなくなるよ」

 

 このメフィストのイベントの良いところは、本来源石がある場所で行動することで確率で変化する感染者に確定でなれることです。それも普通の感染者になった際のアーツ強化倍率のおよそ2〜3倍。これだけでこのイベントを起こす利点がわかると思います。

 

「もう直ぐキミは気絶するだろうからこれだけは言っておくね」

 

 ーーー意識が朦朧としてきた。メフィストが泣き笑っているように見えた。

 

「苦しみは始まったばかりだ、人生を楽しめ。それじゃあね、僕達の新たなお仲間さん」

 

 ーーー次の日、僕の目が覚めるとレユニオン達は全員いなくなっていた。

 

 それじゃあ、無事ホモくんを感染者に出来たので、今回の動画はここら辺で終わりたいと思います。お疲れ様でしたー。

 

 

 





 ーーー危機契約#9

ケルシー「こん中に(あれだけイベントあったのに)放浪医育ててねぇやついる?」
俺ドクター「………」
ケルシー「いねぇよなあ!?」
俺ドクター「………」
ケルシー「クローラー潰すぞ!!!」(範囲ダメージで無事死亡事故


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