陰の実力者になりたくて!面白いですよね。私はなろうで3話投稿時点くらいから読んでました。(古参アピール)
あと、いい乱数を引くコツですが、毎日ウマ娘のおはガチャを引く→Rキャラを引く、が私のルーティンです。(114514敗)
※()内は前話での変動
学力 :60(±0)
知性 :52(±0)
判断力:74(±0)
身体能力:82(±0)
協調性:61(±0)
総合 65.8(+0.0)C+ランク ※倍率×1.1
第13話
一之瀬の様子がおかしい。
輝は唐突にそう感じた。輝と櫛田は2日間ほど暴力事件の目撃者集めを行ったが、思うような成果が上がらなかった。部活をやっている人間をあまり拘束しすぎるのは良くないという櫛田の判断と、これ以上直接目撃者を探すより掲示板などを活用した匿名の申出を募った方が良い、という神崎の援護があったので、輝は部活に復帰することとなった。
しかし一度乗り掛かった舟、決着がつくまで無視するのもよろしくなかろうと、何日か空けた後、部活に行く前に一之瀬に声をかけたところ、輝は異変を感じた。
「一之瀬、ちょっと良いか。Dクラスの件で話が聞きたいんだが・・・」
「え?うん・・・あ、でも今はちょっと・・・明日でもいいかな?」
「あ、あぁ、いいぞ。ちゃんと困ったことがあったら言うんだぞ?」
「うん・・・。」
手を合わせながら悲しげにうつむく一之瀬に対し、強く問うことが出来なかった輝は、心残りを残しながら教室を去るが、翌日の一之瀬は更に落ち込んだ表情をしていた。
「どうした、Dクラスと何かあったのか。もうすぐ討論会があるが大丈夫なのか?」
輝が問いかけるものの、一之瀬は気丈な笑顔で「大丈夫だよ!」と拒絶の返答をする。その姿に異常事態を感じた輝は、すぐに櫛田に連絡を取り、放課後に堀北、綾小路と4者会談を設定する。
「討論会の準備で忙しいところ申し訳ないのだが、一之瀬の様子がおかしい。俺が抜けてからこの数日、何があったか教えてくれないか?」
「大丈夫だよ、輝くん!うーん・・・。一応、目撃者のような人は見つかったんだけど、なかなか上手くいかなくて、決め手に欠ける、ってとこかな。帆波ちゃんと神崎くんは学校掲示板とか使って探してくれてたよ?堀北さんと綾小路君は何か知らない?」
「部外者に言う必要は無いわ。」と冷たくあしらう堀北に対し輝は怒りを耐えつつ、「一之瀬の変化について何か知っていることは無いか?お前らが困ってた時、手助けしたじゃないか。」と輝は頭を下げつつ食い下がものの、決定的な言葉を堀北が口に出す。
「あなたが手伝うことになったのは、あくまで一之瀬さんの判断によるものであって、私たちが願い出たものでは無いわ。恩着せがましく言うのは止めて頂戴。」
「・・・ッ!そうかい。じゃあな、
輝はDクラスの面々から踵を返すと、一人になれる場所を探し、校舎内を巡った。運良く誰もいない屋上にたどり着くと、尻が熱いことに目を背けつつ、背中をコンクリートの壁に預け、思索にふける。
(Dクラスと何かあったわけじゃない。Cクラスに何かされたか・・・?いや、あそこまで一之瀬にくぎを刺したんだ、それは無いと信じたい。そうなると、Aクラスも同じか。まさかクラス内の誰かとトラブルになったか・・・?だれだ、神崎はホウレンソウの出来る人間だ。白波は一之瀬“信者”だ。意見の食い違いなどない。颯?姫野?・・・わからん。だがクラス内のことである確率は高いな。)
輝が核心に近づきつつあるところ、屋上のドアが開く。視線を向けると、先ほど別れた綾小路が追ってきたようだ。
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<乱数生成イベント>
・綾小路とのコミュニケーション
1d100ロールを行い、総合値を参照し成否判定。
ダイス結果:84
・成否判定
判定:92(Great Communication!!)
大成功ボーナス:全ての能力が1上がった!
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輝は億劫そうに声を投げる。
「なんだ?こちらとしては金輪際Dクラスにかかわるつもりは無い。」
「一之瀬の変化に心当たりがある、と言ってもか。」
「わかった。“協力して欲しければPPを出せ”に変えてやる。なんだ?」
「PPは出せない。むしろ、PPを貸して欲しい。」
「はぁっ!?正気かお前・・・。面の皮が厚すぎる。大昔のペチコートじゃあるまいし。」
「正気だ。今回の暴力事件、正攻法では勝てない。詳しい事情は省くが、小澤も知っての通り現場には監視カメラが無かった。討論会になったら須藤・・・Dクラスの生徒に少なからず非があることを認めなければならなくなる。そうすると彼は部活・試合に出られなくなり学校からの罰則以上のダメージを受ける。だから、騒動の一部始終が監視カメラに映っていたということにすれば、喧嘩両成敗では無く訴えの取り下げに持っていける。そのためにはダミーの監視カメラを購入しなければならないが、学校と同じ形のものを買おうとしたら15万PPはかかる。俺たちには金が無い。既にかなりの貢献をしてもらっている一之瀬にこれ以上せびるのも申し訳ない。だからいずれ返すから、貸してくれ。」
「・・・この計画を考えたのは綾小路、お前か。」
「いや、堀北だ。」
「・・・そうか。じゃあ中間テストのとき、Dクラスに過去問を配ったのはお前か?」
「「いや、堀北だ。」」
輝は綾小路に被せるように、その先の発言を予測する。
「・・・フフッ!ハハハッ!なるほどなぁ、なるほどなぁ!実力者が金魚の糞を装って暗躍する、か。お前、バカだろ?実力者、あるいは実力者と見られる人間のそばにいるヤツは警戒されるに決まっているだろう!しかもその実力者を伴わず、単独で交渉しに来るなんて!あー楽しかった。久々に笑えたよ。」
「何を勘違いしているかわからんが、俺は黒幕なんかじゃないぞ。」
「うんうん、そうだね。俺は機嫌が良くなったから契約を結ぼう、綾小路。①俺は15万PPを“堀北鈴音”個人に対して貸し付ける。②返済期限は本年8月末までとする。③借用者は利息を含めた20万PPを期日までに返済する。遅れた場合は1週間につき1万を利息。④秘密保持として俺は、一之瀬、綾小路、堀北、櫛田の4名以外にこの契約及び暴力事件に関することを口外することは禁止、破った場合、堀北の返済義務は無くなる。⑤秘密保持の期限は返済期日まで。これでいこう。」
「こちらは一之瀬に関する情報を提供するんだ、市中金利を鑑みても返済は16万が妥当だろう。」
「大方、一之瀬自身が関わるBクラス内のトラブルに心を痛めているのだろう。19万だ。」
「俺は、一之瀬から相談を受けた。相談に乗ってやったことも評価して欲しい。17万。」
「俺はDクラスのために駆けずり回り、今日を含めて3日間部活に行けなかった。18万。これで手打ちだな。」
「・・・仕方ない。堀北に説明して契約書を作ってくる。」
「わかった。こちらとしてもBクラスの立会い者が欲しい。・・・一之瀬本人を呼ぶか。その前に、先に教えてもらえるか。神崎か?柴田か?俺か?その他か?」
「・・・白波だ。彼女が、一之瀬に告白したんだ。どうすればいいかわからなくなった一之瀬は、たまたま出会った俺に相談してきて、もろもろアドバイスしただけだ。告白自体は、うまく断れたようだ。」
輝は宇宙猫になった。
「―聞きたいことは山ほどあるが、お互い暇でもないだろう。本来的に無関係なお前から根掘り葉掘り聞くのも違うしな。・・・はぁ、警戒して損した気分だ。何だか疲れたよ・・・。うちのクラスが迷惑をかけたな、すまない。そうだ、綾小路、連絡先を交換しよう。お前となら今後も良い取引が出来そうだ。」
「連絡先の交換はいいが、俺は実力者なんかじゃないぞ。」
「お前の中ではそうなんだろうな。・・・はい、完了。諸々の手続きは明日の朝で間に合うか?今日にでも買いに行くなら、契約書は後にして堀北さえ呼んできたら払ってやるよ。言っておくが、俺があいつを嫌いなのは変わらないからな。」
「いや、明日でいい。すまないが明日の放課後、一之瀬と共に来てくれ。短期決戦でCクラスに仕掛ける。」
「あいよ。じゃあ頼むよ、共犯者くん。俺はもう帰って寝る!」
その後のことは特筆することはない。無事にダミーカメラを設置したDクラスはCクラスの加害者連中を呼び出し、一之瀬と共に追い詰め、訴え出を撤回させることに成功した。一之瀬も一時は心配したが、どうやら折り合いをつけることが出来たようだ。クラスでも以前と変わりなく・・・いや、以前より白波の圧が増している気もするが、日常にもどりつつあるようだ。
その後はもう、すぐに期末テスト。それが終われば夏休みだ。
※()内は前話での変動
学力 :61(+1)
知性 :53(+1)
判断力:75(+1)
身体能力:83(+1)
協調性:62(+1)
総合 66.8(+1.0)C+ランク ※倍率×1.1
綾小路を書いていると、乱数のせいもあるけど何だか当初思ってた方向とは違う方向に筆がノリ出したので自分でもビックリです。
しかし、こいついつも屋上に向かってるな…
しかし実際、Bクラスってどうなんでしょうね。
「雰囲気はDと変わらない」「実力があるのだろう」っていう原作の一文に解釈の余地がありすぎませんかね。それなのに見せ場少なく、人物描写も2年生編まで希薄。帆波ちゃんが綾小路にNTRれるのを指を加えて見ている感じなんかね。
そこまで原作を読み込んでないので解釈違いがあったら申し訳ないですが、最初からBクラスにヒカルくんのようなムーブする実力者がいてもいいと思うんですよ。
(ランダムイベント関係)どの能力を伸ばす?※能力値+5
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学力
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知性
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判断力
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身体能力
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協調性
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潜在能力