寒いですね。
乱数の女神の教会(主として銀玉やメダルを扱っていて、何故か古物商が隣接している)に行けば暖房無料で、懐にも優しい。(増えるとは言ってない)
ダメでも乱数の女神に寄付したと思えば良いのです。必ず貴方に帰ってきます。
さあ、共に祈りましょう。ハイビスカス(エンジェル・ハイロゥ)が光れば福音の時です。
※()内は前話での変動
学力 :62(+1)
知性 :53(±0)
判断力:75(±0)
身体能力:84(仮上限)
協調性:62(±0)
総合 67.2(+0.2)C+ランク ※倍率×1.1
第16話
あー胸くそ悪い。目覚めも悪い。夜明け前に起きてしまった。まぁでも誰もいない時間なら出来ることも多い。
とりあえずトイレに行って、体でも拭くかと滝に行けば、姫野がそこにいた。何となく男女で生活スペースを区切っているが、トイレ含む水回りは共用だ。
「よう。テントはよく寝れたか?」
「あんたもバカね。王様の耳はロバの耳って。他人が黒と決めたものでも、私の中で白いものは白いままでいられる。口に出すから損をするのよ。」
「そういう性分なんだ。サッカーしててもそうだ。勝ちたいときは、ケンカしてでも主張しなきゃならんときもある。」
服を脱ぎながら話す。男子の部活あるあるだが、外で着替えることに抵抗はない。パンツまでなら女子に見られてもOKだ。
「ちょっと止めてよ。人に見られたらどうするのよ。」
「俺は気にしないぞ?」
「私が気にするのよ。半裸の男と2人きりなんて外聞が悪いったらありゃしないわ。」
そう言いながら顔を赤くして背けるところが男を誘ってると気づかないのかね、この娘は。眼福、眼福。
体を拭きつつ姫野で遊んでいたらカットインしてくる声が聞こえてきた。
「2人とも早いね!おはよう!」
我らが委員長様がお目覚めだ。どうやら率先してハンモックで寝ていたらしい。寝顔の写真とか高く売れそう。
一之瀬はこの合宿でクラスメイトの大半から更に支持を集めている。もはや神権政治の様相を呈しており、時に逆らう俺はそのうち異端審問にかけられるだろう。
「おはよう、一之瀬さん。」
「おはよう、一之瀬。こんな格好ですまない。」
俺は挨拶だけすると、そそくさと服を着て、去る。
「あぅっ・・・!」
一之瀬の声が聞こえるが、聞こえないフリをする。きっと、半裸姿を咎めようとしたのだろう。そうに違いない。姫野が冷たい目をしてるのにも気づいていないぞ、俺は。
さて、昨日のバナナ畑で朝飯を食って、点呼を受けたら単独行動させてもらおう。
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・乱数生成イベント
2日目の活動方針
1 探索(Aクラスと遭遇):知性
2 探索(Cクラスと遭遇):身体能力
3 探索(Dクラスと遭遇):協調性
4 探索(食料確保・山):判断力
5 探索(食料確保・海):学力
6 バッドイベント:ランダムステータス低下
ダイス結果:1
判定:知性 +1
●リーダーを見破る
1d100ロール結果と知性を参照し、見破る確率を決定。
ダイス結果:54
見破る確率:54×54/100=29.16%
1d1000ロールで292以下なら成功
ダイス結果:86(成功)
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「颯!俺は今日も探索に行ってくる。夜の点呼までには戻ってくるから、一之瀬と神崎に伝えておいてくれ。じゃ!」
返答は聞かず、歩き出す。
さて、時計回りに島を歩きますか。島の大きさはせいぜい800メートル四方の正方形に収まる形だ。だが、起伏や植生による視界の制限などで、それよりも倍近くの大きさに感じる。他のクラスはどのようなところに居るのだろうか。
あーやっぱり一人が落ち着くなぁ。あ、でも姫野との掛け合いも楽しいんだよね。もうちょっとデレて欲しいなぁ。
なんて思っていると、第一村人発見。
「あっ!お前、こんなところで何している!Aクラスの人間じゃないな!?」
こちらから聞くまでもなくAクラスであると話してくれた、この親切で頭の足りなさそうなのは誰だろう。
「どうした、弥彦?」
「あ、葛城さん!卑怯なBクラスが偵察に来たんです!こいつ確か“立ち往生”の小澤です!」
こいつ、ブッ●す。どうせなら“素晴らしき”とか“衝撃の”とかにしてくれたらカッコイイのに…
「ふむ、小澤か。そこで何をしている?」
「何って、探索?お前らもしてるだろ。ここに来たのは偶々だ。」
「ウソつけ!2位の癖に俺たちAクラスと差が開いてるから、リーダー情報を抜き取りに来たんだろう!葛城さん、コイツは二つ名の通り、恥ずかしい奴です!」
俺の
「その薄汚ェ口を閉じてろ。臭えンだよ。」
「ヒィッ!」
おっといけない、殺意が高まりすぎて俺の心の中のリトルアクセラレータさんが勝手に出てきてしまいました。これでは交渉になりません。師匠のロジャー・スミス仕込みの
「次にその二つ名で呼んだら、無事にその次の日の朝日を拝めると思うなよ・・・!」
「ヒィッ!」
これこそがパーフェクトネゴシエーションです。
「すまない、小澤。こちらにも色々と事情がある。こんなテストをしている最中だ。多少神経質になっているんだ。」
・・・焦り?警戒?あまりに過剰だな。そもそもAクラスは2つの派閥に別れている。そんな中、この試験では坂柳さん不在で葛城がリーダーをしている。葛城は下手を打てないし、元々保守的な人間がさらに手堅く行こうとする。
一方で、リーダー選出の定石は①基本的に拠点から動かず、②指導者以外の人間で、③責任感もしくは信頼感のある人物、だ。そして葛城は定石を外せない人間だ・・・。
フムフム。なるほどねぇ。南雲先輩の密命で予めAクラスを探っておいて良かったよ。どっかに神室さんがいたら答え合わせしてもらおう。多分、敵の敵は味方理論で坂柳派はある程度協力してくれるハズだ。
「そうかい。じゃあお元気で。
「あぁ、ありがとう。」
あーあ。この分だとCクラスやDクラスにもやられそうだな。俺たちも反面教師で気をつけよう。スパイもいることだし。とりあえず一旦帰って、一之瀬と情報共有・・・は後にしておこう。人間、収入の予定があるとリスクを軽視しがちだ。あいつらにはポイントを守ること、ポイントを奪うことがどれほど大変か、理解ってもらわないとなぁ。
お?こんなところにスイカ畑がある。2つならいけるか。いや、頑張って3つ行こう。
「ただいまー。ふぃー、疲れた。」
「すごい!今度はスイカだね!」
「ああ、バナナと同じようにあったから持てるだけ持ってきた・・・って、何でDクラスがいるんだ?」
ふと見れば綾小路と
「また一之瀬が拾ってきたんだろう?元のところに捨ててきなさい。スパイは1人だけで十分だ。」
「やっぱり、貴方たちのところにもCクラスの人がいるのね。一之瀬さん、BクラスとDクラスは今回の試験で利害関係が一致しているわ。協力出来ると思うの。例えば、お互いにリーダー指名をしない、とか。」
堀北が一之瀬と交渉しようとしている。あっちは一之瀬と神崎に任せるか。
俺は綾小路を手招きし、少し離れたところに誘導する。
チョイチョイ
「?」
「Bクラスは見ての通り、サバイバルを真面目にやり、可能ならAクラスとCクラスのリーダーを暴きに行くのが基本路線だ。Dも同じと見ても?」
「ああ、構わない。」
「ちなみに、Aクラスとは接触した?俺はさっきしてきたが・・・」
「俺も昨日、たまたまではあるが洞窟のところで遭遇したぞ。」
「リーダー情報は、共有する?」
「その辺りの方針は堀北が、或いは平田や櫛田が決めるだろう。」
「そうか。欲しければ情報を売ってあげても良いなと思ったから聞いてみたんだが、どうやら目星はあるようだ。ところで“弥彦”って名字わかる?」
「あぁ、櫛田に聞いたが、戸塚だそうだ。」
はい、答え合わせ完了。50CPゲットだぜ!
いやしかしコイツも手が早いな。明日明後日にはCクラスのリーダーも見破るかもしれない。
まぁ、綾小路にとってはラクな試験になりそうだな。むしろあの集団を見てると、どれだけ減らさないかが大変そうだ。
「まぁ、困ったらお互い助け合おう。差し当たり、こっちの方に真っ直ぐ行けばバナナ畑が、島の外周に沿って時計回りに行けばスイカ畑があるぞ。スポット占拠はしていない。」
「ん、助かる。Dクラスはあっちの小川沿いがベースキャンプだ。」
「おう!じゃあな!」
姫野は洗い物組?隣は津辺さん?集団行動出来てエライでちゅねー。え、刃物持ってる・・!殺さないで・・・!このスイカを献上しますから!
うん、拾ってきた。川で冷やしてみんなで食べよう。
津辺さんのキラキラした瞳が気持ちええんじゃあ!
あ、知恵ちゃん先生?リーダー以外がリーダーを指名する権利っていくらで買える?
あんまご都合展開にしたくなかったけど、サイコロがやれと言うから…
ここでそれ引くなら50%確変くらいパッと引いてくださいよ…
あと夏休みに能力上がりすぎ、と思った方。大丈夫です、これでも乱数次第で間に合うかギリギリのラインです。
(ランダムイベント関係)どの能力を伸ばす?※能力値+5
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学力
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知性
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判断力
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身体能力
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協調性
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潜在能力