アンケートありがとうございました。潜在能力値を上げることにします、が…
感想でも指摘されましたが、やっぱり潜在能力値って解釈と運用が難しいですね。作者に後付設定を許すか許さないか、という議論になってしまいます。
あと何か書きたいこと書いてたら、いつの間にか無人島編の落とし所が迷子です。誰か拾ってませんか?
※()内は前話での変動
学力 :62(±0)
知性 :54(+1)
判断力:75(±0)
身体能力:84(仮上限)
協調性:62(±0)
総合 67.4(+0.2)C+ランク ※倍率×1.1
第17話
さて、今日も今日とて協調性の欠片もない俺は、せっせと個人プレーに走るとしましょう。
いや、欠片くらいはあるけど今は発揮するとこじゃないしね?結果出してる間は文句言う奴もいないでしょ。サッカーでも言うじゃん、ストライカーはエゴイストだからこそストライカー足り得ると。ちなみに俺はフィリッポ・インザーギが好きだ。
話が逸れたが、あとはCクラスのリーダーが判明すれば、もうこの島でやることもない。リタイアでもするかね。いや、リーダー指名もしたいし、さすがにダメかぁ。
でもまぁ、昨日、一之瀬が堀北と話した限りではCクラスはBとDに残した生徒を置いてリタイアしたらしいし、本当にそうであれば本気でやることがない。
ということで、探索とは名ばかりにDクラスにちゃちゃ入れに行こう。
さて、しゅっぱ「どこに行くのかなあ・・・かにゃ?」
ヒェッ
背中に冷たいものが流れる。アカン。委員長はん、めっちゃ怒ってはりますわ。ナタ持ってる可能性が微レ存ですわ。
恐る恐る振り返ると、一之瀬がすっかりハイライトの消えた目でこちらを見ている。いや本当に見てるか?
「私はクラスが一致団結してこの試練を乗り越えようと言ったはずだよね、小澤くん。」
「いや、俺は探さ「それってこの2日間でほとんど終わってるよね?」
「・・・ここじゃ話しづらいから、場所を変えよう。それとも、一緒に探索行くか?」
「・・・うん!じゃあDクラスの様子でも見に行こっか♪」
あ、やば。
カワ うま
俺たちは森の中を歩きながら話す。
「さて、帆波くん。」
「何でしょう、ヒカル先生?」
イチイチ可愛いな、コイツ。襲ってやろうか。
「この特別試験、サバイバル試験を頑張ることで、順調にいって200ポイント前後を稼げるだろう。」
一之瀬が頷く。
「しかしリーダー当てもまた、この試験では重要な要素であることは間違いないよな?」
「うん。でも外したときのペナルティが大きすぎる。」
「確かにそうだ。もう一つ、自分たちのリーダーをどう守るか、ということについてどう思う?」
「・・・もし金田くんが本当にスパイで、当てられたら、ということ?」
「そうだなぁ、AクラスとCクラスについて話を整理しておこう。Aクラスリーダーの葛城、真面目でバランス良く能力が高い。性格はどちらかといえば保守的。まぁ、一之瀬もこの辺のスペックは負けず劣らずだがな。だから
「ちょっと待って・・・・・・ということは、今の状況、2対2ってこと!?」
これだから優秀なやつは嫌なんだ。1の情報から3も4も導き出しやがる。こんなのが敵にも上級生にもわんさかいるってんだから、遣る瀬無ぇ。俺の肉体労働の時間を身体で返しやがれ。
「端的に言えば、そうだ。いや、そうなっているだろう。まだ確定は出来ない。」
「もしそうだとしたら、Cクラスに差を詰められるだけじゃなく、Aクラスとは一朝一夕で挽回出来ない差が開いてしまう可能性がある・・・。」
「そう。そしてそうなったとき、クラスのモチベーションはどうなるかな?」
「小澤くんはどこまで読み切って・・・?」
「いや、俺が話せるのはここまでだ。いたずらにクラスメイトの危機感を煽るのも気が引けてなぁ。もう少し確証を持てたら一之瀬や神崎にも共有しようと思っていた。で、今日俺は、Dクラスに行ってその状況を確定させるつもりだった。」
よっしゃ、切り抜けた!まぁ、別に契約書なんて作る気無かったし、他に確認したいことがあったんだけどね。
“ヒカルくん素敵!抱いて!”エンドはもうすぐ・・・
「でもそれとクラスでの協力姿勢の話は別だよね?」
Oh…
「・・・わかったよ。善処する。一応、言い訳だけさせてくれ。クラブ活動熱心組じゃないか、俺?んで1学期は
「ごめんね、気遣わせちゃったかな・・・。」
一之瀬は立ち止まり、今にもフルフルと泣き出しそうになっている。そうだ、クラスの和を重んじるこの子に孤独感なんて言っちゃあいけない・・・。
俺は思わず一之瀬の肩に手を置き、反対の手で顔にかかった髪をかき上げつつ前を向かせた。
「違う、そうじゃない、そうじゃないんだ。これは俺の弱さの問題なんだ。だから、その、そんなに悲しい顔をしないで欲しい・・・。」
一之瀬と目が合う。
・・・まつ毛長えな。こんな環境なのに肌スベスベだな。
なんか、真っ直ぐ一之瀬を見たの初めてな気がする。
1秒か、2秒か。俺は手を離し、慌てて一之瀬から背を向ける。
顔真っ赤なの自分でもわかるわ!あー逃げたい、逃げ出したい!
「・・・一緒に頑張ろう、
背中から声をかけられる。俺は一生、コイツに勝てる気がしない。
Now Loading…
俺が再起動を果たした頃、俺たちはちょうど良くDクラスのキャンプ地に着いた。
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・乱数生成イベント
櫛田のダークサイドを見破れ!
1d100ロール結果と知性を参照し、見破る確率を決定。
ダイス結果:77
見破る確率:77×54/100=41.58%
1d1000ロールで416以下なら成功
ダイス結果:580(失敗)
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一之瀬が声をかける。
「桔梗ちゃん、精が出るね!」
「帆波ちゃんと
あ、殺意の波動を隣から感じる。
「桔梗ちゃん、ちょっと待ってて。輝くん、集合。」
「どういうことかなあ・・・かにゃ?どうして、いつの間に桔梗ちゃんとそんなに距離を詰めているのかにゃ?」
「どうもこうも、こないだの暴力事件の時に一緒に聞き込みしたから・・・。」
「聞き込みだけで名前呼びまで?」
「そのあと、2人でレストランに行きました・・・。」
「今度、輝くんの奢りね。」
「おかのした」
「で、輝くん。Dクラスと相談って何?」
「そこまで大した話じゃない。Cクラスの動向が読めないから、情報収集ってとこだ。」
堀北は嫌いだし、洋介と桔梗ちゃんと綾小路で何とかならないかなぁ。
「桔梗ちゃん、綾小路か洋介、最悪は堀北はいる?」
「おっけー!」
「もう!仲良くしなきゃダメだよ!」
・・・チッ。桔梗ちゃんと共に3人とも来た。
「洋介、順調かい?」
「小澤くん!まあ、どうにかこうにか、かな。」
苦笑いしつつ洋介が答えるのを見て、何となく予想が正しいことを察する。
「それで、本題は何?忙しいから早くして欲しいんだけど。」
このクソアマ・・・!18万PPを俺から借りてるくせに何でこんなに高圧的になれるんだ!
「昨日、Cクラスがリタイアしたと聞いたが、本当か?」
「そうよ。昨日、浜辺で特別支給ポイントを浪費していたわ。何を考えてるのかしらね。」
「ふぅん。で、見たのか?」
「何をかしら。」
「
「あなたは何が言いたいの?」
「少なくとも2人はCクラスの人間がこの島に残っている。アイツらのうちどちらかがリーダーである場合、俺たちはまだリーダーを指名されるリスクを負っている状態だ。あと、Aクラス。お前らも見たんだろ?連中は洞窟に閉じ籠もっているが、あの中にCクラスの人間が紛れ込んでいる可能性だってある。俺たちBクラスとDクラスの利害関係が一致しているように、AとCだって一致しているんだ。」
「・・・一考の余地はあるわね。だけど、具体的には私達に何をして欲しいの?」
「少なくとも、『BとDはお互いにリーダー指名をしないこと』の確約。それからスパイと思われるCクラス離脱者の監視強化。あとは判断を任せるが、AとCのリーダー情報がわかったときに共有してもらうこと、かな。」
「1つ目は昨日、一之瀬さんに言った通りよ。違えるつもりはない。2つ目は言われるまでもないこと。3つ目は約束出来ないわ。」
ん、何となく距離感がわかってきたぞ。
「了解。ま、困ったらお互い助け合っていこうじゃないか、なあ洋介。あと、時間ができたら遊びに来いよ。洋介や桔梗ちゃんならみんなも歓迎してくれるさ。颯だって喜ぶだろう。」
「そうだね、小澤くん!」
「なぁ一之瀬。」
Dクラスから離れ、ボソリと呟く。
「どうしたの?」
「俺は、間違ってないかな?」
「・・・大丈夫。私達みんなで、勝とう。」
書く側に回って感じるのですが、PCで打つと、文体が固くなりがち。最近はスマホから打ってるので軽くなりがち。
輝くんの口調が安定しないのもその辺りが理由です。
実力が足りないことを自覚し、焦る輝。
実力はあるのに、性格が災いして無難な対応しか出来ない一之瀬。
互いの思いが時にすれ違い、時に合わさって困難を解決する、そんな物語が書きたいのですが。
お目汚しすみません。