主人公を出すと言ったな。あれはウソだ。
アンケート投票ありがとうございます。
今でもどう進めれば良いかわからない選択肢がありますが、1/120ならそうそう引くことも無いでしょう。次の1回転でGOGOランプが点くより低いんですよ?
ということで後編を初投稿です。
※()内は前話での変動
学 力 : 60(±0)
知 性 : 47(+2)
判断力 : 72(+1)
身体能力: 81(±0)
協調性 : 60(±0)
総合 64.0(+0.6)C ランク
第8話
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<乱数生成イベント>
・中間テスト(難易度 60)
1d100 ダイスロール結果及び学力により結果判定。
ダイス結果:22
判定:41(失敗)
※ペナルティ無し。
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小テストの結果がそのまま中間テストに反映された形だ。
輝は一之瀬や神崎らの献身にもかかわらず、何とか赤点を逃れるだけの結果に終わってしまった。
「・・・神崎君、これは?」
「・・・かつて、小澤輝だったモノだ。いや、本来のアイツに戻ったと言うべきか・・・。」
輝は白目をむいて放心している。
「どうやら気負いすぎて本番前に燃え尽きてしまったらしい。まあ、平均点を下げてクラスの赤点ギリギリ組を救いに行ったと思えば・・・。いや、ダメだな。この先もこんな感じだと期末テストやその先の試験に悪影響が出る。荒療治が必要かもな。」
「うーん・・・星之宮先生に相談してみる?一応、養護教員だしメンタルケアも出来るかもしれないし。」
「そうだな。・・・おい!そろそろ起きろ、輝!」
(燃えたぜ、燃え尽きたぜ・・・。真っ白によ・・・。)
「ダメだね・・・。神崎君、私、小澤君を連れて保健室行ってくるよ。星之宮先生と話したいこともあるし。」
「すまないが頼む。俺は教室でクラスの勉強会組と今回の反省をしている。」
「りょーかい!ほら、小澤君、行くよ!」
Now Loading....
「あらー♪いらっしゃい、一之瀬さん。今日は・・・あぁ、さっきから
一之瀬の隣にいる茫然自失の輝を見て察する。
「まぁ、とりあえずこっちのベッドに寝かしちゃって!後は私があ〜んなことやこ〜んなことして看病しておくから、帰っちゃってもいいわよ♪」
「もう!何言ってるんですか!・・・実は、先生に相談したいことがあったんです。」
「わかった。ちょっと待ってね。」
そう言うとおもむろに席を立ち、星之宮は保健室のドアに<面談中>の札をかけると一之瀬の前に戻ってくる。
「それで、改まってどうしたの?」
「今回のテスト、B クラスは平均点よりは上の点数で、退学者を出すことなく終わることが出来ました。でもAクラスの一部や D クラスでは、ほぼ全教科満点という生徒が多くいました。いったい、何があったのでしょうか・・・。」
「ふむふむ。ところで一之瀬さんは、先生が中間テスト前に言っていた言葉を覚えているかな?」
「・・・わかりません。いったい、どの言葉でしょうか。」
「『私は、このクラスが一人の退学者を出すことなく中間テストを乗り越えることが出来ると確信しています』と言ったのよ。覚えていない?」
「それは覚えていますが、でもそれは私たちを信じている、という意味なのでは。」
「違うよ。『確信している』と『信じている』は全く違う。そこに気づけなかったのが、 今回のテストで差がついた原因だね。」
「そこに気づくことが出来れば、何が変わったのでしょうか。」
かなり気落ちした様子で一之瀬が問いかけるが、星之宮は判断に迷っている。答えを教えることは簡単だが、果たして一之瀬やBクラスの実力はそれで向上するのだろうか。この先、この優しい少女が後の 39 名を率いて様々な厳しい特別試験に立ち向かっていくことが出来るのであろうか。・・・私のように、私達のように後悔を残すことなく学校生活を送ることが出来るのだろうか。
そのような事を逡巡していると、保健室の奥から声が聞こえてきた。
「過去問の存在に気づけたかどうかだ、一之瀬。」
星之宮と一之瀬が目を向けると、ようやく再起動した輝が起き上がってこちらに向いていた。
「過去問って何?小澤君。」
「この学校では1年生最初の中間テストでは過去、少なくとも数年の間は同じ問題を使用しているんだ。」
「えぇっ!?どういうこと!?」
「どういうこともこういうことも、そのままの意味だ。だから、過去問を手に入れることが出来たAクラスの一部の生徒やDクラスの大勢が良い点数を取れたんだろう。BクラスやCクラスでも気づいた生徒はいるかもしれないが、過去問を手に入れられること、クラス全体に共有することはまた別の問題、ということだ。」
一之瀬と星之宮は驚きを隠せないが、先に星之宮が口を開く。
「正解よ、小澤君。でもどうやって気づいたのかしら?どうしてクラスに共有しなかったのかしら?」
一之瀬は聞きたい内容が星之宮と同じだったので黙っている。
「思えばヒントはあちこちにバラまかれていた。先生がさっき言った言葉もそうだし、何より不自然ないきなりの小テストと試験範囲変更。あとは・・・」
「あとは・・・?」
一之瀬が続きを促す。
「・・・南雲先輩だ。」
意外な名前が出たことに一之瀬は更に驚きを隠せない。
「なんで副会長が!?一体副会長から何を言われたの?」
「試験前に2人で話すことがあったんだ。最初は一之瀬のことを聞かれたんだ。『どんなやつなんだ?』って。一之瀬は生徒会入りを生徒会長に断られたんだろ?副会長が気になるのも無理はない。」
「でも中間テストとは関係ないよね?」
「その後にな、“激励”を受けたんだ。ついでに“お小遣い”ももらってさ。こんなの必要無いと一旦は断ったんだが、『これは
「でも小澤君はそうしなかった・・・。言ってくれたらみんな良い点が取れたかもしれないじゃない!」
「いや、俺も言ったよ?『もっと俺たちを頼ってくれていい』って。」
「・・・ッ!」
「考えようもあるんじゃないか?どうせ今回の過去問作戦なんて一回こっきりの作戦でしかない。期末テスト以降は、おそらく使えない。それよりもクラスメイトに危機感を持たせ、勉強会で<勉強する習慣作り>をすることが出来た。これも立派な成果だと思うよ?退学者も出なかったし。」
「でもそれは結果論で、もしかしたら出てしまったかもしれないし・・・」
「・・・そこまでにしておきなさい。」 口論になりかけた空気を星之宮が止める。
「少し落ち着いて、しっかりと話し合いなさい。この先の 3 年間、後悔の無いように。 私は職員室に用事があるから、話し合いが終わったら鍵をかけて返しに来て。・・・あ、いくら一之瀬さんが可愛いからと言って学校で襲っちゃだめよ♪」
「もう!場所を開けてくれるのは感謝しますから、早く出てってください!」
少し顔を赤くした一之瀬が星之宮の背中を押して保健室の外に押し出す。
(果たして、これで良かったのだろうか。)
輝は自問を繰り返す。一之瀬との話し合いが終わるともう下校時刻になっていた。
(今日はもう部活には行けないだろう。まあ、行ったところでおそらく誰かいるわけでも ないし・・・あー、一之瀬には嫌われちゃったかなー。色々と言っちゃったし。一之瀬に嫌われるとクラスに居づらくなっちゃうからなー。神崎も呼べばよかった。・・・さて、コンビニでも寄って帰りますか。)
屋上に生温い風が吹く。長い髪が風に揺れる。一人の女生徒が誰もいないグラウンドを見下ろす。
「いつでも相談に来いとは言ったが突然の呼出とは、何かあったか?」
優等生である一之瀬の前では「頼りがいのある先輩」を演じてきたが、南雲は普段と様子が異なる一之瀬の姿を見て、考えと態度を変える。
「南雲副会長・・・。私を、生徒会に入れてください。お願いします。私は、BクラスからAクラスに上がり、結果を出し続けている副会長を尊敬しています。」
「そうか、ありがとよ。で、生徒会に入って何をするんだ?」
「生徒一人一人が幸せな学校生活を送る手助けをしたいです。」
「却下だ。そんなもん、誰だってできる。お前である必要は無い。俺も堀北会長とその点については同意見だ。お前は、何を成す?」
「私は、
「・・・・・・フハハッ!良い、良いだろう!取引だ、帆波。お前がBクラスに配属された理由を教えろ。なんとなくわかっているだろう?その代わり、俺の推薦としてすぐにでも生徒会役員にしてやる。強く言えば、普段のお前を知っている堀北会長も橘茜も、反対しづらいだろう。」
「・・・どうしてそんなことを教える必要があるのですか?」
「いつ反逆するかもわからない部下の弱みの一つや二つ、握っておかないのはバカの考えだ。王とは、慕われるから王であるのではない。力を持つから王なんだ。」
「・・・わかりました。言います。」
「もう一つ条件だ。俺に勝てなかった時のペナルティだな。俺に勝てたら、そうだな、卒業するときに持っている全てのppや人脈を渡す。卒業後も手助けしてやる。勝てなかったら・・・お前自身の
「・・・・・・お受けします。契約書は必要ですか?」
「いらん。アイツにも言ったことだが・・・・・・帆波、這い上がってこい。叩き潰して俺のモノにしてやるよ。」
獰猛な笑みを浮かべた2年生の王はヒラヒラと手を振ると、屋上のドアを開け、去って行った。
王にとっての悪とは他国や使えない臣下では無い。無為こそが王を殺す悪なのだ。
今までは原作展開を出来る限りなぞるようにしてきましたが、今後はオリジナル展開が増えると思います。
あとお気づきの通り南雲は好きなキャラなのですが、原作一年生編のかませっぷりが納得いかないので、最初から強キャラムーブしてもらいますし、一之瀬も早めに覚醒してもらいます。
その理由の一端は次の閑話で補足する予定です。
この作品でヒロインは誰にする?
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一之瀬帆波
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白波千尋
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網倉真子
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姫野ユキ
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南方こずえ
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安藤紗代
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二宮唯
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坂柳有栖
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神室真澄
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椎名ひより
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伊吹澪
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堀北鈴音
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櫛田桔梗
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軽井沢恵
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星之宮知恵