黒崎凪は不純物である 作:三世
たぶん前回のあらすじ
凪「捩月がツンデレ…?オ゛エ゛ッ」
捩【殺す♡】
凪「馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前(天下無双)」
捩【クソザコナメクジ♡自分の斬魄刀にやられちゃう♡】
凪「ファッ!?」
捩【オラ抵抗すんな(杓変)】
凪「あっ(絶命)」
…煽りカスなのは捩月では?
「もうお嫁にいけない…」
【本当に行けなくしてあげましょうか】
「怖っわ」
ゾッとしたぞ
「というかそうだ、こんなバカなことしてる場合じゃないんだ」
【その通りです、おそらくもう少しで……!】
突然、浴び慣れた霊圧を感じる。
「…来たか」
【はい、我々はどうしますか?】
「おにぃが来るのは多分もう数日かかる、修行を再会しよう」
【了解しました…では、次のステップに入りましょうか】
捩月を手元に引き寄せ、両手で柄を掴む。
「容赦は無し、本気で来て」
【…分かりました】
霊圧の上昇を、身体で感じる。
実質一年ぶりの解放だ、何が起きるかも分からない
だが、何故か口元からは笑みが溢れてしまう。
やはり私も、戦いが好きなのかもしれないな
【「“卍解”」】
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遮魂膜を抜け、瀞霊廷の中で一護は死神…斑目一角と相対していた。
「…解せねえな」
「あ?」
斬り掛かるよりも先に、斑目一角が口を開く
「振る舞いはまるで素人、とてもじゃないが戦士にゃ見えねえ」
「…そりゃどーも」
それなりに場数を踏んできたと思っていた一護は、自身を“素人”と称した死神に対し少し苛つきを覚える。
「だが反応は上等、体捌きに至ってはこの俺に近いと言ってやってもいい」
「あ?」
ふんぞり返りながら自身を親指で指し、中々に上から目線な言葉を列ねる一角に対し苛立ちが募る
「そう怖い顔すんなよ、褒めてんだぜ?」
「…」
自身を少し落ち着かせ、相手を睨みつける。まだ動く気は無さそうだ。
「ただの戦い好きの奴の“本能”で片付けるには出来すぎだと思ってな」
「…何が言いてえんだよ」
斬月の柄を持ち直し、鋒を相手に向ける。
「師は誰だ、一護」
予想外の質問だった、少し目線が緩むが持ち直し斬月を持つ手に力を入れる。
「──…十日ほど教わっただけだから、師と呼べるかはわかんねぇけど…戦いを教えてくれた人なら居る」
「…誰だ」
ふと思う、彼女の名乗っていた名前は
「……
「知らねえ名だな…だが覚えたぜ、その名前」
「そんなこと聞いてどうするつもりだよ」
「ハッ…決まってんだろ」
一角は片手ずつにに持つ刀と鞘を顔の前で繋ぐと、目線をさらに強くして此方を睨む。
「テメェを倒して、そいつとも戦うためだよ!!」
「…!!!」
「
鞘と刀が溶けるようにして繋がり、みるみるうちに一角の刀は姿を変える。
「……槍か!!」
「驚いてるヒマぁ無えぞ一護!!見誤んなよ!!!」
一瞬の踏み込みと共に一角の刺突が一護を襲う…が
「…遅せぇッ!!!」
刺突を避けると共に一角へと反撃を加えるが、槍の柄で防がれまた距離を取られる。
「長物相手はもう慣れてんだよ!」
脳裏にはあの羊の仮面が映る。一角の刺突も速いが、あれに比べてしまえば十分に鈍く見える。
「長物?違うぜ」
瞬間、一角は一気に距離を詰め、また一護の顔目掛け突きを放ってくる。
…妙だ、何故距離を詰める?槍ならばある程度の距離を取りを活かして攻撃してくる筈、ならば何故?
ふと、時化の言っていた事を思い出す。
『映画とかでもよく言ってんじゃん、“目に見えるものが全てじゃない”って』
「裂けろ鬼灯丸!!!」
これは、
「…横か!!」
「!?」
何故か顔の横にまで迫っていた槍の刃を弾き返し、また間合いを取る。
「…初めてだぜ、鬼灯丸が
「いや、そこまでは分からなかった」
「潔いな!?しかも気付いて無かったのかよ!?」
斬月を両手で持ち直し、 狙いを定める。
今度は、此方の番だ。
「ふっ!!!」
一角の前へと跳躍し、一気に距離を詰め斬り掛かる。
避けられてしまい斬撃は後ろの壁へと。
「…なっ!?」
壁は威力を殺すことが出来ずに抉れ、ガラガラと崩れる。
「こっからだぜ一角、見誤んなよ」
「…言うじゃねぇか…餓鬼が」
一護は十日間捩月の相手をしていたので長物相手はある程度経験があります。