暗殺教室 不良児は認められたい   作:ZWAARD

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加えてたくさんの高評価、感想ありがとうございます!

今回も投下しますのでお付き合いください……!


186話 クリスマスの時間

 

『え、今日、お父さん帰って来るの?』

 

「うん。せっかくだし、ヒナも会ってみない?」

 

『い、いいのかな?気が早くない?』

 

「………?別に気が早いとかなくない?」

 

『……………鈍感ばーか』

 

「理不尽だ……」

 

 父さんが帰って来る。今日の昼頃に空港に着くそうだ。

 ヒナになんとなくそれを報告してみる。前々から父さんもヒナに興味があったらしく、挨拶したがっていたから。色々と支えてもらってることを伝えたら、凄く感謝していたし。

 

「ま、そう気負わないでよ。父さん的には『息子がお世話になってます』って程度だろうからさ」

 

『本当に?親子3代に渡って犯罪歴がないか〜とかみられない?』

 

「大丈夫だって」

 

『ま、流石にそこまでは————』

 

「もう調査済みだってさ」

 

『やっぱ怖いよ!!?なんでそんなこと知ってるの!?』

 

「ほら、前にドッキリで父さんに『彼女ができました〜』って写真送ったことあったじゃん。あん時と写真一枚から名前と家族構成とかまで調べたらしい。あと、恋愛相談に乗ってもらった」

 

『だから怖いよ!?乃咲家の情報網!!写真一枚でそこまで辿り着けるかな、普通!?』

 

「普通じゃないから辿り着く」

 

『尚更怖いよ!?』

 

「ヒナヒナ、俺を見てくれ」

 

『うん?』

 

「どう思う?」

 

『キャー!うちの彼氏かっこいい〜!』

 

「わーい!褒められたぁ〜!ってそうじゃなくて、俺の父さんだぞ?この超絶最強天然強化人間系中学生の圭一くんのお父さんですよ?普通な訳ないじゃん?」

 

『うーん、嫌な説得力』

 

 テレビ電話の向こうで彼女が困った様な顔をしていた。

 困ってる表情も可愛いなぁ、うちの彼女。だからって積極的に困らせたいとは思わないけど、ちょっと悪戯して困らせたくなる気持ちもムラムラと湧いてくる。もしかすると、これが好きな子イジメをしてしまう男子の心理なのかな。

 

 しかし、悲しいかな。かなり真面目に生きて来た乃咲くんには悪戯の加減がわからないのである。

 そういうの、小さい頃から怒られながら『ここまでなら大丈夫』みたいな範囲を見つけていくんだろうけど、生憎と怒られない様に必死に生きて来たからか、自発的な悪戯で怒られた経験がない。もっとも、俺に悪戯の自覚がないものでトメさんに叱られたことはあるかもだけど。

 

 カルマとか近くにいるけど、アイツの場合は悪戯じゃなくて嫌がらせだしな……。参考にはできない。

 

 ヒナに悪戯して、それが思った以上にアウトな行動で嫌われる結果に繋がっちゃいました〜とかは避けたい。んでも、だからってなにもしないのも寂しいよな。ヒナは割と悪戯してくるけど、可愛いし、彼女だから仕方ないなぁで笑えるだけだし。

 

 うーむ…………。

 

 何度が自覚的に悪戯したこともあるけど、その度にクソボケ〜!と罵倒されて来た。俺にはセンスがないのだろう。

 

『どったの、難しい顔して』

 

「ヒナにしても良い悪戯のレベルをこれからどう探っていこうかなと」

 

『急になんの話!!?』

 

⬛︎

 

⬜︎

 

⬛︎

 

「…………そうか」

 

 ヒナが近日中に会いにくることを伝えると、父さんは空を見上げ、目頭を抑えながら感慨深そうに呟いた。

 

「圭、とうとう圭一にも彼女が…………」

 

「まて、母さんの写真どっから取り出した。胸ポケ?胸ポケにいつも入れてんの!?」

 

「当たり前だろう」

 

「…………………………………そうか」

 

 今度は俺が目頭を抑える番だった。

 あれか。父さんに苦手意識を持ってた頃、父さん怖いなぁ、何考えてるかわからないなぁ、なんて思ってた時ですら、彼の胸ポケットには母さんのブロマイドが入っていたのか。

 しれっと頷きおって。アレか、もしかして戦争映画でよく見る、胸ポケットから恋人の写真を取り出して最期にフッと笑って死ぬシーンって実は誇張じゃない?恋人がいたら当たり前の心理なのか?

 

「それはそうと、圭一。例の進学の件は本当にいいのか?私としては嬉しいが、できたばかりの恋人をおいて私と一緒に海外に行く。それで後悔はないのかな?」

 

「今のご時世、テレビ電話もあるしな。それにヒナも応援してくれてる。お父さんといられなかった時間を取り戻しておいでって」

 

「…………最近の子はすごいな。圭の奴は私がハーバードに行く話をしたら最初、ヤダヤダと駄々を捏ねて一緒に着いていくと譲らず、最終的に学費や生活費諸々が無料になる特典を受けられるまで勉強して着いてきたのに」

 

「ごめん、ヒナの包容力ってか精神的な発達がすごいって褒め言葉よりも、母さんの破天荒さと達成したと言うか、やらかしたことのレベルの高さが勝ってるわ。母さんのことがますます分からなくなった……」

 

「………もともと成績関係は悪くなかったどころか、ずば抜けて優秀だったしな。SATで満点を取ったのを見た時は正直ドン引きした。すごいと言う感情より怖いと思ったのはあの日が初めてだったな」

 

 父さんは俺が知る中ではかなり万能な部類だ。そんな父がドン引きするレベルってどんな怪物だったんだ、母さん。

 写真で見た母さんは静かに微笑み、物静かで淑やかで理知的なイメージしかなかったのに。気が付けばロケットパンチの練習をして、マフラーを直列繋ぎで2人巻きし、父さんが引くレベルの才人だったとか言う面白キャラになってしまってる。

 

「ま、まぁ、ともかく。そんな訳だから、俺のことは心配しなくていい。そも、来年も地球があればって話だしな」

 

 俺の言葉に父さんの顔色が変わった。

 最近わかる様になった、柔らかい笑みを引き締めて、科学者の、大人の顔を俺に向けて来た。

 

「……実際、どうだ。教室の様子は」

 

「みんなの気持ちは同じだ。殺せんせーには生きてて欲しい。でも、やっぱり助ける方法が見つかってないのがネックだな。助けたい派と方法がないなら俺たちの手で殺したい派で別れてる」

 

「………お前は後者なんだな」

 

「話したっけ?」

 

「似た様な話は前にした覚えがあるし、お前はそう言うふうに考えそうだからな」

 

 父さんは思いの外に俺のことを分かってくれていた。正直、これを言うのはどうかと思うが、もうすぐ15年になる人生で一緒に生きて来た父と目の前の男が同一人物か疑わしくなることがある。

 それだけお互いのことを知らなかったってことなんだろうけどさ。

 

「父さん。実際、殺せんせーは助けられるのか?」

 

「………………きっと、助けられると言えばお前の心配事は消えるのだろう。なら、父親としては『助けられる』と答えてやりたい。だが、科学者として答えるなら、『No』だな」

 

「………理由を聞いても良いか?」

 

「まずもって出来る実験が限られている。基礎の理論は私が作ったものだ。だから、紐解くことはできるが、下手したら地球が消滅するようなものを地上で実験するわけにもいかない。実験で実証できない科学はただの机上論だ。ただの数式と妄想の産物でしかない。そんなものを科学とは言えない。だから、『理論上は』という無責任な回答をすることになる。お前は、それで満足できるか?」

 

「…………しちゃダメだろう」

 

「お前のそう言うところは私に似たな。これがもしも、行動してもしなくても人類が滅ぶ可能性があるという場面で、それを回避するための僅かな可能性を試したいと言うのなら、理論上は可能という言葉を使って背中を押すことも吝かではない。けれど、状況としては逆だ。滅びを回避する為の明確な手段として殺害があるのに、わざわざ可能性が低い、実証できないことを選ぶ。それは無責任だ」

 

 あぁ、俺は本当にこの人の子供なんだろう。

 考え方が本当に俺とそっくりだ。

 

「中学生には荷が重すぎる問題だ。世界が滅ぶ可能性を抱えたままでたった1人を助ける方法を探すか、70億人と地球にする全ての生き物の未来を守るためにたった1人を殺して世界を救うのか。お前たちの直面してる状況は壮大に言い表すとこうなるだろう」

 

「………そうだよな」

 

「個人的には、たった1人を助ける為に動くという連中のことは応援したい。私にも覚えがあるからね。その選択と勇気は賞賛するさ。でも、大人としては背中を押すことはできないな。やってみなさいと言えるだけの根拠がないのであれば」

 

「…………やっぱりそうするべきだよな」

 

 父さんの考えは概ね俺と同じだった。

 そういう意味で、俺は世間から見ても間違ってはいないのだろう。個人単位ではなく、億人単位で考えるなら。

 

「……学校で何かあったのかな?」

 

「実はさ……」

 

 父さんが聞いてくれたので、話してみた。

 教室で何があったのか。今、どんな状態なのかを。

 

 父さんは頷きながら聞いてくれた。そして大体のことを話し終わると真っ直ぐに俺のことを見ながら言った。

 

「どっちもどっちだな」

 

「………」

 

 頷きながら短くそう言った。

 

「潮田くんの気持ちも分かる。個人的には応援したくなる。だが、方法や手段を即答できないのは良くなかった。何か一つでも策を出したのなら説得力があっただろう。それがないのに助けたいの一辺倒で、殺すと主張した側に助けたくないのか?と聞くのは失言だった様に思う」

 

「無論、圭一の考えも分かる。殺せんせーを殺すか、助けるか。その試みは最終的に中学生の1学級に留まらず、世界滅亡にまで波及する。だから、殺すべきという意見は大人として賛成だ。だが……人のことは言えないけれど、言い方が良くなかった。それに加えて………………うん、そうだな。親としての視点で話すなら、"背伸び"し過ぎだと思う」

 

 思いもよらない単語が出て来た。

 背伸びし過ぎてるって……?

 

「腑に落ちないって顔をしているね。まぁ、無理もない。実際、それは親の贔屓目なしにも立派なことだ。自分の本心よりも大勢のことを優先するというのは責められるべきことではない。だから、あまり釈然としないだろう」

 

「私が言いたいのは、お前は先のことを考え過ぎているということ。何かあるかもしれない。よくないことが起きるかもしれない。そんな可能性を徹底的に潰そうとしている。それが、少しでも可能性があるなら手を伸ばしたいと言う本心を殺している。確かに殺すこと、そう選ぶまでに辿った思考と経緯は本物だ。偽りではない。けれど、1番叶えたいことではないだろう?」

 

「プランは用意するに越したことはない。メインプランがあって、サブプランがあって。色んな不具合に直ぐに対応できる様にする。それは社会に出たら必要なことだ。間違いない。そう言う意味で、私はお前が大人になってるという成長を感じることができて嬉しいさ」

 

「でも、お前はまだ、そんなことを考える時期じゃない。それは、私から見たら子供が自分の進路を選ぶのに周りを気にして"第一希望"を諦めて"第二希望"を選んでいる様に見える。事情があるから、仕方がないから、そうするべきだから。そうやって本命を諦めている様に感じてしまう」

 

「……それを、そんな選択をするにはお前はまだ若過ぎる。確実な方を選ぶと言うのは正しい。間違っている訳がない。だけど、不確実な方を選んでがむしゃらに突っ走る。無論、ただ突っ走るのは無責任だ。ある程度の計画性は必要だ。しかし、キミらが思うべき責任は本来、その程度で良いはずだ」

 

「なぜなら、殺せんせーという超生物の暗殺。それ自体、キミらではなく、我々大人が責任を持ってやり切るべき案件だからだ。子供の尻拭いを大人がやるのは当たり前。だけど、その逆はあってはならない。子供の本心を、願いを、大人の失態で潰えさせる。そんな者は大人ではない。少なくとも、これまでの14年間でお前にしてしまったことを振り返ると私はそう思うよ」

 

 ……父さんの言ってくれてる内容は、嬉しい。

 確かに、俺の選択は第二希望ってことになるんだろう。本命がうまく行くか分からないからこその妥協に近いのも否定しない。けれど、それでも、子供だからこの程度の責任でいいと言うのは違うだろ。

 結局、選ぶのは俺たちだ。なら、全ての責任は俺たちが背負うべきだ。大人は、大人たちの責任を負えば良い。

 

「責任を投げ出して良いとは言わない。自分の背負うべき責任を考え、大切にすることは親として誇らしい」

 

「なら………」

 

「しかしね、まだ猶予はある。数ヶ月は長い様で短い。だが、努力をするには充分過ぎる期間でもある」

 

「……でも、その間に方法が見つからなかったら。父さんですら見つけられない確証が持てない物を、見つけられるとは思えない。探し続けて全て徒労でした……そんなので納得も満足もできる訳がない」

 

「もちろんだ。でも、それは早計だ。やりたいことを我慢するべき理由にはならない」

 

「なんで?確実さを取るのは間違いじゃないって言ってたのに」

 

「言っただろ?猶予はある。お前には最終的に殺すという選択肢がある。単独で殺せんせーを殺せる人物は世界広しと言えども圭一くらいだ。殺すことでみんな助かるという確証があるのだから、それを選ぶのが自分の責任だと考えなのは無理のないこと。だが、最終的に殺せるのなら、道程がどうなっても構わないはずだ。遠回りでも、回り道でも好きなだけすればいい」

 

「…………は……?」

 

 父さんが何を言ってるのか、瞬間的に理解ができなくて思わず思考が停止しそうになる。

 

「さっきの例えを引っ張り出すなら、暗殺期限は高校受験日で、どんな選択をするのかは、第一志望と第二志望の高校選び。第一志望は少しハードル高めに、第二志望は確実に合格できるところを選ぶこと。これに当てはめるなら、圭一は既に第二志望は確実に通過することができることになる」

 

「それなら、第一志望に受かるように頑張れば良い。受験日まで時間があるんだぞ?なら、少しでも良いところへ行く為に、行きたいところを目指す為に勉強をする。それは、なにも不自然なことじゃないさ」

 

 父さんはそう言った。何気ないことのように、世界の命運を進路の選択に置き換えて、あっけらかんと。

 その言い方に思わず言い返してしまう。

 

「進学先を選ぶみたいなノリで話すことじゃないだろ!?」

 

「いや、同じだよ。息子の生き死にだぞ?私にとっては究極の進路選択さ」

 

「俺の生き死にだけじゃない!!ヒナや、みんなや、父さんだって下手したら死ぬんだぞ!?」

 

「死なないさ」

 

「なんで!?」

 

「お前は、どうしようもなくなったら、殺すことを選ぶから。それはきっと私にも変えられないだろう。だから、私が言ってるのは、責任の考え方だよ。お前は殺すことで世界を救うべきというけれど、世界を救うのがお前の責任じゃない。もし、本当に殺すことになったのなら、お前が責任を負うべきなのは、殺せんせー1人の命だ」

 

「……!?」

 

「だから、世界規模で考えるなんてことは大人に投げていい。責任を負わなくていい良い様に最善を目指すこと。それだって責任者が負うべき責任の一つ。まずはそこを目指しなさい。お前はまだやりきってない」

 

「…………でも………」

 

「…………少し安心した。お前にもまだ子供っぽいところがあって。『なんで?』とか『でも』とか。分からないことを親に質問する目的でお前の口から聞いたのは思えば初めてな気がする」

 

「…………」

 

「だから、私はこう答えよう」

 

 父さんは俺の目を見据えていった。

 世界最高の科学者らしからぬ言葉を。

 

「やりたいことをやりなさい。選びたいことを選びなさい。今回は殺せんせーの命にお前がどう責任を持つのか。それだけを考えなさい。世界の人々が〜などという部分は私が背負う。親として、お前がまだ背負えない、背負うべきでない責任は私が背負ってみせる。だから、選んだことを果たす為にがむしゃらに頑張りなさい。まだ、それが許される年齢なんだから」

 

「………科学者らしかぬ、非合理な言葉だな」

 

「親として話しているからね」

 

「世界の人々を背負うなんてできるのかよ……」

 

「できるさ、私は世界最高峰の科学者だからね。たった1人の嫁の為に世界最高峰になったら、次はたった1人の息子の為に世界を背負うくらいしてみせるさ」

 

 ……そうだった。たった1人の為に世界規模で力をつけた人物こそが俺の父親だった。そんな父親からの激励に俺は揺らぎそうになっていた。

 




あとがき

圭一の背伸び。実際、自分が中学生でこんな状況だったら渚と同じ様に殺せんせーを助けたいって思うだろうけど、選択で取り返しのつかないミスが起きてしまったら。助けたいのは分かるけど、普通は勢いでどうにかできる問題じゃないよなって、この小説を描き始めた頃に暗殺教室を読み返してみて思ってました。

中学生に対して責任云々を言うのはアレですが、実際に責任を負うようになって、色んな人と関わっていると、『〇〇したい!』とか言わず、具体案を何も出さない人とかとも出会う訳で……。それをやるのが発言力があって、周りを誘導したり、モチベーションを管理するのが上手い人なら本当に勢いでどうにかしちゃうこともあるけど、言うだけ言って何もしない奴もいる。

そんな昔はこう思ってたのになぁ〜的な振り返りで
最近の渚には助けたいという主張を言葉だけで終わらせず、具体的な方法や手段を模索させる方向で。
最近の圭一には目的意識に囚われ過ぎて、『あれしなきゃ、これしなきゃ』と抱え込んで葛藤する方向の考え方をさせてみてました。こう言う時って普段はできてることができなくなるんですよね。視野が広かった奴が急に周りが見えなくなって暴走するみたいなこと。本人には落ち着け、と言いたいけど、考えてること自体は間違ってないから強く言えない。でも、結論を焦り過ぎてる感じ。

ほんと、意見が分かれた時に『気持ちは分かるけど、でもそれやると〇〇なんだよなぁ』って考えをお互いにどこまで折り合いを付けるのかが大事……。


ご愛読ありがとうございます!
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