暗殺教室 不良児は認められたい   作:ZWAARD

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加えて誤字修正などありがとうございます!

今回も書き終わりましたので投下します。

お付き合いください……。


45話 潜入の時間

 

 聳え立つ崖を攀じ登る。

 

「へぇー!乃咲、結構身軽じゃん!」

 

「そっちもな、岡野」 

 

 岡野と半ば先行する形で崖を登る。

 さっさと登って律のリサーチから逃れた警備がいないかを確認するためにもこんな崖ごときに手こずるわけにはいかない。

 

「岡野、このまま登り切ろう。登ったら左右に分かれて軽く偵察。警備がこっちに来ないかどうかだ。やれるな?」

 

「ふん、任せなさい。なんならアンタより早く登ってクリアリングくらい終わらせてやるんだから!」

 

 そう言ってペースを上げる岡野に追従して崖を登る。

 俺と岡野が崖を登り終えるのはほぼ同時だった。崖を登り終えると同時にハンドサインで岡野に右側を見に行くように指示して皆が登り終えるまで俺は左を警戒する。

 結果、誰かが見にくるようなこともなく、無事に皆が登り終えるまで警備はこの通用口にはやってこなかった。

 律のリサーチは信頼性があるものだと証明された。別に疑っていたわけではないが、やはり、この目で確認するまで確信が持てないことはあるのだ。許してくれ、律。

 

 皆が集まったのを確認し、俺と岡野も扉の前まで戻る。

 ホテルの通用口に仕掛けられているのは電子錠だった。

 

『この扉の電子ロックは私の命令で開けられます。また、監視カメラも私達を映さないように細工できます。ですが、ホテルの管理システムは多系統に分かれており、全ての設備を私1人で掌握するのは不可能です』

 

「流石に厳重だな。律、侵入ルートの最終確認だ」

 

『はい、内部マップを表示します』

 

 律の元気のいい返事と共に俺たちのスマホにこのホテルの図面が映し出された。こうして改めて図面を見ると本当に複雑な作りをしている。階段の側に階段が配置されていない。これは侵入した後も移動で時間が掛かりそうだ。

 

『私たちはエレベーターを使用できません。何故ならフロントが渡す専用のICキーが必要だからです。したがって階段を登るしかないのですが、その階段もバラバラに配置されており……最上階までは長い距離を歩かなければなりません』

 

 律の説明の通りだ。もしかすると移動時間だけでタイムリミットギリギリかもしれないな。

 

「テレビ局みたいな構造だな」

 

「ん?どういうこと、千葉くん」

 

「テロリストに占拠されにくいように複雑な設計になっているらしい」

 

「こりゃあ、悪い宿泊客が愛用するわけだ」

 

「……だな」

 

「……行くぞ。時間がない。状況に応じて指示を出すから見逃すな」

 

 烏間先生はそう言うとドアを開けて、見える場所をクリアリング。その後、ハンドサインで着いて来い、と指示が来たので極力足音を立てない様に歩き、烏間先生の背につづく。

 

「……律。監視カメラの映像は確認できるか」

 

『できますよ』

 

「俺が最後尾を歩くから、俺たちの後ろから誰か来たらスマホをバイブさせて教えてくれ。敵が正面にしか居ないとは限らない」

 

『はいっ、了解です』

 

「構いませんか、烏間先生」

 

「許可する。律、俺のスマホも頼む。最後尾は任せたぞ、乃咲くん」

 

「はい」

 

『お任せください』

 

 烏間先生からも許可が降りたので、最後尾に回る。

 この少ない言葉数で許可が貰えることが、まるで烏間先生から信頼されている様に思えて嬉しかった。

 

 そんな嬉しさを噛み殺しながら背後を警戒しながら前列に着いて歩くと不意に皆の足が止まる。何事かと思って見てみると俺たちの眼前にはロビーが広がっていた。

 まずいな俺たちの進もうとしている非常階段はすぐそこだが、警備の人数が予想以上に多い。侵入早々にこのホテルに侵入する上での最大の難所がやって来た。

 

 どうする?このままだと全員突破は難しいだろう。数名ならいけるかもしれないが、敵が何人いるか分からない以上、少数精鋭って策は危険だろう。どうしたものか。

 

 全員で考えていると、ビッチ先生がサービスドリンクをさりげなく飲んでほろ酔いの様な表情を浮かべる。

 

「なによ、普通に通ればいいじゃない」

 

「状況判断もできねぇのかよ、ビッチ先生!?」

 

「あんだけの人数にどうやって……」

 

「だから、普通によ」

 

 菅谷の木村のツッコミが入るが、ビッチ先生はロビーの端の方に設置されたピアノをチラリと盗み見ると、鼻を鳴らし、優雅に歩いて行ってしまった。

 

「……にゅやり」

 

「にゅ、にゅやり?」

 

 殺せんせーの妙な笑い方に首を傾げるとほろ酔いを装っているビッチ先生がワイングラス片手にフラフラと歩き、ついには屈強そうな警備の1人とぶつかった。

 

「あっ、ごめんなさい……!部屋のお酒で悪酔いしちゃって」

 

「あ、お、お気になさらず。お客様」

 

「来週そこでピアノを弾かせて頂く者よ。早入りして観光してたの」

 

 ビッチ先生の言葉を警備員たちは別段疑うことなく受け入れたらしい。それを感じ取ったのはビッチ先生はニヤリと笑みを浮かべてピアノの椅子に座った。

 

「酔い覚ましついでにね、ピアノの調律をチェックしておきたいの。ちょっとだけ弾かせて貰っていいかしら?」

 

 フワリとした雰囲気のビッチ先生。そんな雰囲気に当てられたのか、何人も顔が照れの色で染まっていた。

 

「そ、それじゃあフロントに確認を……」

 

「いいじゃない?あなた達に聴いて欲しいの……。そして審査して?」

 

「し、審査?」

 

「私のことよく審査して、ダメなところがあったら叱って下さい」

 

 頬を赤らめながら言うビッチ先生。屈強な警備員達はあっという間に骨抜きにされ、ビッチ先生に引き止められたやつに関しては若干前屈みになってやがる。

 流石にビッチ先生と言うべきか、流石、ハニートラップの達人。男の扱いにかけては天下一品だな。

 そんなことを思っているとビッチ先生はすごい勢いでピアノを弾き始める。何処かで聴いたことがある様な曲。

 

「め、めちゃくちゃ上手ぇ……!」

 

「幻想即興曲ですねぇ。腕前もさることながら、魅せ方が実にお見事。色気の見せ方を熟知した暗殺者が全身を艶やかにつかって音を奏でる、まさに"音色"どんな視線も惹きつけてしまうでしょう」

 

 音色って。ピアノの音と、色気の色をかけているのか。殺せんせー、意外と小賢しいことを言うよな。

 

「ね、そんな遠くで見てないでもっと近くで確かめて?」

 

「「お、おぉ……」」

 

 最後に俺たちのそばに居た警備員を手招きで呼び込んでビッチ先生はそのままハンドサインを使って俺たちに指示を飛ばしてくる。

 

 "20分稼いであげる。行きなさい"

 

 ただ、思わず見惚れそうになった。ビッチ先生、やっぱり見かけ通りの人ではないらしい。

 

 ……もっと、この人たちから教わりたかったな。

 演奏するビッチ先生に後ろ髪引かれながら俺たちは全員で無事に非常階段まで突破することができた。

 

「ぶはぁ……!全員無事にロビー突破!」

 

「すげぇや、ビッチ先生。あの爪でよくやるなぁ」

 

「あぁ。ピアノ弾けるなんて一言も」

 

 皆が口々にビッチ先生への感想を呟く中、烏間先生が口を開いた。

 

「普段の彼女から甘く見ないことだ。優れた暗殺者ほど万に通じる。彼女クラスになれば暗殺に役立つ技能ならなんでも身に付けている。君等に会話術を教えているのは世界でも1・2位を争うハニートラップの達人なのだ」

 

 そうだ。普段の子供の様な振る舞いから忘れがちだが、ビッチ先生は本物のプロの暗殺者。俺たちとは経験値が違う。

 それを今後は忘れない様にしよう。

 

「ヌルフフフフ、私が動けなくても全く心配は無さそうですねぇ」

 

 殺せんせーの言葉に頷いた俺たちは非常階段を駆け上がり、2階まで上がって来た。そこで烏間先生は俺たちが全員いるのを確認すると俺たちになるべく普段着で来させた理由を語り出す。

 

「……さて。君達に普段着で来させたのには理由がある。入り口の厳しいチェックを抜けてしまいさえすればそこから先は客のフリができるのだ」

 

「客ぅ?悪い奴らが泊まる様なホテルなんでしょ?中学生の団体客なんているんスか?」

 

 その理由に菅谷が突っ掛かるが、そこに関しては俺も同じ疑問を抱いていた。こんな高級ホテルに中学生がそううじゃうじゃしてるとは考え辛いが……。

 

 そう思っていると烏間先生の口から意外でもあり、そして同時に納得してしまいそうになる理由が飛び出して来た。

 

「聴いた限り結構いる。芸能人や金持ち連中のボンボン達だ。王様の様に甘やかされて育った彼らはあどけない顔のうちから悪い遊びに手を染める」

 

「すげぇ、なんか嫌な金持ちのイメージ通り」

 

「そう、だから君達もそんな輩になったつもりで世の中を舐めてる感じで歩いて見ましょう」

 

 殺せんせーのその一言で皆が途端に舐め腐った態度を取り始めた。寺坂と吉田は明らかに周りを見下した様な態度で歩き、菅谷は何に見立てているのか丸めた紙を濁った瞳で口に運び、渚は不敵に笑っていた。

 すげぇなコイツら。順応性高すぎるだろ。

 

「そうそう、その調子!!」

 

 満足そうな声音の殺せんせーは渚の手の中で顔を緑のしましまに染めていた。

 

「その調子……か?あと、お前までナメるな」

 

 すかさず烏間先生からのツッコミが飛ぶ。やはり烏間先生は苦労人気質というか、半ばそう言う役割が似合うよな。申し訳ないけど。

 

「ただし……我々は敵の顔を知りません。敵もまた客のフリをして襲い掛かってくるかもしれません。充分に注意して進みましょう」

 

「「「うぃーっす」」」

 

 世の中をなめてるバージョンの顔で歩くこと数分。次の階段が見えてくる。烏間先生はその階段を確認すると足を止めずに手早く指示を出した。

 

「いいか、もし、敵と遭遇したら速やかに退路を塞ぎ、連絡を断て。それが人数の多い我々にできる最善の策だ」

 

「「「はいっ」」」

 

 皆で返事を返し歩く。すると正面から人が歩いてくる。厳つい顔に服装。明らかに堅気ではない感じの客。

 全員で警戒しながらすれ違うと、向こうは俺たちと目すら合わせようとせずに俯いたまま完全にすれ違い、歩き去った。

 

「本当に只の客同士って感じだな」

 

「ああ。むしろ視線すら合わせようとしない。トラブルを避けたいのはあっちも一緒なんだろうな」

 

「ホテル内が全員敵かと思ったけど、これならすんなり最上階まで行けそうだね。もし何かあっても前衛の烏間先生が見つけてくれるだろうしさ」

 

 茅野が気の抜けた発言をする。一瞬、たしなめようかと考えたが、茅野は犯人に指定された人質候補の1人。多少気丈に振る舞っているだけかもしれないと考え直して口を噤む。

 

 が、それが仇となってしまった。

 

 ここまで敵はゼロ。律から何の知らせもないということは追跡者の類もない。そんな状況に油断したのか、寺坂と吉田が先行しだした。

 

「へっ、入ってみれば楽勝じゃねぇか」

 

「時間ねぇんだからさっさと進もうぜ!」

 

「っ!?おいっ!」

 

 烏間先生が呼び止める前に進んでしまう2人。そんな寺坂と吉田の正面から1人の男が歩いてくる。

 

 ポケットに手を突っ込み、かったるそうに歩く男。

 

 その姿を見た時、なにか違和感を感じた。

 

「っ!寺坂くん!そいつ危ない!」

 

「あ?」

 

 何かに気付いた不破さんが寺坂を呼び止め、静止の声を聞いた寺坂が振り向いた瞬間。男がポケットから何かを取り出し、2人に襲い掛かる。

 

 ——どこかで見た顔が歩いていたのなら、注意した方がいい。

 

 竹林の言葉が脳内で再生された時、俺はようやく男の正体に気が付いた。だが、その頃には色々と手遅れで。

 

 寺坂たちを反射的に庇った烏間先生が無防備に敵の攻撃を受けてしまっていた。

 ポケットから取り出した何かの道具。そこから吹き出した薄紫色のガス。それを烏間先生は直に浴びてしまったのだ。

 

「烏間先生っ!」

 

 思わず名前を呼んでしまったが、駆け出しそうになる身体をぐっと静止することには成功した。

 駆け出すことを我慢した俺はガスが晴れないうちに皆んなの前に飛び出し、ハンドサインで各メンバーに指示を出す。

 

 敵と遭遇したら、退路を塞ぎ、連絡を断て。烏間先生はそう指示していたのだから今はそれに従わないと。

 今考えられる最悪のケースは今の攻撃で烏間先生が行動不能になり、挙句この男に逃げられて、増援を呼ばれることだから。

 

「ちっ、行動が早いな」

 

 ガスが晴れた瞬間。正面にいたはずの俺たちが何人もいなくなっていることに気付いたらしい男は一瞬で周りを見渡すと舌打ち混じりにそう言った。

 

「敵と遭遇したら」

 

「即座に退路を塞ぎ」

 

「連絡を断つ」

 

「でしたよね、烏間先生?」

 

 問い掛けるとふらつきながら烏間先生は笑って見せた。

 

「お前は我々を見た瞬間、攻撃をせず、増援を呼びに戻るべきだった」

 

「ちっ、そうかい。だが分からねぇな。そこのおかっぱちゃんよぉ。何で俺が危ないと思った?」

 

 正面に残しておいた不破さんに男が問い掛けると不破さんは不敵に笑い、余裕を見せる態度で答えた。

 

「だっておじさん。昼間にホテルでサービスドリンク配ってた人でしょ?そんな人がこんなところにいるなんて怪し過ぎるもの」

 

「っ、確かに」

 

 不破さんの言葉に何人か目の前の男に見覚えがあることに気が付いたのか、納得した様に頷いた。

 そう、俺の感じた違和感はこの男への既視感だった。何処かで見た様な気がする。けど、何処だったか一瞬では思い出せなかったのだ。けど竹林の言葉を思い出した時、同時に竹林の推論を思い出し、その正体に思い至ったのだ。

 

「断定するには根拠が弱いぜ、お嬢ちゃん。ドリンクじゃなくてもウィルス盛る機会なんていくらでもあるだろ」

 

「おい、おっさん。なんで俺らがウィルスを盛られてるって知ってるんだよ。俺らはそんなこと一言も言ってないぜ」

 

「……ちっ、最近のガキは勘がいいな」

 

 おっさんの口からウィルスって言葉が飛び出した瞬間に違和感を感じ、指摘してみるとバツが悪そうな顔になる。どうやらマヌケは見つかったらしい。

 バツの悪そうな顔のまま男は口を開いた。

 

「それで?俺がどうして怪しいと思ったんだよ」

 

「皆が感染したのは飲食物に入ったウィルスからだと竹林くんは言っていた。クラス全員が同じものを口にしたのはディナーとあのドリンクだけ。けど、ディナーを食べずに編集作業を行なっていた三村くん、岡島くんまで感染していたことから感染源は昼間のドリンクに絞られる。従って、犯人はあなたよ、おじさん君」

 

「ぬ……」

 

 すごい、完璧な推理だよ不破さん。決め台詞まで完璧だ。

 よくもまあ、こんな状況で堂々としてられるもんだと素直に感心してしまった。

 毒使いのおっさんも不破さんの推理を聞いてぐうの音も出ないらしい。そのまま黙りこくってしまう。

 

 しかし、そんな沈黙を許さない男がいた。

 

「……話はもう済んだか」

 

 烏間先生である。ガスが効いているのか、ふらふらした足取りだが、彼はいつでも飛び掛かれるように構えていた。

 

「……アンタ、まだ喋れんのかい。一瞬吸えばゾウすら気絶(おと)す傑作だったんだがねぇ」

 

 冷や汗を浮かべる怪しい男。

 シンプルに烏間先生のやばさが伝わってくる焦り方だ。まじかよ、ゾウすら気絶させる毒喰らって立ってられるのか。

 烏間先生の化け物じみた強さは知っているつもりだったが、この分だと烏間先生は化け物じみた、ではなく、化け物そのものであると評価を付け直さねばならない気がする。

 

「っ……!」

 

「だがフラフラじゃないか。お前さえ行動不能にしてしまえば所詮はガキの集まりだ。統制が取れずに逃げ出すだろうさ」

 

 次の瞬間、男が動く。素早い、恐らくは何度も反復練習したであろう動きで未使用のガスを引き抜く。

 しかし、烏間先生の動きの方が比較にならないほどに疾い。男の動きを封じるように太腿に飛び乗り、男の左頬に痛烈な膝蹴りを喰らわせた。

 

「ぐっ……あっ……!?」

 

 男は膝から崩れ落ち、意識を失った。だが、同時に烏間先生もまた倒れてしまった。

 

「烏間先生っ!?」

 

 倒れた烏間先生は直ぐに立ち上がる。だが、足の踏ん張りが効かないらしく、また倒れそうになる。そこへ磯貝が肩を貸す。

 

「ぐっ、すまない……。ダメだ。普通に歩くフリをするのが精一杯だ。戦闘が出来る状態まで30分で戻るかどうか……!」

 

 不味いな、烏間先生が倒れてしまうと戦力大幅ダウンだ。

 

「……まずは烏間先生が倒した奴を拘束するぞ」

 

「分かった、任しとけ。念の為にガムテとか色々持ってきておいた」

 

「分かった。抑えとくから手早く頼む」

 

 と、寺坂に拘束を任せ、俺は足元に転がっていた、烏間先生に倒された男の未使用のガスを拾い上げる。

 コレ、どうしよう?

 

「ねぇ、乃咲クン。それ使わないなら俺にちょうだいよ」 

 

「カルマか……」

 

 少し考えてカルマに渡す。

 こういう小細工のし甲斐がありそうな汎用性のある武器は俺が持つよりカルマが持つ方がよっぽど活かすことができるだろうと思った。

 

「皆、これからも油断するな……。敵は今後も何処から現れるかわからない」

 

「……はいっ!」

 

 俺たちは烏間先生がダウンした事実を噛み締めながら次のフロアへと脚を進めた。

 




後書き

はい、後書きです。
烏間先生が早速ダウンしました。圭一も今なら辛うじて崖くらいならスムーズに登れますが、余計なことに体力を使ったら直ぐにダウンしてしまうような体調です。自覚症状はそんなに大きくはないので、本人は若干体調悪い程度の認識ですが……。

ここからの圭一には常にデバフがかかってる様な状態になります。はて、どうなるやら。

今回もご愛読ありがとうございます!

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