【暴れまくり】でアジ・ダハーカを追い詰めたシンジ。そして、この死なばもろとも戦法で一番焦っているのは、当のアジ・ダハーカだった。
外部からの攻撃ならともかく、内部からの操作による自滅などという事は予想外だった。
【暴れまくり】でギリギリまでHPをそぎ落とされて【ファイアブレス】で止めを刺されて自滅という極めて情けない死にざまを晒す訳にはいかない。
(アカン! 死ぬ! このままでは死ぬ!! せっかく復活した我がこのまま死ぬわけにはいかん!! 何か……何か手はないのか!!)
そこに彼に対して天の助けとも言える人々が駆けつけてきた。
「動くな!! 事情は聞いた!! このまま捕獲にかかるぞ!!」
それは事情を聴いて駆けつけてきたアリウススクワッドやほむらたちだった。
黒札である凍矢はいなくとも、彼女たちなら不完全で降臨したアジ・ダハーカは抑えられるはずだ。
未覚醒者で修行を積んでいない人間が無理矢理覚醒したので、当然のことながら、本体レベルの強さは彼にはない。
だが、倒すではなく、捕えるというところにアジ・ダハーカは思わず天啓を閃いた。
(キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! これは天啓!! このまま暴れるふりをして大人しく捕えられる!! そして、隙を見て捲土重来を図る! ふっ、完璧な作戦だな! さすが我!!)
世界を滅ぼす竜であるアジ・ダハーカにとって極めて情けない事を考える彼。
そして、暴れるふりをしているが、見るからに手抜きをしているアジ・ダハーカを見て、シンジは思わず叫びを上げる。
「クソ! お前大人しくなるんじゃない!! ここでこのまま大人しく倒されろ!! 【暴れまくり】……!」
だが、そんなシンジとアジ・ダハーカは何十もの幌金縄で縛りつけられ、さらに連続で睡眠魔術、束縛魔術なども連続で叩き込まれ、捕縛されていく。
こうして、何とかアジ・ダハーカは捕縛されることになったのだ。
そして、それからの問題はシンジの「処遇」だった。
あんな危ない怪物を放置するな。さっさと始末しろ。人間一人の命など安いものだ、という意見が殺到したのである。LV30の力を持つアジ・ダハーカが暴れまわったのにも関わず、被害は極めて軽微といえるものだった。
あちこちの家や建物やらは大規模に破壊されているが、奇跡的に死者はゼロ。
もしアジ・ダハーカが好き勝手暴れていたら泡状結界のうちの一つや二つや崩壊し、多数の毒虫による死者も出ていただろう。それらをほぼ全て押さえきったシンジの活躍も大きい。
だが、それでも、アジ・ダハーカの恐るべき異形の姿を見ればそういう意見も出てくる。
そして、そう言った意見に真っ向から反対したのは戦闘部門のトップであるほむらだった。
「ふざけんじゃないわよ!! あの子何にも悪い事してないじゃない! 悪いのは苛めてた奴らでしょ! アタシそういう筋が通らない事って大嫌いなの!! あの子は戦闘部門で引き取ります!! これなら文句ないでしょ!?」
バン! と机に手のひらを叩きつけて(その勢いで机を壊しながら)ほむらは政治部門の人々に叫ぶ。
割と……というか結構気性の荒いほむらとしては、自分たちがシェルター外で苦労しているのに、安穏としてシェルター内で弱いものいじめをしていた半覚醒者やDLV1程度の人間には怒りを覚えているらしい。
これから先、静と相談してそういったろくでなし共には、どんどんシェルター外の作業に従事してもらう予定である。(イキっていた”超人”様に現実を見せるともいう)
ま……まあアンタほどの強者がそういうのなら……と政治部門たちは黙り込む。(実際、ほむらの言う事が情によりすぎてはいるが正論だからでもある)
「しかしねぇ……。その彼も「魔人」へ変化してしまったのだろう? 別に排除しろとまでは言わんが、何かしらの安全弁は必要なんじゃないのかね? それさえあって戦闘部門で面倒見るというのなら、まあ市民からの文句は大多数抑え込めるが……。」
むう、と流石のほむらも黙り込む。その政治部門の老人のいうことも正論だったからだ。
人間力をフルブーストしてアジ・ダハーカを抑え込んだシンジ。しかし、その代償は大きかった。
一気にアジダハーカから力を注がれた彼は、完全に人間から逸脱して「魔人」へと変貌してしまったのである。悪魔変身能力者(デビルシフター)でもカテゴリーは人間扱いではあるが、魔人でありながら悪魔変身能力を有しているなど、それはもう”悪魔”と呼んでも差し支えないレベルだろう。
そこを何とかする安全弁が欲しいというのは、戦闘部門としても納得はいく。
「そこらへんは……凍矢、黒札様に何とかしてもらうわ! 黒札様の力なら何とでもなるはずよ!!」
おお! と政治部門の皆はどよめきを上げた。確かに彼らからすれば神霊の化身ともいえる黒札の力なら、彼に安全弁をつけることも簡単なはずだ。
なるほど! 確かに! それなら安心ですな!! と口々に言い出す政治部門の皆に対して、ほむらは心の中で呟いた。
(まあ……実際はそんなことできるか分からないし知らないんだけどね。ホント頼むわよ黒札様。)*1
──―場所は変わって警察署の留置場の中。
そこには人の姿に戻って蹲っているシンジの姿があった。
念のために霊的な力の籠った拘束服を着せられているが、そんなもの紙切れにも等しい。
この留置場も彼がその気になれば容易く破壊されるだろう。だが、ここで暴れても何の意味がないことも彼は知っているのだ。
彼的には、さっさと「処分」してほしいぐらいである。だが、そんな彼の前の一人の青年が姿を現す。
それはこの魚沼シェルターのトップに位置する黒札である碧神 凍矢である。
だが、シンジはそんな彼に対して、顔を上げずに俯いたまま彼に対して言葉を放つ。
「俺は悪い奴なんでしょ……? だったら早く「処分」すればいいじゃないですか……。悪い奴を処分する勧善懲悪。皆大好きな展開じゃないですか……。」
俯いたままそう言葉を放つシンジの横に、凍矢は座り込む。
女性体に変身している”破裂の人形”も存在してはいるが、少し離れた場所で直立不動の態勢に入っている。彼女自身は二人の会話に入る気はなく、あくまでボディガードという形らしい。
「まあ事情は聞いたけど……それだけで処分というのはねぇ。君は被害者だからそんなことをするのは間違っている! という意見も多いし。」
その筆頭は、やはりほむらとアリウススクワッドの面々である。戦闘部門の彼女たちとしては、シンジの状況は他人事とは思えなかったのだろう。
反対意見も来てはいるが、凍矢的にも事情を聞いてほむらたちの方が正しいと判断している。
「後はまぁ……皆「苛められてる」っていうのにセンシティブでね……。黒札とか終末前は大抵苛められてるのがデフォだからね。ある黒札なんか、苛めの復讐のために、元苛めっ子を地獄に落とすためのシェルターを作ったぐらいだし。」
今の半終末や終末後では想像もできないだろうが、終末前の黒札はたいてい他者や学校に馴染めず、いじめられていた事が多い。
某ドクオシェルターなどそのいじめっ子に復讐するために作り上げられたシェルターすらある。(なお結果)
そのため、黒札たちもいじめというのはセンシティブであり、その犠牲者をただ始末するというのはいい目では見られないだろう、と凍矢は考えている。あの黒札でさえいじめられていたという今では信じられない状況に、シンジは驚いた眼を見せる。
だが、このままでいさせるわけにはいかない。彼が戦闘部門として戦うには、人々のために戦うという意思が重要視される。
「じゃあ、こう問おうか。「君はその力を人々を守るために使う気はあるか?」と。」
凍矢は真剣な顔になって、そうシンジに対して問いかけてくる。それは真剣そのものの瞳だった。
「今の君は『人間ではない』。アレだけの無茶を貫いたんだ。それなりの反動は来るさ。
今の君のカテゴリーは『魔人』だ。」
修行を積んで覚醒、アジ・ダハーカに対する何らかの防御手段を取っていればともかく、未覚醒者がいきなりアジ・ダハーカの覚醒など行えば、人間ではなくなるのは至極当然と言えた。
むしろ、人間である彼の意識が消し飛ばなかったのがまさに奇跡だ。
その上でアジ・ダハーカの首の一つを制御できたなど、信じられない無茶っぷりである。
ともあれ、そんな魔人のカテゴリーである彼を保護し、ほかの人々からの糾弾から守るためには、やはり安全装置を彼に付与する必要がある。
「心臓にメキドラオンの術式を埋められ、弱い守るべき奴らには文句を謂われて、それでもなお彼らを守るために戦う意思はあるか? それなら、俺は君に力を与えよう。」
「……分かりました。どのみちそれしかないのなら……。」
《おいおいおい、我を差し置いて随分好き勝手言ってくれているな》
だが、それに異議を唱えたのは、シンジ以外の声だった。服を引きちぎり、シンジの肩から生えた一匹の蛇。そこから人間の声が響き渡ってくるのだ。
アジ・ダハーカと両肩に蛇を生やした王ザッハークは同一視されている。
その概念を使って、アジ・ダハーカはこの蛇で自らの意思を伝えているのだろう。
だが、凍矢はそれに動じることなく、平然と意見を返す。
「でもさぁ。お前の役目って『終末の時に解き放たれて人や動物の3分の1を貪ること』じゃん? もう終末終わっているんですけど? 今更のこのこと出てきて二度ネタやるのもアレじゃない?」
《む……。確かに……それはそうだが……。》
アジ・ダハーカの役目は『終末の時に解き放たれて人や動物の3分の1を貪ることも、最終的には神話的英雄であるクルサースパに殺されること』も、すでに決まっているとされている。
だが、すでに終末は過ぎ去っており、終末由来の四騎士やアバドンなどは消え去ってしまっている。
この状況で役目云々といっても、完全に宙に浮いている格好である。
つまり、今の彼は完全に機を逃してしまって、やることがない状況なのだ。
「やることがないのなら……やってみようぜ!! ヒーローごっこ!!」
イラン神話(ゾロアスター教)とインド神話はお互いに対立しあっており、インド神話で悪役とされているアスラがゾロアスター教では最高神アフラ・マスダとされていることは有名である。
また比較神話学的には、アジ・ダハーカはインドの蛇の怪物ヴリトラに対応すると考えられている。
半終末では、ヴリトラはインドを失陥した神々と協力し、ヒマラヤ山脈でまさに人類の防衛線・人類の守護者として大活躍していた。
ならば、対応しているアジ・ダハーカにも「人類の守護者」としての概念が流れ込んでいる……かもしれない、と凍矢は考えたのである。
《くくく……。まあいいだろう。今は大人しくしておいてやろう。
だが忘れるな。魔人は人間よりも『理性の低下や倫理観の消失』が健著になる。
その状況で、この世全ての悪ともいえるこの我を制御すると? 全くお笑い草だな。まあせいぜい闇に落ちるまで見せてもらおうか。》
それだけを言うと、肩の蛇は姿を消していった。どうやらアジ・ダハーカもやることがないなら、まあやってみるか……的な感じになったらしい。
はあ、とため息をつく凍矢だが、問題はこれからも山積みである。
(さーて、問題はこれからだ。魔人の浸食を抑え込む霊的リミッターを作らないと……。技術班と治療班にまず土下座かなぁ……。佐渡島のパピヨンニキ*2は生体技術にも詳しそうだし、相談してみるか……。)
―――新潟県、上越市シェルター。
新潟県と富山県を繋ぐ霊道『北陸道』を繋ぐ大型シェルターであり、新潟県と富山県を繋ぐまさに大動脈である。
外界は悪魔が平気で動き回る危険地帯であり、ターミナルで移動するのが安全といっても、やはり道での運搬も重要には違いない。(そもそもターミナルがないところもある)
以前では、新潟県内では新潟市、長岡市に次いで第3位の人口を擁する大都市とも言える場所である。
(この世界では第4位になっている)
レベル持ちたちがキャラバンを結成して霊道を移動する際に『北陸道』の要であるこの都市は、新潟にとっても富山にとっても重要な拠点地である。
そして、その拠点を狙う悪魔たちも当然ながら存在していた。
「……よし、攻め込むための準備は整ったな。」
それは少数の天使たちの群れ。
まだまだしぶとく残っている彼らは、日本国内で拠点地のシェルターに襲い掛かり後方かく乱を行おうとしているのだ。戦力で勝てないのなら、ゲリラ戦法で後方の拠点をかく乱する。
相手の嫌がることを行うことこそが戦略の基本である。
「くくく。大きい割に戦力は貧弱……。これならば我々でも攻略できる!愚かな人間どもめ!何が自立だ!神から生まれた物は神に帰らねばならぬ!神、それを許したもう、だ!!」
「そうだ!我々こそ正義である!!正義である我らが悪に屈するわけにはいかぬ!神のために戦わねばならんのだ!!皆、その命を惜しむな!!正義は我らにあり!!」
そんな風に叫ぶ天使たちに対して、一人の男性……少年がふらりと彼らの前に姿を現す。
「なるほど。正義か。ずいぶん御大層なことだ。」
『何者だ貴様……いや『何』だお前!? 人間ではない!? カテゴリー……『魔人』だと!!?』
「これは俺が選んだ俺の物語だ。力を貸せ。アジ・ダハーカ。──―変身」
そう言いながら、彼は自らの手首から膨大な血があふれ出した。
そこから溢れた血は、普通なら膨大な数の悪魔を生み出すはずなのだが、その血はたちまち膨れ上がり、彼の肉体を覆って結晶化していく。
本来の姿だと、あまりに怪物すぎて人類サイドから味方判定が出ないのと、魔人でありながら悪魔に変身すると人間性がガリガリ減っていくので、竜体のアジ・ダハーカの血管内部に、佐渡島の日本生類創研が開発したデモノイド『強殖生物』を大量に注入。
さらに、シキガミコアを埋め込んでその内部の彼の魂を保護し、アジ・ダハーカからの精神的浸食を少しでも食い止める、『ユニット・ガイバー』システムを組み込んだのだ。*3
悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪【汝は悪である】悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪【汝こそが邪悪である】悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪【悪は汝そのものである】悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪【汝こそ悪である】悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪悪
手首からあふれ出す血は、普段なら無数の毒虫などに変化するのだが、それを『強殖生物』が制御し、彼の肉体にまとわりつき、その血と『強殖生物』が融合した物体は変化し、血で構築された鎧「血殖装甲(エグゾクリムゾン)」を作り出す。
これにより、アジ・ダハーカに変身せずとも悪魔の力を使用できるようにしたのだ。
魔人でありながら悪魔変身能力というのは、元の人間性をマッハで削っていく状況である。
できる限り悪魔変身せずにアジ・ダハーカの力を引き出し、使役し、操作するための工夫がこれである。
それを見逃さず、彼は懐から特殊な細長い形をした注射器を取り出し、それを天使たちに棒手裏剣のように投げつける。次々と天使たちに突き刺さるその特別性の注射器は、その内部に非活性化させたアジ・ダハーカの血が封入されており、それは突き刺さった天使たちの体内に自動的に、アジ・ダハーカの血を流し込んでいく。
「な、何だこれ……ゴビュ!!」
「う、美しい我々がこんな最後……ゴブァアアア!!」
天使たちの体内に流れ込んだアジ・ダハーカの血は、内部から毒虫たちを発生させ、天使たちの肉体をボコボコと膨らませて文字通りの爆発、爆死の最後を迎えさせていく。*4
「な……何だ貴様ッ!!」
そのまま、その血鎧を纏った存在は疾走し、天使の腹部に腕から生えた刃を叩き込む。
それと同時に、刃の部分の血殖装甲が解除され、天使の体内にアジ・ダハーカの血が大量に流れ込んでいく。その天使プリンシパリティは瞬時に肉体がボコボコと膨れあがり、その美しい肉体が見るも無残な状況になっていく。
「……!? な、なんだこれ!? い、嫌だ!! こんな死に方は嫌だ!! こんな……!! ゲビュッ!!」
アジ・ダハーカの血はそこから毒虫や様々な悪魔を生み出す効果を持つ。
それを体内に大量に叩き込まれたらどうなるか。
答えはこれである。天使は大量の毒虫やら悪魔やらを体内から溢れ出し、体内から食らいつくされ、急激に成長した毒虫たちによってまるで破裂したかのように消滅する。
ボコボコと体内から毒虫や悪魔を溢れだし、体内から破裂して消滅した天使のおぞましい死にざまに、流石にほかの天使も凍り付く。
《自分たちを善である、正義であると言ったな。天使ども。ならば我が敵になるのは至極道理に適っている。》
そうして、血で構築された鎧「血殖装甲(エグゾクリムゾン)」を装備した異形の存在であるレベル30に至った彼は叫んだ。*5
《我こそ、魔人アジ・ダハーカ!! 善である貴様らを滅ぼす悪の化身である!!》
凍矢「お前はヒーローだ……。ヒーローになるのだ……。」
アジ・ダハーカ「そうかな……?そうかも……。」
なお、アジ・ダハーカはそんなこと言っているが、いざ闇落ちしようとすると【お前ふざけるなよ!! あんなに大見得切っておいて闇に落ちるのか!? そんなの我は認めねぇぞ!! 全然カッコよくないだろ!?】とマジキレする模様。(光堕ちならぬ英雄堕ち)
【我を制御とかwww面白い玩具だからしばらく見てやろwww】→【あれ? 英雄ゴッコって……意外と楽しくない?】→【お前ふざけるなよ! 闇落ちとか我許さんぞ!】とかそんなノリですww
他に何か魔人化を押さえるいいアイデア募集中です。