新しく新潟県を守ってくれるキャラが来てくれて、田舎ニキはコロンビアしたそうですww
後、ラフムを出そうとしたら5にがっつり絡んでて笑いました。
新潟県と群馬県の国境に位置する『三国峠』
関東と越後を結ぶ交通路としてきわめて古くから利用されており、三国街道は国道17号として利用されていた。
そして、その地点でとある外様の異形の悪魔が降臨しが自らのシェルターを作り上げていた。
その神の名前は『ラフム』
多神連合に所属しているその外様神は、どさくさに紛れてシェルターを作り上げ、非人道的行為を行っていた。 そして、それら極限状態まで追い込まれた絶望に覆われた人たちの絶望のMAGを吸収することによってラフムは自らの力を回復しているのだ。ラフムにとってこれらのMAGは極めて美味しい食事である。
ラフムは、例えば極限まで飢えた人間の前にナイフを置いてお互いを争わせたり、餓えた人間が家族や恋人の肉を貪り食ったり、魔術で洗脳した親子での交配を公開して嘲笑することなどを行って、人間の本質を暴き立てる非人道的行為を行っていた。そしてこう言うのだ。
『人間の本質は悪でありケダモノである。優れた新人類を作り上げて人類を排斥するしかない』と。*1だが、それを表立っていうと事実上の人類守護組織であるガイア連合から攻撃を受けかねない。
まずは新人類であるラフム分体の有効性をアピールしなければならない。
しかも、この神の狡猾な部分は、新潟県、長野県の県境に存在する村に拠点を構えていた所である。
田舎であり、しかも県境ギリギリの場所であり、黒札たちの手が届きにくい所に拠点を構えて、その僻地で自らのシェルターを作り、孤立環境で避難してきた人たちを玩具にして自らの力を蓄えているのだ。
この状況では、外界から完全に遮断して情報も遮断してしまえば、どこにも情報が洩れることもない。
運悪くここで匿われてしまった人々をリソースにしながら、ラフムは戦力を蓄えていた。
そこらへんからの孤児を集めて少年少女兵として教育し、さらに女性の胎を使って自らの分身である無数のラフムを生み出し兵士としている。
そして、十日町シェルターが天使に襲われていると聞いたラフムは、チャンスと自らの軍を動かそうとしたのだ。「十日町シェルターを守るために軍を動かす」これがラフムが軍を動かした大義名分である。
泥を固めて作った仮面の下から触手が出た姿、または、宙に浮かぶ仮面から触手と大量の毛が生えたような異形の姿、これこそが『邪神ラフム』である。
>邪神ラフム LV48
邪神ラフムは自らの分身であるラフムを大量に生産して軍として扱っている。
数百もの分身したラフムは、クモのような四本の鋭い脚にむき出しの歯ぐきという非常に人間の嫌悪感を掻き立てるデザインだ。*2
彼らはキキキ、と笑いながら疑似霊道となった元国道を通っていく。
そして、ラフムはべちゃりべちゃりと自らの泥で疑似霊道を汚していく。
ラフムはアプスーとティアマトから生まれた最初の子であり、海の沈泥を象徴するとされている。
そのため、泥を操ってそこを泥で出来た霊道へと変化させることができるのだ。
つまり、ガイア連合の霊道を頼らずに、自ら霊道を作り出し、どこにでも奇襲をかけることが可能なのである。だが、今回彼は、その泥の力を使って疑似霊道を汚そうとしているのだ。
さらに、その泥の力を使い、途中まで疑似霊道を通り、さらにその後まっすぐに一直線に十日町シェルターへと向かおうとしているのである。
これは軍を動かしてシェルターを乗っ取るのではなく、あくまでも天使のテロによって混乱に陥っている十日町シェルターを救うために戦力を向けているというのが彼らの大義名分である。
『ククク……。これも他のシェルターを救うためだからな。余の力を使えば疑似霊道を作り出し、奇襲をかけることも不可能ではない。さあ、天使によって混乱しているシェルターを救うために進むのだ!!』
そして、ラフム軍の前にそこらへんから攫ってきた孤児たちの少年少女兵士を盾にしながら彼らは進軍していく。本来ならば、裸の女性たちを人間の盾代わりにしようと思っていたのだが、流石にそれは救援部隊としては不適合だと考えていたのだ。*3
分身のラフムは、少年兵たちをこづきながら無理矢理先へと進めていく。
そして、そんな中、休みもなくひたすら進軍を続けてきた少女兵の一人が耐え切れずに地面に倒れこむ。
この少年少女兵には、DLV1でも覚醒できていれば上等。未覚醒の人間も遠慮なく武器を持たされている。
そして、未覚醒の人間に、こんな進軍などついていけるはずもなかった。
最早立ち上がる気力もない少女に対して、分体ラフムたちは、キキキと笑いながら役立たずをバラバラにするために近寄っていく。
これら役立たずをバラバラにして、見せしめにし、無理矢理でも彼ら彼女らを前に進める。
まさしく、少年少女たちにとっては、これは死のロングウォークそのものだった。
だが、そんな分体ラフムたちに対して、少女を庇って立ちふさがる少年兵の一人がいた。
「───こんなの間違っている!!」
覚醒したばかりのDLV3程度の少年兵の一人である。そんな彼がLV10~20程度の無数の分体ラフムに囲まれながら震えながら叫びをあげる。手にした武器など、
少年兵は、圧倒的恐怖で震えて涙を流しながら分体ラフムに対して叫びを上げる。
「何が人間は邪悪で愚かな種族だ!! お前らのほうが遥かに邪悪じゃないか!!
人間の本質は悪とか全部お前らがやってた自作自演だろうが!! お前たちがいなければ皆幸せに暮らせていたんだ!! この悪魔め!!」
彼の手にしている武器など、分体ラフムにとってはただの玩具でしかない。そんな彼の罵倒に対して、分体ラフムだけでなく、本体ラフムもゲラゲラ、と彼の言葉を笑い飛ばす。
『全く、心を丁寧にへし折ってやってるのにこんな奴らが出るとは人間とは愚かな種族だな。
まあいい。まずは両手両足を切り落としてやろう。生きたまま四肢を切り落とせば、どんな人間でも「死なせてください」と懇願するようになる。
覚醒者は両手両足を切り落として串刺しにしても回復魔術さえかければ生きていられるのだ。両手両足を失って達磨にして串刺しにした貴様の肉体を我らの軍の最前線に飾ってやろう。』
その絶望的な状況に、少年は少女を庇いながらガチガチと震える。到底武器を構えるところではない。
周りの少年少女たちも震えて彼らを見守っているだけだ。
ゲラゲラゲラ、と笑うラフム本体と分体ラフムたちが彼の周囲を取り囲もうとした瞬間、轟!! という轟音が彼らの耳へと響き渡る。
まるで空を破裂させるような破裂音、それは瞬間的な超加速で発生する猛烈なソニックブームである。それは音速を容易く破るマッハ20以上の極超音速飛行を行う物体が放つ音だった。
それは、猛烈なソニックウェーブを放ちながら空を高速で舞う戦闘機形態の機体。
空を破裂させるような音を立てながら空を飛翔する機体、それは凍矢の式神『破裂の人形』である。破裂の人形は、通常の戦闘機形態と多少異なり、上部装甲が変形したり、グリップがついて人が捕まれるようになっており、そこにデモニカ、グリスブリザードを装備した凍矢が掴まりながら飛行を行っている。
つまり、フライングアーマーのようなサブフライトシステムとしての運用を行っているのである。
凍矢の式神である『破裂の人形』は戦闘機モードで上空を飛行しながら、吊り下げられたバスターランチャーの切っ先を分体ラフムの群れに向ける。
「【万能ハイブースタ】【メギドラ】! 【メギドラ】! 【メギドラ】!!」
メギドラオンではなく、メギドラ三連発を分体ラフムの群れに叩き込む破裂の人形。
これは殲滅効果を狙うより、相手の士気を挫く・へし折るための戦術である。
「万能魔術を連打できるだけの力がある」「こちらにはまだまだ余力も切り札もある」というのを見せつけるために、【この程度でビビるような奴ら】をビビらせるためにわざと放ったのである。
簡単に言えば【相手に対する見せ札】程度でしかない。
当然のことながら、万能は絶対無敵の戦術ではない。万能は確かに通じやすいが、何らかの形でHPの水増し、万能軽減などと言ったスキルなども存在する。さらにダメージを上乗せしにくいという事も欠点だ。だが、誰でも気軽に殴りやすいという長所も有している。*4
邪神ラフムにも、万能攻撃は有しているがそれは本体にしか使えないらしく、分体ラフムには使用できないらしい。
そして、メギドラ三連発をラフムのど真ん中に叩き込まれて、彼らが大混乱になっている時に、それでもなお少年兵たちに襲い掛かろうとする分体ラフムに対して、横凪の手刀によってその首が切り飛ばされる。
そして、それを成したのは、ドロンパの透明状態でここまで近づき、少年少女兵たちを避難させるための役目を背負った忍者、つまりは森田である。
「うぉおおお!! 黒札様はワイを死んでもええ盾とか考えてへんか!? おいガキども! 死にたくなければこっちにこい!! そっちにいてもそのままクソ扱いされるだけやで!! こっちの方がまだマシやで!!」
いきなり太った男が現れてそんなことを言われても信じられるはずはない。
だが、先ほどのように分体ラフムの玩具にされるより遥かにマシである。彼ら彼女らは一気に森田の指示に従ってこの場から逃げ出し始めた。
だが、そうはさせじ、と分体ラフムもそれを追いかけて始末しようとする……が、真横から襲い掛かってきた魔術によって防がれた。
「【マハスクンダ】!!【雷撃貫通】【マハジオダイン】ッ!!」
マハジオダインを食らった分体ラフムは瞬時に黒焦げになり次々と消滅していく。
それを成したのは、新潟を守護する黒札の一人、大宙実槻*5である。
凍矢と同じく新潟を守護する黒札である彼は、凍矢の要請によってこの戦いに参加することにしたのだ。*6
彼は、少年少女たちを安全に逃がすための足止め兼敵戦力をすり減らすために、ラフムたちの真横から攻撃を仕掛けたのだ。それはつまり、ラフムの真横から殴りつけたも同然である。
そして、それは彼だけではなかった。
「ははははは! この越後の地で外道の外様神ごときが好き勝手しようなどとは笑止千万!! 神や仏が許しても、越後守護職にして越後の龍、この【上杉謙信】……もとい【長尾景虎】が許しません!! この越後の地を守護するのは、田舎ニキやパピヨンニキだけではないと皆に示さねば!!」
すらりとしたスレンダーな肉体、銀髪をした長槍を持つ美少女。
実槻のとなりにいる少女こそが、【上杉謙信】の転生体である【長尾景虎】である。*7
自らの馬、放生月毛に乗りながらラフム分体を見た彼女は、はははは! と機嫌よく哄笑しながら叫びを上げる。
「右も左も正面も敵! 敵! 敵ばかり!! 実に最高です!! ただ槍を振るうだけでいいとは!! 殺せー!! にゃー!!」
彼女は自らの馬『放生月毛』を召喚して混乱状況にあるラフム分体の群れのど真ん中へと突撃していこうとする。だが、次の瞬間、轟音を上げながら飛行してくる巨大な空飛ぶ船……大航海時代の帆船をモチーフにした飛空戦艦を見て思わず、実槻は声を上げる。
「あれは……マザーバンガード!! 新潟県のほかの黒札たちも本気か! よほどラフムのやっていた事が目障りだったと見える!!」
マザーバンガード。それは新潟県の黒札たちが協力して作り上げた空中戦艦である。
普段は佐渡島にいるパピヨンニキの元に物資を運搬したり、S県に存在する霊山霊道支部や関西支部など様々な場所へと新潟で作られた大量の食糧を運搬したりしている。元々非人道的行為を平気で行っていた目障りなラフムシェルターに対して、大義名分を得た黒札たちは合議の結果それを叩き潰す事に決定。
こうしてマザーバンガードすらも動かしてラフムを殲滅・ラフムシェルターを占拠することに決定したのである。
マザーバンガードの側面部の主砲が唸りを上げ、次々とラフムの群れに霊子レーザーの砲撃が叩き込まれていく。その砲撃を受けて、ラフムの群れは次々と面白いように吹き飛ばされていく。さらに、マザーバンガードから出撃した拠点防衛用に両肩に空間歪曲ジェネレーターやプラズマ障壁保護シールド*8を装備した『F90-Kタイプ』やクロスボーンガンダムも出撃し、F90Kタイプは少年少女兵を守るために飛行して、クロスボーンガンダムはラフム分体の群れへと戦いを挑んでいった。
そして、それを見ながら、彼女………景虎は思わず眉を潜めた。
「むう、いけませんね。これではスコア数が向こうに持っていかれてしまいます。一応古参としての意地を見せねばなりません!! 聞いていますか実槻!!」
そう言いながら、彼女は実槻をひょいっと持ち上げると、そのまま自分の後ろ……放生月毛の鞍の上へと彼を乗せる。
「スコア数を稼ぐ手段、それは敵のど真ん中に突っ込んでいってマップ兵器を叩き込んでいくと相場は決まっています!! 行きますよ実槻!! ど真ん中でマハジオバリオンを叩き込んでください!! 駆けよ放生月毛!! 吶喊ッ!! 私のスコア数のために死ねぇぁああああ!!」
「うわぁあああああああ!!やめろぉおおおおお!!」
その叫びと共に、放生月毛に乗った彼女たちは、ラフムの群れの中へと突撃していった。
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