後は某やる夫スレの「シャドウランナー、メガテンに行く」様からも影響を受けています。
──舞台は半終末の中国へと戻る。
中国に住む親戚たちを救済するため、そしてメシア教過激派の拠点に幼女ネキが攻撃を仕掛けている時。
製薬工場に偽装されたメシア教過激派の基地のすぐ近くの街では、大混乱が引き起こされていた。*1
空を舞う機械の竜……黙示録の竜にも似たその威容。そして戦艦や穏健派の艦隊などその戦力は秘密裡に過激派によって統治されていた街は大混乱状態に陥っていたのだ。
これ幸いと助けを求めてコンテナや穏健派の艦隊に対して助けを求めて群がっていく民衆たち。
またその民衆に紛れ、落ち目の過激派を捨てて穏健派や民衆に紛れ込もうとする過激派たち。
逆にあれは悪魔の使いだ! 信じるな!! と民衆を煽って制御下に置こうとする過激派の手のかかった者たち。こんな未覚醒者の民衆など、マリンカリンやドルミナーなどを使えば瞬時に大混乱に陥らせるが、過激派の関与を感づかれるのを嫌った彼らは、甘言による扇動で反乱などを起こそうとしていたのだ。そんな大混乱に陥っている街中を必死になって逃げている一人の少女の姿があった。
「はぁ、はぁ……」
簡素な服とも言えない服に身を包み、混乱状態の街の路地裏を駆け抜けるピンク髪と腰部から生えている二対の純白な翼が印象的な一人の少女。
それは製薬工場に偽装したメシア教過激派の基地から逃げ出してきた実験体である「天使人間」の一人「聖園ミカ」*2だった。
そして、そんな彼女に対して襲い来る無数の暴徒たち。彼らは過激派の甘言によって理性を失った暴徒たちの集団のうちの一つである。目の前の救いであるコンテナや穏健派の艦隊などに逃げ込まず、「悪を倒し、正義を示せば救いは来る」「天使を偽った悪魔を倒し、正義を示せば神は我々をお許しになる」という甘言によって彼らは完全に理性を失っていたのだ。
魔法を用いず、言葉だけで理性を奪って民衆を暴徒を変える過激派は厄介極まりない存在といえるだろう。そして、そんな暴徒が追いかけているのは、製薬工場に偽装したメシア教過激派から逃げ出した羽の生えた人間……つまり、天使人間だったのだ。
「魔女だ! 魔女がいたぞ!」
「そうだ! これは正義だ!! 我々は正義だ!! 魔女は許してはおけない!!」
「正義のために悪は排除する!! 正義のために! 正義のために!!」
「火あぶりにしろ! 死刑!! 死刑!! 死刑!!」
「両手両足を切り落とせ! 達磨にしてやれ!!」
「串刺しにして見世物にして我らの正義を知らしめてやるんだ!! 正義のために! 我々の正義のために!!」
正義! 正義! 正義! 正義! と絶叫しながらこちらに向かってくる暴徒に対してミカは思わず絶望的な顔になる。ミカは天使人間ではあるが、そのさらにプロトタイプであるためそんな大した力はない。
さらに、ミカの首には覚醒者の暴走を防ぐための首輪がつけられており、これによって今のミカは未覚醒者とほぼ同じ程度の強さしか発揮できていないのだ。
どさくさに紛れて製薬工場から逃げ出した彼女ではあったが、この封印を解けるほどの余裕はなかった彼女はその辺の暴徒たちからの攻撃を受けたら狩られるか弱い獲物でしかない。
彼らは未覚醒者ではあるが未覚醒者でも無数の暴徒が囲んでタコ殴りされてしまっては死亡してしまう。
いつの間にか、後方だけでなく前方でも暴徒に取り囲まれたミカは、ここまでか……と絶望的な表情になる。だが、そんな彼女を庇う一人の少女が存在した。
「な、何してんのっ!? やめなさい!!」
「い、いじめはダメっ! どうして、こんなに大勢で寄ってたかって……! こ、こんなの、私が許さないんだからっ!!」
ミカよりもさらに身長が低く幼いとも言える少女。ミカと同じく天使人間である翼をもったその幼い少女は必死になって両手を伸ばしながらミカを庇うために彼女の前に立つ。
幼く無力とも言えるその少女。だが、ミカと同じく翼を生えている少女を見て、ミカと同じく天使人間である彼女を見て、暴徒はさらにヒートアップした。
「なるほど……。つまりコイツも悪だな!!悪め!!悪魔め!!正義の名の元、悪を断罪する!!正義執行!!」
ミカを庇う少女も天使人間……すなわち悪であると判断した暴徒たちはヒートアップしてさらに絶叫する。だが、そんな暴徒に対しても、ミカを庇いながら必死で少女は暴徒に対して説得しようと言葉を放つ。
「わ、私はバカだから、何がどうなってるのか全然分からないけど……でも、これは違う! こんなの絶対にダメ!!」
「他人を虐げたり、命を奪ったりするのが貴方達の正義なの!? そんなの……正義じゃない!! 絶対に間違ってる!!」
震えながら両手を広げてこちらを庇う小さな少女の後ろ姿。それは全てに見捨てられて絶望しきっているミカにとってはまさに「黄金の精神」の持ち主そのままだった。
ミカと同じく天使人間ではあるが、同じよう首輪をつけられている以上未覚醒者程度の力しか発揮できない彼女は、それでも襲い掛かる暴徒からミカを守っているのだ。
「私は……私が信じる正義を貫く! それが私の信じる正義実現よ!!」
彼女はアサルトライフルの銃口を暴徒に向けるが、それに激高した暴徒たちは彼女たちに一斉に襲い掛かろうとしてくる。これだけの暴徒に一人の少女がどうこうできるはずもない。
だが、その瞬間メシア教過激派に対して叩き込まれていた兵器、「パンジャンドラム」がメシア教過激派の攻撃によって弾き飛ばされて、方向を逸らしてこちら……というか暴徒のど真ん中へと突っ込んでくる。
「うわぁあああ!」
暴徒のど真ん中に叩き込まれたパンジャンドラムによって暴徒たちは多大な被害、怪我人や死人が出てしまい、彼女たちを狙って襲い掛かってくる所ではない。
その間に、小柄でツインテールをした少女はミカの手を握ってその場から必死に走って逃げていく。
「今よ!! 逃げるわよ!!」
「日本から来てくれた黒札様に着いてきたメシア教穏健派の船があるわ!! そこのコンテナに密航するの!! 私が袖の下を渡して密航用のコンテナは調べられないようにしてるし、最低限の水や食料は隠してあるわ! 私は大丈夫! 黒札様のコンテナに入れるように手配してあるから早く!! 私が手助けできるのはここまでなんだから!! 後は自分で何とかして!!」
彼女はミカの手を引っ張って必死になってその場を離れる。そして、彼女たちが向かったのは港にあるメシア教穏健派の艦隊だった。そこにはやはり救いを求めて群がる人々で大混乱していたが、彼女は手慣れた感じで、穏健派とコンタクトを取ると、ミカをメシア教穏健派の船内部のコンテナへと押し込めていく。
「あ……あの! 貴女、まさか私のプロトタイプ……!?」
「あーもう!! そんなことどうでもいいでしょ!! さっさとして!! それと……これ!! 大事な物なんでしょ!? 落とさないようにしなさいよ!!」
ミカが何か言いたげにしているのを無視しながら、彼女はミカの手に彼女の髪についていた落としたはずのシュシュを手渡す。そして、そのまま何か言いたそうなミカを無視してコンテナの扉を閉じてそのまま船から降りていく。
幼女ネキ的には、避難民たちは飛行戦艦のコンテナに詰め込んだりガイア連合の船に乗せたりする事を考えていたらしいが、それでも乗り切れない人々……助けを求めて乗り切れない避難民たちは、助けを求めてメシア教穏健派の船へと押し寄せているのだ。ギリギリまで避難民を乗せたメシア教穏健派の船はどんどん港から離れていく。それを見ながら、彼女……ミカのさらなるプロトタイプである「下江コハル」はため息をついた。
「……あーぁ。やっちゃったぁ……。黒札様の飛行戦艦のコンテナに入れるんならわざわざこんなことしてないよね……。他の人を押しのけてコンテナに無理矢理入るのも……さて、どうしようかなぁ」
さて、これからどうしようか、と思っている彼女はふと不審な気配を感じとってそちらの方に銃口を向ける。その陰から現れた人影は顔を隠す覆面をしている不審者ではあったが、その油断なく環境に溶け込むような隠密行動を前提にした動き方はどこかの特殊部隊や隠密部隊を連想させるものだった。しかも今の自分とは文字通り天と地ほど実力が違うであろうその存在力に対して、コハルは思わず凍り付く。
「ふむ……。中々面白い存在がいると思ってきてみればこれは……。ああ、名前を告げないのも失礼だな。では名乗らせていただこう。私の名前は……仮面ライダーレイプだ」
あっやべ、間違って昔の名前言っちゃった、とカズフサニキが思った瞬間、コハルはぶるぶると震えてカズフサニキをビシッ! と指差して大声で叫んだ。*3
「え……え……エッチなのはダメ!! 死刑ッ!!」
「そもそも名前がエッチ!! 何よレイプって!! もっとよく考えてきちんと名前つけなさいよ!! 私たちは悪人ですって言ってるような物じゃないの!!」
そのコハルの言葉に、思わずノリで「仮面ライダーレイプ」と名付けてしまったカズフサニキは自らの黒歴史を糾弾されている感覚に、グァアアアア! と心の中で悲鳴を上げてしまう。
例え黒札であろうが異能者であろうが精神異常無効だろうが、黒歴史を糾弾されて心の痛みを覚えないほど彼らは人間から逸脱してはいなかったのである。ともあれ、これ以上糾弾されてメンタルダメージを負うのは勘弁してほしい、と彼は本題を切り出し始める。
「ま、まあそれはともかくとして……君も施設から逃げ出した「天使人間」だね? それも見たところ過激派が嫌う系統の天使人間……違うかい?」
「……そうよ。「世界と光に対して復讐する者」「天使を監視する天使」ラグエルの天使人間が私よ。もっとも、ラグエルは堕天使として教皇に追放されているわ。それらを嫌った過激派は私を排除しようとしたの」
そう言いながら、彼女は自らの腰の黒色の天使の羽をパタパタと動かす。天使ラグエルは七大天使の一人とも言われる高位の天使であり、その役割はかなり特殊な「天使を監視する天使」いわゆる監察官の役割を有している。好き勝手に暴れまわっている過激派天使にとっては目障りな存在といえる。
だが、逆に言えばそのラグエルの権能、天使を監視する監察官の役割を悪用すれば誰も彼らを縛られる存在はいない。そのため、ラグエルの力を持つ天使人間を作成しようとしたのだが、プロトタイプのさらにプロトタイプという最初期の天使人間でほとんど力を発揮できなかった事、そして堕天使として追放された影響か翼が漆黒になったのを嫌った過激派は廃棄処分しようしたところを、何とか脱出したのが彼女である。
「……それで? 私に何の用? 過激派なら問答無用で私を処分してるはずだし……貴方、一体何者なの?」
「何、君の行った行動にちょっとばかし『ジン』と来てしまったものでね。こんな地獄のような状況でごく当たり前の善性を発揮できる。それは得難いしここで失われるのは惜しいと思っただけさ」
「? 何言ってるの? 困った人がいたら助けるのが当たり前じゃない! 大勢で弱い子をいじめるなんてダメに決まってるでしょ! そんなごく普通の事ができないなんておかしいわよ! それにあの子も天使人間なんでしょ? 『妹』を守るのがお姉ちゃんってものなの!!」
その至極当然と言わんばかりの彼女のきょとんとした顔に対して、グァアアアアアア! と心の中でカズフサニキは思わず悲鳴を上げる。稀にいるのだ。こういうどんな世界の汚濁を見て地獄を味わっても、それでもごく普通の善性を発揮する人物というのは。思わず空を見上げながら覆面を被ったカズフサニキはぼやくように呟いた。
「……困ったな……。ちょっと我々には眩しすぎるわこの子……。アマカッスニキならアレを見たら大喜びだったろうになぁ」*4
──―終末後、新潟県と富山県の県境近くに存在する小シェルター。
元々メシア教穏健派のシェルターであったここは、過激派に乗っ取られて過激派の根拠地になっていると言う情報を得た一神教調和派である桜子とシスターフッドたちは、そこを調査&殲滅するべくここまでやってきたのだ。情報によれば、乗っ取られたシェルターでは、サバトさながらの大乱交が行われており、天使たちが女性たちを好き勝手に玩具にして姦淫にふけっているらしい。
何故天使たちはあんなに姦淫にふけりたがるのか、と一神教の人々は頭を抱える事は多いが今はそんな事はどうでもいい。過激派たちを殲滅し、女性たちを救出しなければならない。
この小シェルターが過激派の戦力生産基地になられてもこちらとしては困るのだ。シェルターから迎撃に出てきた天使に対して、桜子はアサルトライフルを構えているシスターフッドに攻撃指示を出す。
「ラグエル弾(試作品)撃ちなさい!!」
シスターフッドたちのアサルトライフルから放たれる弾丸。だが、それらはピシピシピシと天使の皮膚によって弾かれる。それらの弾丸はいわゆるガイア弾に比べれば威力は格段に低い。まるで豆鉄砲のような物だ。それも当然。これは所謂「メシア弾」を加工した物だからである。メシア弾はガイア弾と異なり、通常の弾丸に聖別や祝福を施した物で低コスト、低威力で悪魔に通用し、さらに生産性が良い。だが一番の特性は【天使には特に威力が低い】というクソ特性である。*5だが、この弾丸には特殊な効果が備わっているのである。
「ハッ! このようなメシア弾など我ら天使に通用しない事を知らぬとは!! このまま蹴散らして……。【
桜子たち……シスターフッドたちに襲い掛かろうとした天使は、どこからか響き渡る声に疑問を覚える。そして、そんな彼らの前に圧倒的な神威をもった天使の姿……天使ラグエルの幻影が姿を現す。しかもそれは彼だけではない。ラグエル弾を食らった全ての天使たちが同じ幻影を見ているのだ。
天使ラグエルの幻影を見た天使たちは、一斉に混乱状態に陥る。「天使を監視する天使」「神の友」であるラグエルの監察官としての権能を知っている彼らはラグエルを目の前にしてその恐れを露わにしているのだ。
「あ……貴方は!? まさか七大天使の一人、ラグエル様!? そ、そんなラグエル様がこんな所にいるはずが!? ち、違う!! 違うんです! 我々は! 地上に千年王国をもたらそうとするだけであって悪徳など!!」
【無垢な人々を傷つけ、多大な殺傷を行い、姦淫に耽る汝らに大罪あり。光を裁くは我にあり。神の名と我の権能の元、汝を断罪す。【
天使ラグエルのMAGが宿った「ラグエル弾」はそのMAGにより天使の本能(良心とは言いたくない)に働きかけ、本来の役目を思い出させ自分たちの犯した罪を思い知らせる。これにより、天使たちは「混乱」の状態異常に陥っているのである。そして、その反応は天使によってまさに様々だった。
「ち、違……違う!! 私たちは神の名のために!! 神のために!! そう! 知恵をつけて穢れた人間たちを無垢にするために! こ、これは違う!! 違うぅううう!!」
「わ、我々は大天使様の命令で!! 三大天使様の命令でやっていたんです!! 私は悪くない!! 三大天使様が悪い!! 私は悪くない! 私は悪くないッ!!」
「わ、我々は神のために! 神のために人々を傷つけ、犠牲にし、犯し、生贄にして材料にして……? わ、我々は何を? 神の名の元に人々を苦しめるのが正しいのか……? グ、グァアアアア!!」
「うるさい! 黙れ!! 何が神だ!! 神など何もしてくれない!! ただ見守っているだけじゃないか!! そんな奴らに断罪だのなんだの言われる筋合いはない!! 我々は自分のために……ガァアアアアッ!!」
ラグエル弾を受けた天使たちは幻覚を見ているのか次々と大混乱に陥る。混乱の果てに自らのアイデンティティーが崩壊したのか、そのまま自我崩壊して堕天して堕天使になったり、他種族に変貌してしまう天使たちもいるほどである。その元凶になったのは、天使ラグエルの力が込められた弾丸「ラグエル弾」の効果による物である。この弾丸は簡単に言うと「混乱」状態をもたらす弾丸……パニックショット(天使限定)である。
威力が低いのと混乱が掛かりやすいのは天使限定という欠点はあるが、天使に対しては「混乱」の付与率が飛躍的に向上するという効果がある。そんな大混乱に陥っている天使たちを無視しながら、桜子は他のシスターフッドのモブシスターに対して言葉を放つ。
「属性チェック! アライメントフィルター展開!! 施設内の人たちの属性は!?」
「NEUTRAL・NEUTRALの属性多数確認! 人属性も確認!! 恐らくは人質だと思われます!!」
モブシスターの手にしている「アライメントフィルター感知装置」それは海外に面白半分に店を出している黒札が用いている特定のアライメントしか入れないフィルターをかける技術を応用して、範囲内のアライメント・人属性を感知するための技術である。
これにより、施設内で天使たちの玩具になっている女性たちを確認しているのだ。
「分かりました。それではコハルさん、私の名前の元、「切り札」の使用を認定します!」
その言葉と共に前に出るのは、KSJ研究所によって日本へと移動し一神教調和派に在籍しているコハルだった。コハルは桜子の指示に従い、自分の手を混乱している天使のみならず過激派の存在する小シェルターへと向ける。
「了解ッ!! 「世界と光に復讐するもの」「天使の監視者」天使ラグエルの真名と権能の元命じる!!」
「
「ガ──―アアアアアアアアアア!?」
次の瞬間、過激派の隠れ家全体を包み込む「天罰」の光が中で姦淫に励んでいる天使たち「のみ」を次々と吹き飛ばし、消滅させていく。
その「天罰」の光は、凌辱されていた女性たちや建物自体には一切危害を与えず、姦淫を行っていた天使たちのみを綺麗に吹き飛ばし粉微塵にしていったのだ。
それはまさしく、某サイバスターの敵のみを倒すことが可能なMAP兵器「サイフラッシュ」に似た効果だった。その理由は「術者と違う属性の敵に現HPの1/8のダメージを与える」という真・女神転生ifの天罰の仕様である。コハルの属性は「NEUTRAL・NEUTRAL」そしてごく普通の人間たちの属性も基本的には「NEUTRAL・NEUTRAL」である。
そして、メシア教の天使は大抵「ロウ・ライト」属性(例え外道行為を行っていても)である。
このため、彼女の能力は天使のみに突き刺さり、同じ属性である人間の女性には効果がない。これが今回のサイフラッシュじみた天使のみを消滅させるMAP兵器の秘密である。さらにこの能力は「姦淫度」によって変化し、姦淫を行って快楽にふけっている天使や悪魔たちに対して効果は飛躍的に上昇する。
「汝姦淫を行ってはいけない」という十戒の一つを具現化するための能力といえるだろう。その力により小シェルター内部に存在する天使たちは文字通りの「天罰」を食らって消滅したのだ。
「よし! これより敵拠点に突撃!! 女性たちを救済します!! 突撃!!」
・下江コハル。(属性:NEWTRAL・NEWTRAL)
プロトタイプである聖園ミカよりさらに以前のほぼ最初期の天使人間。
「天使を監視する天使」天使ラグエルの天使人間ではあるが、最初期であったため力をほぼ発揮できずに廃棄処分を受けながら何とか逃げ出した。
能力的には、ラグエルの力を解き放ち異なる属性にダメージを与える「天罰」である「エッチなのはダメ!死刑ッ!!」以外存在しない。(これはガイア連合の天使部やメルキゼデク、ラグエルに変身できる復讐ニキの力によって発現した)
最もこれは自分自身の属性以外の存在……ニュートラル・ニュートラルの属性が多い人間以外を吹き飛ばすいわゆる某サイバスターのサイフラッシュであるため、これ一本で食っていける戦略兵器。(サイフラッシュを使える人間が弱いはずがない。)
「エッチなのはダメ!死刑ッ!!」は真・女神転生ifの天罰であり、『術者と違う属性の敵に現HPの1/8のダメージを与える。属性:万能、範囲:全体攻撃』を対象全てに叩き込める。
さらにこのダメージは「姦淫度」によって上昇し、姦淫にふけっている者に対してはさらにダメージが上昇し、HP1/1の万能攻撃ダメージが突き刺さる事もある。
姦淫にふけるメシア教過激派用のMAP兵器であるが、スケベ部や悪魔しょうかんなどに撃ち込まれたら大変な事になる可能性があるため、桜子の許可が出ないと撃たないようにしている。
・ラグエル弾(試作品)
メシア教の作成した弾丸「メシア弾」の作り方を応用し、中に「天使ラグエル」のMAGを封入した弾丸。
メシア弾は天使に対して特に威力が弱いという特性があるが、この弾丸を使うと「天使ラグエル」の権能の影響を受けて高確率で「混乱」状態を天使に付与できる効果を持っている。威力よりも属性異常弾としての効果に特化した試作弾丸。
コハルと「なろう系な俺たち」に出てくるラグエルに変身できる「復讐ニキ」の協力で作成されている。(復讐ニキはニコニコしながら協力してくれた)
舞台は「【カオ転三次】TS^2ようじょの終末対策」様」、キャラは「「ファッション無惨様のごちゃサマライフ 」様」「【R-18】アビャゲイルの投下所【カオス転生ごちゃまぜサマナーN次創作】様」をお借りしました。