感想で行間が詰まって読みにくいとアドバイスをいただけたので調整してみました。
雄英体育祭ですが、主人公切裂咲に関係してるところを主にやりそれ以外は簡単にまとめて行きますm(_ _)m
雄英体育祭第三種目個人戦トーナメント出場者
ヒーロー科1年A組
緑谷出久
爆豪勝己
轟焦凍
切島鋭児郎
上鳴電気
常闇踏陰
瀬呂範太
飯田天哉
麗日お茶子
芦戸三奈
八百万百
ヒーロー科1年B組
鉄哲徹鐵
塩崎茨
サポート科1年H組
発目明
普通科1年C組
心操人使
切裂咲
ほとんどがヒーロー科1年A組で埋まっているトーナメント戦が始まる。対戦カードは
1回戦目 緑谷対心操
2回戦目 轟対瀬呂
3回戦目 塩崎対上鳴
4回戦目 飯田対発目
5回戦目 芦戸対鉄哲
6回戦目 八百万対常闇
7回戦目 切島対切裂
8回戦目 麗日対爆豪
となった。対戦カード発表後すぐにリングが作られ緑谷と心操の試合が始まろうとしている。切裂はクラスメイト達と応援席にて観戦を始める。
心操の『個性』を知ってる人達に取ってこの試合はすぐに決着が着くと思っていた。最初から緑谷を洗脳した心操だが緑谷が場外に出る直前に洗脳が破られた。
「(指を破壊して洗脳を解いた…指を動かしただけであの威力…緑谷君の『個性』こんなに凄かったんだ…でもなんで動かせたんだろ…)」
緑谷の『個性』を観察していたがそのまま心操を投げ場外に出す形で緑谷が勝利を収めた。結果自体は地味だったが洗脳という強い『個性』を見せつけた心操は体育祭を見に来ていたヒーロー達の目に止まる。退場する際にも普通科から歓声の声が上がった。
2回戦目 轟対瀬呂の試合が始まったが速攻で決着が着いた。轟が瀬呂を氷漬けにしたのだ
「(体から霜が降りてる…あの『個性』は体を冷やすのか…左側で氷を溶かしてる…左側は熱の『個性』だから右側しか使わなかったのか…)」
3回戦目 塩崎対上鳴の試合これも割とすぐに終了した。上鳴の電撃を塩崎の髪で防いだことで脳がショートしその隙に決着が着いた。
4回戦目 飯田対発目 終始発目明のサポートアイテムの紹介で終わり満足した発目が自ら場外に出たことで飯田が駒を進めた。
5回戦目 芦戸対鉄哲 鉄哲の『個性』スティールに苦戦を強いられた芦戸だったが鉄哲の足元を溶かしバランスを崩した所を狙い場外に押し出し勝利を収めた。
6回戦目 八百万対常闇 常闇の攻撃を盾を創造し防いでいたが押し切られ常闇が勝利
7回戦目 切島対切裂
『さぁ!トーナメント戦第7試合!!』
プレゼント・マイクの実況を聴きながら入場を始める
『漢気一つでど根性!!硬化!!ヒーロー科!切島鋭児郎!!』
霧島がコートに向かい歩き出す。
『未だ個性を見せていないがトップクラスの成績で第一第二種目を突破!!普通科!!切裂咲!!』
紹介が終わる頃に二人はコートに上がる。
「なぁ、あんま女の子殴ったりしたくねぇんだ。けどここまで来たからには全力でやらせてもらうからな!!」
「…お手柔らかにお願いします。」
「試合開始!!」
ミッドナイトの掛け声と同時に霧島は硬化をし突っ込んでくる。対して切裂は脱力した姿勢をとる。
「(切島君の『個性』ただ硬くなるだけじゃない…少しだけ鋭利になってる…触れたら肌が切れそう…なら)」
切裂は切島の一撃目を躱し切島の胸を両手で押す。そのままバランスを崩し切島は尻餅を着いてしまう。
「(なんだ今の…力があるわけじゃないのに…)」
切島はすぐに立ち上がり再度攻撃を仕掛ける。が、切裂には当たらず溝打ちに一撃を入れられ吹き飛ぶ
『おっと!!切島吹き飛んだ!!なんだ切裂見かけによらず怪力か!?』
「(別に力が強いわけじゃないでもなんだこれ…重い!!?)」
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【1年A組観戦席】
「なんだあれ?切島手抜いてんのか?」
傍から見たら華奢な女の子に切島が振り回されており手を抜いていると思われる光景だった。
「いや、切島君が手を抜くはずないよ。多分切裂さんが何かやってるんだと思う…」
「おぉ!少年よいい所に目をつけてるじゃないか!」
緑谷の答えに知らない男性が賞賛する。その男はそのまま前に進むと大声で叫ぶ
「咲ィィ!手抜いてるんじゃな〜い!!」
「お父さん!!!?」
突如現れたその男は切裂に対して手を抜くなと言う。つまるところ手を抜いているのは切島ではなく切裂の方だ。
『なんだありゃ…切裂の父親か?親バカなのね…』
『なるほどな切裂の強さの理由はアレか…【鬼神】に育てられてるのなら納得だな』
『はぁぁ!?イレイザー今【鬼神】つったか!?【鬼神】つーとあれだろ!1人でヴィラン組織壊滅させたあの!!』
『とゆうかなんでヒーロー科の席にいるんだ?』
【鬼神】とは切裂父の学生時代の異名である。当時から強くヴィラン組織を壊滅させた事もあった。しかしヒーロー免許を持たずに行うそれは犯罪行為で変わりないのでよく警察のお世話になっていたらしい。切裂の父が【鬼神】だということを知った観客は騒ぎ出し、切裂に向く期待も大きくなっていった。
「あの〜、切裂さんが手を抜いてるってどう言うことっすか?」
ヒーロー科上鳴が質問していた。
「うん?あぁ、一撃目バランス崩したけどあれ一撃入れられたし二撃目はカウンター入れれば勝てた。けど咲はそれをしなかった。」
そこから【鬼神】による解説が始まった。
切島の攻撃を全て躱し、攻撃を入れてはいるが決めてにかけている。切裂自身が他人に怪我をさせたくないと考えているため1撃が軽くしっかりとダメージを入れられていないうえ攻撃回数が明らかに少ない。しかし現状切島の攻撃は当たらず切裂の攻撃は当たるという状態だ。
「ダメだな、このまま続けば勝てるには勝てるだろうけど切島君に痛みを与えるだけになるのにな…」
「あの、切島が攻撃躱せてないの何か変な気がするんですけど…」
「アレは、咲が緩急を付けて動いてるせいだね。そのせいで切島君はタイミングをずらされてる、硬化で防ぐ事もあるけど咲の攻撃は内に響くからね」
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【コート内】
「グゥッ!!」
切島がうめき声をあげる。硬化した肌を触らぬようジャージの上から打撃放たれる。しかし、切裂の攻撃が見るからに減ってきている。他者に攻撃をするだなんて切裂は考えられない、皆全力で勝ちに来ておりそんな人を相手に手を抜いてしまう訳にはいかないということは理解出来ていた。しかしそんな意志とは裏腹に体が止まってしまう。
「(ダメだ、やっぱり誰かを傷つけるなんて私には無理だ…)」
しかし攻撃を受けた反動で『個性』を発動させてしまう危険性があるため避ける他ない。その上普通科の生徒たちからの応援を受けて今ここにいる。その重責から逃れられる訳もなくどうするべきか思考をめぐらす。
「(相手をこれ以上傷つけないようにするには…一撃で決める?硬化が相手には無理、投げ技?下手にやれば肌が切れる…硬化は私の攻撃に合わせてる…攻撃の時はほとんどずっと硬化してる…あの状態はどれくらい持つ?硬化がなければ一撃で決めれる?…)」
一方切島は切裂の動きに違和感を覚え始める。明らかに攻撃の回数が減っており逃げに徹している。しかしこちらの攻撃は切裂には当たらない攻撃を硬化で耐えカウターを入れようにも攻撃を受ければ一瞬動きが止まりカウターは容易に避けられてしまう。傷つけたくなく傷つきたくない切裂を相手し切島はなすすべがなかった。
『切裂は攻撃回数が減ってきたな…切島は攻撃を続けてはいるがどれも避けられているな…さてどうするのか見ものだな』
『おいおいマジかよ!ヒーロー科相手に普通科が善戦してんぞ!!だがお互いに決めきれないどうなるこれ!』
試合時間もかなり過ぎ始めた。切島は一撃を入れる方法切裂は一撃で決める方法を出さなければ永遠に終わらない
「(硬化さえなければ一撃でいける…既に5回溝打ちに撃ち込んでる…なら彼には…)」
「(一瞬だけならアレが使える…けどすぐ硬化が切れる…アイツに一撃入れるならそれしかない!)」
切島が覚悟を決め攻撃仕掛ける。しかしそれよりも先に動き出したのは切裂の方だった。
「ッ!?マジかでも好都合!!」
切裂の攻撃は切島の溝打ち目掛けて放たれるそれを待っていたように切島は構え出す。
「
切島が最高硬度を出した。切裂の一撃を受け止めカウンターを入れるつもりだ。今までの硬化では受け止め切れず切裂へのカウンターが遅れたが今回は違う確実に受け止め切れる。
「(ッ!コレは触れたら本当にダメだ!けど今止まれば確実に重い一撃が来る!なら最初からこれしかない)」
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【1年A科観戦席】
「…性格悪いなぁ咲は」
「「「自分の娘に言いますかそれ!!?」」」
切裂父の発言に見ていた全員が口を揃える。
「咲の勝ちだなコレ…」
「「「!!?」」」
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【コート内】
「こい!今度こそ受けきってみせる!!」
切裂の一撃を受け止めようとする刹那切裂の速度が上がる。
膝抜き
膝の力を抜き体重を乗せて移動する歩法のひとつ
武道に置いては基本的な技術だが意外と難しい、アニメのような高速移動は出来ないがそれでも一瞬だけ速度をあげる事ができる。
更に切裂は緩急を付けて動いていたがその間膝抜きは一度も使用しなかった正真正銘切裂の最高速、それにより切裂の動きに慣れて来ていた切島のタイミングをズラす。
「ッ!マジかよ!?」
完璧なタイミングでの発動をしたはずの技がズレる。その隙を見逃すわけもない
完璧な踏み込み、足先から下半身、下半身から上半身、上半身から腕へと余すことなく力を伝え、渾身の一撃を切島へ打ち込む。
切島の最高硬度を砕きながら吹き飛ばす。
「ッ!」
掌が少しだけ切れた。ジャージの上から打ったが怪我をおってしまう。幸い『個性』が発動することは無かった。
「グッ…ゥゥゥ…!!」
切島は綺麗に一撃をくらい立ち上がれなくなっていた。
「切島君戦闘不能、切裂さんの勝ち!」
ワッと歓声が沸き上がる。
「切島君!!」
切裂は真っ先に切島のもとへ駆け寄る。
「大丈夫!?」
「…お、おう…」
苦しそうに切島は起き上がる。
『…おい、なんだありゃイレイザー』
『俺が知るかよ…だが、切島が見せた最高硬度、タイミングをズラしたといえそれを破壊するほどの威力…』
ヒーロー科に普通科が勝利したのだ一番騒ぐであろう実況が静かだった。
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【1年A組観戦席】
「…なんだよ今の、あんな一撃出せんのかよ」
「ホント性格悪いなアイツ…」
「どうゆう事ですか今の!!切島の硬化は今までよりも明らかに硬かった!!それを一撃でって!!」
多くの生徒が声を上げる中切裂父だけは落ち着いていた。
「あの一撃ならそこの尻尾君がわかってるんじゃない?君武道の経験あるでしょ」
切裂父は尾白へと向く
「…加速したのは膝抜きの技術、打撃の威力は踏み込みからの力を余すことなく伝えたから…で合ってますか?」
「大正解…咲は基本のところは幼少の頃から鍛えてきたからな相当のもんだよ」
「基本って!いくらなんでもおかしいですよ!膝抜きだってかなり難しいのにあんなスムーズにやるだなんて!それに力を伝えるなんて更に!」
「それでも出来るんだよアイツは…本人は嫌だろうけど人を傷つける才能がある…」
静かに娘を見つめる父親、その才能を見出しここまで成長させてしまったのは父自身だ。
「あの、切裂さんが性格悪いって…」
「アイツは最後まで膝抜きをしなかった。あそこまで綺麗にやらなくても体重乗せて動くぐらいはできたのにそれすらしなかった。力の伝達は最初からやってたけどかなり手を抜いてた。それを相手が慣れてきたタイミングでやったんだ。最初からやればいい物を…」
切島を倒したあの動きを最初からやられる。それを聞いた瞬間ゾッとする。あの切島を吹き飛ばす程の威力を打たれたらどうなるか分からない。
「…足から余すことなく伝えられた力はどんな強固な盾であっても貫く矛となる」
誰が言ったか分からないが目の前で起こったそれを表すには十分すぎた。
切裂ちゃん強すぎィ
因みに咲ちゃんの攻撃は全部掌底で打ってます。