好きな力の霊力と不幸になる幻想殺しの二刀流 作:ブラックマッハ
今日も真夜中から男は走って逃げている。現実から逃げようとしているのではない。だから自殺なんて一切考えていない。なら誰に追いかけられているのか?その人物とは見知らない不良である。
今の男では勝てる見込みは一切ない。本当の本当で勝てないのだから仕方がない。今の男は逃げることが正義なのだと考えて走っている。
何故追いかけられたのかは今から10分くらい前の事だ。
ファミレスに入りたいと上条当麻が思い男は中に入った。中に入ってしばらくして、俺はカレーライスを注文したが、飛影から
「ももんじゃ焼きに今すぐメニューを変えろ」
とうるさかったけど指示に従わなかった。飛影とは幽遊白書のキャラクターである。他にも主人公の幽助や戸愚呂弟そして桑原がいる。最後に仙水がいる感じだ。
注文をし終えた男は周りを見回す。
「見苦しいね、女性相手に何人も人数で取り囲むなんて」
と戸愚呂がキレる。戸愚呂は汚い事が嫌いである。嫌いのため何度も「汚い汚い」と叫ぶ程である。
「「じゃあ助けに行こうか?」」
男と当麻が同時に言って注文をキャンセルしてから男は不良に迫る。ここ最近そのような作業をたくさんしている。何故そうしてるのかそれは
(強者には勝てないからな。俺の場合は運は良ければ勝てるけどな。でもさ、やはり強者にボコボコにされるのは嫌なのよ。理由はどうあれ嫌なものは嫌)
だと男は思っているそうだ。
「なぁ俺ら知り合いなんだ。だからどうか見逃してくれないか?」
「随分と弱く出たな。ガッカリだ!!」
と飛影が不良より先に言った
「なんだよ。いい所を邪魔しやがって」
と言って不良が襲いかかる。男はそのまま逃げ出して今に至るて感じだ。
男は(早く終わってくれないかな。楽しみにしていた漫画が読めないじゃないかよ。)と思った。
「ちょっとは戦って見ればいいのによ」
「久しぶりに運動したい気分だね」
「丁度いい。準備運動としてはいいかもな」
幽助、戸愚呂、飛影の順番に戦いたい気持ちを隠しきれない。
「辞めてマジで。ただでさえ不幸なんだから。自ら、不幸の場所に飛び込みたいバカは俺じゃない」
だが男は反対で上条当麻も男に賛成した。
「上条さんもね、好きに生きていけばいいと思うんですよ」
こんなところで戦いたくはない。もしかしたらしたら死んでしまうかもしれないのだ。不良なんて一般人が勝てないなんて考える人が多いはずだ。だから彼も同じく逃げていると考えているのだ。
だが男はこの緊張感をワクワク感に変えている。どうやって変えたのか。それは彼がドMな訳ではなく、逃げる動作を愛しているのだ。そして逃げ切った時のワクワク感は凄くいい。
そして今もう直ぐで逃げ切れるラインまで来ている。鍵となるのは、直線150メートルの橋である。純粋なスピードの勢いと少し距離が離れているため不良は追いつけない。
ここでやはり男は直線で勝負に出る。全力のダッシュしか有り得ない。不良は圧倒的なスピードの差でついて来れない。全く問題なく不良を撒いた。可愛いそうな不良達はきっとその後痛い目に合うだろう。
男は近くで散歩してから橋を渡ろうとする。だが不幸なのか幸いなのか新しいイベントの始まりである。本当に男はついていない。それはそうで彼は憑依した上条当麻なのだから不幸で当然だ。
逆に不幸じゃないならクレームを言っても間違いではない。
「やっと終わったぜ飛影。思ったより粘られたな。本当に厄介な相手だった」
「それなら勝負して勝てば良かったものを。甘い奴だ」
「まぁ準備運動としては良かったね」
そんな歩きながら会話した所を新しい不幸に見られた。
「たっく何やっているのよ。一人で会話していておかしくなったの」
男は現実回避をし続けていた事を思い出した。男にしか幽遊白書のキャラの声が聞こえないのだから。それは酷く嫌な事で幽遊白書のキャラと関われる人が男だけは嫌だ。独占した気分になるから男には勿体無いなんて思ってしまう。反対に男以外の人格を表に出せるが一日5分しか出せないためピンチの時までは使わない。
だが彼も声しか聞く事が出来ない。彼を含めないで7人の人格が彼の頭の中にある。だから残念ながら顔を見る事は出来ず想像するしかない。
「そうかそうだった。現実は、彼らの会話も流れないから俺にとっては不幸だったんだ」
「何言ってるの?私を無視しないで話すなんて余裕のつもり」
「ビリビリありがとうな思い出させてくれて。いい奴だった。じゃあな」
「さようなら、じゃなくて待ちなさい」
男は幸せの気分を無理矢理しているのに空気を読んでくれなくて残念そうだ。だがそんなの彼女には関係ない。彼女にだって都合があるのだから仕方がない。
「まだなんかようがあるのか」
「喧嘩をするんでしょう。ちゃんと真面目にやりなさいよ」
「なんか夜からケンカなんて悪い事をした気分になるんだよな。それにケンカて男だからいい。だけど女子とケンカなんてイチャイチャしてるようにしか他人には見えないぞ」
「イチャイチャ」
「なんでこのタイミングで顔が赤くなっているんだ。喧嘩する時点でメンタル攻めもあるんだぞ。大丈夫かな。「「ピッシュン」」いきなり攻めて来るんじゃないよ」
男は、いきなり攻めてきた電力の槍を手に当てただけで反応してくれたおかげだ。何故男が打ち消したのか。それは男が上条当麻だからである。何故なのかは次回に説明するはずだ。
「それはあ・ん・たが怒らせるのが悪いんでしょうが」
(やっぱりいや怒らせるね。そんな事した記憶がない。俺が怒るなら分かるけどさ。ええっとその勝負が始まっているのかな)
「つまらないな。どうせ殴らないんだから興味もない」
(幽遊それは言わないでほしいな。殴らないのは事実だけど楽しくなくなるだろう)
「じゃあ俺は寝るわ」
「どうせ勝つんだから見ていて面白くない。俺も寝るぞ。」
(幽助と飛影が寝たけど俺は負けない気持ちがました)
「怒らせた気持ちがないけどな。でも俺は怒らせてしまうなら仕方がないか」
「仕方がないのよ。だから「喧嘩するしかない」のよ。そしてなんで同じタイミングなのよ」
「合わせてやったの。だってほら青春してる気持ちになれて俺は嬉しかった」
その後ビリビリは、いきなり超電磁砲《レールガン》の説明が早口であって実演までしてくれた。その実演の電力も男は無効化にした。だが男は音速を超えていたけど
しっかり目で捉えていた。
「じゃあこれはどう」
砂鉄で作られた剛鉄の剣が男の前に現れた。
(武士道に合わないこの性格に剣って嫌だよな。でも剣を見るといい剣だなと思う)
男は剣に目掛けて走っていく。ビリビリは、男に目掛けて剣で当てようとする。するのだがするのだが、手に当たってしまったせいで無効化にした。その瞬間ビリビリの左ストレートがくるけど余裕で後ろに下がる。
「まだ続けるか」
「当たり前よ。後逃げてばっかりいないでかかってきなさい」
「なんかそう言われてもね。周りいないな。本当に雰囲気がイチャイチャしてる気分だ」
「イチャイチャなんて、これでもくらいなさい」
ビリビリは、顔を再び真っ赤にして、殺人級の電磁波が流れるのだがそれも無効化にした。そのまま超絶な勢いで雷撃を落とした。上空に手を伸ばして無効化にする。完璧だ。なんか何発も雷が鳴った。
何度も何度も軽々とビリビリの雷撃の攻めを守る。そして遂に遂にビリビリが倒れた。
(これで終わりか。周りがいなくてよかった。イチャイチャしてる姿なんて見せたくない。それにしてもエロいなやはり女子の倒れた姿なんて)
「ほら俺の手に捕まれよ」
(なんか大したことないのにイケメンボイス気分になる。分かっていますよ。俺は、イケメンじゃないけど)
「しょうがないわね。今回は引き分けね」
(俺の手に捕まりビリビリの学校まで連れて行く。今でも倒れそうな姿で弱々しかった。……無事連れて行き、俺は学校に去った気分は最高だった」
次回に続く。
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