リトル・ヤタガラスは妖怪を狩るようです ~正義の妖怪ヒーローが往く退魔怪奇譚~ 作:小村・衣須
「あ
「はいはいはいはい、じっとしてなさいバカ弟。いくらあんたのやる事を否定しないと決めたからって、こんなにズタッボロの状態を見て思うところの無いお姉ちゃんじゃないわよ。黙って包帯巻かれてなさい」
ギュッ! と力いっぱいに包帯を締められて、九十九は素っ頓狂な声を荒げた。
しかして五十鈴はそんな弟のうめき声を意にも介さず、淡々と、それでいて力強く包帯を巻いていく。
彼女の手付きは妙に手慣れていて、洗練されていた。昨日今日で会得できる技術では無いだろう。
「すご……あっという間に手当てされてく。五十鈴さん、前に何かやってたんですか?」
「んーん。昔、あっちこっちの不良とつるんだり喧嘩したりしててさー。その過程で、必要に駆られて的な? 自分の怪我くらい自分で面倒見なきゃならなかったのよ」
「そ、そうですか……」
「儂も息子夫婦も、不良遊びなぞやめるよう度々言ってきたのじゃがのう……。その癖、大学進学と同時にすっぱりやめた時は、それはもう驚いたものじゃが」
五十鈴の過去を知ってからこちら、困惑しっ放しの姫華。
彼女の気持ちが分かると言わんばかりに、四十万もまた重々しく頷いている。
彼らの言いたい事を理解できるからこそ、当の五十鈴は苦々しく笑うしかない。
弟の傷口に消毒液をかけ、不意に上がった軽い悲鳴を聞き流しつつも過去を回顧した。
「大体、高校3年の秋くらいだったかしら。そんくらいの時に、この辺の不良をあらかた〆切ったってんで、引退を考えてたのよ。でまぁ、やりたい事も特に無かったし、それなら勉強しよっかなーって。不良やってた以上、就職できる可能性なんてたかが知れてたし」
「……そもそも、なんで不良とつるんでたんですか?」
「どうだろ。中学の時には、もう年上連中に混ざってたし。……今思うと、妖怪の血を引いていたからかしらね。他人との間に、漠然と『ズレ』を感じる事が多くなって……そのストレスを発散しようとしたのが始まりだったような気がするわ」
滑らかな手並みで包帯を巻き、絆創膏を貼ってやる。
そんな甲斐甲斐しい態度の姉を見上げて、九十九は過去に聞いた話を思い出す。
「イナリが言ってた。大事に使われた道具はいい妖怪に、乱暴に使われた道具は悪い妖怪になるって。……多分、姉さんと周囲との間で生じた軋轢とストレスが、姉さんの中の妖気を悪い方に傾けた……んだと思う。僕らは人間だけど、先祖が九十九神だから」
「そういうものなのねぇ。でも結局、私はそれで満たされなかった。5、6年くらい暴れ通したけど、私が本気で相手をぶん殴った事は無かったわ。……本気で殴るとどうなるか、無意識に分かっちゃったの」
「……」
「それからは、昨日の夜に説明した通りよ。大学を出て早々、課長にスカウトされて霊担課に。ひたすら舞の振り付けを叩き込まれて、日本のあっちこっちで踊りまくって、周りからはなんであるかも分からない窓際部署って揶揄されて……」
そこで、不意に手当ての手が止まる。
何か、思うところがあったのだろうか。それとも、嫌な過去を思い出してしまったのだろうか。
そう思い、各々の位置から五十鈴の顔を覗き込もうとして……少しばかりの驚きを覚えた。
「……なんだかんだ、過去イチ楽しいって思っちゃってる私がいるのよ。思いっ切り体を動かせて、でも誰も傷つける事がなくて、おまけに感謝までされちゃう。ホント、これまでの人生からは想像もできないくらい……楽しいの」
五十鈴は、笑顔だった。
嫌な過去を思い出したなんてとんでもない。彼女の顔から想起できるのは、楽しい情景を思い出している時の感情だ。
溶けて綻んだ砂糖菓子のように、ふにゃりと柔らかい微笑み。トレードマークのタレた目尻が、どことなく色気すら醸し出していた。
同時に、姫華はハッと気付く。
今、五十鈴が浮かべているふにゃりとした笑みは……どこか、九十九のそれと似通っていた。
顔立ちも、性格もまるで違うのに、微笑み方はよく似ている。
少女はそこに、確かな“姉弟”を見た。
「色々あったけど……ま、今はこれでいいかなって思ってるわ。何度も何度も踊ってる内に……なんかこう、昔みたいなイライラも無くなってスッとした感じがするのよね。ちゃんと眠れるようになったし、食欲も増えた気がするわ」
「ふぅむ……。恐らくそれは、舞のおかげじゃな。あの瀬戸という男の下で、土地を清める為の舞を踊っておったのじゃろ? 踊る過程で成立させた術が、五十鈴自身の妖気も清めたのじゃろうな」
「ふーん、そういうものなのね。ま、理屈はどうであれ、私が今の生活をそんなに悪く思ってない事だけは確かよ。……ん、よし。もう手当て終わったわよ」
バシッと背中を叩かれつつも、軽く左腕を振って具合を確かめる九十九。
激戦に次ぐ激戦で全身ボロッボロだし、右腕は折れたままどころか悪化すらしている。
けれど、瀬戸に差し込んでもらった“糸”のおかげで、多少なりともダメージが癒えつつあった。
ちゃんとした手当ても受けた以上、後は時間の経過と共に癒えていくだろう。
妖怪は妖気を己の体内に巡らせる事で、傷の自己治癒を促す事ができる。右腕が治るのに、1週間も要さないというのがイナリの見解だった。
「ん……ありがとう、姉さん」
「こんくらい、どうって事は無いわ。……けど、これからも戦い続けるんでしょう?」
「……うん。これから先、敵はどんどん強くなる。その度に傷付いて、倒れる事もあるだろうけど……でも、それでも」
やおらに、姫華の方を見る。
彼女もまた、今回の戦いでそれなりのダメージを受けた。
1度は敗走しかけたとも聞くし、そこから逆転できたのだって、いくつかの偶然が絡んだ結果と言えるだろう。
けれど、彼女は戦った。九十九と同じ舞台に立とうとした。
その行為が如何に愚かで、合理的ではないかを語る事は容易い。それでも、九十九は嬉しかった。
彼女は、自分と一緒に戦ってくれたのだ。自分の意思で、1歩を踏み出したのだ。
いつかに手を伸ばせなかった“あの子”に手を届かせる為に、勇気と知恵を振り絞った。
白衣 姫華は、ヒーローで在ろうとした。
たったそれだけの事が、敗北によって傷付いた己の心を救ったように思えた。
「……僕は、この場所に立ちたい。誰かを守る為とか、強くなる為とか、そういうのもあるけど……。それと同じくらい、僕が、僕の人生を誇れるように」
「……そっか。なら、それでいいんじゃない?」
如何に家族とはいえ、弟の心の内を十全に読み取れるほど、姉は万能の存在ではない。
けれども、五十鈴は微笑んだ。仕方の無い弟だと言わんばかりに、緩く溜め息を吐き出して。
「でも、この2つだけは約束しなさい。どんな戦いに出かけても、必ず家に帰ってくる事。そして、姫華ちゃんを絶対に泣かせない事。自分の帰ってくる場所ひとつも守れないような奴に、他人なんか守れやしないわ」
「うん、約束する。元々、一緒に強くなるって約束もしてたからね。僕は、姫華さんと一緒に歩いていくよ」
「……ほっほーう?」
ニタリ。
先ほどの柔らかい微笑みからは打って変わって、からかうようなおどけるような、ニンマリとした笑み。
そんな表情を姉から向けられ、九十九は一瞬だけ訝しみ──そして、気付いた。
「つ、九十九、くん……! そん、な……いくらなんでも、大胆な……っ」
顔を林檎よりも真っ赤にした姫華が、そこにいた。
そこでようやく、自分が何を口走ったのかをようやく理解する。
ぶわりと汗が噴き出して、九十九もまた顔を真っ赤に染め上げた。
「ちっ、ちがっ……! そそ、そういう意味じゃ、なくてっ……!」
「あーらら。若いっていいわねー、青春ってカンジがしてさ。じゃ、お爺ちゃん。後はお若い2人に任せて、私はそろそろ行くわ」
「おや、もう行くのかい? もう少しゆっくりしていってもいいじゃろう」
「ざーんねん、明日から書類の山とハネムーンしなくちゃならないの。さっきの戦闘で、まーた街が荒れちゃったでしょ? それの後始末を学べって、課長がうるさくてさー」
すいっと立ち上がり、
上着を軽く羽織ったのち、五十鈴は切れ味鋭い目尻からウインクをしてみせた。
「またね、九十九、姫華ちゃん。あんたたちが困った時は、お姉ちゃんがいつでもどこでも駆けつけて、バシッと背中を押したげる。だからあんたたちは、気負わずあんたたちのやりたい事をやりなさい。……まずは、2人でしっぽりと、かしら?」
「しっ、しっぽりと、って……!? ちょっと待ってください五十鈴さん! わわわわ、私と九十九くんはっ、そ、そんな関係じゃ……!?」
「そっ、そうだよ姉さん! あんまり姫華さんをからかうのはやめ……っ、い、
「わわわっ!? 九十九くん、大丈夫っ!?」
飛び起きた拍子に傷口が開きかけ、思わずうずくまってしまう九十九と、彼を慌てて介抱しようとする姫華。
顔を赤くして照れながらも、それでも2人の間に芽生えている確かな信頼関係を、五十鈴は目の当たりにした。
その様を見て軽やかな笑い声を漏らし、別れに手を振ってやる。
そうして五十鈴は、いつものように、野性味のある快活な笑顔を見せた。
「またね! 私の愛した街をよろしく、ヒーロー!」
◆
リビングから、騒がしい声が聞こえてくる。
その賑やかで楽しげないくつかの声を聞きながら、瀬戸は縁側に腰掛けた。
「……まぁったく、子供が騒がしいんは今も昔も変わらへんっちゅう訳か」
とく、とくとくとく。
ゆっくりと傾けられた徳利から、日本酒がたおやかに溢れ出る。
それをお猪口で丁寧に受け止めて、そして1滴たりとも零す事は無い。
お酒を注ぎ終えた後、徳利の首を持ち上げ、そっと縁側の傍に置く。
月の映える夜空を見上げながら、クイッとお猪口の中のお酒を飲み干した。
「……ええ酒や。やっぱ、この家で飲む酒は妙に
心地のいい酒精が、するりと喉を滑り落ちる。
体の隅々へと染み込んでいく滋養に、目を細めて息を漏らす瀬戸。
彼が身につけていたサングラスは、今は徳利の傍に添えられている。
「まさか、またこの家に関わるたぁ思わんかったけど……これも因果っちゅう訳かなぁ。その辺、
「……その呼び方、まだ覚えていたんでやすね」
優男が振り向いた先にいたのは、イナリとお千代だ。
彼らも体のあちこちに包帯を巻いているものの、動く分には問題無いらしい。
ちっちゃな足でトコトコと、或いは黒く染まった翼でパタパタと、それぞれの手段で縁側へと近寄った。
イナリは瀬戸の右側に座り、お千代は左側にちょこんと留まる。さながら、包囲しているようにも見える状況だ。
「……かなんなぁ。そない逃げ場を絶たれるような事ぉした覚えはあらへんで? ボク」
「あらあら、人型の癖に鳥頭なのでしょうか? 真っ向から『八咫村家と縁を切る』と宣言して去っておきながら、ぬけぬけと戻ってきたガキンチョの言葉とは思えませんわねぇ」
「おやおや、なんの事か分からへんなぁ。大体、ボクと自分らは今回が初対面やろ?」
「ったく、わざとらしいすっとぼけ方をするもんでさ。大体、今もなお“瀬戸”って名乗っている時点で、語るに落ちてるってモンでやしょう。まだ、“八咫派”に未練があるんで御座いやすか? ねぇ──」
ちっちゃなキツネに
そうして新しいお酒を口に含んだ直後、横合いから古い呼び名が飛んできた。
「
「……そう呼ばれる機会はもうあらへんて、
コトリと、2杯目を飲み干したお猪口を手元に置く。
今度は徳利を手に取って、中に満ちたお酒をゆるゆると揺らしながら目を細めた。
「あんな? ボクはもう、妖怪としての名前は捨てたも同然やねん。これからは人間らしく、
「ケッ、それを言うなら
「うーわ、めちゃくちゃ昔の
「かなんわー、ホンマかなんわー。ボクが言い捨てた言葉ぁ律儀に覚えとるとか、思わず引いてまうで」
さっきまではお猪口で丁寧に飲んでいた筈のお酒を、とうとう徳利に直接口をつけて飲み始める。
口に入り切れず滴り落ちたお酒が、顎を通って縁側へとポタポタ落ちる。その様を見て、召使い妖怪たちは一様に呆れ返った。
かつて、彼が──妖怪トクリ・ザシキワラシの
宴の度に、彼は決まってこんな飲み方をしていた事を思い出したのだ。
ぷは、と小さな息が漏れ出る。
徳利の中のお酒を全て飲み切って、瀬戸は月の綺麗な夜空を馳せた。
「……“八咫派”と縁切ったんは、今も変わっとらん。ボクが忠誠を誓っとったんは、八咫村の看板やない。ご当主のお
「では、今はどうですの? “八咫派”を去った妖怪の多くは、闇の中でひっそりと隠匿する道を選んだと聞きます。しかしあなたは、政府に……国に仕えているそうじゃないですか。一体全体、どういう風の吹き回しでして?」
「そんなん決まっとるやないか、お千代先輩」
徳利を掲げ、空の月に重ねる。
どことなくほろ酔い気分の彼は、その目に在りし日の情景を投影した。
思い返されるのは、己が忠誠を捧げると誓ったかつての主。
心の底から惚れ込みながらも、終ぞ添い遂げる事は叶わなかった偉大なる半妖の人。
「この国は、お二十様が愛した、その命に替えてでも守った国やで? お二十様亡き後の“八咫派”に、この国を守れるとは思えへんかった。せやさけボクはこの家を去って、国に仕える道を選んだんや」
「はぁ~……昔っから本当、筋金入りのお二十様第一主義で御座いやすね」
「当然の事を言われたかて、なんも思わんわ。せや言うて、今の生活もまぁまぁ楽しいもんやで? ボクの──
「戦後からこちら、この国の経済がめきめき伸びていったのはその影響ですのね……。その恩で政府を揺すって、霊担課とかいう胡乱な部署を?」
「胡乱な、とは挨拶やねぇ。こいでもれっきとした重職やで。土地の流れを整えな困るんは、人間も妖怪も同じや。それに地脈が乱れとったら、折角“たぐって”引き寄せた“縁”やら何やらも、あっちゅうまに飛んでってまうねん」
どことなく酔いの回った眼差しのまま、ぽーん、と徳利を放り投げる。
月を背景に空中を回転した徳利は、しかしある1点で、テレビの一時停止のようにピタリと静止した。
当然、その様を見ていた2体の妖怪には、そのトリックが理解できている。
瀬戸の指先から迸った、見えないくらいに細く艶やかな糸。それがまるで操り人形の如く、徳利に結びついているのだ。
指揮棒を思わせる動きで指を振れば、糸で繋がった徳利もゆらゆらと右へ左へ上へ下へ。
まるで生きているかのように滑らかで、無機質さを感じさせない軌道に、イナリは「は~」と感嘆の息を吐いた。
「相変わらず見事で御座いやすねぇ、お前さんの“たぐり”の術」
「せやろ? イナリ先輩に教えてもろた術を、ボクなりに磨いた結果や。昔はこの術を上手いこと
「……」
「先輩。ボクはな、80年前に思い知ってん。どんだけおもろい術や技や持ってる言うたかて、それより強いモンには勝たれへん。せやけどな、どんだけ強い術や技持ってる言うたかて、後ろで支援してくれる奴がおらへんとなんもでけへんねん」
指を引き、その勢いで“たぐった”徳利を手の内に回収する。
拾い上げお猪口と共に懐へと仕舞い込むと、やおらに立ち上がり、ほろ酔いながらも襟を整えてみせた。
「ボクは裏方になる。八咫村のが目一杯戦えるよう、その邪魔になるようなあれやこれやは、ボクと五十鈴ちゃんでどうにかしといたる。せやから先輩らは、政治やなんやは気にせぇへんで、思いっ切り戦いよし」
「……それが、お前さんの
「座敷童子は、そこにおるだけで幸運を呼び寄せる妖怪や。この国には、『昼』が必要やねん。……お二十様も、早起きして見る朝焼けがよお好きやった」
その言葉に、イナリとお千代は一様に頷いた。
彼らも、かつての主君の事を忘れた事は1日だってありやしない。
満足したような表情を浮かべたのち、サングラスをかけて立ち去る瀬戸。
彼は縁側を後にすると、かつての先輩たちを振り返る事は無く、手だけを後ろに振ってやる。
「お二十様の倅と曾孫っ子、よろしゅうな」
返事は聞かずに、玄関へと向かう。
そこには既に、帰り支度を済ませ、今まさに靴を履こうとしていた五十鈴の姿があった。
「おっ、準備はええみたいやな」
「ええまぁ。久々に弟の面も見れたし、あれなら心配は無いかなって」
「さよけ」
自分も靴を履く為に、そちらへと近付く。
その間際、2人は示し合わせた訳でもなく、まったく同時に軽快なハイタッチをやってのけた。
「ほんなら帰ろか。この国を守る為の仕事が待っとる」
「ですね。あいつらが好き勝手飛び回れるように、私たちはどっしり縁の下の力持ちって事で」
弟と、弟の大切な友人、それぞれの勇気と矜恃を見届けた五十鈴。
かつての先輩たちと、彼らが守ってきたモノを見い出した瀬戸。
時は流れ、立場も関係性も変わってしまったけれど、それでも同じ方向を向いている。
それだけが分かれば十分だった。ただそれだけで、彼らは彼らなりの戦いに赴く事ができた。
環境省・自然環境局・霊的事象担当課。
彼ら2人の戦いは、一般社会の誰にも知られる事無く続いていく。
「……あ、五十鈴ちゃん、車の免許持ってへん? 今さっきお酒飲んでもうたばっかやねん」
「バイクしか持ってませんが……えっ、何? ここから歩きで東京戻れと? 私、課長の高級車に乗って帰る気満々だったんですけど」
4章はこれにて終幕。次回から5章です。NKT……。
ハーメルンでの投稿は他の投稿サイト(あらすじ参照)に遅れてのものでしたが
これ以降はおんなじスケジュールでの執筆・投稿になります。つまり次回はかなり時間が空くってワケ。
3章終幕時にもお伝えしたように、次の章を書き切るまでの時間を暫く頂きます。
4章書くのにどんだけかかったっけ……4ヶ月? 4ヶ月かけて書いた35話を1ヶ月で消化したの?
……次章も頑張ります!!!!!
よければブックマーク、評価のほどよろしくお願いします。
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