違う!これは!ツンデレだ!   作:北町スイテイ

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なんていうか、みんなに幸せになりたかったんです。
はい


ぷろろーぐ

薄暗い地下で、たたずむ私。特にここに用があるわけじゃないけど、あの子はよくここに居るからもしかしたらと思ってきたけど、どうやらここにもいないようだ。ほかを探そう。

 

自己紹介が遅れたが、私の名前はサイカこの天神小学校の幽霊だ。

幽霊暦はまだまだ新人の2年目。それも下っ端の下っ端。そりゃあだれも仲間にできてないからしかたないっちゃあ仕方ないが、いろいろ事情もあるのだ。

 

教室を歩いていると、目的の子を見つけた。今まさに高校生くらいの男の子をかち割ろうとしているところだった。

 

「さーちこちゃん!」

 

とりあえず後ろから抱きつく、人並み以上にはあると思っている胸がゆがむがそんなことはどうでもいい

 

「またおまえか、今忙しい。どけ」

 

サチコちゃんが私の頭を押している。しかしこの体格差では突き放すことはできまい、うぇっへっへ

 

「やーん!大人ぶっちゃってかわいい!」

「おいばか!やめろ!殺すぞ!」

「もう死んでますよー馬鹿だなあ。ぷーくすくす」

「口で言うな!」

 

ゴンッ!

悪ふざけが過ぎたらしい、手に持ってたハンマーで殴られた。

その拍子に手を離してしまう

 

「いったーい!さちこちゃん痛いよ!」

「お前がさっさと離さんからだ!」

「だってさちこちゃんが、」

「だってもへちまもない!おかげで逃げられた!どうしてくれる!」

 

見るとさっきまで居た男子生徒はいなくなっていた。どうやら無事逃げたらしい。あとで見つけなくては

 

「ごめんね!反省してる!」

ゴンッ!

また殴られた

 

「うそ付け!反省なんてしてないだろ!お前のせいでどれだけ逃げられたか!私の力でお前を消してもいいんだぞ!」

「やだあ。できないこといっちゃだめだよ!さちこちゃんじゃ私を消せないよ。わかってるでしょ。」

「うるさい!」

 

そう言って私をハンマーでめちゃくちゃ殴るさちこちゃん

心なしか遠慮がなくなってきている気が・・・

 

「イタ!痛い!さちこちゃんタンマ!タンマ!」

「黙れ!」

 

確かに死にはしないけど、痛い

痛い・・・けど

 

「なんかいいかも・・・」

「ちょ!おまっ!」

 

ああなんだか、新しいものに目覚めそう・・・・

 

 

 

数分後

「これで、少しくらい反省しろ」

「ずみばぜんでじだあ」

 

そこにはぼこぼこになった私が、サチコの前で泣きながら土下座する光景があった。

想像してみてほしい、高校生くらいの女の子が小学生の女の子に土下座する光景を・・・

なんだかぞくぞくするよね!

 

「次はないと思え」

 

そう言って消えていくサチコちゃん・・・あ・・・いってしまうのね

私はその姿を見送ると立ち上がる。

サチコが消えてしばらくした後冷静になった私はこう言った。

 

「これが、ツンデレというものなのね・・・」

「たぶん違うよサイカおねえちゃん・・・」

 

雪ちゃんの突っ込みに私はまた・・・ぞくぞくした。

 




次は思いついたときに書きます。
なんか面白いエピソード書きたいなあ
感想・評価とともに、アイデアも待っています。ノシ
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