Fate/Orichara Order   作:瓶詰め蜂蜜

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第三話 特異点F解決に向けて

Sideオリ鯖

 

 簡単に纏めた前回のあらすじ。冬木の聖杯戦争に呼ばれた私は、人理焼却に遭遇。なんやかんやの果てにカルデア御一行と合流したのだった……。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

「それで?それが一体どうしたっていうのよ、ラスマス」

 

 私がそう尋ねるとラスマスは、

 

「いや、変な略し方やめてくれない!?」

 

 と拒否られてしまった。……呼びやすくていいじゃん。ラスマス。

 

「えっと、俺の名前は藤丸立香。なんで知ってるのか分からないけど、ご存知の通りカルデアのマスターだよ」

「OK、OK。ならば立香って呼びますね。改めて、私はライダー。あっちゃんって呼んでね☆」

 

 キラリーンと星を飛ばすように改めて名乗る。ポーズ付きで。

 

「……ねえ、貴方の言っていたライダーってあんな感じなの?」

「ああ。丁寧かと思いきや破天荒な型破りでな。あいつのマスター含めて周りは毎回振り回されてた」

 

 立香の後ろでキャスターとショチョッが何やらコソコソと話しているけど気にしない方がいいな。私の精神衛生上。

 

「それで、真名はなんていうの?」

「教えないよ?何故ならサーヴァントは自分のマスター以外に真名を秘するものだから!!」

 

 立香の質問に胸を張って答える。そう簡単に名乗ったら面白くないし。

 

「おいおい……。今はそんなこと言っている場合じゃねぇだろう。お前もさっさとそこの坊主と仮契約して手を貸してやれよ」

「聖杯戦争の競争相手がなにか言ってる!?」

「いや、お前堂々と『聖杯なんて興味なし!!私は楽しく死後活を楽しみます!!』って言ってただろうがよ」

 

 驚く私にキャスターは呆れたようにツッコミを入れる。……よく数日前に私が言った台詞を覚えていますね……。

 

「まさか、私のストーカー……?」

「んな訳ねぇだろっ!!」

 

 少し引いたように言うと、キャスターはガルルと猛犬のように噛み付いてきた。

 

「……ま、確かにそこなキャスニキの言う通り、私自身は聖杯なんぞに興味はなく、この異変解決にも喜んで手を貸しますとも。しかし、例え死んでいても此度の顕現において我がマスターは顎髭親父唯一人。仮とは言えども2君に使える気はナッシング!」

 

 ババーンッ!と決めポーズをしつつ宣言すると、立香は暫く考え込むように俯いてんで、顔を上げた。

 

「……分かった。力を貸してくれるなら有り難いよ。これから宜しくね、あっちゃん」

 

 そしてそう言うと、こちらに右手を差し出してきた。そんな立香の姿に、思わず笑みを溢しつつ、その手を握る。

 

「こちらこそ宜しく頼みますよ。立香」




ストックないので次話未定
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