ダンジョンに「くっ、殺せ!」を求めるのは間違っているだろうか。 作:最強オーク
その割には中身薄っぺらです。後半なんて文字稼ぎですし(笑)
どもども皆さん、【光の騎士】クロナ・コロンです!
激動の祭りが終わり、アイズと仲直り?を果たして、いざお金を稼ごうとダンジョンに潜ったら。
『久しぶりだなクロナ・コロン。いきなりだが君に依頼したい』
「······私は忙しいので」
目の前に死神染みた格好の不審者が現れた。この人の依頼は割りとキツイので遠慮したいのですが···。
『失礼な事考えたか?まあ、いい。金がいるのだろう?』
「ぐっ」
『···あーあ、いつかの誰かさんが無茶したせいで、後処理が大変だったなぁ』
「ちょっと待ってください、キャラ違いませんか?」
『冗談だ。あの時の君を感謝する事はあれど、責めはしないさ』
心臓に悪いですね、コイツ。
『まずは彼等と合流してくれ。内容はその時に』
「待ってください、まだ受けるとは···」
『
ぐぬぬ。
まあ、そんなこんなで受ける事にしました。お金が必要なのもまた事実。防具なんてあの戦闘衣だけですし、借金生活なんて息苦しくて気分が滅入る一方ですから。
彼等にも会いたかったのもありますし、お金がかなり貰えるから受けたんですが···。
「つ、疲れた···」
辿り着いた先にいた階層には、壁やら天井やらにびっしり張り付いている新種がおり、一斉に迫ってきたんですよ?
彼等を時折守りつつ数を間引く。一体一体が無駄に硬いからしんどくてしんどくて。
何とか目的地に着いたら、気味悪い水晶が置いてあり、中にはモンスター?が入ってましたね。絶対何かあるやつじゃあないですかー。
今は別に依頼を受けた【泥犬】に渡して依頼完了。宿を取って寝ようと思います、はい。
「おい」
「?」
「私を買わないか?」
「···女ですよ、私」
「構わん」
ええ。
場面も視点も変わって。
どこかの女騎士と同じく、修理費が必要な者で構成された【ロキ・ファミリア】のパーティは18階層に到達した。
Lv.5以上を中心に構成された豪華なメンツ。それ以下のレベルの者もいるが、魔法や
「······妙だな、街の様子が少々おかしい」
「そういえば人が少ないような······」
18階層にある冒険者の街にして、無法地帯のリヴィラ。
モンスターが生まれない安全地帯に設けられたこの街は、冒険者の多くが探索に必要な物資の補給目的で活用している。
実際は地上より
宿を予約するため訪れた【ロキ・ファミリア】は、普段とは違うリヴィラの雰囲気を感じ取った。
「ボールス!」
「【ロキ・ファミリア】か!ちょうどよかった!」
団長のフィンが、リヴィラの元締めであるボールスに声を掛けると、目に喜びを浮かべ駆け寄ってきた。いつもなら不機嫌になるけど、何かあったのだろうか?
「殺人だ」
「「「「!!」」」」
「お前らのところの【光の騎士】が被害者だ」
「――――」
何が起きているか分からず言葉を失った。【勇者】も【九魔姫】も、当然ながら【剣姫】でさえも。
「ああいや、言い方が悪かったな。被害者は【光の騎士】だが、奴は生きてるぜ」
「······ボールス···」
「わ、悪かったって!言葉足らずだった!すまない!」
リヴェリアの一睨みで怯んだボールスは、深く頭を下げその上で両手を合わせた。
クロナからの忠告を聞き入れたボールスは、街で活動する冒険者に注意を促した。だからいつもより人が少なかったらしい。
「次から気を付けてくれ。うちのお姫様に殺されたくなかったらね?」
「な、何を――――ひいっ!?」
アイズ・ヴァレンシュタインが見せる無表情の顔から、深層域のモンスターでさえ逃げ出すほどの鬼が覗いていた。
その顔に腰を抜かしたボールスに、フィンは事情を聞くべく話し掛ける。
「で?被害者の【光の騎士】は今どこにいるんだ?」
「ああ、ビリーの宿で寝ている。何でも、思いの外痛いのを貰ったからとか···」
「っ!」
「ちょっ、アイズ!?」
「我々も行くぞ!」
「やれやれ···心配なのは分かるけど少し落ち着きなよ」
フィンはそう言っているが、槍を握る手にいつも以上に力が入っていた。
ビリーの宿で眠るクロナのもとへと、アイズは風のように速く駆け出した。
宿の場所を知らないアイズだが、第六感とも言える獣の如く感性により見事辿り着いた。控え目に言ってやべぇ。
「クロナっ!」
扉を無力強く開く。無礼にも程がある行為だが、今の彼女にはそんなもの頭に無かった。
開けた先にいたのは寝込むクロナではなく――――
「あ、アイズ!?」
衣服を脱ぎ捨てた(上半身裸の)クロナ・コロンだった。
慌てて服に手を伸ばすが、アイズの方が速い!服を着る間もなくガバリと抱き着かれた。
「良かった、クロナぁ···!」
「ちょっ、アイズ」
「クロナが、ヤられたって聞いたから···」
「ええ。間違ってませんが離r」
「無事だったんだね」
「腹パンが決まったぐらいですね。だから離れて」
「腹パン···?あれ···?」
心に余裕が出来たのか、アイズはある事に気付いた。いつもより柔らかい――――···?
「クロナ、服は?」
はて?寝る時は脱衣派なのだうか?私と寝た時は脱いでなかった。ならばそういう趣味···?
「違います。汗拭くために脱いだら貴方が来たのです。決して露出狂ではありません」
「あ、はい」
「だから服を着るので―――アイズ?」
少女はクロナの胸に注目していた。自分より豊かに育った胸。自分が知る限り誰にも触らした事がないであろう胸。
······
「······えい!」
「アイズさん!?何を···んっ」
「柔らかい···!」
もみもみもみもみ。
擬音が付くのならきっとこうだ。女騎士を無視し、ド天然は
私の勝ちだ!
柔らかさに感心しつつ、どこか誇らし気なアイズは。
「何をやってるんだお前はぁぁぁぁ!!」
「あうっ!?」
後ろにいるリヴェリアの存在に気が付かず、過去一番を誇る拳骨によって意識を失ってしまった。
愚者及び異端児とは面識あります。