ダンジョンに「くっ、殺せ!」を求めるのは間違っているだろうか。   作:最強オーク

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編集が反映させれてなくて気分が落ち込む今日この頃。


くっころ2 獣より虫と戯れたい

 

 どもども、転生者兼女騎士のクロナ・コロンです!

 

 今の状況を簡潔に話せば遠征でイレギュラーに遭遇しました。

 

 泉の水を採取しようとした矢先、カドモスの強化種と遭遇。戦闘後なのか、所々に負傷が見られました。

 

 『いつもと肌の色が違う。あの爛れた痕は火傷痕。周りの灰を見ると、多数のモンスターと戦闘して勝った事になる。(ドヤァ』

 

 誰でも分かる事を内心ドヤ顔で答えました。ティオナ(妹)のおお!!と感心する顔が嬉しい。

 

 まあ冗談はさておき、

 

 『撤退します』

 

 深層のイレギュラーは割りと冗談になりません。べ、別にひよったわけじゃないです!断じて!

 

 ・仲間を危険に晒さないため

 

 ・くっ殺が出来ないから

 

 大まかに分けてこの二つになります。私をただの戦闘狂だと思いました?違います。私はくっ殺狂いです。

 

 だから、くっ殺に関係ない戦闘は基本的に無視です。

  

 あのカドモスに勝ったら、成長間違いなしなので。これ以上成長したくないので。まじで。

 

 私の撤退にティオネ(姉)が賛同してくれました。よし撤退!!

 

 『うああああぁぁぁぁ!!』

 

 !?

 

 おいいいいぃぃぃぃ!!

 

 あんな大声で悲鳴を出したらお前!!いやまだだ!!まだ気付かれず逃げられる!!

 

 『急ぎましょう!!(焦り』

 

 現実は非常だ。

 

 『ガアアアァァァァ!!』

 

 はい、見つかったぁ。

 

 あーあ、あんなに毛を逆立てちゃって。今にも食べちゃうよーという幻聴が聞こえます。

 

 皆も皆で武器構えるし。

 

 『急いでフィンと合流を!私が時間を稼ぎます!!』

 

 皆で戦うよりこれが一番だよなぁ。ええ、イヤだ。本当にヤだ。

 

 ティオナが反対し、妹分のアイズが一緒にと言う。ええ娘や。くっ殺に出会わなければ純粋に、綺麗な心で可愛がってましたよ。

 

 アイズが入団してから、罪悪感が芽生えました。これをくっ殺に活かせるか、それとも性癖を腐らせるのか。

 

 ごめんなさいと謝りながらの凌辱は定番なので前者ッスね!(ラウル風)

 

 ラウルと言えば、さっきの悲鳴はラウルの物。彼の耐久は決して低くないので、向こうも心配です。

 

 だからこのカドモスをここで倒します。誠に遺憾ですが。ここに戦力を傾けるのは不合理ですからね。

 

 ティオネが音頭を取り、皆が撤退を決めてくれます。これで心置きなく集中できます。

 

 私の糧となり、くっ殺の阻害をしてくれたカドモスにはお礼をしなければ。

 

 さあ、お仕置きの時間ですよ♪

 

 

 

 勝てました。

 

 戦闘描写がないって?ありません。別に見所が無いですし。

 

 どんな戦いだったのかと言うと。

 

 ①爪で胴の鎧の上から裂かれる。

 

 ②酸性液?腐食液?が分泌されているのか、肌が爛れて火傷状態になる。

 

 ③喰われる。

 

 ④さらに液を喰らうが、渾身の力で舌を引っこ抜く。

 

 ⑤自分の武器で滅多斬りにする。

 

 はい、終わり。

 

 ね?別に見所がないでしょ?

 

 やはり強化種という事もあり、私が知るカドモスではありませんでした。恐らく取り込んだ魔石を持つモンスターの特性だったのでしょう。

 

 白色の白濁液が厄介でした。白色の白濁液が(意味深)。

 

 まあ、その液は溶けるんですけどね。エロを求めて頭部から掛かれば肌が爛れますし、頭皮が禿げます。

 

 私の【不折の刃】は武器に不壊属性。耐久に超補正とレア中のレアスキルなので、何とか倒せましたが、これを相手に出来る者は少ないでしょう。

 

 あーあ、偉業達成ですわ。

 

 動く度に爛れた肌がジンジン痛むので、上級回復薬を服用。耐久に超補正っても、痛みがないわけじゃない。武器に不壊っても、防具には付加しない。

 

 今回の遠征は気持ち的にも修理代としても赤字です。

 

 最悪だ、最悪だと不貞腐れながら帰り道を歩くと。

 

 おやおやおやおやおやおや?

 

 『二体目だと!?』

 

 『クロナも帰って来てないんだぞ!』

 

 『アイズ、すまないが···』

 

 向こうに見えるのは新種。遠くから聞こえるセリフから察するにあれが二体目ととして現れ、一体目はアイズが倒し後と言うことになります。

 

 ふむ、触手がうにょうにょ。

 

 ······楽しそうじゃないのぉ(ねっとりボイス

 

 「ただいま帰りました(ひょっこり」

 

 「「「「「「!!!??」」」」」」

 

 皆が皆、違う反応を見せます。

 

 リヴェリアとアイズはこちらに駆け寄り、傷を心配してくれます。まあ、今は鎧が8割方損傷し、下に着ている服が破れて治りきっていない火傷がチラリと見える状態ですから。顔の傷は······うん。火傷ですわ。

 

 「大丈夫です。回復薬を飲みましたから。それより状況を」

 

 「簡潔に話せば新種に襲われた。何とか退けるも、損害が激しくて撤退を決めたら他の新種が現れた。アイズが一体目を撃破。そしたら」

 

 「二体目ですか」

 

 「ああ」

 

 フィンの意見は、このまま放置は出来ないとの事。

 

 「私も放置は反対です。聞けばあれは厄介ですから」

 

 「だからアイズ、すまないが「私がやります」は?」

 

 フィンは目を見開く。

 

 確かに相性で言えば、アイズが有効だ。魔法を使えば液を無効化出来ますからね。

 

 しかーし!

 

 触手を前にして撤退という意見は私にはない!

 

 「分かった」

 

 「フィン!?」

 

 「ただしクロナ。君の魔法で仕留めろ」

 

 げぇ!?そう来ましたか。

 

 私は【フル・バースト】という魔法を所持しており、全精神力を消費して放つ最終手段に等しい切り札です。

 

 これを獲得した時は嬉しかったなぁ。『やったか!?』からの『くっ、殺せ!』という理想のシチュエーションが出来ますし。

 

 まあ、これ使ったらたいがい塵一つ残らないんですがね(泣) 

 

 時は戻って。

 

 反対する理由はないので、

 

 「※詠唱省略します【フル・バーストォォォォ!!】」

 

 あらんかぎりの怨念を込めて放ちました。そして意識を手放す。精神力枯渇の時の頭痛は嫌いです。二日酔いみたいで。

 

 誰かがこちらに駆け寄って来ますが、目の前が真っ暗になるので誰だか分かりません。

 

 さーて、誰におぶられるのか?

 

 フィンは······ないな。身長的に(クソ失礼)。

 

 リヴェリア······可能性大。みんなのお母さんですし(暴論)

 

 ガレス······可能性中。しかし、盾役の前衛だから戦闘しなければならない。

 

 アイズ······可能性小。戦闘狂いなので運んでたまるか!なーんて。これを好感度が高ければワンチャン?

 

 ティオネ······可能性大。持ち前の優しさ&フィンからの指示。

  

 ティオナ······可能性大。まあ、おんぶをする姿が予想出来ませんが。

 

 ベート······可能性中。舌打ちしつつ、ツンデレながら運ぶ。私の胸の感触楽しみたいという男心を発揮すれば···?

 

 多分ですがこの中の誰かがおんぶしてくれます。

 

 わがままを言うわけじゃありませんが、個人的にはリヴェリアかアイズがいいです。私好みのいい匂いするので。

 

 リヴェリアは置いておいて、アイズはきっと良い母になる。確信です。 

 

 まあ、誰でもいいや。

 

 それでは皆さん、おやすみなさーーーい!!

 




クロナが何をしたのかを聞いて、あの人ヤベェと戦慄しました。

もちろんオカンから説教は確定です。
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