おそらくきっと一目惚れ   作:ゲーミングハムの紐

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おそらくきっと初戦闘

「いくよっ!ニャオハ!」

 

「いって!ホゲータ!」

 

「いけっ!ヤングース!」

 

「モノズ!幕開けだ!」

 

ポケモンバトルというものは単純だ。

勝敗もルールも明確で子供からお年寄りまで万人が理解することができるルールだろう。

ポケモンバトルというものは複雑だ。

勝ちにこだわるのならばタイプ相性から戦術まで考えることは盛りだくさん。

しかしこのような低レベルのポケモンを使ったバトルなら単純な火力差と運がものをいう。

相手の片方がチャンピオンランクでもこちらにも勝機があるというわけだ。

だからといって不利なことには変わりない。

相手のポケモンはテラスタルしており、テラスタルと同じタイプの技の威力がアップしているのだ。

単純な火力の暴力はこの低レベル帯では命取り。

我々が勝利するためには2人の息を合わせる必要があるというわけだ。

 

(ヤングースの技は?)

(だいたいこの辺りだな、)

(上等じゃねぇか。サーポートは任せた。まず狙うは…)

 

「「数を減らすこと!」」

 

「ヤングース、にらみつける!」

 

「モノズ、かみつくだ。くれぐれも注意して。」

 

ヤングースの視線に怯んだホゲータに、モノズの牙が迫るが。

 

「ニャオハ、このは!」

 

すかさずニャオハがモノズを狙うが、しっかりかわす。さっすが。

 

「ネモさん!ありがとうございます!」

 

「ダブルバトルは連携が大事だからね!気を抜かずにいこう!」

 

「モノズ、今のうちにきあいだめ。」

 

「ヤングース、もう一度にらみつけるだ!」

 

またヤングースの視線に怯むホゲータだが…

 

「いってホゲータ!ひのこ!」

 

「りゅうのいぶき。」

 

なかなかやるな新顔さん、完全に生徒会長頼りではないのはこっちとしては厳しいけどな、将来大物になりそう。

 

「だがそろそろ退場して頂こう。」

 

「ヤングース!てだすけ!」「モノズ!懐に潜り込め!」

 

「させないよ!ニャオハ、このはでホゲータを援護して!」

 

「ホゲータ!ひのこで迎え撃って!」

 

新顔・生徒会長タッグはホゲータを守るべく動く。

 

 

 

 

 

 

そう、ホゲータを。

 

「かかった!ヤングース!」

 

「ニャオハ!?」

 

ニャオハを羽交締めにするヤングース。計画通りいやっふぅ!

 

「いまだ!俺ごといけぇっ!!!」

 

「りゅうのいぶき!」

 

最高の威力でりゅうのいぶきが直撃し、ニャオハのテラスタルが砕け、ヤングースも倒れる。

 

「いよっし!戻れヤングース。」

 

「誰もホゲータ狙いなんて言ってないですからね。こっちの作戦勝ちってわけだ。」

 

「…。」

 

おっ生徒会長殿は声も出ないご様子。いやはやなんか気分が良くなってk「すっ…」ん?

 

「すっごいね!キミたち!こんな即興で息を合わせるなんて!それでテラスタルも倒しちゃって!あはは!」

 

ひっひえ〜、わ、笑ってる…怖っすごい怖い。スタ男もビビっちゃってるよ。

お父さんお母さん子供の頃わがまま言ってごめんなさい。許してください。

 

「もう一回しよう!もう一回!」

 

「あの…ネモさん。まだバトルの途中なんで。

 

「あっそうだったね!ごめんね、終わったら話し合おうか。」

 

シンガオサァン!あなたはうちの恩人やで、うちがあんたが困ったとき絶対助けたるからな!

 

では気を取り直して

 

「あとは任せたぜ。」

 

「ああ、やってみせるさ。」

 

バトル再開と行こうか




おそらくきっと想定より長い
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