群青色を押し花に   作:保泉

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それでも輝く夢

 走る勢いをルフィくんの目の前で急激に減速し、シャンクスさんは小さな肩をガッシリと掴んだ。

 

 ……うん、しっかりと両腕があるね。そうだな、ルフィくんが海に連れ出されていないから、あのヌシに遭遇してないもんな。

 

 シャンクスさんが弱体化する切っ掛けも潰したか、と動揺を通り越しておれはもはや穏やかな心持ちだった。

 えっと、確か喰われたのは左腕だったか。あれ、シャンクスさんは左利き……利き手を失ってたの?

 

 友だちに怪我が無いのは喜ばしいんだけど、おれのやらかしの影響範囲がかなり広いことに気がついてしまい、もう笑うしかない。

 

「よかった、間に合った……! まさか山賊が海に逃げているとは」

「ヘーマが助けてくれた!」

「そうか、ヘーマが…………ヘーマ!? お前いつの間に!?」

「最初からいたよ。落ち着いて」

「あれ、知りあいなのか?」

「そうだよ」

 

 慌てるあまり、おれのことが見えていなかったのか。本気で驚愕しているシャンクスさんに、おれは内心で首を傾げる。

 

 シャンクスさんが覇気を使えないということはないと思う。

 あのおじい様との話し合いの日、おれに向けたのは覇王色の覇気だとお父様に聞いた。覇気のコントロールが出来ない奴が扱えるものではないとも。

 当然見聞色も使えるだろうし、武装色も使えたはず。

 

 それなのに、原作では何故海獣ごときに腕を奪われたのか。

 

「とりあえず、コイツを縛って村に戻ろう。村長とマキノさん達が心配していたぞ、先に戻ってろ」

「わかった!」

「あっ、ちょっ、ルフィくんおれの手ひっぱらな、あああぁぁ……」

 

 思案していたおれは、突然走り出したルフィくんの勢いに抵抗することができず、彼に引きずられるように移動する羽目になった。

 おれより力が強いねルフィくん……。

 

 ひらひらとシャンクスさんが手を振って見送る姿が遠くなる。その足下には件の山賊……なるほど、後始末がいるってことね。

 

 こっちは任せろと親指を立て、おれはルフィくんが引っ張るままに駆け足することにした。

 

 

***

 

 

「まったくお前というやつは!」

 

 村の皆に心配され安堵され、今は村長さんに叱られているルフィくんを眺めながら、おれは樽に腰掛けてオレンジジュースをいただいている。

 

「ヘーマ君、お腹空いてない?」

「あ、いえ……いただきます」

「ふふ、どうぞ」

 

 酒場の店主であるマキノさんから、サンドイッチが盛られた皿を受け取る。

 このオレンジジュースもマキノさんがくれたものだが、いいのだろうか。

 おれはあの山賊に白目をむかせただけなんだけど、やたら手柄を主張しているようで居心地が悪い。

 

「聞いとるのかルフィ!?」

「──はっ、きいてる」

「寝とるだろうがバカタレェ!!」

 

 向こうでは当人に効果の無さそうな説教が続いている。あまり興奮するとあの村長さんの血管が切れそうで怖いな。

 

 パタタタ、と羽ばたく音と共に、雀がおれの肩に降りてきた。ゴーレム雀にルフィくん探しに出た赤髪海賊団へメッセージを届けに行って貰ったのだけど、おれの元に戻ってきたということは全員見つけられたらしい。

 直ぐに村まで戻ってくるだろう。

 

「君は、ヘーマ君だったか。ウチの村の者を助けてくれてありがとう」

「いや、おれはただあのおっさんを気絶させただけで、とくには」

 

 ルフィくんへの説教を終わらせた村長さんが、おれに近寄ってきたと思えば頭を下げた。

 

「港にいたということは、山賊は海に出ようとしたんじゃろう。この近くの海を知らん人間が舟を出した結末を止めてくれたんじゃ、恩人に間違いないわい」

「ああ、あの海獣」

 

 なんだろう、本来の恩人になる筈だった原作を知っているからか、おれは素直にお礼を受け止められなかった。

 変えてしまった現実を、じわじわと思い知っていく度に、焦りが心に湧いてくる。

 

「こうして美味しいお礼の品をいただいていますし、改めて礼を言われることでは」

「それとこれとは別じゃろう。いいから受け取らんかァ!」

「ハイ」

「それじゃまるで脅しよ?」

 

 最後の方は怒鳴っている村長さんに思わずおれは頷いた。マキノさんが苦笑いをしている。

 

 村長さんは礼を受け取ったおれに満足したのか、見物人の村人たちを叱りながらこの場から散らせていく。小柄なのにパワフルな村長だなぁ。

 

 マキノさんから同じくオレンジジュースを受け取ったルフィくんが、おれの隣の木箱に登って腰を下ろした。

 

 マキノさんはもう酒場に戻るらしく、去っていく後ろ姿を見送る。そういえば、事の発端は彼女の店で山賊が飲み食いしてたんだっけ、支払いして……そうにないなぁ。

 山賊からかっぱらった体でこっそり札束出そうかな。

 

 サンドイッチの残りの一つをルフィくんに渡すと、嬉しそうにもぐもぐと食べ始める。かわいい、いっぱいお食べ。

 

「おー! マジでヘーマじゃねェか!」

「久しぶりだなァ!」

「ルフィ見つけたって?」

「あ、皆久しぶり~」

 

 わらわらと集まってくる赤髪海賊団のメンバーに、軽く手を振る。

 ルフィくんの無事を確認してから、おれの肩をライムさんがバシバシと叩いてきた。痛い痛い、安心した気持ちをおれにぶつけないでほしい。

 

「お手柄だったな」

「ベックさんまで。おれ気絶させただけなのに」

「賞金首を無傷で捕縛したんだ、当然だろう。

 それにあまり謙遜すると、『お前程度で制圧できる小物』に逃げられた、お頭の立場がなくなるぜ?」

「む」

 

 ニッと笑うベックさんの指摘に、おれは口をつぐむ。自分の言動で他者に及ぼす影響について、おれは失念する傾向がある。

 まだ一種の気持ち悪さはあるけど、この件は素直に受け入れた方がいいのだろう。

 

 黙り込んだおれの頭をポスポスと軽く叩き、ベックさんは風下の木箱に寄りかかって煙草に火を点けた。

 

「まあ、こちらとしてはこのタイミングでお前がいたのは助かった。……二重の意味でな」

「二重?」

「ニジュウ?」

 

 首を傾げるおれの隣でルフィくんも同じく首を傾げている。たぶん二重の意味がわかってないな。

 

「あっ!」

「あ?」

「む?」

 

 左側から上がった声に、ルフィくん共々振り返る。

 そこに居たのは道の真ん中に立つウタと、少し後ろにいるガブさんだった。

 

 おれはウタのお守りにガブさんがつくのは珍しいなと思ったけれど、直ぐにガブさんが虫嫌いだという情報を思い出した。

 ああ……山賊が居そうなところは山だもんな、虫がたっぷりいるよな。

 

 それはそうとまずは挨拶せねば。久しぶり、とおれが声をかける前に、ウタはくしゃりと顔を歪ませた。

 

 えっ、なにごと?

 

「ウ」

「ごめんなさいィィ~~!!」

「おわー!? ……ぐはっ」

「「ヘ~マァ~~!?」」

 

 突撃してきたウタに勢いよく飛びつかれ、空の樽という安定感のない場所に座っていたおれは、吹っ飛ばされて背中から地面に落下した。

 ルフィくんとガブさんの悲鳴に、ひらひらと手を振って無事を伝える。武装色で強化してなかったらマジで危なかったけど。

 

「ヘーマ、大丈夫か!? 頭とか打ってないか!?」

「ウタ、おまえヘーマになにすんだ!」

 

「うえぇぇん!!」

 

「……ウタ?」

 

 オロオロと心配してくれたガブさんも、ウタの行動に怒ってくれたルフィくんも、彼女が泣いていることに気づいてはた、と動きを止めた。

 おれの服を握りしめて泣く姿は、エレジアで見たとき以来だ。

 

 ひとまずは落ち着かせようとしゃくり上げている彼女の背中に手を当てる。一定のテンポで軽く叩きながら、おれはウタが落ち着くのを待つことにした。

 

「なにか怒られるようなことしたのか?」

「ずびっ」

「言ってみなよ。なァに、大丈夫だって。

 実はな、おれも土下座しに来たんだから、それよりやらかしてるってことはないだろ」

「「「お前今度はなにやったんだ!?」」」

「後で言うよ」

 

 赤髪海賊団の面々の息の揃ったツッコミを軽く流し、ウタの頭を撫でる。今そこ重要じゃないんで、後回しね。

 

 ぐすぐすと鼻を啜りながらも、ウタはつっかえつっかえ話しはじめた。

 

「前に、もらった……ヘアアクセサリー」

「うん、ヘアピンな」

「壊しちゃって、ごめんなさい……」

「んん?」

 

 壊したって、あのヘアピンはピクテル製だから、簡易的とはいっても武装色で強化したものとほぼ同等の強度だぞ?

 どういう威力の衝撃で壊れたんだ、とおれが首を傾げていると、言い辛そうにヤソップさんが口を開いた。

 

「寝ぼけたお頭が思いっきり踏んでなァ……」

「…………ああ、そういう」

 

 シャンクスさんの覇気は寝ぼけていてもおれより強いことが確定したな、とおれは逃避した思考で目を遠くした。

 

 これ、もしかしなくても、ウタとシャンクスさん喧嘩中だな?

 どちらかというと、謝ったシャンクスさんを許してないって感じだろうか。

 

 この周りも仲裁出来てない様子から、父親としてかわいい盛りの娘に言われたくない言葉『パパ大嫌い』を発動してそうだな。

 

 ──いや待て。

 

 そのせいであの人覇気が使えてなかったとかないよな。娘に嫌われたショックで自信を無くしてたとかないよな!?

 

 そろりと視線をベックさんに向ける。彼はおれの胡乱であろう目を受け止めて深くため息をつき、頷いた。

 

 つまりは肯定。

 

 うわぁ……おれのプレゼントが発端で赤髪海賊団に危機が訪れている。

 

 いや、原作でも同じように覇気を使えなくなるほどの、何かショックなことがあったのかもしれない。この世界では娘との喧嘩だけど。

 

 ああ、確かにこりゃあヘアピンを贈ったおれが適任だろう。

 

「ヘアピン、大切にしてくれてありがとうな。とても嬉しかった」

「ぐすっ……うん」

「でもそれで、友だち同士が喧嘩するのは悲しいよ。シャンクスさんは、ウタに壊したこと謝らなかった?」

「……謝った」

「そっか。いまも許せないくらい怒ってる?」

 

 問いかけながらも、おれは彼女は頷かないだろうなと確信していた。

 ウタは優しい女の子だ。謝った相手をずっと怒ったままでいるような、そんなことは出来ない子だ。

 

「ワザとじゃないってわかってたの」

「うん」

「壊れたことが信じられなくて、なんでってあたま真っ白になって」

「うん」

 

「わたし、嫌いって言っちゃった……シャンクスのこと、嫌いって言っちゃったの……!」

 

 だから、そんな彼女がシャンクスさんを許すことが出来ないわけは、面と向かって会うことが出来ない理由は、ひとつしかない。

 

「どうしようヘーマ……わたしっ、シャンクスに嫌われた……!」

 

 ひどいことを言った自分は、大好きな父親に嫌われてしまったかもしれないという恐怖からだ。

 

 ぼたぼたと涙を流す彼女の頭を撫でる。本当に仲の良い親子だな、とあらためておれは思った。

 見るからにウタのその考えは杞憂なんだけれど、おれから『そんなことはない』と伝えるよりは、より効果的な方がいい。

 

「おれがお前を嫌いになるはずがあるかァ!!」

「──シャンクス……」

 

 本人の、父親の言葉が一番届くに決まってる。

 

 何故かずぶ濡れのシャンクスさんが木箱の近くまで来ていた。抱えていた濡れたマントをヤソップさんに放り投げ、おれ達の傍に膝をつく。

 

「正直、嫌いと言われたときは堪えた」

「……」

「だがな。どんなにお前に嫌われたって、おれの愛する娘であることは変わらないさ。

 おれはいつでも、ウタが大切なんだ」

 

 シャンクスさんはウタに向かって右手を差し出す。ウタは、目の前の大きな手を嗚咽を耐えながら凝視していた。

 

「お前の大切なものを壊して悪かった。……仲直り、してくれるか?」

「する! わたしもっ、嫌いっていってごめんなさい……!!」

 

 シャンクスさんに飛びつき、首にすがりつくウタの顔はもうぐしゃぐしゃだった。さっきからずっと泣いていたし、仕方ない。

 

 さてと。ウタが落ち着くまで赤髪海賊団だけにした方がいいだろう。

 おれは地面に寝転がった身体を起こし、立ち上がって服に付いた土を払った。黙って見守っていたルフィくんの肩をトントンと指でつつく。

 

「ルフィくん、おれマキノさんの店を見てみたいんだ。どこにあるか教えてくれる?」

「うん、いいよ。こっちだ」

 

 ルフィくんに声をかけて、彼をこの場から引き離す。ちらりとベックさんがおれ達を見たので、パチリとウインクを返しておいた。呆れた目を返されたのは解せない。

 

 手当てこそされているが、山賊に痛めつけられた身体だ。なるべく休めて経過を観察できる場所にいさせたい。

 ルフィくんの家やご家族がどこかはわからないけど、とりあえず酒場にいれば村としても居場所が把握しやすいだろう。

 

 のどかな道をルフィくんと二人で進む。彼は何故か再びおれの手を取って繋いできたけど、楽しそうなのがかわいいので気にしないことにした。

 海からの風が心地良く吹く良い村だな、とおれは目を細めた。

 

「なァ、ヘーマ。シャンクスって強いのか?」

「んー、強いよ」

「どれくらい?」

 

 ルフィくんに手を引かれながら、おれは彼の問いに答える。彼はきっとシャンクスさんの戦う姿、見たことないだろうからなぁ。

 その一端が垣間見えるイベントはおれが潰してしまったし、この東の海でシャンクスさんが本気を出すはずもない。敵船に遭遇してもヒョイッとかるーく倒すだろうな。

 

「そうだなァ……ルフィくんにもわかりやすく言うと、今日の海獣がシャンクスさんと戦うとする」

「あのデカイやつか」

「そう、それね。あの海獣は、全力でシャンクスさんから逃げるよ」

「え」

 

 驚いて振り向くルフィくん。

 まあ、開始直後に威嚇すれば、だけどな。鈍い奴だと普通に襲いかかるんじゃないかな、その場合は食料になる運命だったという悲しい未来が待っているけど。

 

「本能で気づくんだ、戦えば死ぬってね。それくらい強いよ、シャンクスさんは」

 

 当然だが、今のおれじゃあ手も足も出ない。たとえ鍛え続けて大人になったとしても、『今のシャンクスさん』にすら勝てないかもしれない。

 

 口惜しいかな、おれの今生の身体はひどく成長率が悪かった。身体能力や体力は前世よりもあるというのに、いくら鍛えても伸びやしない。お父様たちも首を捻っていたからな。お陰で海に出るためのテストが厳格になったし。

 

 きっと本来なら、荒事に耐えうる身体じゃあないんだろう。この世界では致命的とも言えるほど、前世の記憶がなければ戦うことすら難しいくらいに、おれの身体は貧弱だ。

 

 だが、前世の再生力の高い吸血鬼の身体であったとしても、おれは正面からはシャンクスさんに勝てないだろうと理解していた。

 

 人の形をした化け物。高度な覇気使いは、文字通り人の限界から外れている。

 

「そして、そんな人間が海には大勢いる。海軍も、海賊もね」

「大勢……」

「海という領域は人間にはとても厳しいよ。波は容易く船を転覆させ、強い人間でも呆気なく飲み込まれてしまう。

 だからこそ、自分の好きを貫くには強さがいる。身体も、心もどちらも必要だ。

 シャンクスさんは……いや赤髪海賊団は、それを貫ける強さを持っているから、海で生きていけるんだよ」

 

 赤髪海賊団は少数精鋭の海賊だ。各個人の役割が明確で、確実にその仕事をこなせる実力がある。

 

 ウチの白ひげ海賊団も強さの程度の違いはあれど、ちゃんと皆強い。独立できる実力があるのに、本船に留まっている人も多いけども。

 皆、おじい様が大好きだからなぁ、離れるなんてしそうにない。

 

「夜空に輝く星のように、導があれば人は暗い道を進んでいける」

 

 自分の手すら見えない暗闇を進むのは容易じゃあない。星明かりがあるだけで、微かに輪郭を取り戻すだけで、自分を思い出すことができる。

 

「それは夢だったり憧れの人だったり、仲間だったり……人それぞれだけどね。

 ルフィくん。

 自分はどう在りたいか、どの部分を譲れないかをしっかりと見つめなおすと良い」

 

 本来彼の心に根ざすべきものを、おれは奪ってしまった。

 

 百聞は一見にしかず。

 この話がどれだけルフィくんに響くのかはわからないけれど、百見は一考にしかずとも言うから、どうかルフィくんの中でよくよく考えてほしい。

 

「いつか君が、慈悲深くも残酷な海で生きたいならば」

 

 自分が納得できる道を、貫くために。

 

 ルフィくんはじっとおれの話を聞いていた。少しは、なにか届いただろうかと見つめ返すおれに、元気に言った。

 

「むずかしくてわかんねェけど、なんとなくわかった!」

「それ、ほんとにわかったのかァ……?」

 

 にんまりと笑う彼に、おれはがっくりと肩を落とした。ヤバイ、どうしよう、おれにはシャンクスさん程の説得力がないからか。

 所詮は初対面の男でしかないさ、と嘆くおれを気にせず、ルフィくんは歩きながら話を続ける。マイペースぅ……。

 

「なァ、ヘーマも海賊なのか?」

「言ってなかったか。うん、そうだよ。赤髪海賊団じゃないところのね」

「そうか~」

 

 まだ村長さんにも言ってないけど、そのうち何処からか伝わりそうだから後で直接言おう。村の絵を描く許可も取らないといけないし。

 

「ヘーマ」

「なに?」

「海、楽しいか?」

 

 振り返ったルフィくんと目が合う。

 

 ──その時、おれは彼がきちんと話を理解していることを知った。

 世界の広さも、海の怖さもちゃんとおれの話を受け止めてくれたことを。

 

 その上で、自分の夢を諦めることなく輝く彼の目。なるほどこれが主人公かと、おれは満面の笑みを浮かべた。

 

「そりゃあ楽しいさ!」

「ししし、そっか!」

 

 

 

 

 

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