トレーナー好感度調査   作:一般通過愉悦部

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初投稿です(pixivでは)受験生なのに投稿するスタイル。
因みに口調は二次創作やついったの作品から読み取っているから間違っていたら許してちょ
基本的に俺の好みで選びます(鋼の意志)

この作品は『whiskeyhotel3』氏(user/8094043)の『提督好感度調査』(novel/9575621)をウマ娘ver.にした小説です。直々に原作者様より許可をいただいています。有難うございます。



ウマ娘「トレーナーにどう思われているか気になる」

スペ「トレーナーさん!今日のメニューはなんですか?」

トレーナー「おう、今日も元気でよろしい。今日のメニューは…」

スズカ「トレーナーさん、ちょっと一走りして来て良いですか?」

トレーナー「ああ、気をつけて行ってこいよ」

 

テイオー「ねえねえトレーナー!トレーニングが終わったら一緒にハチミー飲みに行こうよ!」

マックイーン「テイオー!ずるいですわよ!トレーナーさんは私と一緒に喫茶店に行くと約束していましたのに!」

トレーナー「うん、それじゃあ喫茶店に行った後ハチミーを飲もうか?マックイーンも良いかな?」

テイオー「やった!」

マックイーン「…後日、二人で同じ所に行くのだったら良いですわよ」

トレーナー「ああ、任しておけ」

 

モンジュー「Entraîneur, j'en ai fini avec l'entraînement en côte, quelle est la suite ?」

トレーナー「Tu as déjà fini, c'est la quintessence, Monjou. C'est tout pour aujourd'hui. Prenez le temps de récupérer de votre fatigue」

モンジュー「Je peux encore y aller」

トレーナー「C'est pour votre propre sécurité. Sortons ensemble plus tard」

モンジュー「Hmm. Ensuite, je me reposerai. Je m'attends à une bonne escorte」

トレーナー「Ha... on va prendre soin de vous」

 

タキオン「おやおやモルモットくん、ちょうど良い所に。この薬を飲んでくれないか?大丈夫だ。効果は保証する」

トレーナー「…なんの薬だこれ。見るからにヤバいんだが」

タキオン「君の考えていることがわかる薬だ。勿論好きな人や趣味もね!」

トレーナー「おう、お前に飲ませてやる」

タキオン「ちょっ、止めるんだモルモットくん!?モルモットくん!?」

 

 

ここは日本ウマ娘トレーニングセンター学園。『トゥインクル・シリーズ』などのレースでの活躍を目指すウマ娘の学生が集まる全寮制の中高一貫校である。 教職員として担当のウマ娘をあらゆる面で支援する、ヒト族のトレーナーも多数在籍する。

 

URAが管轄するものでは日本最高峰とされており、生徒数2000人弱というマンモス校でもある。在校生は皆、国民的スポーツ・エンターテイメントとして位置付けられている前述の『トゥインクル・シリーズ』への出場と勝利を目指しているが、その華やかさとは裏腹に生徒も教職員も地方では異次元レベル扱いされるようなエリートたちがしのぎを削る戦場でもあり、活躍できるのはほんの一握り。

 

トレーナーの人員不足は問題とされており、その中でも男性のトレーナーは世界で見ても希少である。ウマ娘は例外なく全員が女性であり、またウマ娘はヒト族よりも基本的な身体能力は優れている部分が多く、特に最大の持ち味とも言える速力は自動車との並走も朝飯前で、筋力はヒトの数倍はあるという。

 

そのためにウマ娘と自分を比較して男性としての自信を無くしてしまい、そのことから男性トレーナー数が減少、日本屈指の中央トレセン学園でも片手で数えるほどしかいない。

 

その男性トレーナーも過半数以上が結婚もしくは付き合っているヒト族がおり、また中央トレセンに顔を見せる事も少ない。これにも理由があり、男性トレーナーは前述の通り人数が少なく、ウマ娘達も思春期であるために異性の関心が強く、ウマ娘自体もヒト族の女性よりも独占欲が強い為、そして友達のヒト族から送られる彼氏との惚気話を聞いて掛かってしまい、担当ウマ娘達がそのトレーナーの奪い合い──所謂修羅場となり、希少な男性トレーナーが寿退社してしまうという痛ましい事件が多々あった。

 

そのために当時の中央トレセン学園上層部は考え、そして思いついた。『──そうだ。男性トレーナーを地方に派遣すれば良い』と。そのために男性トレーナーはほぼ全てが地方のトレセン学園を転々としてトレーナーもしくはウマ娘の指導にあたり、そこから地方のトレーナーかウマ娘と結婚。順風満帆な結婚生活を送ることとなり、これには中央トレセン学園上層部もにっこりであった。

 

だが、それをよしとしない勢力もあった。中央トレセン学園のウマ娘達である。異性の関心も強く、雑誌やテレビでの熱々カップル生活をハンカチを噛んで見る日々。自分のトレーナーは女性であり、当然結婚もできず、希少な男性トレーナーも地方に行ってしまい、帰ってきても結婚しているか付き合っている人がいるか。

 

ウマ娘達は信じて送り出した男性トレーナーが地方のウマ娘の愛情にドハマリして結婚式招待ビデオレターを送ってくるなんて...という事態が多々発生した。さらに追い打ちをかけるようにある学者が発表した説、『中央のウマ娘は独占欲が強く結婚すると一生尻に敷かれる』という説が世界に蔓延。世界各地の中央トレセン学園生徒はようやく卒業してこれから合コン祭りだぜ!と張り切ってそして撃沈した。

 

ウマ娘達がもう結婚を諦めたその時、一つの光が世界のトレセン学園生徒達を照らした。なんと地方に行かず中央でウマ娘たちのトレーニングを見てくれる男性トレーナーが出現したのである。彼は元日本トレーニングセンター学園理事長『秋川やよい』の親戚。また海外でウマ娘達にトレーニングを教えていた。

 

久しぶりに彼がやよいと再会した時、ポロッとやよいが今中央トレセン学園で男性トレーナーが少ないと愚痴を漏らしたのである。それを聞いた彼は自分が中央で教えようかと彼女に言った。やよいもそれを『どうせジョークなんだろうな~』と思いながら帰宅。そして次の日理事長室で驚愕することとなる。なんとURAから正式に彼を中央トレセン学園に着任させる書類が来たのである。彼女は速攻でトレセン学園の掲示板にそれを交付。ウマ娘達はそれを当然疑ったが、事実だと分かる途端歓喜乱舞となった。

 

それも海外トレセンも同じ。彼に教わったことのある各学園情報機関、CUMA(アメリカウマ娘協会の情報機関)やUMA6(イギリスウマ娘協会)の情報収集から事実だと分かった途端東京までの航空便チケットを入手、当日中に日本中央トレセンへの転校手続きと荷物の整理を済まし、東京へ向かった。

 

そして彼が着任してから一年、彼の指導力は中央トレセンのエリートトレーナーも感嘆する程であり、彼の指導に不満はなかった。だが、彼女達にはは大きな悩みができた。それは………

 

ウマ娘『トレーナーは自分達の事をどう思っているんだろう…?』

 

そう。ズバリ、彼に教わる理由となった恋の悩みである!彼と教わってから一年、誰も彼と恋人らしいことをした事がなかった。デートをしても彼はデートだと思ってないような節があり、キスとひとつも誰もしたことがない。

 

誰にでも優しく、ゆえにトレーナーとの距離を詰め切れない現状をどう打開し、うまぴょい(結婚)に持ち込むか?それに悩んだ彼女達は考えた。まずは彼の好みなどを知らなければならない。自分はどう思われているのか?どうすれば好みの女性になれるのか?情報は大切、孔子もそう言ってる(諸説あり)

 

だが、それを聞く機会がない。しかし、絶好の機会がやってきた!

 

 

ブルボン「マスター、スマホに着信。ご友人だと推測されます」

 

トレーナー「おお、ありがとうブルボン」

 

トレーナー「おっ、お前か!久しぶりだな。元気か?」

 

友人『おう、そっちこそどうだ?中央トレセンに行ったんだっけ?」

 

トレーナー「おう。ここはいいところだぜ。んで?なんで電話をかけてきたんだ?」

 

友人『ああ、実は社長から直々に支店長を任されてな。んで府中に新しい店舗ができることになったからそこに行くことになったんだ』

 

友人『んで、久しぶりだから居酒屋かどっか行こうぜ!』

 

トレーナー「おお!おめでとう!居酒屋か、いいぞ。んで?どこ行く?」

 

友人『あそこ、中央公園の近くに美味いやつあったろ?そこでいいか?』

 

トレーナー「あそこか!分かった。時間は────」

 

ブルボン「………」

 

◇◆◇

 

ルドルフ「成程。それは本当だな?」

 

ブルボン「はい。前回電話した時の友人氏の声と100%一致。本人だと思われます」

 

ハヤヒデ「ふむ、これは絶好の機会だな」

 

ルドルフ「しかし…どうやって聞く?同席するのは不味いだろう」

 

 

ウマ娘達が案を出し合う中、ある3人が立ち上がった。

 

 

マックイーン「私達に」

 

ファイン「良い案が~」

 

ダイヤ「あります!」

 

ルドルフ「ほう?良い案とは?」

 

ダイヤ「はい!実はトレーナーさんと友人さんが会う店は私のサトノグループの傘下の店でして。私が頼めば何でもできます」

 

マックイーン「──ええ、盗聴さえも」

 

「「「「「!!」」」」」

 

ルドルフ「ほう、考えたな。エアグルーヴ」

 

グルーヴ「はい。ここに」

 

ルドルフ「友人氏と接触してくれ。褒賞はいくらでも弾むとな」

 

グルーヴ「分かりました」

 

◇◆◇

 

友人「不満調査をしたい?」

 

グルーヴ「ああ、あやつは優しくてな。不満などを一才口にせん」

 

ドーベル「だけど、友人の貴方ならその…遠慮なく何でも話すだろうと思って」

 

クリーク「私たちに問題があったらなんとか直したいんです~」

 

アマゾン「頼れるのはトレ公のご友人、あんただけなんだ!」

 

カレン「だから──協力してくれる♡?おねがい♡」

 

友人「ワカリマシタ(^q^)。カワイイカレンチャン(^q^)」

 

ゴルシ「おう!任せたぜ!報酬はマックちゃんが大量に出してくれっから。これ質問リスト。よろしくな!」

 

◇◆◇

 

トレーナー「んん…そういやあいつと飲むの今日か」

 

フラッシュ「はい、午後7時15分よりご友人と居酒屋『金剛石』で待ち合わせの予定です。交通量と距離から残り5分30秒までに出発したほうがよろしいかと」

 

トレーナー「ありがとうフラッシュ。今日付き添ってくれてありがとう。んじゃ、行ってくる」

 

フラッシュ「はい、お気をつけて」

 

フラッシュ「──閃光より皇帝へ。対処T、目標地点へ出発。到着は5分15秒後の予定です。オクレ」

 

ルドルフ「皇帝より閃光、了解した。こちらの準備は万端、君もこちらにくると良い。オーバー」

 

フラッシュ『こちら閃光了解、これより出発します』

 

 

そう、私たちの作戦は、飲み会でご友人にトレーナーの本心を聞き出してもらい、自分達は居酒屋の個室の壁に埋め込まれた高性能マイクロカメラとマイクでトレーナーの反応を伺うということであった。私はトレーナーの好みかな?あのアプローチは内心どう思われていたんだろう…。トレーナーってどんな女の子が好きなのかな…もし嫌われてたらどうしよう…。そんなこれまでの疑問の答えを得られる日が、ついにやってきたのである!

 

 

ルドルフ「ふぅ…タキオン、用意は良いか?」

 

タキオン「ああ、準備万端さ!くくく…ようやくこの日がやってきたんだ。機械の不調は許されないさ」

 

シャカール「そうだ。ここで狂っちまったらロジカルじゃねぇ。おい!テメェらマイクに不備がないか確認しろ!」

 

エル「大丈夫デース!!」

 

ブルボン「不調発生。ヘッドホンに応答ありません」

 

マルゼン「あらあら、チョベリバね。タキオンちゃん!ブルボンちゃんのヘッドホン壊れちゃったわ」

 

 

タキオン「…よし!これで全員OKだね!?そろそろ時間だ!マイクを切り替えるぞ!」

 

ウマ娘達「………(ゴクリ)」

 

 

 

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