剣戟魔界都市―ソードマンズ・サンクチュアリ―   作:ひん(再就職)

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PART8

術理の理解度、実力差は誰の目にも明らかだった。

事ここに至っては万人が認めよう。

剣兇とは、逆島雪音とは、剣技と加虐の申し子であると。

加減して楽に戦っても万に一つも負けは無かったろうに、敢えて血を見せた雪音の蛮行に進行役も何も言わずとも目元をひくつかせた。

その傍ら、モニター横から攻略の糸口を掴もうと雪音の立ち合いを観戦していた出義牡丹(いづるぎぼたん)は無意味に流れた血に、より強い義憤を駆られていた。

賞金云々を脇に置いても、既に気の向くまま三人を血祭りにあげているあの怪物が栄誉を勝ち取り名を馳せて良い理由など一片足りとも無い。

斯様な狂人に格別の才を与え給うた天が恨めしい。

同門の高弟等を根切りにしても余り有る才覚は、あの男に渡るべきではなかった。

あれは強い。

一挙手一投足に真っ当な稽古をしてきた美しさを湛えていて、果てし無き研鑽を非凡な才に上乗せしているのだと、見る目が有れば判る。

きっと藤間には止められないだろう。

雪音と牡丹が当たるのは決勝戦だ。

最低でも後三人の血が流れる。

主催者が容認している以上は対戦相手が死傷するのは已む無し。

せめて試合外だけでも余計な人死を出させないよう追い掛けようにも、決着をつけると即座に雲隠れしてしまう。

羽織姿の目立つ容姿が容易に発見し得ない程気配の殺し方まで長けているとは、牡丹も畏れ入るしかなかった。

破滅的な狂人と勝手に思われていた雪音はその頃、殴打で半殺しにした男の懐からこっそりかっぱらった金を賭けに投じていた。

当然全額を自分に張った。

投票は終了していたが、胴元の男を脅して無理矢理に参加した。

全体としては、それぞれの男が自分に張った分を主軸に観客がさらに上乗せする形に落ち着き、優勝候補の藤間などの名望が高い者を除いてその倍率は五十歩百歩。

剣兇であるか半信半疑であったのが幸いして、雪音に賭けた者は極少数。

払い戻しの倍率は百倍を超す。

負ければ死ぬと覚悟を決めた男達の文字通り命金が積み上がっただけある。

先程の無様な対手すら一旦忘れた様子で、アクリルケースに貯められた紙幣の山脈を見る。

金は幾ら有ってもいい。

夜鹿に養われ、金に無頓着な雪音もそれは薄ぼんやりと知っている。

強敵との戦いを望む気持ちと同程度に、金を両手一杯に持ち帰り、大好きな夜鹿に楽をさせてやりたかった。

ついでに褒めてくれると嬉しい。

夜鹿の喜びようを想像し返り血を雑に拭いた顔で微笑む。

羽織と白かった胴着は赤黒く乾いて、動く度に血の粉を落とした。

楽しそうにしていたかと思えば五分後には静かに怒り狂い、またすぐに機嫌が直る。

まるで情緒不安定な子供そのもの。

しかし子供だからこそ、その場の思いつきであっても、偽り無い真心で優勝へ邁進するのだ。

 

「金に興味は無いんじゃなかったのか?」

「有っても良いじゃない? 楽させてあげられる」

 

その口振りから、養ってもらっている女か母親でも居るのだと胴元は推察した。

そんな相手に普段はどんな顔を見せているのかと想像すると空恐ろしくなって言葉を失った。

人懐っこそうで端正な顔立ちの雪音に靡く女がこの極悪人ぶりを知れば同じく絶句するだろう。

さもなくばその人物もまた狂人の誹りは免れまい。

 

「怖い世の中だねえ……」

 

何となく雪音の人となりを解してきた胴元は背景に触れない賢明さを見せた。

 

そんなご機嫌の雪音を立て続けに不幸が襲う。

なんと、次なる第三試合の相手が開始直前に棄権、第四試合の相手はそもそも会場から逃亡してしまったのだ。

勝利至上主義の身で必敗と悟れば機を改めるのは正答だと雪音も思う。

蟻が人に挑むは勇敢ではなく蛮勇。

無謀を勇気と履き違えた馬鹿だ。

敢え無く捻り潰される愚挙。

なればこそ、知恵を絞り鍛錬を重ね、ほんの少しでも勝ち目が湧くまで技を練るべきなのだ。

一刺しで倒し得る毒を会得して初めて挑む意義が生ずる。

己を知り、相手を知り、勝ち筋を見極め、必殺の一撃を叩き込め。

想い叶わずば潔く散れ。

剣客とはそうした生き方そのもの。

立場が逆なら雪音もそうしたので批判はすまい。

 

「チッ……」

 

そうは言えど鬱憤は溜まる。

理解していても壁際で舌打ちを鳴らしてしまうあたりは若さか。

苛立ちに満ちて余人を拒む闘志の槍衾を一人の若き剣士は踏み越えた。

 

「見るに耐えんな」

「ああ?」

「見苦しいと、そう言った。そうまで血に渇くならお前の血を飲ませてやる。人斬りが俺の前に立ち塞がるなど烏滸がましい。あの出義とかいう女も、剣ではなく包丁を握っていれば面の良さで女の幸せを得ただろうに」

「ピーチクパーチクうるさいんだよ。ちゃんとぶっ殺してやるからあっちに行ってろ。それともここで今からおっ始めたい?」

 

気鋭の藤間九十九は順当に勝ち上がり、準決勝で戦うのが確定している。

逃げないだけましだが、偉ぶった口調であの女も貶めるのが腹立たしい。

壁を背負い退路を塞がれている不利を気にも留めず、殺気を飛ばした。

閉所でも剣を振る技はいくらでもある。

実際にやってみせてもやろうかと、柄に逆手で触れる。

もう三歩踏み込んだら叩き斬る魂胆であった。

 

「言われずともな。覚悟しておけ」

 

よほど衆人の耳目の下で雪音を倒したいのか、踵を返した藤間は試合場の反対側へ行った。

出義牡丹は危なげなく勝ち上った。

それだけでまずは喜ばしい。

次は彼奴をぶちのめす。

戦えなかった前二戦分の鬱憤をここで晴らしておけば決勝では雑念を絶って晴れ晴れとやれる。

複雑な感情は重りになる。

酸化して黒ずみ始めた血痕があちこちに残る床を踏み会場へ臨む。

時計が無いので時刻は不明。

腹時計が確かならまだ日付は変わっていない。

夜明けまでに帰れば返り血も目立たずに歩けるか。

思考を切り替え目の前の藤間を数秒観察する。

既に剣を抜いている。

右利き、脇構え。

袴から覗く爪先は少し浮いている。

踵に体重を乗せて力を溜める脚遣いは新陰流に見られる特徴。

左手は放して片手持ちをしたりと、流派は判らないがそれなりに様になっている。

体の開きや下体の様子に幾つか異なる流派の息遣いが混在するが、ちぐはぐにはならず纏まりを見せていた。

常人では扱いきれず破綻するそれらを巧妙に統合運用しているのが天才と云われる所以か。

成る程、これでは何が繰り出されるかと手の内を読めば読むだけ無限の手札に圧倒される。

思考に飲まれるとその場に居着いてしまう。

これまでの対戦者はこれにやられた。

しかし、知ったことかと雪音は嗤う。

藤間は名乗りもせず駆けた。

勢い良く奔る。

選択したのは、最後の数歩を跳躍で稼ぎ自身を抱くように体を絞って片手で放つ水平の首薙ぎ。

高難度の技をその年齢で実戦に使えるのなら一廉の名手ではあるのだろうが。

 

「はあああああっ!!」

 

裂帛の気合と云えば聞こえは良いが力み過ぎて伸びが悪い。

後出しでも充分に打ち勝てる。

しかし一太刀目を居合で迎え撃つのも興醒めであり、雪音は少しの上体の逸しと後退で避けた。

軌道の変化に備えて半円を描いて藤間の左手側へ小刻みな摺足で三歩回る。

振り抜かれた切先は雪音の鼻っ面を通過していき、先手が空振りに終わったと両者が知る。

溜めた力を使い切った剣はそれ以上伸ばせない。

この型は対手に困惑と動揺を与えて先んじて必殺の攻撃と成す先手必勝の太刀の亜種。

示現流にもほぼ同様の型が存在する。

そちらは縦に落とすが理屈は同じ。

公に種が割れている以上それを超える戦術は常に生み出されていく。

いかに高等な剣も必中足らしめる工夫が為されていなければそれは素振りも同然。

わざと浅く躱してみたが、着地する体勢を翻して追撃する仕草は見られなかった。

それ見たことか。

底が浅い。

また嗤う。

雪音の才は身体能力や技術ではない。

それらは血の滲むような努力で培ったものであり、真の天稟は五体の躍動を分析する眼だ。

何度も目の前に現れてくれたお陰で歩幅や剣の長さは読み切った。

非常識な動きをしない剣閃がどこを走るかも視えている。

視えてしまう範疇の実力しかない藤間に初めから勝ち味は無かった。

勝敗は鞘の内にありという格言の通り、戦いとは往々にして始まる前に結果がおおよそ決しているものだ。

先に地面に着けた左足を軸に、右足を強烈に踏み締めて慣性に逆らって雪音を追う。

返す刀で水平突き。

雪音は体を捻ってそれも命中せず。

流れるように逆袈裟。

 

「は・ず・れ」

 

これも届かない。

突きの体勢から繋がるのは体当たりか体が開いた方への切り払いだけ。

剣は合理の上でのみ成り立つ。

空間を超えたり、重心の定まらないまま自在に跳ねる剣は実在しない。

一芸に秀でず定石を破れないでは雪音の目からは逃れられない。

ちろりと舌を出して小馬鹿にした顔で体を開き躱す。

頭に血を登らせた藤間は居合の達人に居合の軌道で漫然と斬り掛かる愚を何度でも冒した。

 

「卑怯者が! 抜きもせず逃げるだけか!」

「はぁ……バカにつける薬は無いってほんとだなぁ。お前のおままごとに付き合ってやってんだよ。すぐ終わらせちゃ可哀想だからさ」

 

躱すだけに専念している雪音は藤間には逃げ回るように見えてもどかしいだろう。

本人は間断無く攻めているつもりが、四度は反撃の機会を見逃してやったのにお目出度い男だ。

 

「ほざけえっ!!」

 

狂人に嘗められるなど天才として幼少から順風満帆な生涯を築いてきた藤間にあってはならない屈辱だった。

称賛と一身に集めてきた藤間は気位が高い。

恐れられ、尊ばれるのはこの俺であるべきなのだと、歪んだ欲求に狂わされる。

確かに多彩で小器用で筋力に裏打ちされた瞬発力は優れているが、常識から外れていない範疇に収まった器。

だがもう底は知れた。

雪音は後ろ向きに数歩走り左右にフェイントをかけながら下がって凩丸を抜く。

それを大股で藤間は追い、袈裟に振る。

雪音は受け太刀の姿勢をとり、そして右肘を空けた。

無意味に体軸を散らすのは受け側に不利を生む。

しかしそれは無策でしたのであればだ。

重心が剣から前腕の中心付近に密やかに移動したのを理解したのは観衆の中で出義牡丹のみだった。

不利な体勢で受けた筈だった。

血肉を断ち割って臓器を傷付ける事はなかった。

刃がぶつかり合う直前、瞬間的に後退し切先の近くで浅く受けて肘と肩を軸に右腕を絞り上げ、剣を回す三段構えの工夫が力を逃した。

そして小さく回す先には藤間の右腕がある。

 

「ぐぅっ!?」

 

引き締まった腕の外側がざくりと切れた。

動脈は無事だが腱が断たれ剣を取り落とす。

静脈の断面から暗い血が流れる。

 

「おーおー、不健康そうな血だけど調子こいて不摂生してたんじゃないの〜?」

 

追撃せず離れた雪音は残心もとらずに凩丸の刃に毀れが無いか調べている。

にやにやとして、まるで敵として扱っていない。

武蔵一刀流兵法、火車。

先を誘い、受け太刀に加わる衝撃を逃しつつ手首を中心に小さく回して小手か喉を斬り上げる返し技。

足腰の敏速さが相手より勝る場合のみ有効な技であり、藤間が雪音より格下だと一撃で明確に決定付けた

右手を浅く斬ったのは敢えて。

お楽しみはこれからだ。

左手で傷口を押さえて激痛に耐えるがそうしている限り剣は握れない。

動脈が無事なら小一時間は死なない。

剣客であればそれは無視していい負傷だ。

藤間は何とか拾おうとするが痛みがアドレナリンを上回り、膝をついたまま立ち上がれず睨めつける事しか出来なかった。

 

「貴様……俺の腕をよくも……!!」

「ゴチャゴチャ言ってないで立てよ。奥の手とか無いの? 噓でしょ、あんなに自信満々だったのに?」

 

まだ治療すれば再起の望みは残るが立ち合いの中でそんな未来を考えるのは剣客ではない。

たかが腕の一本も捨てられないつまらない男め。

やはり見下げ果てた腰抜けだったと、敵から玩具へと格下げした。

玩具とはそれで遊ぶものだ。

雪音の瞳に苛虐の光が灯る。

 

「や、やめろ……来るな……!」

 

片膝立ちで停止した藤間に死神のように静かな足取りで近寄り、鍔を返して凩丸を振るった。

急所を的確に狙わない限り死なない峰打ちは下手な真剣より残酷である。

剣が握れずとも多少の気概を見せて喉笛を食い破りに来れば喜んで楽に死なせてやったものを。

右浮動肋骨複雑骨折、左腓骨亀裂骨折、右上腕三頭筋断裂。

鞭のように靭やかに次々に打ち据える。

 

「ぐぎゃああああああああっ!!!」

 

痛かろうが死にはしない。

拷問を受ける藤間は悲鳴を挙げて蹲り悶絶するが、未だにプライドが邪魔して降参もできない。

どん詰まりだ。

それを良いことに雪音は存分に嬲った。

苦痛の凄まじさもさることながら、死にもせず立ち上がれてしまうよう絶妙に加減してある。

つまりこれで立てなければ根性無しの意気地無しだとからかっていた。

 

「下手糞♡雑っ魚ぉ♡弱過ぎ♡才能も根性もないのマジみっともない♡」

 

挑発的な声音で嘲笑い、苛虐の舞を妖しく踊り狂う。

内出血に留まらず、破れた皮膚から流れた血が藤間の胴着を染めてゆく。

苦痛と恐怖と絶望に死を予感させられた藤間は心の底から震え上がった。

殺される前に棄権を宣言しようと口を開いた瞬間、戦意が潰えたのを見取った雪音は鍔で頬を殴り飛ばす。

藤間の顎関節が外れて発声能力を失った。

手足は力を失くして這いずって逃げることも叶わない。

 

「今更白旗なんか揚げさせると思ってんのかよ」

「ハヒ……ヒィ……!!」

「ひゃははははは! みっともねえ、先に死んだ奴らが地獄の特等席で待ってるぜ!!」

 

死相と恐怖を浮かべていつの間にか失禁した藤間を地獄から這い出た鬼のように嗤う。

いざ止めを刺さんと喉に切先を当てる。

ゆっくりと差し込んで存分に苦しませて死なせるつもりだった。

 

「もういい、そこまでだ」

 

拷問ショーを止めたのは進行役だった。

 

「止めるなよ。まだこいつは剣を握れるし、脚も動くようにしてある。ならかかって来るだろ? まだ終わってない」

 

命懸けで戦う者らに覚悟なく混ざり死合を穢した愚か者への仕置を中断された雪音は、悪鬼羅刹の表情を進行役へと向ける。

不満げに狙いを変えた邪気にじろりと睨まれて動じないのは流石か。

 

「勘違いするな。それはもう壊れた。我々は強者を求めるが、弱者の処刑を観たいのでは無い。これは主催者の意向だ」

 

懐から鉄の塊を出して雪音へ向けた。

見慣れない道具であるが、即座に理解した観衆は息を呑んだ。

拳銃だ。

刀剣類が野放しにされるまでに官憲が傾倒して摘発した優位性は語るまでもない。

小銃より命中精度が低いとしても剣に明確に勝る武器。

薬物取引等のシノギで得た潤沢な資金力で密輸、密造、横流しのどれかをやっているのだろう。

表では警察に執拗に締め上げられても、闇市を牛耳るような組織であれば入手は造作もないという事か。

 

「お前の腕を見込んでもう一度だけ警告してやる。やめておけ」

 

サングラスに瞳が隠され真意は読めないが、指先に宿る力は確かに本気だ。

銃口の軸が胸の中心を捉えて逃さないのも感知している。

さしもの雪音も数秒の逡巡を置いて大人しく剣を引いた。

 

「それでいい。疲れは?」

「疲れるような事有った? それともまさか疲れてたら敵が待ってくれるってのかい?」

 

やるせない不満を飲み込み、歪みが無いか丁寧に目視で点検しながら血を袖で拭いて凩丸を鞘に納める。

滑らかに仕舞い、鯉口をぱちりと閉じた。

柄巻もかなり血を吸ったので帰ったら分解して手入れしてやりたい。

良き剣士は命を預ける相棒を大事にするものだと獅子吼に口を酸っぱくして言われている。

雪音は自ら斬り捨てた今も敬愛する父からの言い付けを厳守している。

 

「だろうな。このまま決勝戦を始めるぞ。あの御方も期待している」

 

銃を懐のホルスターに戻すと目配せをひとつして、ぐったりした藤間を手下に運ばせて行く。

剣の方はかなりの業物だったようだが使い慣れた凩丸があればいい雪音は貰おうとも考えなかった。

発散はしたが下らない幕引きだ。

だが許そう。

次に控えた御馳走の前では霞んでしまう。

怒りに手を震わせた出義牡丹が待っている。

入場した牡丹は……嗚呼、やはり姿勢が美しい。

心の中で諸手を挙げて賛美する。

だからもっと怒ればいい。

活人剣など捨てて真の実力をぶつけてくれれば、それが正義だ。

 

「あなたは、あなたって人は……命をなんだと思っているんです!?」

「世界に六十億もある何かだよ。自分で望んで来たのに土壇場で死にたくないなんて通じない。人は怪我させといて、そのくせ自分は痛いのもイヤなんて嘗めたこと言ってんなら死んで当然だろ?」

 

真面目な牡丹が嫌いそうな言葉を選んで返していく。

鋭い敵意が飛び込んで、雪音の心を濡らす。

稀代の才能から吹き上がる熱量を肌で受けるのは最高に心地良かった。

 

 

 

 

 

 

 

 




死ぬ気でやらない方が失礼にあたるので罪の意識ナシ!
牡丹が男でも同じように興奮してた。

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