柱島泊地の風便り   作:風間正章

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戦闘

武漢ウイルスの潜入、神経を尖らせて対応を行っていたが。

まぁ、無理だよな。

やはり、日本国内での発症は確認された。

そちらの対策対応は、政府に任せて。

此方は、深海棲艦の対応に集中するのみと成るが。

提督達や自衛官、艦娘にも罹患する者が出ている。

当然、国内でも死者が発生する。

ワクチン献体作成の為にウイルスを中国武漢に突入し、深海棲艦の脅威から何とか日本国内に持ち帰り。

今度は、アメリカに幌筵からカムチャッカ半島伝いでアラスカ経由でワクチン作成。

このルートを逆に、日本にワクチン輸入と命からがらの手段を行使しているのだ。

(誰か書いて。)

 

戦闘の指揮は、モニターの情報から提督が判断して行われている。

先ず、戦闘海域に合わせた艦娘の選抜。

次に、戦闘に対応する装備を配備する。

近海で有れば、自衛隊のヘリで該当海域迄空中輸送の上。

付近の海域に、艦娘を降ろし。

戦闘海域に向かわせる。

遠方の場合は、護衛艦や第7艦隊の軍艦に乗り組み。

直接、艦から降りるか。

ヘリ等で、海域に降ろす。

戦闘の情報は、モニター上に簡素化されて表現されているが。

現実は、悲惨この上無い。

一例を上げれば。

瑞雲で潜水艦を攻撃に失敗した、伊勢が。

爆撃の爆圧で海面近くに、浮き上がって来た潜水艦に接近し。

海面に手を突っ込み。

潜水艦の1部を掴み、其のまま。

「どりゃ」と、空中に投げ上げて。

主砲を撃ち込み、空中で爆破したのだが。

モニター上では、伊勢からシュッと線が潜水艦に伸びて撃沈の表示となる。

他にも。

雪風だが、脚部ユニットの出力を微調整して海面の畝りを利用して空中にジャンプし、その勢いで深海棲艦を蹴り跳ばした事も有るのだ。

でも、モニターでは簡素に撃沈の表示だけ。

最近は、テレビ番組等で艦娘を題材にした番組で。

戦隊物や仮面ライダーのごとき、戦闘場面が描かれて居るのだが。

現実は、更に凄い。

当然こちら側が、被弾した場合も簡素化されている。

モニターには、小破・中波・大破と表示されているが。

現実は、手足が千切れたり内臓が見えている。

大破状態の艦娘が居る艦隊を、進軍させた場合。

その艦娘が戦死する場合が有る。

風間も、うっかりと進軍させてしまい。

利根を喪った事が有るのだ。

提督は、この大破進軍に細心の注意を払い。

指揮を行うのだが。

作戦成功の為に進軍を選択して、戦死させる提督も存在する。

戦争行為で有る。

だが、風間艦隊では行わないとしている。

利根を喪ったのは、トラウマレベルとなっている。

 

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