深海棲艦に対応出来る存在。
現在の所、艦娘以外の存在が確認されていない。
防衛省で、対深海棲艦用の兵器の研究作成に邁進しているが。
全く持って、形にすら成らない。
風間は、艦隊旗艦の小舟から。
内陸部の艤装製造工場に来ていた。
明石の指揮の下、妖精さん達が多忙を極めていた。
差し入れのお菓子を、近くのテーブルに広げた。
「明石さん、一息入れない?」
夕張との打ち合わせを中断して、明石が休憩の指示となるホイッスルを吹いた。
妖精さん達が、手を洗い。
ワラワラとテーブルに取り付き、お菓子に齧り付く。
「提督、差し入れありがとうございます。」
明石と夕張も、テーブル上のお菓子を摘み出した。
「防衛省が、研究してるけどさ。造れるのかな?」
「造ってくれたら、こっちも少しは楽が出来るんですけどね。」
と、夕張がビスケットをかじった。
「艦娘が居ないと無理ですね。」
明石が疲れた感じで続ける。
「私以外の工作艦も今の所、確認されてませんし。」
「私達が居ないと、妖精も居ませんから。」
艤装の製造は、艦娘が居ないと不可能。
砲や機銃程度の引き金位は、人間でも引ける。
だが、艦載機等は無理。
放った弓矢が、艦載機に変化?( ̄▽ ̄;)
すまん、何を言ってるか解らないと思います。
私自身も、何を言っているのでしょう?
弓矢自体は、放てるのだが。
艦載機に変化する分けが無いんだよ‼️
ましてや、艦載機に指示とかさ。
もう、サイコミュなの?
妖精さん達と、意思の疎通は出来ている。
だけど、艦娘が居ないと。
妖精さん達も、居ません。
実験で、妖精さんを提督に預けてから。
艦娘から離れて見たが。
いつの間にか、妖精さんは消えていたとの報告が有る。
その距離は、かなりまちまちで差が甚だしいらしいのだが。
艦娘が居ないと、妖精さんも居ないのは確かとなった。
そして、幾つかの疑問があり。
その一つに。
艦娘は、全ての軍艦が娘化している訳ではないらしい。
確認されていないだけの可能性も有る。
撃沈や解体された軍艦以外にも。
宗谷なんて、現存しているのに娘化しているのだ。
だったら、現在の護衛艦や軍艦の娘化が存在しても不思議が無いのに。
存在して居ない。
こちらも、確認されていないだけの可能性も有るが。
この疑問は、防衛省も艦娘に確認調査を実施しているが。
艦娘達も、解りません‼️の一言で有る。
「提督、此方です。」
宗谷を連れて、宗谷を見に行った事が有る。
自分自身の事の為なのか。
宗谷の内部は、良く解っていて。
ガイドとしては、これ以上の存在は居ない。
宗谷に、艦娘となった宗谷が派遣されていて。
大人気と成り。
宗谷を維持する費用を、向こう100年分は稼ぎ出したらしい。
風間艦隊の宗谷と、ガイドとして派遣されている宗谷で。
その時は、ダブル宗谷だと。
来訪者の方々を喜ばせた。