薄暗い部屋の一面に。
様々なタイプ物体を写した写真や図が表示されていた。
その前を左右に。
カツカツと、靴音を響かせてゆっくりと往復する。
時折、左手に持った指揮棒を右の手のひらにパシッと当てながら。
その女性は語り出した。
「悪い様には、しません。この中に見覚えの有る該当物件が合ったら教えなさい。」
「黙秘権は無いですからね。」
「隠し事をしても、為にはなりませんよ。」
「口に出すのが躊躇われるので有れば。」
「私が指す物に、首の動きで答えなさい。」
更に、ピシャリと指揮棒を手のひらに打つと。
彼女は続けた。
「私だって、こんな事は仕度は無いんです。」
「でも、貴方が悪いんですよ。」
ツカツカと近寄り、相手の頭を掴み上に向かせる。
「おい‼️大淀。」
「何の積もりだ。」
大淀と呼ばれた女性は、アラッと笑い。
風間の頭から、手を離した。
「それから、香取・鹿島。」
「五月雨も、何の尋問何だよ。」
香取・鹿島・五月雨は、お腹を押さえて笑いをこらえている。
先頃、銀座で深海棲艦を目撃した風間の話から。
どの深海棲艦かを調査しようとなり。
風間の執務室に、五月雨・大淀・香取・鹿島の4人が集まった。
執務室のスクリーンに、深海棲艦のリストを投影して。
風間が、そのスクリーンを見ていたら。
行きなりの取調室と、相成った。
大淀曰く、何かそんな雰囲気だったと。
「お前、遠方を見る様な顔して誤魔化すな。」
深海棲艦は、確認?された順番で登録されている。
記号は、いろはに記号となっており。
この記号仕様は、なかなかセンスが良いなと風間は感じている。
発見登録の順番上、決して強さのグレード順ではない事に注意では有るが。
そして、各クラスの中で更に細部化されているのである。
例えば、イ級だけでも令和4年現在で5種類確認されているのだ。
「で、提督。どの深海棲艦でしょうか?」
大淀に即されてスクリーンを見る。
イ・ロ・ハ・二・ナの各級は駆逐艦として分類されている。
しかも、人間体ではない。
「コイツら、この装甲観たいのが外れると中身は人間体なの?」
五月雨達に、聞いて見たが。
4人共に、首を傾げた。
では、該当から外すか。
次に、軽巡洋級の
ホ・へ・ト・ツの各級
重雷装洋巡級の
チ級
この辺りから、人体の形をしてくる。
「この辺から、装甲外したら人間体だよな?」
4人共に、唸る。
重巡洋艦級の
リ・ネ級
この辺は、一撃で大破損傷の打撃を良くしてくるので。観ていても、腹が立つ。
戦艦級の
ル・タ・レ級
レ級には、怨みしか湧かない。
段々と、腹が立って来た所で次回へ