三人依れば姦しいと言うが。
15人も居ると、喧しいので有る。
さて、今晩は内陸部のネカフェで寝るとするか。
と、自分の脚部ユニットを装着しようと席を立った。
で、何故に?
「たまには良いじゃない?(笑)」
「付き合いなさいよ。」
「私は、提督の姉さんになるんだから。」
この場所は、旗艦の上部甲板に当たる場所で。
白露に離艦する時、捕まった。
白露に、グラスを渡された。
これで、内陸部に帰れないな。
飲酒航行に成る。
風間「五月雨とは、確かにケッコンカッコ仮してるけどね。」
白露「ほら、私はお姉さんじゃない。」
風間「あくまでも、システム上の」
白露「うるさい。」
と、右手の人差し指で唇を押さえられた。
白露「提督は、何で他の子とケッコンしないの?」
白露「他の艦隊だと重婚したりしてるのに。」
白露「それに、同じ艦娘を複数登用もしてる。」
風間「ダメかな?」
白露「戦力的にも、戦略的にもダメね。」
確かに、イベント海域で複数人の同一艦娘が居ない為に手詰まりや、余計な苦戦を招いているのは確かなのだ。
艦隊の運営は、担当提督に一任されている。
風間が、どの様に運営しても自由では有る。
しかし、深海棲艦との戦争は結果が全てとなる。
風間の艦隊は、結果を出しているとは言い難い。
白露「秘書艦の会合で、あの娘(五月雨)だって肩身が狭いわよ。」
白露「自衛隊上層部だって結果を出せと言って来てるんでしょ。」
確かに、言われては要る。
ネチネチ言われて、最後には。
風間艦隊は、福利厚生が上手く戦果を上げているか。
と、言われる始末だ。
他の艦隊が、戦果を出して要るので戦術的には何とかなって要るが。
戦略的には、足を引っ張っぱっている艦隊と成る。
白露「もっと戦果狙いなさいよ。」
風間「狙って要るよ。」
白露は、手にしたグラスの氷をカランと鳴らした。
白露「自衛隊では、艦内飲酒は御法度なのに。」
風間「旧海軍では、英国式でワッチでなければ許可だろ?」
白露「自分が、飲みたいんでしょ。」
図星を的確に差されて、ぐうの音も出ない。
白露「他の艦隊依りも、私達を自由に行動させている。」
白露「ホント、変よね。貴方って。」
風間「白露、俺は上官なんだけど。」
白露「私は、義姉さんでしょ。」
風間「酔ってるな。」
白露「いけない?(笑)」
クスクスと、笑いながらグラスを傾けた。
白露「一番艦同士で、決めてる事。有るんだけど。」
風間「何を?」
白露「この先、貴方が決断しないと成らない場面が必ず有ると思うんだ。」
白露「その時は、いちばんに一番艦を使うんだよ。」
白露「妹達じゃないよ。」
白露「私達、一番艦からだからね。」
風間「どう言った意味だよ。」
白露は、ジッと風間の目を見据えた。
風間「何を考えているのか解らんのだが?」
白露「うるさい。」
言葉を続け様とした、風間の唇を人差し指で押し止めた。
白露「本当に、一番は損よね。」
白露「あの娘(五月雨)が、貴方とカッコ仮だからって。」
白露「貴方の義姉に成るんだから、白露が伝えるべきってさ。」
白露「神風さんの役目なんじゃないのって思ったけど。」
白露「やっぱり、私の役目よね。」
酔っ払いの戯言だからねと、白露は艦内に戻って行った。
艦内からは、騒がしいガールズトークが漏れて来る。
風間「今日は、隅で隼人抱いて寝るか。」