柱島泊地の風便り   作:風間正章

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指導その2

石南提督に、艦隊の様子を確認した結果。

こうなった。

 

石南「この場合何ですが。」

石南「大破した時、夜戦は問題無いんですよね?」

石南「その後、進軍しなければ大丈夫ですよね?」

モニターで、シュミレーション用の画面を指差しながら質問して来る。

 

近い。

時々腕に触れる柔らかい感触に、意識を反らしてながらの苦行が開始されているのである。

 

風間「大破進軍は、厳禁です。」

風間「進軍しても、必ず撃沈と成る訳ではないけど。」

風間「かなりの確率で、撃沈と成りますから。」

石南「成る程。」

 

近い。

良い香りがする。

 

石南「各艦娘のパラメーターの運は?」

石南「何の意味が?」

風間「パラメーターは、あくまでも参考値として考えた方が良いと思います。」

風間「運の値は、高くても当てに成りませんから。」

そうなので有る。

風間艦隊の雪風なんか、かなりの確率で大破するのだから。

時雨なんかもだが。

カットインすら発動しないのも、ざらである。

回避値が高くても、被弾する時は被弾する。

ほんとに、パラメーターが高くても当てに成らないのだ。

石南「雪風って、殆ど無傷で帰還する武勲艦と聞いてますが?」

風間「艦娘になったからなのか?私の指揮の問題なのか?」

風間「大破率高いですね。」

正直、高いなんて物では無い場合が多いのだ。

他の艦娘の盾になっているパターンが多いので、前大戦時代の経験で、思う処が有るのではと勘繰って要るのだが。

風間「ともかく、パラメーターは参考値と考えた方が良いと私は思っています。」

石南は、へ~といった表情で風間の話しを聞いていた。

石南「参考値ですね。」

石南「肝に銘じて置きます。」

風間の顔を正面からジッと見据えて言って来る。

その目を見た時に、ドキッとした。

石南の瞳は、深海に吸い込む様な雰囲気に満ちている。

 

その後も、事細かに質問されて。

漣がゲンナリするのも解って来た。

本人の性格に寄る物何だろうと思うが。

かなり、真面目な性格何だろうな。

 

そして、彼女が艦娘のファイルを捲りながら、話して来た。

石南「私の艦隊には、まだ航空母艦は着任して居ないので。」

石南「この赤城さんを、早く迎えたいです。」

風間「大食いの娘ですから。」

風間「備蓄をしっかりと、行わないと養えませんよ。」

実際問題、赤城よりも加賀の方が大食いだし。

大和・武藏に成ると泣きたくなるのだが。

まぁ、黙っておくか。

 

石南「同じ艦娘を複数人、旗下に加えられるとの事ですが。」

石南「同じ娘が、何人居ても。」

石南「混乱しないのでしょうか?」

風間「私の艦隊は、一人一艦で運営してます。」

石南「何故?」

風間「人の顔と名前を覚えるのが苦手でして。」

まぁと、笑いながら石南はケーキを口にした。

冗談で言って要ると思われている見たいだが、真面目に苦手なので有る。

パラオに着任している、通称まるゆ提督は100名単位のまるゆを個々に判別しているそうだ。

俺には、無理だな。

 

 

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