柱島泊地の風便り   作:風間正章

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艦隊旗艦用の小舟

五月雨「はい、今回は出番は多いのに、ほとんど触れられない艦隊旗艦用の小舟さんです。」

五月雨「全長は、33メートル。全幅8メートル。排水量120トン。最高速度50ノット」

五月雨「普段は、柱島泊地で停泊しています。」

五月雨「風間提督の執務室と会議室兼仮眠室等が有ります。」

五月雨「調理場に、トイレとバスも装備されていまして。」

五月雨「隔壁を閉じる事でパーティションを区切り多目的に使用する事も可能のです。」

五月雨「普段は、パーティションを区切り明石さんが工作や艦娘の小破迄の修理を行ったりしていますね。」

五月雨「最大で、40名は乗艦可能です。」

五月雨「普段は、提督と私五月雨が乗艦しています。」

五月雨「他の柱島泊地の艦隊旗艦も同様に、この子達が配備されますが。」

五月雨「実際は、風間艦隊を含めても30艦程度しか稼働していません。」

五月雨「これは、提督着任時に執務室を内陸部に配置するかの希望に寄るものです。」

五月雨「風間提督は、執務室を艦隊と希望したので、この子が配備されました。」

風間「え?」

五月雨「提督?」

五月雨「知らなかったんですか?」

風間「確か、希望を聞かれた様な。」

五月雨「この子は、外洋航行も問題なく・・・・・」

五月雨「提督、そろそろこの子の名前を決めないと。」

 

五月雨が、いい加減にしろよと風間に目を向ける。

 

風間「そうだね。」

風間「考えるよ。」

 

風間艦隊の旗艦であるが。

現状は風間の執務室兼住居、風間艦隊艦娘達の溜まり場と化している。

戦闘指揮は、派遣先の護衛艦の中から出している方が多くなっている。

この旗艦で、戦場海域近くで指揮を取る事も可能では有るが。

深海棲艦に狙われたら一溜りも無いだろう。

 

それに、現在の風間艦隊旗艦は隣の石南艦隊旗艦と接舷状態なので航行出来ない。

 

石南提督の面倒を見るのも、大丈夫な時期にも来ている様なので。

近々、旗艦の距離を空けるとするか。

 

艦隊旗艦の提督も、変わる時が有り。

内陸部に、執務室を移したか。

提督辞めたか。

等、色々と有るのだが。

大多数は、行方不明との噂が上がっている。

行方不明の件に付いては、あくまでも噂の範疇なのだが、確かに急に居なく成る場合が多いらしい。

防衛省からも、一切の発表も無い。

噂だが、馬の調教師に成っていたりする提督も居るらしいのだ。

 

何分にも、他の提督達との接触は殆ど無い状態で。

各提督達が、個人的に連絡を取り合う位で交流は無い。

風間も、直接顔を合わせているのも石南花位な物で。

後は、個人間で連絡する位の交流となっている。

 

 

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