柱島泊地の風便り   作:風間正章

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日常

石南艦隊の旗艦との接舷状態を解除して数日。

五月雨の機嫌が、何故かすこぶるよろしい。

仕事や出撃も、率先しまくり。

風間は、印を押す位しかやることがない。

 

五月雨「提督、今日は紅茶とケーキです。」

風間「これ、高いヤツだよな。」

五月雨「今日は、私の奢りですから。」

 

何か、怖い事に成らなければ良いが。

 

毎日、ドタバタと過ごしているが。

ディリーやら、ウィークリーやら、マンスリーやらと。

任務を遂行しなが、日々備蓄で有る。

ここ数回のイベント海域は、資材の備蓄が足りなく最後は断念しているパターンとなっている。

旗下の艦娘のレベルも99と上限に達している。

五月雨のみ、レベル175。

白露にも、言われたが。

重婚の考えは無い。

イベント海域のクリアは。

備蓄量と兵装のレベル、後は提督たる風間の指揮が、問題なのだ。

甲からレベルを落とせば、クリアは多分可能だな。

でも、落とすつもりは無い。

1度だけ、前任の利根を失ったイベント。

発令!「艦隊作戦第三法」

利根を失い甲から乙にしてクリア、サラトガが着任した。

乙に落としたら、あっさりクリア出来た。

あと少しの所迄は来てるんだよな。

 

毎日、風間は艦隊旗艦で寝泊まりしてる訳ではなく。

役目や業務によっては、内陸部に宿泊して。

旗艦に出勤する事も有り。

個人用の脚部ユニットを作成してから旗艦と内陸部に対する移動が簡単に行われる為に他の艦隊旗艦や呉総監部からの安易なメールのやり取りに便利に使われる事まで有る。

 

海上自衛隊も、仮にとは言え大将閣下をメールボーイに、使っている事に成るのだが。

風間は、寧ろ率先的にメールボーイを買って出ている。

直接、他の艦隊提督との顔繋ぎが出来るからだ。

 

呉総監部からの書類を受け取り。

ウェットスーツを着込み、防水加工のバックを背負い。

脚部ユニットを装着して着水したら。

「風間さん」

と、呼び止められた。

風間「石南提督。」

石南「花です。」

石南「今から、艦隊に帰還ですよね?」

石南「私も、連れて行って下さい。」

風間「どうやって?」

石南は、風間が背負っているバックを剥ぎ取り。

自分が背負うと。

風間の背中に飛び付いた。

風間「え❓️」

石南「はい、出港です。」

 

石南を背負い、お互いの近況や情報のやり取りをしながらの航行と成る。

 

海上の為では有るのだが。

風間の耳元に、石南は口を近付けて話す。

身体をグッと風間に抱き付ける。

石南と話しながら、風間の頭の中は。

 

背中に感じる、石南のボリューム感。

手に過重する、石南のボリューム感。

これは、修行の一貫なのだろうか?

 

石南を、彼女の旗艦に置いて。

風間は、自分の旗艦にたどり着く。

 

五月雨「お帰りなさい、提督。」

風間「ただいま。」

 

五月雨の笑顔が、何故か心に痛い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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