柱島泊地の風便り   作:風間正章

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白露型

筆頭秘書艦たる、五月雨は白露型の駆逐艦に分類される。

長女の白露を始め、姉妹十人が全員艦娘として存在している。

五月雨は、六女と成るので。

風間に、義姉ぶって絡んで来るのは上の五人と成る。

即ち、白露・時雨・村雨・夕立・春雨である。

更に、義妹も居る訳で。

海風・山風・江風・涼風の四人である。

こちらは、義妹と言う事で風間の、特に財布の中身に狙いを定めて来るのだ。

何故に、この様な事態と成ったのかと言えば。

ケッコンカッコカリ、と言うシステム?のせいである。

 

ケッコンカッコカリ、対象と成る艦娘に指輪をハメる事により。

艦娘の能力を向上させるシステム?で、あり。

艦隊の戦力アップには、必要不可欠なシステム?と成る。

 

因みに、対象と成る艦娘のレベルは99が必要で。

風間の艦隊だと、旗下の艦娘全員のレベルは99に到達している。

全員と、重婚カッコカリが可能な状態で有るが。

指輪は、五月雨のみとなっている。

確かに、重婚した方が戦力アップはするんだが。

どうにも、心情的な物も有り。

実際問題、五月雨に指輪をはめる時にびびったんだよ。

何か、男としてね。

そんな事で、単婚です。

 

ケッコンカッコカリはしているが、五月雨には手を出していないんだよね。

その辺の所は、一度白露に詰問されたのだが。

最後は、他人が口を挟む所では無いと。

白露の方が引いた。

 

艦娘の妊娠出産は、風の噂で聞いて要るが。

実際の所が解らない。

 

石南を石南艦隊の旗艦に送り届けて。

風間は、自分の旗艦に戻って来たのだが。

五月雨に挨拶して、艦内に入り。

ウェットスーツから、制服に着替える為に寝室兼用の部屋に入った。

 

ウェットスーツを脱ぎ出した時に、扉がガチャリと開けられて。

「ハイ、ハ~イ。お帰りなさい。」

風間「村雨。ノック位したら、どうなんだ。」

村雨「固い事、いいっこ無しよ。」

村雨「義姉さんが、妹夫婦の様子を見に来たんだから。」

村雨「最っと、歓迎して欲しいな。♥️」

風間「俺は、着替えの途中なんですが。」

村雨「アラ。」

村雨はその間々、風間の側に寄ると、風間の着替えを手伝い出した。

風間「おい?」

村雨「義姉さんに、お任せ。」

村雨は、風間のウェットスーツを剥ぎ取ると、下着も引き下ろした。

風間「何、するんだよ。」

少し、目を見開いて。

顔を赤くした、村雨で有ったが。

村雨「ほら、早く着替えないと、あの子(五月雨)が来ちゃうわよ。」

風間「何だよ。」

 

村雨は、風間に軍服の上着を着せる時に。

襟元に、鼻を近付けて。

村雨「香水の匂いがするけど。」

村雨「五月雨は、香水付けないんだけど。」

村雨「誰のかな~?」

と、上目遣いで聞いて来た。

先程、石南を背負っていたから。

その時に、移り香になった見たいだな。

村雨「提督、あの子(五月雨)に手を出さないからと言っても。」

村雨「浮気は、褒められないわね。」

風間「これは、違う。」

風間「話しを、聞いてくれ。」

村雨「うるさい。」

人差し指で、風間の唇を押さえる。

村雨「少し、教育が必要ね。」

 

今晩も、長い夜に成りそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

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