柱島泊地の風便り   作:風間正章

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傾聴 明石

明石

「提督、不満は有るのか?と、問われたら。」

「不満だらけですに、成りますよね。」

「工作艦は、私1人ですから。」

「夕張や、たまに秋津洲が手伝ってくれますけどね。」

「私以外の工作艦は、まだ確認されていませんし。」

「アメリカのメデューサでも、艦娘になってくれたら。」

「少しは、楽出来るんですけどね。」

「まぁ、逆に考えれば私の活躍する場所が有るって事なんですけどね~。」

「それに、小破程度までの皆の面倒見で、五月雨よりも。」

「提督の秘書艦を長時間出来る訳だし。」

 

少し、顔を赤らめて。

コホンと咳払いをして、場を誤魔化した。

 

「ほら、武装のレベルアップするのだって。」

「基本的に、私が居ないと駄目ですから。」

「え?」

「そらゃ、たまに失敗してネジ無駄にしますけど。」

「私だって、心血注いでやってますから。」

「気合い入れて、頑張りますってね。」

「これは、比叡さんの台詞か。」

「あと、プレッシャーが半端じゃないんですからね。」

 

「正直、大変ですよ。」

「でも、私じゃないと出来ないから。」

「遣り甲斐感じています。」

「寝不足じゃないか?って。」

「まぁ、基本的。」

「昼夜逆転に近い感じですからね。」

「それに、提督がアレ作れだの。」

「これ、作れだの。」

「五月雨の目を誤魔化して、作業するのも大変何ですから。」

「あの子、怒ると怖いんですよ。」

「あ~。」

「良く知っていますよね。」

 

「提督用の擬装って。」

「気晴らしに成るから、楽いんですよね。」

「でも、これ以上は作りませんから。」

「五月雨に、命令として言われていますから。」

「何ですか?」

「そんな目で、見ても。」

「ダメなものは、ダメですから。」

「間宮さんのチケットを出されても。」

「提督、ホント。」

「勘弁して下さいよ。」

「間宮さんのチケットを、積み上げないで下さい。」

「え?」

「五月雨には、内緒でお願いします?」

「だから、私が怒られます。」

「あの子(五月雨)は、私の上官なんですから。」

「ア、提督も上官ですけど。」

 

「この艦隊ですか?」

「確かに、甲での攻略は2回しかしてないし。」

「イベントは、惨敗続きですからね。」

「いい加減に、戦果上げないと。」

「存在意義が、無いですよね。」

「提督の指揮能力に問題が有ると言われているのは聞いてますけど。」

「大丈夫です。」

「次のイベントは、行けますよ。」

「多分、きっと、おそらく。」

「提督、そんな自信無い顔をしないで下さいよ。」

「成るように成りますって。」

「私達は、提督の指揮を信じて戦います。」

 

 

 

 

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