転生したら女顔だった。なんか女騎士やってそうな顔だな…
ちなみにTSはしてない。男のままである。………俺で新概念開拓すんのやめてくれないかなぁ。
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聖杯戦争。
それは、あらゆる願いを叶えるとされる奇跡の盃にして万能の願望機である、『聖杯』の所有をめぐり、七人のマスター、そして七機のサーヴァントによって繰り広げられる争い。聖杯を巡るオークションと言っていい。
………最も、賭けるのは自分の財産ではなく自分の命だが。
かつては極東の島国、日本の冬木市のみで行われていたそれは、とある戦争の最中、ある人物の謀略によって絶えることとなった。第三次聖杯戦争時、ナチスドイツが冬木の大聖杯を強奪。さらにダーニックがナチスを出し抜いて大聖杯を手にしたのだ。
しかし、争いが絶えたのはあくまでも極東の話。聖杯戦争は決して消えてなどいなかった。
ルーマニアのトゥリファスにおいて、かの戦争はその規模を大きく拡大させ、再開することとなった。
聖杯大戦。
十四機のサーヴァントが「黒」と「赤」の陣営に別れ、ただ一つの聖杯を手に入れるために争う。
ここまでは何も変わらない。正しい歴史だ。
しかし物語は狂い始める。ただ一つの
・・・
その日、相楽豹馬は柄にもなく緊張していた。
右手に宿っている赤い紋様を何度もさすりながら魔法陣を点検する。
…が、それも無理もないことだ。これから、彼が行うのは、自身の、そして一族の未来を決する一大決戦――――聖杯大戦だ。そこで戦うために必要なサーヴァントを呼び出す為の儀式を行おうとしていた。
——魔法陣に不備がないか何度も確認した。詠唱は既に暗記済み、触媒も用意した。大丈夫。大丈夫だ。これなら、あの英雄を呼べるはずだ…
サーヴァントとは、英雄が死後、人々に祀り上げられ英霊化したものを、魔術師が聖杯の莫大な魔力によって使い魔として現世に召喚したもの。そんなサーヴァントを聖杯戦争では聖杯あるいは聖杯戦争そのものによって叶えたい願いのため、召喚した魔術師“マスター”と協力し、他のサーヴァントやマスターとたった一組になるまで争い合う。
そしてそんな人間の超越した存在を統べるための唯一の手段。それが彼が先ほどからさすっている右手に宿る赤い紋様…令呪なのだ。
それがあると言うことは彼は聖杯認められたマスターということ他ならない。故にホストを兼業しているなんちゃって魔術師である相楽豹馬が黒の陣営のマスターとして召喚を行なっているのである。
その為、彼は聖杯を勝ち取るため、彼の一族に勝利を齎すため、手を尽くしとある英霊を迎える準備をしていた。
相楽豹馬は近くの椅子に置かれた包みの中には、人類史上最強の武道家を呼ぶための触媒がある。
他の英霊が召喚された今、アサシンの枠しか空いてないが、彼を呼び出すことさえ出来るのであれば例えアサシンであろうと問題はないだろう。
——それは、神代より残るとある男が書いた本の原本。
この本から召喚される英霊は一人だけ。この本の作者である、英雄ただ一人だ。
包みから本を取り出し、陣の中心に触媒をゆっくりと配置し、決められた場所に戻る。
胸が張り裂けそうになりながらも、相楽豹馬は全身の魔力を循環させていく。
「——告げる。」
「汝のみは我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ。
誓いを此処に
我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者
汝三大の言霊を纏う七天
抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」
魔力。一般人であろうと視界に収められるであろう高濃度の魔力が相楽豹馬を包む。それは、あまりにも美しく、あまりにも強い。
そしてそれが治まった瞬間、一人の女性が現れた。
「大萱圭。召喚に応じ参上した。アサシンのクラスか、悪くない。まあ宜しく頼むよ、マスター。」
・・・
何があったのかは分からない、だが俺は気が付けば薄暗い部屋にいた。
目の前には、軽薄そうな青年が顔を呆然とさせながら尻餅をついたように座り込んでいた。
瞬間、必要な知識が脳に詰め込まれた。
——陣営について。
——大戦について。
——そして、聖杯について。
…胡散臭
「大萱圭。召喚に応じ参上した。アサシンのクラスか、悪くない。まあ宜しく頼むよ、マスター。」
まあ、召喚されたからには、従ってやろう。
オリ鯖の設定考えるのだけは大好きマーン