嵐を呼ぶぼっち・ざ・ろっく!   作:tatararako

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19話を投稿させて頂きます。

ぼっちちゃんにとって『何かを訴えるまなざし攻撃』は特効。

そして、酒クズ到来
   
   


ぼっちちゃんは嘘を吐くゾ

     

     

そうして、私達は、倒れた人(※廣井きくり)の注文通りに私が買って来たしじみのお味噌汁と竜子さんが買って来た二日酔いのドリンクを持って来たら、倒れた人は直ぐに飲んで復活していた……。

 

竜子さんの読み通り、酒の飲み過ぎで倒れただけのようだった。

 

「ぶは~!肝臓にしみる~。助かった~。ほんとにありがとね~。まさか本当にお味噌汁とか買ってきてくれるとは。」

「い…いえ……。」

「後で後藤の金だけでも返してやれよ。」

 

そして、倒れた人は私と竜子さんに感謝の意を唱えるけど、竜子さんは倒れた人に私にしじみのお味噌汁の代金だけでも返すようにと言っていた。……あの、竜子さんは良いんですか?

 

「いや~ゴメンね。これぐらいの酒で潰れるとは思ってなかったからさ~……あ~頭外して丸洗いしたい。内臓取り出してアルコール絞り出したい……。」

 

けど、もしかして私はヤバい人を助けてしまったのでは?と思いこの場から逃げようとしたとき、

 

「あ、そういえば名前何ていうの?」

「…ご…後藤ひとりです。」

「へ~かわいい名前。あっ、私は廣井きくりで~す。」

「あっ、ありがとうございます……。」

 

倒れた人……もといきくりお姉さんから、名前を尋ねられただけでなく、自分の名前も教えてもらったことで逃げることができなかった。

 

「で?そっちの三人組は?」

「……ふっ、聞いて驚くなよ。」

 

それだけでなく、竜子さん達のことも尋ねたため、

 

「ふかづめ竜子!」

「魚の目お銀!」

「ふきでものマリー!」

「「「「3人揃って!埼玉紅さそり隊!!!」」」」

 

と先程行った決めポーズを行っていた。それを見たきくりお姉さんは、

 

「あひゃひゃひゃ!何それ~?お笑い芸?いいぞ~!もっとやれ~~!!」

「テメェもジャガイモ小僧と同じこと言ってんじゃねえよ!!#」

「リーダーリーダー……。」

「抑えて抑えて……。」

 

竜子さん達のことをお笑い芸人か何かかと言われたことで、烈火の如く怒った竜子さんを宥めようと抑えるお銀さんとマリーさん。

 

「で?そっちの子達は?」

「オラ、野原しんのすけ5歳だゾ。」

「わ、私は後藤ふたりです……。」

 

そして、きくりお姉さんは竜子さん達をそっちのけでしんちゃんとふたりのことを尋ねていた。……ふたりは、きくりお姉さんの方に顔を向けないけど。

 

「あひゃひゃひゃ!何でそっちの子だけ顔を背けんの~!?何でおねえさんから隠れてんの~!?」

「……いや、だって。変な匂いするし……。」

「まあ、オラは父ちゃんで慣れてますから。」

 

するとふたりは、きくりお姉さんから酒臭い匂いがするのが嫌だったのか、離れていた。……いや、それ以前にヤバそうな人だから距離を取ったのかもしれない。

だけど、しんちゃんはひろしさんで慣れてるからか、平気そうだったので、ふたりはしんちゃんの後ろに隠れていた。

 

「ああ~、そうだよね~、子供はお酒の匂いとかキライだもんね~。だからお酒はほどほどにしないとって思うんだけど、飲んじゃうんだよね~。」

 

でも、きくりお姉さんはそんなこと気にすることなく映画とかで出てくるお酒を呑む銀色の水筒……スキットルを懐から取り出すと吞もうとしていた。

 

「……あひゃひゃひゃ!迎え酒~!!」

 

それを見た竜子さんは、きくりお姉さんの口にスキットルが到達する前に奪い取っていた。

 

「……あ、アレ?私のは~?」

「バカ野郎っ!!さっきまで酔いつぶれて倒れてたのにまだ呑む奴がいるかっ!!……没収だ没収!!」

「ふ~んだ。いいも~ん。……まだまだ有るもんね~。」

 

しかし、スキットルを竜子さんに奪われたきくりお姉さんは諦めることなく紙パックのお酒を数パックと一升瓶をドンと置いていた。

……だけど、竜子さんも諦めることなくきくりお姉さんの口に運ばれる前に全て没収していた。

 

「不良を舐めんじゃねえよっ!!アタイの目が黒い内はガキ共の前で飲酒はさせねえよ!!……真似しちゃいけねえからな。」

 

でも私はこう思った。……子供のために禁酒をさせる不良は不良なのだろうか?

 

「あ〜ん。やめてよドケチ〜。私の生きがいを取らないでぇ〜!幸せスパイラルがキメられない~~!!」

「やかましい!オメエの酔いが覚めるまで没収だ!!……というか、離れろっ!!」

 

そうしてお酒を全て奪われたきくりお姉さんは、竜子さんの足にしがみついて抗議していた。

 

「アーハハハハ!!ヒィーアハアハアハアハ!!流石、師匠!おもしろいゾ~!!」

「「リーダー……おいたわしや。」」

 

それを遠巻きで見ていたしんちゃんは大爆笑し、お銀さんとマリーさんは悲しみの表情を浮かべていた。

 

「オメェラ見てねえで助けろよ!!というか、幸せスパイラルって何だよっ!!?」

 

……そして、竜子さんを見ていた私こと後藤ひとりはこう思った。飲酒を禁ずるのは不良として正しいのだろうか?と。

いや、確かに未成年にお酒を呑ませるのは良くないけど、……何かが違うような?

 

「ほら、将来の不安とか?……例えば~年金問題とかストレス社会とか?そんでもって貧困格差とか全部お酒呑んだら忘れられるからさ~……つい、私はこれを幸せスパイラルって呼んでるんだ~。真似していいよ?」

 

そして、きくりお姉さんは将来の不安をお酒呑んで、

 

『酒のことしか考えられなくなります』→『一時的に欲求は満たされます』=幸せ

 

というサイクルで回ることを"幸せスパイラル"と説明していました。

 

………悲しい幸せだ。

 

「真似しねぇよ!!」

 

そして、きくりお姉さんが言う"幸せスパイラル"の説明を聞いた竜子さんは真似しないと至極真っ当なことを言うのであった。…………本当に不良なんだろうか?

 

「ほうほう。とーちゃんも同じこと言っていたような気がしますな~。」

「おっ!分かる!?じゃあ、ジャガイモ少年も何時か呑む?安酒……って、まだ子供だから呑めないじゃ~ん!!あひゃひゃひゃ!!!」

 

しんちゃんが、ひろしさんが同じことを言っていたときくりお姉さんに話すと、きくりお姉さんはしんちゃんにお酒を呑ませようとする。だけど、そこは未成年だからという理由で吞ませないのでした。

……いや、吞ませようとしないでください。

 

「む~!オラを子供扱いする気だなっ!?」

「……いや、どこをどう見たって子供じゃん。」

「どこを見たって……って、クッソー今に見ていろおぉぉぉ!」

 

そのため、しんちゃんは子供扱いする気かときくりお姉さんに問うと、きくりお姉さんは『どこを見ても子供』と冷静に言われたため、しんちゃんは自分のズボンの中に有る"自分の物"を見て、今に見ていろときくりお姉さんに返すのでした……。

 

基準……そこなんだ………。

 

「あははは!君もしや結構ヤバイ子~?」

 

そのため、きくりお姉さんは、自分のズボンの中に有る"物"を顔を埋めてでも見て確認するしんちゃんのことを"結構ヤバイ子"と評していた。

 

「それよりも、ふたりちゃんは何でさっきから何も言ってくれないの~?……って、ふたりちゃん体冷た~い!コンクリみたいだよ~!?」

 

だけど、しんちゃんのことを"結構ヤバイ子"と評する当のきくりお姉さんは、公園に在った石像をふたりだと思って話しかけていた。

……この人、絶対ヤバい人だ。……本気なのかボケなのかわからない。

 

「……ヤバイ人だ。この人。」

(……コイツも後藤ひとりと同じことしてやがる。)

 

そのため、ふたりはきくりお姉さんの変わった行動に引いていて、竜子さんは私と同じ行動をしていると思ったそうです。

 

……そ、それよりも、どうにかして隙を見てふたりとしんちゃんを連れて逃げないと……と考えて、ふたりとしんちゃんを注目して見ていたせいか、

 

「あっ!ギターだ!弾くの!?私はバンドに入ってて、ベースをやってんだ~。インディーズだけどね~?」

 

きくりお姉さんに私が背負っているギターを掴まれてしまっていた。

ひいいぃいぃぃ……この人楽器やる人ぉっ!?( 6д9 )

 

こここ怖い!大人のバンドマンと話すの初めてだ…な…なんかわからないけどきっと怒られるぅうぅぅぅ!?

 

『見せて見せて~』

 

……きっと、きくりお姉さんはこうなって、

 

『最近の若者は……。ロックをナメるなー!』

『ウギャー!!??!?!』

 

こうなるに決まってるぅうううぅぅうう。

へ…下手なこと言う前に消えよう………。

 

「?…ひとりちゃんどうした~?」

あっ、い、いや、コレ買ったはいいんですけど1日で挫折して今から質屋さんに売りに行く所だったんです。(早口ぼっち)」

「え?」「は?」

もっと相応しい人にこのギターを使ってもらって大空へ羽ばたいてほしくて!わ、私は全然弾けません!すみません!あー何円で売れるかなー!?しんちゃんとふたり、今日は焼肉だあぁぁぁあぁぁあ!!?!?!!?

 

……と言って、私はしんちゃんとふたりを連れて逃げようとするとするけど、

 

「え〜?オラ、アクション仮面をギターで弾いてくれた方が良いゾ。」

 

しんちゃんはそう言って、私にギターを売ることを反対していた。

 

「……わ、わたしも……おねーちゃんのギターの方が……。」

 

それだけでなく、ふたりも涙目で私がギターを売ることに反対していた。そのため、私は、

 

「い、いや、そう言ったって……わ、私はド下手だし…………。」

 

今更、嘘ですと言えない私は、私はド下手だと言って誤魔化そうとすると、ふたりとしんちゃんは、

 

「「うぅ~…」」

 

私に『何かを訴えるまなざし攻撃』をしていた……ヴッ!!こ、心が痛い!!胸が痛い!!!

 

「……いや、だから……その……。」

 

ど、どどどどどうしよう!?

い、今更、竜子さんやきくりお姉さんの前で「嘘です。」と言えないし、だからといって、しんちゃんとふたりにギターを売って辞めるとか言って傷付けたくないし……ど、どうすればぁっ!!?

 

「待ちな!」

 

そんなとき、竜子さんが私を呼び止めてくれた。……な、何だろう?

 

「そのギター売るの、まだ早えんじゃねえか?」

「……え?」

「アタイは……まあ、ギターのことは知らねえけど、少なくともジャガイモ小僧達はお前のギターが聴きたいって言ってるぜ?」

 

すると、竜子さんが私にしんちゃん達のためにギターを売って辞めるべきではないと説得してくれていた。……いや、あの、すいません。今の話、全部嘘です。

 

「そうだよひとりちゃん。売るのはいつでもできるからさ~、もう少し続けてみたら?そのギターに相応しい人になれるかもよ。なーんちゃって!!良いこと言っちゃった~~!!」

 

それだけでなく、きくりお姉さんも私をギターを売るべきではないと説いてくれていた。

 

「……思ったより、まともなこと言うんだな?」

「え!?!いや、私のこと何だと思ってるのぉっ!!?」

 

すると、私にギターを売るべきではないと説いたきくりお姉さんのことを竜子さんは『案外まともなことを言う』と評すると、きくりお姉さんは竜子さんに『自分のことを何だと思っているんだ。』と返していた。

 

「未遂とは言え5歳児のジャガイモ小僧に酒を勧めた酒クズ。」

「え~!酷くない!?何か志麻さんみたいだよ~!?クッソ~やけ酒、もとい幸せスパイラルだぁ~~!!」

「まだ酒持ってんのかよお前っ!!」

「よっ、マンホールマンホール!!」

 

そうして、竜子さんから"酒クズ"と言われたきくりお姉さんは、竜子さんのことを志麻さん?……その人に似ていると言って幸せスパイラルをするためにお酒を出していた。……まだ持っているんですね。

 

そうして、きくりお姉さんと竜子さんのやり取りを見たしんちゃんはコントだと思ったのか、マンホールもといアンコールをしていた。

 

「おや?……しんのすけくんとふたりちゃん、そこで何してるんだい?」

 

そんなやり取りを見ていたとき、後ろから声がしたので誰なのだろうと声がした方に私は振り向いた。……すると、そこには強面、いや、あの顔はどう見ても、

 

「おっ!組長!!」

「組長!!」

 

そうそう、しんちゃんとふたりが言うようにヤクザの組長みたいな顔…………って、組長っ!!?!?!

 

「いやだなぁ…僕は園長先生だよ?」

 

あ、あわわわわわどどどどどうしよう!?そう思って私は竜子さんの方を見ると、

 

「お久しぶりです。組長!」

「「組長っ!!」」

 

竜子さんだけでなく、マリーさんやお銀さんも組長と言っていた!ひっ、ヒイィィィッ゙!!ほ、本物だあぁあああぁあぁぁぁ!!?(※後藤ひとりは組長が園長であるという下りは聞こえなかったので、園長であることを知りません。)

 

「……いや、組長じゃなくてですね?」

「あっ、すんません。」

「アタイ等もつい乗せられちゃって。」

 

そのため、私はどうしようかと思い、きくりお姉さんに助けを求めるべく、きくりお姉さんの方を見てみると、

 

「( 6д9 ) 」(ガクガクブルブル)

 

きくりお姉さんは顔を青ざめて、無言で震えて固まっていた!!

 

「……ま、まあ、それよりもしんのすけくんとふたりちゃん、何してたんだい?」

「私もおねーちゃん達と遊んでもらったのー。」

「そうそう、ギターの話をしてもらっていたゾ。」

 

すると、しんちゃんとふたりから私ときくりお姉さんのことを聞いた組長は、私ときくりお姉さんを見るや否や私達に近付いて来た。……ヒェッ!こっちに近付いてきます!きくりおねえさん!!

 

「ひひひひひひとりちゃん、今は逃げずに言う事に従っておこう。」

 

ダ、ダメだった!!というか、酔いが冷めたのかすっかりしおらしくなってる!!?

 

「あのー?」

「「は、ハイッ!!?」」

 

そのため、組長に声を掛けられた私ときくりお姉さんは、直立不動の姿勢で対応していた。

 

「ウチの子達がお世話になりました。」(※園児のふたりとしんのすけのことを言っています。)

「「い、イエッ!!?」」(※不良の紅さそり隊のことを言っていると思っています。)

「あの子達はウチの組の……((組ぃっ!!!?))

 

組長さんの「ウチの組の……」を聞いた瞬間、私ときくりお姉さんは、どうしようか対策を練るべく組長さんに背を向けながら話し合っていた。

 

「嫌だなぁー、僕まで間違えちゃったじゃないか……ふたば幼稚園の……変わった人達だね?」(※今更ながら、小さくしているのはひとりときくりが聞こえていない表現のためです。)

「オラ、大ファンなんだー。」(※ぼっちちゃんのことです。理由はアクション仮面を弾いてくれたり、行動が面白いからです。)

 

そのため、私ときくりお姉さんは後ろで何やらしんちゃんと組長が話していたような気がするけど、気にすることなくどうすべきかを話し合っていた。

 

「ど、どどどどどどうします!?きくりお姉さん!?」

「ど、どどどどどどうします!?って言われても、今は話を合わせるしかないよ!?ひとりちゃん!?下手に怒らせたら、北〇武映画みたいにいきなり発砲されるか、縛られて沈められるか車で轢かれるかされるかもしれないから……言葉遣いは慎重にね!?」

 

ひえっ!……東京湾に沈められるとかされるのっ!!?アレって実話だったのぉっ!!?

 

「……なぁ、しんのすけとふたり。お前等が協力してくれたら、あのねーちゃんがギターを売るのを考え直す考えがあるんだけど、協力するか?」

「おおっ!それなら手伝いますゾ!」

「わたしもー!」

 

何か竜子さんがふたりとしんちゃんに話しかけているけど、気にせずどうするべきかきくりお姉さんと話し合っていた。

 

「や、ややややややっぱり、肝臓とか肝臓とか肝臓とか売られるんですかね?」

「わ、わわわわ私も詳しい訳じゃないけど、とりあえず今は慎重にね?」

 

肝臓売られることも有るのではないか?……そんな不安を抱いていると、

 

「よぉ、何か困ってそうじゃねえか?」

 

竜子さんが話しかけて来てくれた。

 

「そ、そりゃそうだよ!?本物の組長さんが話しかけているんだよ!?そりゃビックリするに決まってんじゃん!酔いも冷めたよ!幸せスパイラルじゃなくなったよ!」

 

そのため、きくりお姉さんが竜子さんに“本物の組長”だから驚いて、酔いも冷めてしまったと話していた。……私も肝臓が売られないかビクビクしてます。

 

「……まあな、そりゃそうだわな。」

 

すると、それには竜子さんも同意してくれていた。……けど、

 

「でもな、組長は昔気質の義理堅〜い人でな。だから、酒臭い年上のお姉さんがジャガイモ小僧に酒を勧めたことがバレたらオメェら大変なことになるかもな?(嘘)」

 

竜子さんは、組長が義理堅い人で子供に酒を勧めたことがバレたら怒る人だと説明していた。

 

……つまり、

 

 

 

――――――――――――

――(ぼっち妄想中)――

――――

 

 

 

「……組長さん。今回はウチの若い子がとんでもないことして申し訳ございませんでした。……なので、これ(ぼっちちゃんの跳ねた一本髪。指だと暴力的過ぎるので、命よりも大事な女の髪で代用してます。)で許してもらえませんか?」

 

私ときくりお姉さんは、組長さん(※園長先生のことだよ。)の事務所で未成年のしんちゃんに酒を勧めた件で私の髪を"詫び"として持って来ていた。それを聞いた組長さんは、

 

「お前の親分の志麻はどうしたんだよ?……こんなガキの髪を持って来て何が"詫び"だコノヤロォッ!!」

「……し、志麻の姉御は会合(方々の謝罪)で私に怒ってて来れないんだよ。(泣)」

「お前が親分の代わりかよ?」

 

私の髪だけを"詫び"として持って来たのが不服なのか、そのことをきくりお姉さんに詰めると、きくりお姉さんは目を泳がせながら志麻さんは会合(機材を壊したこととかに関する謝罪)で来れないと答えると、組長さんはきくりお姉さんが親分の代わりかと返していた。

 

「……わ、わわ私だって、ベースをやらしてもらっているんだ。今日のところは私の顔を立てて、ぼっちちゃんの髪を納めてよ。(震え声)」

 

そう詰められたきくりお姉さんは、自分の顔を立てると思ってぼっちちゃんの髪を納めて、和解に応じて欲しいと答えていた。

 

「何言ってんだコノヤロー!頭だったら、若いモンの責任取ってテメェが詰めんかいっ!」

 

すると、組長さんはその言い草に不服を感じたのか、きくりお姉さんに怒号を飛ばしていた。……自分が責任を取るべきだと。

 

「こんなことで、詰められる訳ないでしょっ!?」

 

その組長さんの言い分を聞いたきくりお姉さんは、こんなつまらないことで詰めることができないと返していた。

 

「こんなことだと?コノヤロー。…オメェラ、堅気の人に迷惑掛けといて、こんなこととは何だよ?舐めてんのか、ゴルァ!!?」

 

それを聞いた組長さんがきくりお姉さんに堅気の人に迷惑掛けておいて、こんなこととは何事かと詰めて来ていた。

 

「そ……そうは言ってな「言ってんじゃねえかよっ!!?」

 

それを聞いたきくりお姉さんは、必死で、吃りながらもそうは言っていないと返そうとするも、組長さんの怒号でかき消えていた。

 

「わ……悪かったです。(泣)」

「悪いと思ってんなら詰めろやゴラァッ!!」「舐めてんのかコノヤロー!!」「やれよ!!」「ビビってんじゃねえぞ!!」

 

そのため、きくりお姉さんは悪いと思いますと言うと、私達の周りに居る組長さんの手下は「詰めろ」と囃し立てる。……それだけでなく、

 

「テメェ何か"コレ"でいいからやってみろやぁっ!!」

 

組長さんの手下の一人がきくりお姉さんに"カッターナイフ"を差し出してこれで詰めろと言っていた。

 

「いやいやいやいや、こんなんで詰めれる訳ないでしょ!?何言ってんの!!?」

 

その"カッターナイフ"を見たきくりお姉さんは、こんなので詰めれる訳ないでしょとツッコんでいた。

 

「何が詰めれる訳ないだコノヤロー。コレでやってみろやぁっ!!!」

「いやいやいや、だから詰めれる訳ないでしょ!?切れないよ普通!!?ギャグ?ギャグとしてやってんの!?ここ芸能事務所なのっ!!?」

 

それを聞いた組長さんは、再度きくりお姉さんにカッターナイフで詫びとして詰めろと言うと、きくりお姉さんは全力で切れる訳がないとツッコんでいた。

 

「……ダメだコリャ。オメェら、抑えてろ。」

 

すると、組長さんは手下にきくりお姉さんを抑え込むと、組長さんはカッターナイフを持ってきくりお姉さんに近付いて行った。

 

「あっ!ちょっと、そ、それだけはやめて、「早よ詰めろや!!」「もっと根本から行かんかい!!」ア゛、゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ア゛ァ゛髪の先端がギザギザになるぅぅうううぅうう!!!!」

 

そうして、きくりお姉さんのおさげを詫びとして取るために、カッターナイフで無理矢理切り取られ、きくりお姉さんのおさげがあった髪の先端はギザギザになってしまうのでした。

 

「ギ゛ャ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛私の!私のおさげがぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」

 

 

 

――――――――――――

――(妄想終了)――

――――

 

 

 

…………こうなる……いや、これに近いことが起こるに決まってるぅうううぅぅうう!!(本当はもっとエグイですが、マイルドな表現にしております。)

 

 

「( 6д9 ) 」(ガクガクブルブル)

 

そして、きくりお姉さんの方も……ああっ!きくりお姉さんがっ!!?恐怖に震えているっ!?!??!!

 

「だからな?仕事を真面目に手伝えば好印象だけ抱けるから、今回だけは仕事を手伝えば、許してもらえるよう手配はしておいたから、今日は手伝ってもらうぜ?(嘘)」

 

竜子さんから組長の機嫌を取れる方法を聞いたきくりお姉さんは、無言で頭をブンブンと振って、同意していた。

 

「あの〜?どうしました?」

 

すると、組長さんは私達にどうしたのかと尋ねて来たので、きくりお姉さんは、

 

「あっ、あ「お仕事、手伝います!!」

 

私を巻き込ませないようにするためか、自分一人だけが犠牲になろうとしていた。

 

「い、いや、手伝うと言っても「何でもしますので、手伝わせてください!!私一人だけでも!!」

「でもねぇ?」

「頼みます!今の私には、これしか無いんです!!」

 

……私、今きくりお姉さんを見捨てて逃げればヤクザの組長さんから逃げれるかもしれない。……けど!!

 

「あっ……あっ、あの!!私も手伝わせてください!!」

 

――――もう少し続けてみたら?そのギターに相応しい人になれるかもよ。

 

その言葉を思い出したから、私は……、

 

「え?いや?ひとりちゃん!?」

「わ、わわわわわたしも大丈夫です!!」

「……ひとりちゃん。」

 

私も見捨てて逃げる事なんてしたくない!!

 

「そ、そりゃあ、ウチも若い人に来てもらうのは助かりますよ?……いや~、ただねぇ?傍目には遊んでいるように見えますが、結構大変ですよ?」

「きくりお姉さんと一緒なら、大丈夫です!」

「……わ、私もひとりちゃんが一緒なら大丈夫です!!」

 

そのため、組長さんは結構大変な仕事だと言うと、私ときくりお姉さんは大丈夫だと答えていた。……すると、

 

「……そこまで言うなら、試しにちょっと手伝ってみますか。」

 

組長さんは、折れて私達の手伝いを了承してくれていた。

     

      




    
    
竜子「しんのすけとふたり、お前のねーちゃんが手伝っている間にガキ共を集めて来い。」
しんのすけ&ふたり「「ぶ、ラジャー!!」」

嘘吐いた理由はこういうこと。あとは分かるね?


作者は北野武映画が割と好きです。BROTHER(初めて見た北野映画)とかHANA-BIとかソナチネとか。
アウトレイジってギャグ映画っぽいから見やすいですよね?


最後に、三十路スキー@JK星歌さん、カミカゼ太郎さん、chronilaさん、ssを読む程度の能力さん、(書いていない人、居ないですよね?)高評価ありがとうございます。
    
    
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