嵐を呼ぶぼっち・ざ・ろっく!   作:tatararako

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22話を投稿させて頂きます。


喜多ちゃんは風間くん達を秒で籠絡するイメージ
あっ、かすかべ防衛隊はリアルおにごっこやリアルおままごとをする5歳児達です。
    
    


Tシャツを考えるゾ

     

     

ピンポーン♪というインターンホンが鳴ったのを聞いた私こと後藤ひとりは、その来客に応対すべく立ち上がった。それを見た喜多さんが、

 

「あっ、後藤さん。麦茶とか運んでもらったから、私が出ましょうか?」

 

と言ってくれたけど、

 

「あっ……い、いえ、喜多さんは今日お客さんなので、私に任せてください。」

 

私はやんわりと断って、部屋から出て階段から下り、ドアノブに手をかけて扉を開けるのでした。……すると、そこには、

 

「よっ!」

「「「「「こんにちはー!ひとりおねえさーん!!!!!」」」」」

 

ふたりだけでなく、しんちゃんと風間くんとボーちゃん……それに、ネネちゃんとマサオくんが居た。

…………えっ?何の用だろ?

 

「……み、みんなお揃いでどうしたの?今日、ふたりと遊ぶ約束してたの……かな?」

 

そのため、私はしんちゃん達に何の用で来たのかを聞いてみた。……今日は、虹夏ちゃんと喜多さんが居るから、重要なことで無ければ今日のところは帰ってもらおうとも思っていたからだ。

 

「今日、よしなが先生が留守だったので、かすかべ防衛隊の第二のひみつ基地で作戦会議を行うことになったんです!」

「アレ?……ぼっちちゃんに友達料を「シーッ!!」

 

すると、風間くんが今日かすかべ防衛隊のひみつ基地の管理人であるよしなが先生が居ないから、急遽かすかべ防衛隊の第二のひみつ基地というか私の部屋で作戦会議を行うことが行われることになったと伝えてくれた。あっ、ついでに言うと第二のひみつ基地の管理人になってます。ウェヘヘ(恍惚)。

 

……でも、しんちゃんが何か言おうとしたとき、ネネちゃんに口を塞がれてたけど、何だろう?

 

「あっ……ご、ごめん。今日はちょっと……立て込んでてダメというか、何と言うか……。」

 

う~ん、でも、今日のところは帰ってもらおう。

 

……いや、だって、今日の虹夏ちゃんと喜多さんは忙しそうだったし、みんなには悪いけど、ここは心を鬼にしてでも……うう、折角来てもらったのに追い出すようなことをして、心が苦しい……。

それに、バンド仲間と言うべきか、友達と言うべきかも悩むし……。

 

「え?ダメなんですか!?(……友達とハッキリ言わないところから、やっぱり、ATM扱いされているんじゃあ?)」

「私達、ひとりお姉さんのお部屋が良いんですっ!!(やっぱり、イジメられてるんじゃ?)」

 

いやいやいや、今日は何でこんなに風間くんとネネちゃんは強く迫ってくるの!!?

 

「そーよそーよ!私達はふたりちゃん家のにんにく醤油か塩麴のから揚げが食べたいのよ!!」

「……違うでしょ。」

 

……でも、しんちゃんはいつもの感じで私の家のから揚げを食べたいと言うと、マサオくんは「違うでしょ。」とツッコミを入れていた。

……気のせいかな?

 

「で、でも、本当に本当の今日は私の……知り合いが来てて立て込んでいる今日はダメー!!」

 

で、でも、今日は虹夏ちゃんと喜多さんが結束バンドのTシャツを考えるために来てるから、今日のところは何が何でもお引き取り願わないと……そんなふうに、私が思っていると、

 

「「「「「「……うぅ~。」」」」」」

 

かすかべ防衛隊のみんなは、私に『何かを訴えるまなざし攻撃』をしていた……ヴッ!!こ、心が痛い!!胸が痛いいぃぃぃっ!!!

 

「……いや、だから……その……。」

 

それも、ふたりも加えて六人分っ!!!!!!

 

「「「「「「……うぅ~。(キラキラした瞳光線×6)」」」」」」

「あっ、あっ、あぁぁぁ……。」

 

その攻撃を受けた私は……わたしはぁっ!!6д9

 

 

 

――――――――――――

――――――――

――――

 

 

 

「ゆゆゆ許してください!!」

「急にどうした!!?」

 

そうして、インターホンから帰ってきたぼっちちゃんを出迎えた私、伊地知虹夏はぼっちちゃんが急に土下座してきたことに困惑していた。……いや、本当に急にどうした!!?

 

「おおっ!誰かと思えば虹夏ちゃんじゃありませんか!?」

「……ん?しんちゃん?」

 

とか考えていると、しんちゃんが居た。……それだけでなく、

 

「え?しんのすけ、知ってるのか?」

「んーとねー、ぼっちちゃんのパンツなか「結束バンドでバンド仲間だよっ!!」

 

しんちゃんの友人らしき子が私達のことを尋ねると、しんちゃんは私達のことを……いつもの感じで言い間違いしていた。わざとやってない?

そして、私が怒ったせいか、しんちゃんの友達らしき子達……いや、ぼっちちゃんの部屋で映っていた子達だからしんちゃんのお友達で間違っていないだろうけど、その子達が怖がっていた。

 

「あっ、いや、私はぼっち……じゃなくて、ひとりちゃんの友達の伊地知虹夏っていうの。みんなよろしくね~!!」

 

そのため、私はしんちゃんの友達らしき子達にひとりちゃんの友達だと言って明るさで乗り越えようとしていた。……あっ、ぼっちちゃん嬉しそう。

 

「私も後藤さんとは友達なの!喜多ちゃんって呼んでね!みんなのお名前教えて!!」キターン

 

それだけでなく、喜多ちゃんも後藤さんこと、ぼっちちゃんとは友達だと言っていた。……ぼっちちゃん、嬉しそうだねぇ。

 

「ほうほう。それなら、オラが言いますゾ。……こっちはボーちゃん。」

「ボー……よ、よろしく。」

「そんで、おにぎり顔なのがマサオくん。よくお家が引っ越しするんだ~~。」

「……いや、しんちゃんが僕の家を間違えるからでしょ。あっ……よ、よろしくお願いします。」

 

そして、喜多ちゃんを見たボーちゃんとマサオくんは、顔を赤らめながら自己紹介していた。

……その二人の反応を見た私は、リョウ絡みのことですっかり忘れてたけど、喜多ちゃんが美少女と言われるぐらい容姿が整っていることを思い出していた。罪な女だね、喜多ちゃんは。

 

「どいつもこいつも……どーして年上の女に弱いのかしら!?」

 

それだけでなく、ふたりちゃんとは別の女の子がブツブツと言っていたところを見た私はこう思った。ホントに喜多ちゃんは罪作りな女だねぇ~~。

 

そんなことを思っていると、そのふたりちゃんとは別の女の子がスカートの中からウサギのぬいぐるみを取り出すと、

 

「フンッ!!」

 

うさぎのぬいぐるみを殴っていた。

……最近の子は、ああやってストレスを解消しているんだろうか?

 

「か、風間トオルでーす♡」

 

そんなことを気にしていると、風間トオルっていう子が私達に自己紹介してくれた。……いや~~顔を赤らめて可愛らしいねぇ~~。

 

「んもぉ~~♡トオルちゃんったら、私というのが居ながら他の女に目移りしちゃうなんて、耳ハミ♡」

ああん♡……って、しんのすけーーーー!!!!」

 

すると、しんちゃんは風間くんの耳を口に含んでいた……。それ、楽しい?

だけど、しんちゃんはそれで終わることなく、風間くんの腕を掴んでツーッと指でなぞると、

 

ああん♡

 

風間くんは悶え、

 

「耳フー♡」

おおう♡

 

更にしんちゃんに耳をフーと息を吹きかけられると、風間くんは崩れ落ちるように倒れていった。……それを見た喜多ちゃんは、

 

「い……今の幼稚園児って、進んでるんですね。」

 

進んでいると言いながらもドン引きしていたため、私はフォローすべく、

 

「うん…ロックしてるね~……。」

「先輩、流石にロックで誤魔化そうとするの辞めましょう?」

 

ロックしていると誤魔化そうとしたけど、流石にダメだった……。

 

「……って、何するんだしんのすけぇっ!いいか!!二度と耳をハミハミするなぁーーーー!!!」

「……んもぉ~~♡照れちゃって~~♡」

「誰がだーーーーー!!!!」

 

しんちゃんと風間くんのやり取りを見た私は、何気なしにふたりちゃんの方を見てしまった。

……うん、髪をかきあげて片耳を出してアピールしてる。そうじゃないかと思ったよ。

 

「ま……まあまあ。しんちゃんも悪気が有った訳じゃないから、許してあげてね?」

「は…ハーーイ♡」

 

怒っている風間くんを喜多ちゃんが宥めると、風間くんは素直に従っていた。

 

「……ブザマトオルとかは置いといて、しんちゃんが知ってるってことは、ふたりちゃん知ってたのね。」

「~~♪」

「ハイ、そこ、口笛吹いて誤魔化さない!」

 

そんな顔を赤らめて素直な風間トオルくんや今も顔を赤らめるマサオくんとボーちゃんとは対照的に、ふたりちゃんとは別の女の子がふたりちゃんに「口笛吹いて誤魔化さない!!」と言っていた。

 

……ああ、うん。そうやって、私達が居る部屋の中に入った訳ね。それともうしんちゃんの隣をキープしてるし。

うん、そんな感じしてたよ。

 

「ま、まあまあ、次はあなたのかわいいのお名前とか知りたいな~~。ほら、今日会ったのは何かの縁だろうし。」キターン

 

そのため、喜多ちゃんは場を和ませるためか、キターンという効果音が鳴りそうな音を響かせそうな雰囲気でふたりちゃんとは別の女の子にかわいいとかを述べて自己紹介して欲しいと言っていた。喜多ちゃん、ナイス!!

 

「…ハーイ!桜田ネネでーす!!今日はみんながひとりお姉さんに悪い友達が付いたと言われたから来ましたー!!」

 

すると、喜多ちゃんにかわいいと言われて気を良くしたのか、桜田ネネっていうふたりちゃんとは別な女の子が私達に「ひとりお姉さんに悪い友達が付いた」と言うと、

 

「ネ、ネネちゃん。それは言わない「何よ!そう言って今日は此処に集まったんでしょ!?ひとりお姉さんにお金取るためだけに友達の振りをしてるとか好き勝手言ってたじゃない!!」

 

風間くんがそれは言わないお約束だとネネちゃんに抗議していた。

……なるほどね~。風間くん達が私達のことを『友達の振りした悪い人』だと思って、ぼっちちゃんを助けに来たということなんだろうねぇ~。ぼっちちゃん、なんやかんやで子供達に好かれてるね~。

 

「全く、ひとりお姉さんに友達が出来ないとか疑って、……とりあえず、反省なさい。」

「えぇ~、ネネちゃんも信じて「何か言った!?」……いえ、何でも。」

 

そうして、ネネちゃんは風間くん達にぼっちちゃんに友達が出来たことを疑ったことに反省しなさいと言っていた。……ぼっちちゃん、しんちゃんの友達からもそう思われてたんだ。それと、マサオくんがネネちゃんも信じたと言って抗議すると、ネネちゃんの一睨みで縮こまって何も言わなくなった。

 

……うん。ネネちゃんが一番発言力あるんだね。それと、ネネちゃん。ネネちゃんの「ひとりお姉さんに友達が出来ない」という声に反応して、ぼっちちゃん物凄くダメージ受けてるよ?

 

「みんな仲良しなのね~。」

 

喜多ちゃんは今のネネちゃんとマサオくんのやり取り見てそう思ったらしい。……え?今のやり取りのどこでそれ感じた?

 

「ま、まあまあ、それなら~、みんな結束バンドのTシャツのデザインを考えてくれると嬉しいな~って。採用されれば、私達は夏にライブ(未定)とデモCD配布(未定)して、冬にファーストアルバムリリース(未定)となって!下北沢発祥のエモエモなエモロックバンドになる予定で使われるから、楽しみにしたまえ~!」

((((……何一つとして決まった物が無い。))))

「まっ、いつものことですな。」

 

そんな訳で、私はこれ以上揉めることが無いよう、ネネちゃん達に結束バンドのTシャツデザインを考えることを提案した。

うん!ネネちゃん達は表情からしてきっと、(何一つとして決まった物が無い。)とか思っているだろうけど、私は気にしない。しんちゃんが「いつものこと」って言ってるけど、私は気にしない。

 

 

 

――――――――――――

――――――――

――――

 

 

 

こうして、私こと伊地知虹夏と喜多ちゃん、ぼっちちゃんがTシャツのデザインを考え、しんちゃん達がそれを手伝ってくれていた。

 

「できましたー!」

 

すると、先ずは喜多ちゃんがTシャツのデザイン案を描いたらしく、それを聞いた私は「おっ!どんなのどんなの?」と言ってどんなのか見せて欲しいと催促していた。

 

「コンセプトは友情・努力・勝利でーす!」

「体育祭で見るやつ!」

 

すると、そこにはピンクの服を下地に"皆で掴め!勝利の華を"とか"優勝 結束バンド ガンバレ!"とかが書かれている物が書かれたTシャツを描いていた。それを見た私は「体育祭で見るやつ!」と言ってツッコんでしまった。

 

「え~。かわいくないですか?」

「待って。優勝って何?ライブにそんな概念ないけど?」

「んっと~。ノリです!」

 

……ノリ?……ノリって何?とか思っていると、

 

「でもぉ~、友情・努力・勝利ってありきたりよね~。」

「う~ん、確かに二十四時間テレ「その話題は辞めようかっ!!?」

 

ネネちゃんが友情・努力・勝利はありきたりと言うと、風間くんはー……何やら危ない発言をしたので私が遮ることになった。いや、確かにあの番組は最近批判されてるけどさぁ……。

 

「そうよそうよ。頑張ってる人に『ガンバレ!』とか無責任なこと言っちゃダメなのよ!!」

 

それだけでなく、しんちゃんも頑張ってる人に『ガンバレ!』とか無責任なことは言ってはいけないと言っていた。……何でだろう?しんちゃんがそれを言っちゃあいけないような気がするんだけど?気のせい?

 

「え~?だって~こういうの着たらみんなの心が一つになる気がしない?」

 

すると、喜多ちゃんはそんなこと気にすることなくしんちゃん達にそう言うと、しんちゃんは、

 

「そうは言っても、ぼっちちゃんは苦しんでいるようですぜ?」

 

ぼっちちゃんが苦しんでいると言われ、喜多ちゃんと一緒にぼっちちゃんの方を見た。……すると、

 

(く、クラス一致団結~…????)

「ぼっちちゃん体育祭に相当なトラウマがっ!?」

 

ぼっちちゃんは震えていた。

 

「あ~コレは『体育祭…それは陰キャのトラウマ学校イベント第1位!』とかを考えているところですな。」

「そうそう、僕等が運動会のことを話すと、決まってこういう発作が起きるんだよね。」

「それと、(日本陰キャ協会調べ)っていう架空の団体も作ってたわよね~。」

「運動のできない者は煙たがられ、存在価値を奪われる忌まわしき祭典!とかブツブツ言ってたよね。」

「……ボー……『授業内だけでなく放課後も、横断幕制作や応援練習に駆り出される強制労働。』とか言ってた。」

「……でも、僕もリレーとか苦手だから、ひとりお姉さんの気持ちとか分かるな。」

 

その震えるぼっちちゃんを見ながら、しんちゃん、風間くん、ネネちゃん、ふたりちゃん、ボーちゃん、マサオくんがそれぞれぼっちちゃんとの思い出を思い出しながら私達に説明してくれた。……ぼっちちゃん、しんちゃん達にもそう思われてるんだね。

 

「それと、もうそろそろで溶ける頃ですな。」

「……しんちゃん達の指摘通り、後藤さん溶けちゃいましたね。」

「うん、じゃあ、ぼっちちゃん介護士の先輩であるしんちゃん達の指摘通りに、この喜多ちゃんのデザイン案は無しってことで。」

「ですね。」

 

こうして、しんちゃんの溶ける頃という指摘を受けて、私達は喜多ちゃんのデザイン案を破棄することにしたのでした。

 

「やっぱり、Tシャツじゃなくて可愛らしい服の方が良いわよ~。」

「そうそう。やっぱり……女の子向けアニメのもえPみたいな可愛らしい服の方が見映えが良いしね。」

 

すると、ネネちゃんが可愛らしい服の方が良いと言うと、風間くんはそれに便乗して、もえPみたいな服が良いと言っていた。

 

「萌え萌えの可愛らしいやつ?」

「い、いやぁ〜〜///」

「ほほう、アキバ系の意見ですな?」

「誰がアキバ系だ!!」

 

その風間くんの意見を聞いたしんちゃんは、可愛らしいのが良いのかと風間くんに尋ねた後、風間くんの反応を見てアキバ系の意見と言って茶化していた。

……ああ、なるほど、A〇Bとか乃〇坂とかいうアイドルグループを連想しているのか。でもね?

 

「でもね?風間くん。私達はロックバンドだから、そういうのは曲調からして似合わないと私は思うんだよ?」

 

ロックバンドだから、そういうのは似合わないと言って風間くんに返すと、ネネちゃんが私に返す刀でこう返してきた。

 

「でも、写真を撮るときに可愛らしい服の方が見栄えが良いじゃない?」

「……そうそう!アニメとかもDVDや漫画版といったグッズの収益で二期が決まるとか言うぐらい大事だしね。それを考えたら、写真とかにも出来るぐらいに見栄えが良い服の方が良いよね。」

 

ネネちゃんが可愛らしい服の方が見栄えが良いと言うと、風間くんはそれに乗ってアニメもグッズとかでの収益で二期が決まるぐらい大事だから、可愛らしい服の方が良いと援護していた。……いや、5歳児が収益とか考えないで?

 

「ほほう。風間くん、アニメのDVDとか詳しいですなぁ?」

「……いや、エリートは昨今の情報に詳しくないとダメなのさ。」

 

そんな話をしていると、しんちゃんが風間くんにアニメに詳しいとツッコミを入れると、多分いや恐らくもえPが好きであろう風間くんは誤魔化していた。……いや、あのね?

 

「……君達?私達はTシャツのデザインを考えてるのであって、アイドル服を考えてる訳じゃないんだよ?バンド感が出る物じゃなきゃダーメ!」

 

Tシャツのデザインを考えるのだと私は言うと、ネネちゃんと風間くんの二人は納得してなさそうだった。

 

「で、でも、虹夏お姉さんの言うように、やっぱり着やすいTシャツとかが良いんじゃないかな……。」

「それに、可愛らしい服で動き回るの大変だと思うし、可愛らしい服もワンパターンだと飽きるよ?」

 

すると、マサオくんだけでなくふたりちゃんも私を援護してくれた。おお!良いよ!ありがとうマサオくんにふたりちゃん!!

 

「うーん、そうねえ。やっぱり、ひとりお姉さんも着やすい服じゃないとダメよねえ。」

「うーん、そう言われるとそうだねー、ひとりお姉さんの運動能力もそうだけど、人と同じことしてても目立たないから、可愛らしい服はダメかー。……それと、CDアルバム売上とか見ると国内の市場だけでなく国外の市場にも目を向けなきゃいけなくなるから、それを考えると昨今の国外市場は環境問題を憂慮しているところが多いって聞くから環境に配慮した物じゃないとダメだしね。」

「Tシャツは季節に関係無く売ってるってかーちゃんが言ってたゾ!」

「しんちゃんの言う通り、Tシャツだと売りやすいし、材料費とか必要な資材もそんなに掛からないしね。」

「……じゃあ、Tシャツに結束バンドのロゴを付け加えるぐらいが良いのかな?それを見たお客さんが結束バンドを覚えてくれるだろうし。」

 

そうして、ネネちゃん、風間くん、しんちゃん、ふたりちゃん、マサオくんが、ぼっちちゃんの運動能力的な問題だけでなく国内の市場に目を向けるだけでなく国外の市場にも目を向ける必要があるから環境問題にも考慮でき季節に関係無く販売してるから販売しやすいだけでなく材料費と資材も掛からないだけでなく宣伝効果も兼ねて、結束バンドのロゴが入ったTシャツにしようと言っていた。

……いや、君達本当に5歳児?収益とか考えてくれるのは嬉しいけどさ。

 

「…………できた。こんなのどう?」

 

そんなこんなで私達が騒いでいると、ボーちゃんが私達のTシャツのデザインが出来たと言って画用紙に書いてくれた物を見せてくれた。

 

そこには、『黒地のTシャツに結束バンドのロゴマークが付いたTシャツ』と『結束バンドのンの字が本来の結束バンドのように丸くしたロゴマーク』と分けて、私達にTシャツのデザインがどんなのか、ロゴマークがどんなのかを分かりやすいように描かれていた。

 

「……みんなの意見を参考にしてみた。」

 

それを見た皆は「おおっ!!」と声を大にして驚いていた。

 

……いや、ボーちゃん凄くない!!?

 

"Tシャツのデザインとロゴマークを一つ"にして見せるんじゃなくて"Tシャツのデザインとロゴマークを分けて"見せることで私達に分かりやすく伝えるだけでなく、このロゴマークもただ派手にするんじゃなくて覚えやすいようにゆるく描くことで新規の人も入りやすいように見えるように配慮しているのも私的にポイント高いよ!?……プレゼン力も有るとか、本当に君は5歳児?

 

「ちょっとコレ良くないですか!?一体感を感じさせてくれるデザインで私好きです。」

 

喜多ちゃんのその一言を皮切りに、

 

「ボーちゃんって時々凄いよねっ!?」

「このTシャツが本採用ってことで良いんじゃない?」

「アリだね。」

「「アリアリ。」」

 

しんちゃん、ふたりちゃん、風間くん、そしてネネちゃんとマサオくんはそう言っていたせいか、私もボーちゃんのデザイン案採用に傾きつつあった。……すると、

 

「あっ…あの…!」

「おっ、ぼっちちゃん復活?」

「あっ…はい。私のデザインも見てくださればと。」

 

体育祭からのダメージから復活したぼっちちゃんが、私達にTシャツのデザインを見て欲しいと言ってきてくれた。

おっ、ぼっちちゃんも考えてくれたんだ。……それでは、拝見致しましょ~~う。

    

    




    
   
次回、ボーちゃんのデザイン案(原作通り)とぼっちちゃんのデザイン案(原作通りの中学生男子の服によくある謎フォントのアレ)が比べられる模様


とある未来(予定)

虹夏「リョウ!……またサボって!!(ドス!!ドス!!!!)」




星歌「最近、虹夏がウサギのぬいぐるみを殴っているんだが何か有ったのか?(´;ω;`)」
ぼっち(……い、言えない。)




道造さん、高評価ありがとうございます。
    
   
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