嵐を呼ぶぼっち・ざ・ろっく!   作:tatararako

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25話を投稿させて頂きます。

やったね!虹夏ちゃん!
クズベーシスト役のお陰でモテモテだよ?(酷い)


そして、済まぬ済まぬ。最後の文の「クズベーシストの“愛人”」と付けるの忘れてた……。混乱させた方、本当に申し訳ない。
   
   


カンタムロボを喜多ちゃんと見るゾ

    

     

 

私こと、伊地知虹夏はおままごと……いや、違う。昼ドラのようにドロドロとしたリアルおままごとをしていた。

 

(……そうだ!私はできる!明るい人間……いや、元不良でお金やご飯とかを女に貢がせるだらしなさと未だにバンドの成功を夢見るだけでなく不倫を何度もするクズベーシストの愛人に……なりきるんだ!)

 

だけど、ネネちゃんに激励されたぼっちちゃんは瞳に力を入れて私を見据えていた。……そんなぼっちちゃんに私は何故かときめいていた。何でだ?

 

……大丈夫?虹夏さん?」(※イケメンぼっちを想像してください。)

 

そんなことを思っていたけど、ぼっちちゃんが近づいて来てくれたお陰で、顔を近くで見ることができた。

……そして、私は気付いたんだけど、ぼっちちゃんって実は物凄く顔が整って……というか、かわいいんだよっ!!そんな気持ちで一杯だった!!!!

 

私があの女のことを……いいえ、あんな古い女のことなんかとっとと捨てて行きましょう。」(※くどいようですが、このセリフを吐くイケメンぼっちを想像してください。)

 

……だけど、リアルおままごとのセリフがひっどいから直ぐに冷めちゃったけど。

 

「……このドロボウ猫。」

 

そんなことを考えていると、ネネちゃんがぼっちちゃん……もとい、クズベーシストの愛人役に成り切っているぼっちちゃんに「ドロボウ猫」と言っていた。それを聞いたぼっちちゃんが、

 

……フッ、何よ?古い女が今更戻って来て何の用?」(※顔はイケメンぼっちです。)

 

と髪を巻き上げながらそう言い返していた。……ぼっちちゃん?

 

「何よ!!私には、この人との子供が居るのよ!!」

……ば……ばぶー………。

 

すると、ネネちゃんは愛人役から赤ちゃん役へと交代した喜多ちゃんを使って愛人役のぼっちちゃんに迫っていた。……そのため、喜多ちゃんは困惑しながらも頑張って「ばぶー」と言っていたのが、印象的だった。

 

「あなたが横から掠め盗らなければ……盗らなければ、私が産んだこの子も不幸にならなかったのよ!!」

「!?」

 

困惑しながら頑張って「ばぶー」と言っている喜多ちゃんを他所にネネちゃんは自分が産んだ子が不幸にならなかったと熱演していた。

 

…………最近の5歳児は進んでいるんだねー。と私はとても5歳児の出る言葉とは思えないと思いながらも、それ以上は考えることを辞めることにした。

 

だから何?……私にも、この人との……愛の結晶が有るのよ?。」(※イケメンぼっちです。)

 

だけど、ぼっちちゃんも負けじとというべきなのか、お腹をさすりながら、私というかクズベーシストとの間に出来た子がお腹の中に居ると、最近の昼ドラもやらないと思うことを言い出した。

 

…………いや、二人も無責任に孕ますとか、クズ過ぎない?私が演じてるこのクズベーシスト?

 

「キィイイイイイッ!何よ!!ドロボウ猫だけじゃなく、子供まで無責任に作るだなんて!!!」

痛っ!……お腹の子供には手を上げないで!!

「そんな不倫で出来た子なんて穢れてるに決まってるわ!直ぐに堕ろしなさい!!」

嫌っ!あなたが何て言おうと、私はこの人との子供を産みます!!

 

……何だろう?この地獄?

 

ネネちゃんとぼっちちゃんの熱演も相まって、昼ドラより酷い何か修羅場が出来ていたような気がする。5歳児が子供を堕ろせとか、ぼっちちゃんがお腹の子に手を上げないでとか言ってたりするのが有ってツッコミが追い着かないことが多いけど……ぼっちちゃんの妄想が激しい理由が何となく理解できた気がする。

 

「アナタ!……あなたはどっちの味方なの?」

私のこと……捨てないでくださいね。

 

……何だろう?この地獄?

 

ぼっちちゃんとネネちゃんが演技に熱中して私の腕を掴んで離さないようにするだけでなく、私の顔に自分の顔を近づけて迫っていて、そんな状況にも関わらず私がそんなことを考えていたせいか、喜多ちゃんが風間くん達に連れられて、このリアルおままごとから逃げていたことに気付かなかった――――。

 

 

 

――――――――――――

――――――――

――――

 

 

 

私こと喜多……皆が呼んでくれる喜多ちゃん(下の名前は内緒♡)は、風間くんに手を引かれながら、リアルおままごとから逃げているところだった。

 

「……あ、あの、皆?後藤さんの部屋から出たけど、良いの?」

 

けど、私は勝手にネネちゃんがやりたがっていたリアルおままごとから逃げているような恰好で逃げていることに一抹の不安を感じたから、風間くん達に尋ねた。

 

「良いんです!あのまま続けてたら地獄はもっと続きますから!」

「それに、ひとりお姉さんが囮になっている間でしか逃げれないですから!」

「……今の内!」

 

すると、風間くん、マサオくん、ボーちゃんの順にリアルおままごとから逃げ出すのは今しかないと言われたけど、私は虹夏先輩を見捨てることができなかったから、

 

「……で、でも、虹夏先輩と後藤さんが…!」

 

私はこう切り返した。……すると、風間くん達は、

 

「……うう、虹夏お姉さん、ひとりお姉さんは尊い犠牲になったんです。」

「そうです!ひとりお姉さん達のためにも!今は行きましょう!!」

「……苦渋の決断!」

 

後藤さんと虹夏先輩を見捨てると言っていた……。

いや、後藤さんと仲良いんじゃないの?

 

「……それに、喜多お姉さんはあそこに戻りたいんですか!?」

 

だけど、マサオくんに真剣な表情で言われた私は、あそこに、リアルおままごとという地獄が有る場所へ戻りたいかと問われた私は、少し考えてみることにした。

 

お金やご飯を集るだけでなく、妻の子供が居るにも関わらず自分のファンに手を出して、不倫相手にするだけでなく子供を無責任に孕ませるクズベーシストが主演のおままご……昼ドラみたいなリアルおままごと。

 

「…………そうね!行きましょう!!」

 

うん。虹夏先輩、申し訳ありません!後は頼みます!!……逃げたギターとか聴こえたけど、私は気にしない!!

 

「……そういえば、どこへ行くの?」

 

でも、私はどこへ逃げ……うん、違うわ。私はどこへ行くのかと風間くん達に尋ねてみた。

……すると、

 

「とりあえず、しんのすけとふたりちゃんがネネちゃんに捕まらないように合流しないと……って、しんのすけの声が居間の方から聴こえたな。」

 

すると、風間くんはしんちゃんとふたりちゃんを見捨てることなく共に逃げようと考えていたけど、しんちゃんの声が居間の方から聴こえたらしく、私も風間くんと一緒にそこに向かうことにした。……なんだかんだ言って、風間くんはしんちゃんのこと好きなのね~。

 

……でも、ネネちゃんが書いたリアルおままごとでお金やご飯を集るだけでなく、不倫行為といったクズベーシストって本当に居るのかしら?

もし、本当に居るのなら、結束バンドとしてバンド活動するんだし、そんな酷い人には気を付けて行動しないといけないわね!特に後藤さんが一番引っ掛かりそうだし!!

 

……人のこと一番言えないって声がどこからか聴こえたけど、きっと気のせいね!!

 

 

 

――――――――――――

――――――――

――――

 

 

 

こうして、居間の方へと移動した私達は、しんちゃんとふたりちゃんに合流したけど、風間くんが開口一番、

 

「あっ!しんのすけ!僕達を放ってネネちゃんから逃げたな!」

 

しんちゃんに向けてそう言っていた。

 

「おおっ!オラだけじゃないゾ?ふたりちゃんも居るゾ?」

 

けれど、しんちゃんは冷静にふたりちゃんも隣に居ると言い返していた。……でも、本当に普通に隣に居た。私はそれに驚き呆けてしまう。

 

「まあ、……普通に居るだろうさ。それよりも、僕等を放置して何してたんだよ!」

「カンタムロボ観てた。」

「おまえなー!!」

 

驚いて呆けてしまったせいで、しんちゃんと風間くんがケンカしそうだったから、私は、

 

「ま、まあまあ、私もカンタムロボ観てみたいな~?」キターン

 

私もしんちゃんが観てたカンタムロボを観てみたいと言うことで事態の鎮静化を図ってみた。

 

「ま、まあ、喜多お姉さんがそう言うなら……。」

「ボ…ボクも~……。」

「ボ…ボー……。」

 

すると、風間くんとマサオくん、そしてボーちゃんは私と一緒にカンタムロボを観てくれることに同意してくれていた。

 

……良かった。何事もなくて。

 

そう考えていると、しんちゃんが用意してくれたのか、カンタムロボが始まっていた。

 

『立て〜 立て〜 カンタムロボ! 無敵の勇姿~♪』

 

今の子ってこういうアニメも見ているのね~。……浮気とか離婚とか出産とか出てくるリアルおままごとの影響のせいか、如何にも子供向けらしくっていい感じがするOPを聞いて、安堵していた。

……でも、リョウ先輩が『有識者が言っていた…。OPでジャンプするアニメは神アニメ…と。』と言っていたから、神アニメじゃないのかしら?それとも、リョウ先輩は気に入らないかしら?

 

そんなことを考えていたら、カンタムロボが始まっていた。

 

『 燃えよ! 友情の炎 』

 

……どうも、ジョン少年っていう子が主人公みたい。

……それと、話の内容的にこのジョン少年にはアキラくんっていうお友達のために来ているみたいだから、カンタムロボは『友情』をテーマにした子供向けアニメなのかしら?

 

……そうよね。リアルおままごとみたいな物が子供向けアニメでやるはずないものね?

そんなことを考えながら、見ていると、カンタムロボが「でも、難しい問題だよ?機械は緩んだネジを締めれば良いけれど、人間の心はそうはいかないからね。」と何やら深いことを言ったことに私は一抹の不安を感じてしまった……。

 

リアルおままごとみたいにならないですよね?

 

『カイザム!!』

『久しぶりだな!カンタムロボ!!』

 

すると、カンタムロボは敵役のカイザムっていうロボと知り合いなのか、そんな会話をしていた……。アレ?タイトルの『 燃えよ! 友情の炎 』からして、カイザムとカンタムロボは友人関係とか?……友人同士が敵味方に分かれるなんて、結構、リアルおままごと程ではないけど、重い展開なのね。

 

『カンタム!人類というのは、美しい地球という星を自らの手で滅ぼそうとしているんだぞ!?』

『全部の人類がそうしようとしているんじゃないんだ!!』

『……フフフ、相変わらず甘いなカンタム!人類が生きていることこそが、自然破壊の元凶なのだ!!』

『カイザム!それは違うんだ!!』

『どうやら、俺とお前では見た目以上に大きな隔たりが有るようだな?』

『それは違うんだ!カイザム!!』

『問答無用!!』

 

……え?カンタムロボって結構重い話なの?

 

そのあとの戦闘は無数に出てくるカイザムミサイルをカンタムビームで全て撃ち落とした後は、ロケットパンチでお互いの拳で鍔迫り合いをするという嘗ての友人が互いに譲れない物のせいで争うという『友情』のテーマに沿ったかのような熱い戦いをしていたと思えるぐらいに私は思って見ていた。

 

それに、地球のために戦うカンタムロボに奮い立つジョン少年の友人のアキラ君の姿に『友情』を感じさせてくれるから、やはりカイザムとカンタムロボは友人関係だと思っていた。

そう思って見ていたら……、

 

『この次、会う時が最期だ!カンタムロボ!!……我が弟よ。』

 

……え?弟?カンタムロボはカイザムの弟?友人関係だと思っていた私は、カイザムとカンタムロボがそういう関係だとは思わなかったから、少し驚いて私は目が点になっていたと思う。

 

『実の兄さえも敵に回して地球を守るカンタムロボに、深い友情を感じるジョン少年であった――――。』

 

ナレーションもカンタムロボはカイザムの弟と言ってるし、間違いないんだろうけど……そう思っていると、この『 燃えよ! 友情の炎 』という回は終わったらしい。

 

……リョウ先輩?正直に言うと、このアニメ、OPがジャンプしないんですけど………前に見せてもらったOPがジャンプするき〇らアニメよりもすごく面白かったと思ってしまったんですけども私の感性っておかしいんですか!?

 

……すると、

 

『立て〜 立て〜 カンタムロボ! 無敵の勇姿~♪』

 

と、いつものジャンプしないOPがまた始まった。

 

「え?また始まるの?」

「いや、これはカンタムロボベストセレクションで、さっきの『 燃えよ! 友情の炎 』の回はとても面白いってカンタムロボファンの中では特に評判なんですよ!?特にカイザムがカンタムロボの兄だということが初めて分かったことが衝撃的だったって有名で!」

「ふ、ふ~ん……そうなんだ。」

 

OPがまた始まったことに疑問を抱いたら、風間くんが熱く語ってくれたことに、私は目が点になりながらも聞いていた。

 

「……風間くん、カンタムロボは子供向けだから見ないっていう割には、詳しいね。」

「ヴッ!……このDVDのパッケージで知ったのさ。」

 

すると、しんちゃんがカンタムロボを見ない風間くんがカンタムロボに詳しい事についてツッコむと、風間くんはDVDのパッケージの情報から知ったと言って、誤魔化していた。

……ああ、風間くんってカンタムロボが好きなのね~……別に隠さなくても良いのに。みんなと好きな物を共有するのは楽しいよ?

 

そんなことを考えていたら、話が進んで、敵役のロボが5体ほど出ていた。

 

『ボクは結果的には、自分を育ててくれた世界を裏切り、嘗ての同胞達を…殺して来たんだ。』

『だって!相手は人間じゃないよ?ロボッ……!ゴメン、カンタム……そんなつもりじゃなかったんだ。』

『気にしてないよ。こっちこそ、変なことを言い出して悪かったよ。』

 

すると、カンタムロボとジョン少年がそんな会話をしていたから……子供………向け?と考え込んでしまった。すると、

 

『久しぶりだな!カンタム!』

『カイザム兄さん!』

『元気そうだな……カンタム。』

『オータムおじさん!?』

『やあ、カンタム。』

『…君は従兄弟のザンザム!?』

『大きくなったわね?カンタムちゃん!』

『キンタムおばさん!?』

うぉっほん!げほんげほん!

『……ジジザムおじいさん!?』

『何てことだ!敵は全員カンタムの親戚じゃないかっ!!?』

 

5体の敵役のロボはジョン少年の説明通り、カンタムロボの親戚でした。……って、敵が主人公の親族とか、この脚本を書いた人は人の心が無いんですかっ!?(困惑)

 

『おお、神よ!……私に何という試練をお与えになったのですか!?』

 

いや、ホントにそうですよ!!神というか脚本の人、カンタムロボに何でそんなにひどい目に遭わせるんですか!?子供向けですよね?コレ!!?(困惑)

それに、敵のカイザム兄さんとか『こっちに戻って来ないか?』と言って、今まで同胞を手に掛けたカンタムロボを許して戻そうとするから、カイザム兄さんが根っからの悪人ではないというのが垣間見えてしまうから、余計に辛いというか……何と言うか!

 

……それに、敵となった親戚一同も必死でカンタムロボを説得しようとしてるし、脚本の人は人の心が無いんですかっ!!?(´;ω;`)

 

「喜多ちゃん泣いてるー。」

「ふたりちゃん、黙っておこう?」

 

ふたりちゃんとマサオくんが何か言ってるけど、きっと集中して見ているんだろう。……だから、私は気にせずにカンタムロボを見ていた。

 

『ボクは……ボクがここまで来れたのは、自分一人の力ではないことを解っているつもりです。……だからこそ!ミッドナイトのやり方では何も解決出来ないと!新たな憎しみを作るだけだと言いたいんですっ!!』

『……頑なだなカンタム。お前はいつもそうだった。……変わらないものだな、生まれついての演算能力という奴は!……仕方あるまい。兄としてのせめてもの心遣いだ。苦しまない様にあの世に送ってやるぜ!』

 

それを聞いた私は、カイザム兄さんはカンタムロボを悪く言わないところから、根は悪い人間ではないのだと思ってしまったせいで、余計にこのあとの戦闘を考えると、心が辛い気持ちになった。

 

『済まないみんな!……ボクはカンタムロボとして生きたいんだっ!!』

『残念だなカンタム!お前と我々一人一人のスペックは互角!……一対五で生き残るつもりとはな。お前には、死あるのみだ!!』

『それならば、カンタムロボとして散ろう!!』

 

それを聞いた私は、カンタムロボに感動し、

 

『悪いなジョン君。……君を、こんな私的な集まりに招待してしまって……。』

『ううん。僕達。地球人類の運命はこの戦いに掛かっているんだ!どうも、ありがとうカンタムロボ!僕らの味方になってくれて!』

『……行くぞ!ジョン君!!』

『ラジャー!!』

 

そして、ジョン君とカンタムロボの友情に感動して、つい私の心の中は(カンタムロボ、ジョン君ガンバレー!!!!)となっていた!!

 

「喜多ちゃん。すんごい前のめりで見てるねー。」

「カンタムロボは面白いですからな~。」

 

ふたりちゃんとしんちゃんが何か言ってるけど、多分、私と同じでカンタムロボを応援しているだろうから、その応援を邪魔するのは悪いと思って、私は黙っておくことにした。

     

    




    
   
バンドマンとオタクはかなり近いところにいる。 ぼざろ一巻より、



そして、ビックリしたこと

10月28日放送のしんちゃんに虹夏ちゃんの声優さんが居たこと。


最後に、ツーカーさん、高評価ありがとうございます。
    
    
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