嵐を呼ぶぼっち・ざ・ろっく!   作:tatararako

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29話を投稿させて頂きます。
遅れて申し訳ありませんでしたぁ!!!!!!!!!!!


居酒屋に居るおじさんの同僚らしき人「何でそうなる?」
    
   


嵐を呼ぶぼっち・ざ・ろっく!だゾ

    

    

『かんぱーい!!!!!!』

 

こうして、私こと後藤ひとり……というよりも、私達結束バンドは店長さんの提案により、居酒屋でライブ成功の打ち上げに私は参加しました………。

 

「ライブよく頑張った。ぼっちちゃんも今日はすごい頑張った!今日は私の奢りだから飲め。(よし!これでぼっちちゃんの私への好感度はふかづめ竜子より上になるな!!)」

 

……何故か、何故か店長さんが私の方を見てそう言っていた。……ハッ、も、もしかして!……まだ、まだ!目をつけられてるぅ!!?

な、何かしただろうか……?

 

(露骨な好感度上げ、お疲れさまです!!)

 

そして何故か、PAさんもうんうんと頷いている……ひ、ひえぇぇぇ……そ、そういうことなんだろうか?(´;ω;`)

 

「お姉ちゃんありがと~!私達飲めないけど。」

「おー。」

 

すると、虹夏ちゃんが店長さんに「ありがと~!」と言ってくれたお陰で、店長さんの注目が私から逸れた。……虹夏ちゃん!ありがとう!!(恍惚)

 

「先輩好き~♡」

「お前は自腹だよ!くっつくな!」

 

そんなことを考えていると、きくりお姉さんが奢ってくれると言ったから「好き」と言って店長さんに抱きついていた。……すると、抱きつかれた店長さんは、よく飲むのが理由なのか、それとも別の理由が有るのかは分からないけど、きくりお姉さんだけは自腹だと言っていた。

 

「ていうか、この方は誰ですか?」

 

そんな店長さんときくりお姉さんの会話を聞いていた喜多さんは、きくりお姉さんのことを『誰なのか?』と尋ねていた。……あ、そういえば、喜多さんときくりお姉さんは初対面でしたね。そう思った私がきくりお姉さんのことを話そうとしたら、

 

「誰よりもベースを愛する天才ベーシスト~廣井きくりで~す。」

 

きくりお姉さんが喜多さんに自己紹介していた。

 

「ベースは昨日飲み屋に忘れました~。どこの飲み屋かもわかんな~い。えへへへ

「一瞬で矛盾したんですけど?」

 

けど、喜多さんが言うように、一瞬で矛盾してしまった…………で、でも、きくりお姉さんは即興なのに音に全く迷いがない。凄く自信に満ちた演奏をして、私の演奏を確実に支えてくれる"天才ベーシスト"なんですよ!!?喜多さん!?

 

「私、よくライブ行ってました!」

「え~ほんと~!君見る目あるね~!」

 

すると、リョウさんがよくライブに行っていたと言って、きくりお姉さんのことを尊敬している旨の発言をすることで、どういう人か喜多さんにも分かり易いように話していた。……あ、というか、ファンだったんですね。

 

「観客に酒吹きかけたり、」

 

……え?

 

「それと、ライブ前の『ごめん、歌詞とんだー』とかを言った後の泥酔しながらのライブ最高です!」

 

……ヴェエエェエッ!?

 

「新宿ありがとー。カス共最高ー。マザーフ○〇○○(ピー)。の後に顔面踏んでもらったのもよい思い出です!」

 

何それぇっ!!?ロックって流血沙汰とかハラキリショーとか、そんなことばかりするのおっ!!?と、私は驚愕していた。

……アレ?そう言えば、しんちゃんの秋田のおじいちゃんも同じことを言っていたような。そのときに、店長さんが「アイツは心を惹き付ける演奏しますから、有名になったのは嬉しいですね。」と言って、嬉しそうにその人のことを語っていたから……やっぱり、あの時に語っていた人のことはきくりお姉さんのことなんじゃあ?

 

「……でも、実力あるのにそんなに売れないの残念。」

「こんなん大衆にウケたら、世も末だわ。」

 

……い、いや、店長さんの「世も末だわ。」と言っているから、違うのかな~?う~ん???

 

「私ってまだロックのことぜーんぜん理解してないみたいです。」

「多分理解しなくても大丈夫かも。」

 

そんなことを考えていたら、喜多さんが「ロックのことを理解していなかった」と言って困惑していた。……それと、喜多さん、喜多さんは虹夏ちゃんの言う様にそういったことは理解しない方が良いと思います。

 

「でも~、ライブ最後は大盛り上がりでよかったね~。」

「観客10人くらいでしたけど。」

「でも~、その人達は全員満足してくれたじゃ~ん。」

「ですかね?」

 

そうして、きくりお姉さんは、話題を自分の事から結束バンドのライブの話に変えようと、虹夏ちゃんにライブの事を話してくれた。

 

「ま、続けてけば、どんどんファン増えてくよ。」

「…………。」

 

そんな話の中で、店長さんは虹夏ちゃんに続けていれば、ファンが増えて良いことが有ると激励を送ってもらえたことに、虹夏ちゃんは感動したのか、少し黙って店長さんのことを見ていました。

 

「次のライブでも頑張れよ。ちゃんとノルマ代は払ってな。」

「……最後のセリフさえ無ければ、感動したのに。」

 

……けど、店長さんがノルマ代という現実の話をしてきたため、虹夏ちゃんは感動が激減したと言っていました。

でも、きくりお姉さんや店長さん、それに虹夏ちゃん達が居るお陰かもしれないけど……始めて来たのに、居酒屋って少し楽しいかもと思える自分が居た。大人になって、お酒飲めるようになったらもっと楽しいのかな……?

 

「最近、嫁の服の趣味が突然変わってさ……。」

 

……ん?カウンター席に居るおじさん達が何か語り出している……?

勝手に盗み聞くのは、悪いことだけど、気になってしまった……。

 

「スマホも急にロックかけだして………」

「何?嫁のスマホ見てんの?」

「ちげーよ。たまたま気づいてさ……(泣)」

 

ん?そ、それは……!

 

「まぁ、絶対浮気だな。……それ。」

「だよな……(泣)」

 

浮気ではないかと思った瞬間、俯いて元気が無さそうなおじさんの同僚らしき人がそう言っていた。……浮気だと。

 

……でも、私は解かっている!隣に居るおじさんの同僚らしき人が俯いて元気が無いおじさんの嫁さんの浮気相手だということをっ!!!!(※この"ぼっちちゃん"は、25話の『カンタムロボを喜多ちゃんと見るゾ』にて書いたとおり、ネネちゃんの リアルおままごと に脳が汚染されています。)

 

「でも、されて当然なのかもな。毎日毎日仕事仕事で……!!」

「当然ってことないだろ?」

「サビ残続きで休みの日も接待ゴルフ。たまに早く終わっても家に帰りづらくて……こうやってお前と飲んでる。……俺、何のために働いてるんだろう?」

「大丈夫かよ?おい?」

「たまに駅のホーム見てると飛び込みそうになってる自分がいるんだよな……ハハ……。」

「まぁ飲め飲め。すいませーん!生ください!」

 

……ひ、ひえぇぇぇ。

ああやって、実は同僚らしき人は自らの浮気を覆い隠しているのかっ…………!!

 

そうやって、酔わせて駅のホームに飛び込んだ事故と見せかけて、保険金目当てで〇そうとしているのだろうか……っ!!?(※違います。くどいようですが、ここの"ぼっちちゃん"はネネちゃんの リアルおままごと により、脳が焼かれています。)

 

そう考えると、人生とは、人生とは、どこまでもリアルおままごとみたいに地獄なのかっ!!?

 

……アレ?何処かで「いいこと?大人の生活ってのは、リアルおままごとよりも悲惨よ!それだけ覚えといて!」っていう声が聴こえたような?

……あっ、でも、そう考えてる私も、高校在学中にデビューできなかったら、一旦は就職しなきゃいけないんだよね……?

大学行けるほど頭よくないし私の場合なんのために行くのかもわからないしぃぃぃ。

 

『え~今月の《ところてん》の売上は、後藤さんが最下位でした。』

『また後藤さん?』

『部長も意地悪よね?後藤さん辞めさせたいからって、わざと営業部に異動させて……。』

 

そうして、営業部で最下位になって……。

 

『あ…あ…あの……とっ《ところてん》買ってください………年代物で……のど越しなめらか………『間に合ってるんで!』

 

手に取るようにわかる!この人生ゲーム!

そうして、ストゼロを呑みながら……私は、

 

『ひとりちゃん。このドア開けて!』

『あ――――』

『ね?もうお仕事なんてしなくていいから?』

『あ――――』

『またお母さんと一緒にご飯食べよ?ね?』

『あ――――』

 

私はっ!!

 

き゛い゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!゛!゛や゛っ゛ぱ゛り゛ニ゛ー゛ト゛お゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!゛!゛

「ぼっちちゃん!?またいつもの発作か!!?」

「え~?やっぱりこれいつものことなんだ~?」

(ふたりちゃんと同じだ……。)(※23話の『ぼっちちゃんは人気者だゾ』のことです。)

 

早くギターで食べられるようにならないと私はニート……

 

「怖いんだよな。ぼっちちゃんのこの顔……。」

「そうですか?結構味があると思いますけど?」

「マジかよ?」

「うんうん♪」

 

早くギターで食べられるようにならないと私はニート早くギターで食べられるようにならないと私はニート早くギターで食べられるようにならないと私はニート早くギターで食べられるようにならないと私はニート早くギターで食べられるようにならないと私はニート早くギターで食べられるようにならないと私はニーto……

 

「何を悩んでいらっしゃるんです?貴女にとって、こんなイイハナシは無い。」

「……そうですよね。」

「そうですとも。……我がエレガンス幼稚園は、お金持ちの子しか入れません。ビンボーなハナたれガキは、ふたば幼稚園に行けば良いのです。」

 

……ん?ふたば幼稚園?

 

「うわっ!?ぼっちちゃんの顔、急に戻った!!?」

「これはちょっと怖いですね……。」

 

ふたりやしんちゃんが居るところだ?……つまり、

 

「そしてウチは、勉強の出来る子に教育していきます。……先生も良い子だけを相手にできるので、ふたば幼稚園のように安月給でバカな子達を相手にしたことでクタクタになるまで働かなくて良いのですよ?」

 

ふたりやしんちゃん達の事を悪く言ってるってことだよね?

 

「うわっ!?……ぼ、ぼっちちゃん?」

「先輩……これもいつもの発作か何かですか?」

「いや、これは知らない……。」

 

そう思った私は立ち上がり、

 

「どうです?決心が付きましたか?まつざか梅先生?」

 

まつざか梅先生と言った男の人に近付こうとすると――――、

 

 

 

 

 

まつざか梅先生と言われた人はコップを手に取ると、しんちゃん達のことを侮辱した男の人にコップの中に入った水を頭からかけて、

 

「なっ!何をするんだぁっ!!?」

 

男の人の反論も無視して、コップを頭にグリグリと擦り付けると、

 

「お生憎様っ!安月給でハナたれガキが一杯居るビンボー幼稚園で、クタクタになって働いている。……そんな自分が結構好きなのよっ!!」

 

男の人にそう言っていました。……え?

 

「二度とそのツラ私の前に現すなよ!?……ウチの子供達の前にもねっ!!それと、勝手に梅って呼ぶなっ!!!!」

 

まつざか梅先生は男の人にそう言うと、「フンッ!」と言ってコップを叩く様に置いていた。……そう言われた男の人は、

 

「クソッ!!」

 

と言って、店から逃げる様に出るのでした。……それを見たまつざか梅先生は、

 

「ちょっと!店のお代!!」

 

と言っていたけど、私は感動して涙を流すと同時に、拍手してしまって、

 

「……え?……だ、誰?」

 

まつざか梅先生を困惑させてしまいました。

 

ありがとうございます!まつざか梅先生っ!!

「……え?……いや、ちょっと、梅って呼ばない「あ、ありがとう!ありがとうございます!!まつざか梅先生!!ふたりやしんちゃんのことを……あ、ありがとうございましゅ!!(´;ω;`)」……ああ、うん。もういいわ。」

「あん?ぼっちちゃん、その人はしんのすけの知り合いか何かか?」

「なに~?その人、しんちゃんと知り合いの人なの~?」

 

私がまつざか梅先生と話していたら、店長さんときくりお姉さんが顔を出して、こっちを見て、まつざか梅先生はどういう人かと尋ねてくれた。……だから、私は、

 

ふん!ふん!

 

興奮気味にそう答えてしまいました……。

 

 

――――――――――――

――――――――

――――

 

 

 

「今日は私も相席させてもらって申し訳ございません。……それに、あんな男と私のお代まで……。」

「いや、良いんっすよ〜!しんちゃんのお知り合いの人なら、何時でもウェルカ〜〜ムです!!先輩が奢ってくれるんで!!」

「……お前は自腹な?……それに、私もまつざか先生がしんのすけやぼっちちゃんの妹のことを悪く言う奴を撃退した時は胸がスカッとしましたんで。」

 

そうして、結束バンドの初ライブ成功の打ち上げだったけど、まつざか梅先生がしんちゃん達が居るふたば幼稚園を侮辱する男の人を撃退したという私の説明で、まつざか梅先生に好感を抱いた店長さんときくりお姉さんが席の同席を提案し、まつざか梅先生は同席することになりました。

 

「ですけど、居酒屋でふたりちゃんのお姉さんがいらっしゃるとは思いませんでしたので……。すいません。お恥ずかしい所を見せてしまって……。」

「あっ、あっ、あ…い、いえ。」

 

ま、まあ、そうですよね。

 

「……梅って呼ばないでって、どういう意味ですか?」

 

すると、リョウさんがまつざか梅先生に、そのようなことを聞きました。……あ、そういえば、そんなことを言ってたような。

 

「ああ、それはね。小さい頃に『梅』って名前だったから、『梅干し』と呼ばれてたからよ……。」

 

そ、そうだったんだ。……これからは“まつざか先生”と呼ぶように心掛けよう。

 

 

まつざか先生まつざか先生まつざか先生まつざか先生まつざか先生まつざか先生まつざか先生まつざか先生まつざか先生まつざか先生まつざか先生まつざか先生まつざか先生まつざか先生まつざか先生まつざか先生まつざか先生まつざか先生まつざか先生まつざか先生まつざか先生まつざか先生まつざか先生まつざか先生まつざか先生……(ぼっちちゃんの心の声)

 

 

「それと、私の姉の名前が『松』と『竹』だから『松竹梅』とも言われたわね……!……それに、『梅』って名前が古臭いのが嫌なのよね!」

 

それだけでなく、単に古臭いから嫌だったようでした。……あの、私は悪くない名前だと思うんですが……?

 

「そういえば、郁代。」

「!」

「今日のライブ、ギター初めて3ヶ月かそこらでよく頑張った。」

 

そんなことを話していたら、リョウさんが急に喜多さんの方へと顔を向けながら「郁代」と言い始めていた。……え?郁代?

 

「え?郁代って誰だっけ?」

 

そうそう、きくりお姉さんの言う通り、郁代って誰ですか?

 

「へ、へへへ……だ、誰でしょうね?…そんなしわしわネーム、誰の事かな~…?郁代ちゃ~~ん、出ておいで~~?」

「お前の名前だろ!」

 

すると、喜多さんが、いの一番で「そんなしわしわネーム、誰の事かな~…?」と言っていたことから、店長さんが喜多さんのことだと気付いて、喜多さんの名前だと突っ込んでいた。

 

「あ~、喜多ちゃんか~。」

「その顔、伝染するんですか~。」

「あー!アー!ずっと隠してたのに!この名前嫌なんですよ~!!!」

「なんで?かわいいじゃん。」

 

喜多さんもまつざかう……まつざか先生と同じく自分の名前が気に入らないようだった。……でも、そんな酷い名前でもないと思った私は、

 

「うん。」

 

と答えてしまった。

 

「店長さんみたいに『星の歌』なんて書く素敵ネームの人にはわかりませんよ~!」

「おっ!荒れてるね~。」

「だってダジャレみたいでしょ!?「きたーいくよー」って。あはは!アホか~い!あはは!アハハハハハハ!ahahahaha!!

「おい、ぶっ壊れたぞ……。」

 

そのせいか、喜多さんが壊れてしまった……。

 

「……分かるわ。その気持ち。」

 

そして、まつざか先生も頷いていた……。

 

私のフルネームはキタキタです……。

「……なんか弱ってるの新鮮で面白い。」

 

そうして、リョウさんは名前いじりで弱った喜多さんのことを弱ってるのを見るのは新鮮だから、面白いと言っていた。えぇ……(困惑)。

 

「……貴女、性格悪いわね。」

「そう言う梅さんも、名前のこと気にしてるし。」

「何ですって!?月に代わってお仕置きするわよ!!?」

「いや、言う人が違う……!」

 

リョウさんは、それだけでなく、まつざか先生もイジろうとしたら、本気で怒られて、困惑しているようだった……。

 

「で~、ひとりちゃん。さっきの話だけど。」

「え?」

 

リョウさんとまつざか先生を見ていたら、急にきくりお姉さんが話しかけてくれたから、私は驚いて「え?」と言ってしまった。な、何だろう……?

 

「ほら~、ギターで食えないとニート~とかぶつぶつ言ってたじゃん?」

「あ…あっ!取り乱してすいません!><」

「ああいや、謝ることないけど。先輩バンドマンとして一言言わせてもらうけどさ、……ま、気楽に楽しく活動しなよ。」

 

……え?………気楽に楽しく活動?

 

「漠然と成功することばかり考えてると辛くなっちゃいますもんね。」

「そうそう。夢を叶えていくプロセスを楽しんでいくのが大事だからな。」

 

きくりお姉さんが言った事の意味を考えていると、PAさんと店長さんが私にそうアドバイスしてくれた。……そ、そうなのかな?

 

「ていうか、先輩はどうして急にバンド辞めちゃったんですか?」

「アラ?星歌さんはバンドしてらっしゃたんですか?」

「そ~だよ?すごい人気だったんだからね~。何で辞めちゃったんですか?私、ファンだったのにぃ~~~。」

 

すると、きくりお姉さんが店長さんにバンド辞めた理由を尋ねると、まつざか先生が興味深げにきくりお姉さんにそれを聞いたため、きくりお姉さんは店長さんにバンド辞めた理由を聞いていた。……え?店長さんバンドやってたんですか?

 

「それは……飽きたんだよ。バンド。」

「……なるほど。そうなんですか。」

 

きくりお姉さんにそう言われた店長さんは、バンドに飽きたと言うと、まつざか先生は何かを察したかのようにそれ以上は言及しないようにしていた。

 

「え~?ならライブハウスの店長してるの矛盾してるじゃん!」

「うるせーな。黙って飲め。」

「そうそう。今は詮索しない方が良いのよ。」

「良いのー!?先輩も梅さんもあざーっす!!」

「梅って呼ぶなっ!!」

 

そんな話、虹夏ちゃん一言も…あれ?そういえば虹夏ちゃんなかなか戻ってこないな……。

 

「あ…すみません。ちょっとトイレ……。」

 

そのため、私は虹夏ちゃんを探しに外に出るのだった。

 

 

 

――――――――――――

――――――――

――――

 

 

 

 

「あっ…虹夏ちゃん……。」

「ん?ああぼっちちゃん。」

「ど…どうかしたんですか?」

「ああ、いや~ちょっと涼んでただけ。」

「さっ、最近はもう夜は涼しいですね。」

「……そ~だね~。あ~気づいたら夏休みももうすぐ終わりか~。」

「……何も聞こえない…何も知らない………。」

「ん?」

 

「夏休みは終わらない…私は学生なんかじゃない…ぶりぶりざえもん…アクション仮面…カンタムロボ…もえ「ぼっちちゃーん。現実を見て?」

 

「はっ!す…すみません…あ…あの……。」

「あのさ。今日の演奏見て気づいたんだけど、

 

ぼっちちゃんが動画で活躍してる『ギターヒーロー』なんでしょ?」

 

「!………え?いや…あの…ちっ…違う違う…。」

「あのキレのあるストロークを聴いたらわかったよ~。今更だけどそういやギターも一緒だし……。」

「ヹ……あう……。」

 

(誤魔化すのは無理か…)

 

「えっと…そうです。でもわざと隠してたんじゃなくて…

いっ今の私なんかまだ全然ヒーローじゃないし…この性格を直してから話したかったんです。

とっ特に虹夏ちゃんには……」

「…………。」

「わ…私と知ってショックですか?」

「ううん。むしろぼっちちゃんでよかったと思った。」

「………え?」

「あのさ。…私、本当の夢があるって前に言ったよね?」

「あっはい。」

「私小さい頃に母親が亡くなって父親はいつも家にいないしお姉ちゃんだけが家族だったんだ。

 

お姉ちゃんがバンド始めてからは寂しがる私をライブハウスに連れて行ってくれるようになったの……。

あの頃の私には全部がきらきらして見えてすごく幸せな空間で、

そんな私を見てたから、お姉ちゃんはバンドをやめてライブハウスを始めて、

スターリーはね。お姉ちゃんが私のために作ってくれた場所なんだよ。お姉ちゃんは絶対そんなこと言わないけどね。

 

だから私の本当の夢はね。お姉ちゃんの分まで人気のあるバンドになること!

スターリーをもっと有名にすること!」

 

「…………。」

「でもバンド始めてみたら、私の夢って無謀なんじゃないかって思う時もあって、今日だってみんな自信なくしちゃったし……。でも…とんでもなくやばい状況をいつも壊してくれたのが、ぼっちちゃんだったよね。

 

今日のぼっちちゃん、私には本当にヒーローに見えたよ。

 

リョウは今度こそこのバンドで自分達の音楽をやる事。喜多ちゃんはみんなで何かをすることに憧れてる。

みんな大事な想いをバンドに託してるんだ。

 

……そういえばぼっちちゃんが今何のためにバンドしてるか結局聞いてなかったよね?」

「あっ私は……。

 

…ギタリストとしてみんなの大切な結束バンドを最高のバンドにしたいです!

 

あっ、そ、それで全員で人気バンドになって学校中退したい。」

「あはは!なんか重いな~。でも託された!」

「え、へへへへ……。」

「あぁ~ぼっちちゃんの演奏が動画の時みたいに毎回発揮できたらいいんだけどな~?」

「が…頑張ります。」

「でも私、確信したんだ!ぼっちちゃんだけでなく、ぼっちちゃんが呼んで激励してくれたファンの人達も居てくれたら夢を叶えられるって!」

「え……。」

「だからこれからもたくさん見せてね。さっきみたいな嵐の様なぼっちちゃんのロック!

 

 

嵐を呼ぶぼっち・ざ・ろっくを!」

 

「…は、

 

 

 

 

……はい!」

    

   




    
   
こうして、紅さそり隊等の声援により、ぼっちちゃんのロックは"嵐を呼ぶぼっち・ざ・ろっく!"となりました。
それと、最後らへんの虹夏ちゃんとぼっちちゃんの語りは『超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』の主題歌を聞きながら書きました!!

後、次回からは二週間後の日曜の1月14日になると思いますので、今年最後の更新になると思います!
それと、それ以降は日曜更新になると思いますので、よろしくお願いいたします!!


最後に、サンキューさん、オニRFさん、高評価ありがとうございます!
   
   
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