45話を投稿させて頂きます。
ハレ(ハレ◯ちグゥ)「タイトル短けええええええ!!」
何かよく分からんけど、リョウはR18的なことには疎いイメージ。
いろいろあって、私こと後藤ひとりは、新宿FOLTできくりお姉さんのライブを見れることになったので、新宿FOLTが有る新宿駅へ着くと、いきなり『顔が大きくて濃い中年の女装の男』を探す人達等に捕まったりしてたんだけど、どうにか虹夏ちゃんのお陰で目的の新宿FOLTに着いたんだけど、
「あぁ?」
さっきのツインテールの人よりも目つきが鋭くって、紫色の服を着た人が大量の札束を数えていて、
「おぉ?」
その横に、私は思わず『顔が大きくて濃い中年の女装の男』が居たと思わせてくれる人が居た。
……って、え?……え?何ココ?どういうところなのぉッ!?お札数えてるし、色んな人に追われてる女装の男が居るし、ヤクザの事務所的な所なのぉっ!!?く、組長…じゃなかった園長先生!!しんちゃんタスケテェッ!!……と、思っていたら、
「お、お姉ちゃんに会いたい……。」
「ついに伊地知先輩まで!?」
虹夏ちゃんも店長さんに助けを求めるぐらい限界を迎えていた……。ど、どうしよう!?
「この人、店長の銀ちゃんね~。」
「……あっ…コンニチハ。」
そのため、虹夏ちゃんは声を震わせながら、店長の銀ちゃんさんに「コンニチハ」と頭をペコリと下げて挨拶していた。
「やだ~。随分かわいくてピチピチなお友達がいるのね~。私、吉田銀次郎37歳で~す。好きなジャンルは~パンクロックよ♡」
……え?
「見た目とのギャップに頭バグるよね~。でも安心してー、銀ちゃんは心が乙女なただのおっさんだからー。」
……はい。かなり驚きました。
「あらやだ。廣井っち、随分とプリティーな子を連れて来たわね。こんな子達までちょっかいをかけているのかしら?……あっ、そうそう私、スーザン小雪でーす。よろぴくぅ~!本名は聞かないでね。もう過去は捨てたから、ぶほほほほほ!!」
「ヴエえェッ!!?」
……そんなことを考えていると、私の近くまで『顔が大きくて濃い中年の女装の男』の顔が寄って来ていたのと、笑い声が「ぶほほほほほ!!」と聞いたことが無い極めて特徴的なものだったため、思わず、人見知りが発動して、汚い声を上げてしまった。
……いや、だって、近くで見ると、顔が凄く濃くて、顔が大きいから驚くし。あと、「よろぴくぅ~!」は時代を感じます。
「やだなースーちゃん。同じロックバンド仲間だよー!人聞き悪いなー!!……あっ、この人はスーちゃんで見た目通りニューハーフで『男たちの挽歌』っていうニューハーフパブで働いてるけど安心してー!顔がゴツくて濃いけど、銀ちゃんと一緒で心が乙女なただのおっさんだからー。」
「「……アッハイ。」」
……きくりお姉さん、……心が乙女なのは……恰好を見れば……分かります。
……現に……喜多さんと虹夏ちゃんも……困惑しながら……答えてます。
……とりあえず……スーザンさん……離れて……慣れない人が……目の前に居ると……!
「っていうか、スーちゃん、春日部に住んでんのに何で此処に居んのー?」
「そりゃアンタ。……この前のツケま~だ払ってないじゃないの。だから、銀ちゃんと相談してたのよ。」
「え!そうだったの!!?」
……ふう、スーザンさんが私から離れてきくりお姉さんに近寄って行ったから、人見知りの発作が落ち着いた。
と、そんなことを考えていると、きくりお姉さんがスーザンさんのツケをまだ返してもらってないとかで銀ちゃんさんと相談していたと言っていた。
……え?……きくりお姉さん……一体どんだけ借りてるんですか?
「そうよアンタ。春日部駅で酔いつぶれたアンタを介抱してもらって、その縁でお店が気に入って、何度か通ってお酒をしこたま呑んでそのままツケにしたままだそうじゃない……。」
そうして、銀ちゃんさんが春日部駅で酔いつぶれたきくりお姉さんを介抱した縁でスーザンさんと知り合って、その後にきくりお姉さんは何度かスーザンさんのお店に何度か通っていたこと、そして何度か通った時のお酒の呑み代とかをそのままツケにした状態だったため、スーザンさんが此処に来たのだと銀ちゃんさんがきくりお姉さんに説明してくれました。
「そうそう、だから私、廣井っちに会いたくて新宿まで来ちゃった♡」
「……えっえ~っと……そうなんだ………アハハ……。」
そうして、銀ちゃんさんが説明してくれたため、スーザンさんはきくりお姉さんのことを"廣井っち"と呼びながら、きくりお姉さんにウインクしていた……。
それを知ったきくりお姉さんは、冷や汗をかきながら返事に困っているようだった。
……あっ、そういえば、きくりお姉さんって確か泥酔状態でライブしてるから機材を壊して、その弁償とかに追われてて、そんな所にお金を返してもらったところだから……もしかして、お金が無いとか?
「……ん?どうしたのよ廣井っち?」
「い、いや実は……今、お金が無くて……。」
とか考えていたら、きくりお姉さんは本当にお金が無かった。
私がそんなことを思っていると、
「ぼっちちゃん、くぅん……。」
私に犬の服従ポーズをしながら、助けを求めていた……あっ、あ、あ……そ、そんなことをされると~…。
「ぼっちちゃん、餌付けしちゃダメ。」
と自分のポケットの中に有るお財布からお金を出そうとしていたら、虹夏ちゃんに止められたため、それ以上は出来なかった。
「アンタ……高校生にまで集ってお金を返してもらったら、私が恥を搔くじゃない。」
それだけでなく、スーザンさんは私からお金を借りてまで返済しようとしていたきくりお姉さんを止めてくれた。
……え?スーザンさんって結構良い人?……トクン。
「そんなにお金困ってるなら、私の居る店で"身体"を使って返済してもらうってのもアリよ?」
とか思っていたら、スーザンさんがきくりお姉さんに"身体"を使って返済し……って、え?か、かかゕかか身体ぁっ!!?
「え?か、かかかかかか!?」「あわわわわ!?」
スーザンさんの"身体"で払う言葉を聞いた虹夏ちゃんと喜多さんは顔を赤らめて困惑しているようだった。……って、スーザンさんって借金の返済に身体を要求する怖い人だったのぉっ!?!!?!?
こ、これは、きっと、きくりお姉さんも神妙な顔をして、悩んでいるに違いない。……もし、そうなら、助けてあげないとぉっ!!
「ヨーシ!乗ったー!!!!」
とか考えていたら、きくりお姉さんは二つ返事で"身体で払う"ことを了承していた。
……って、
「え!?いやいや、廣井さん自分を大切にしましょうよ!お金はこっちで何とかしますからっ!!」
「そ、そそそそうですよ!!急に"身体で払う"とか、自棄にならないでくださいっ!!」
そして、きくりお姉さんの二つ返事の了承に、虹夏ちゃんと喜多さんは必死になって止めていた。……それを聞いた私は、私もきくりお姉さんを……言えることは今回のライブを楽しみにしているしか言えないけど……でも、私もきくりお姉さんが酷い目に遭うのは嬉しくないから、私も虹夏ちゃんと一緒に止めようとしたけど、
「アラ?…や~ねぇ!私が言った"身体で払う"っていうのは、私のお店で弾いて貰ってるだけよ?」
「「「………え?」」」
スーザンさんの"身体で払う"と言った意味は、スーザンさんが働く『男たちの挽歌』でギターを弾いてもらうだけのことでした…………って、え?
「もしかして、廣井っちから聞いてなーい?金欠になったらギターとか弾いてタダ酒やご馳走とか貰ってること。だから、私が働いている店のニューハーフから飢えた野良猫みたいっていう理由で人気が有るのよ?廣井っち。」
「ちょっ!?スーちゃんバラさないでよぉ~!!」
あ、あぁ、そ、そそそういうことだったんですか?だ、だだだだから、きくりお姉さんはスーザンさんから「廣井っち」って愛称で呼ばれてるんですね?
は、ハハハハハ、て、てっきり、しんちゃん達には見せられないR18の的なことをするのかと…………。
と、そんなことを考えていたら、
「虹夏。」
「え?何?」
リョウさんが虹夏ちゃんにあることを聞いていました。
「虹夏と…郁代とぼっちは何で顔を赤らめてんの?」
(しまった!アホの子だった!!)
虹夏ちゃんと喜多さんと私が何で顔を赤らめているのかと、……それを聞いた虹夏ちゃんは顔を赤らめながら、苦悩していました。
………え?リョウさん、本気で言ってませんよね?
「……って、え?いや、りょ、リョウ、本気で言ってないよね?」
「え?本気って?どういう意味……?」
「あっ、いや、え~…その、ナントイウカ………。」
いや、
そんな子供のように純粋な気持ちで聞いてきたリョウさんに、虹夏ちゃんだけでなく、喜多さんも私も、顔を真っ赤にしつつお互いに目を合わせたり目配せをしながらどう答えれば良いのか悩んでいると、
「おい廣井。遅刻するなっていつも言ってるよな。」
「もうリハーサル終わっちゃいましたヨー!」
私達が騒いでいたからなのか、廣井と呼んでいるところからきくりお姉さんのバンド仲間だと分かる二人がきくりお姉さんに話しかけていた。
……現にきくりお姉さんがその二人に「ゴメーン!」と言っているから、間違いないと思う。
でも、これでリョウさんに"身体で払う"意味を教えずに済みました。ありがとうございます……!
ありがとうございます!!
「も~♡アンタたち、いっぺんに話したら混乱するでしょー♡」
「そうそう、この子達は此処に始めて来たお客さんなんだから、ぶほほほほほ!!」
「……すみません。(
けど、そんな銀ちゃんさんのお店を拠点としているきくりお姉さんのバンド仲間でも、銀ちゃんさんとスーザンさんの存在はまだ慣れていないようだった。
……ま、まあ、私もSTARRYでバイトしてるけど、まだ慣れてるとは言い難いから、
「……もしかして、結束バンドの人達ですか?」
と、そんなことを考えていると、きくりお姉さんのバンド仲間らしき中世的な人が虹夏ちゃんに話しかけていた。
「あ、はい。」
「私、廣井と同じSICKHACKのドラムをしている志麻です。よろしく。」
「あ……よろしくお願いします。」
きくりお姉さんのバンド仲間らしき中世的な人こと志麻さんは、自己紹介しつつ虹夏ちゃんに頭を下げると、虹夏ちゃんはおっかなびっくりしながらも志麻さんに頭を下げていた。
「最近うちの廣井がご迷惑をおかけしてるようで――――」
それだけでなく、年下の私達に対しても気配りしてくれている。……れ、礼儀正しい。メンバーで大体キャラのバランス取れてるのかな?
「私イライザ。18歳までイギリスにいまシタ。今日本3年目ー!仲良くしてネェー!」
すると、きくりお姉さんのバンド仲間のイライザさんが、私達に自己紹介してくれました。
……イギリスから来たんだ。邦ロックが好きで来たのかな?
「日本に来てバンドするなんて…邦ロック好きなんですか!?」
そんなことを考えていたら、虹夏ちゃんが私と同じことを考えていたらしく、私が思っていたことを虹夏ちゃんがイライザさんに尋ねていました。
「ah NO。…コミケ参加したくて日本来たのー。本当はアニソンコピーバンドしたいデスー。……ロックよりアニソンこそが日本の最先端ネ!!」
すると、イライザさんは日本に来た理由はコミケに参加したかったからだと言うと、いつかはアニソンコピーバンドをしたいと言ってアニソンこそが日本の最先端だと述べていた……。
……志麻さんは礼儀正しくって、イライザさんはアニソンコピーバンド志望、そしてきくりお姉さんは……幸せスパイラル。……この三人って、バランス良いの?
「イライザさん……アニソンコピーバンドって何ですか?」
と、そんなことを考えていたら、喜多さんが何やらアニソンコピーバンドのことを知らないのか、イライザさんにどういうものかを聞いていました。
「有名な楽曲を複製して、演奏するバンドのことネ!……ワタシ、日本のアニメ大好き!!きらら学園生徒会(※廣井きくりの深酒日記 第9話参照)とかをやりたいネ!!」
すると、イライザさんは喜多さんに親切に答えてくれました。……ま、まあ、私もアニソンコピーバンドしてますけどね。……主にしんちゃん達に"カンタムロボ"を弾いてるぐらいですけ「じゃ、じゃあ!カンタムロボも出来ますか!!?」……とか考えてたら、喜多さんが"カンタムロボ"も出来るかどうか聞いていた。…………喜多さん?
「YES!!版権元に怒られないように努めればダイジョウブデース!!!それと、衣装もアクションとかも似せてOKネー!!(Oh!アニオタ仲間が増えるネー!)」
「ほ、ほほほほ本当ですかっ!!?(つまり、カンタムロボのジョン少年のようになれるってコトォッ!!?)」
それだけでなく、イライザさんから版権元から怒られなければ大丈夫と言われ、衣装もアクションも似せて良いと教えられた喜多さんは歓喜しているようでした。………あの、喜多さん?
「先輩!!文化祭ライブが終わったら次はアニソンコピーバンドをやりませんか!勿論カンタムロボで良いですよねっ!?」キタキタキターン
「あっ、う、うん。ソウダネー……。」
イライザさんから、アニソンコピーバンドを聞いた喜多さんは、陽のオーラを全開にしながら虹夏ちゃんに早口でカンタムロボのアニソンコピーバンドをやりませんか?と言っていた。…………喜多さん?別に陽キャっぽい話でもないのに、キタキタキターンという効果音が……。
「……郁代?」
「え?…あっ!?ち、違うんです先輩!!中間テストだけでなくしんちゃん達には色々と助けられたから、それが出来たらそのお礼になるかな?って思いまして!!」
アニソンコピーバンドを聞いた後の喜多さんが暴走気味だったので、リョウさんが困惑していると、それに気付いた喜多さんがしんちゃん達のためにしんちゃん達が見ているカンタムロボの曲でアニソンコピーバンドをやれないかどうか考えていたと教えてくれた。
そ、そうなんだ……喜多さん、良い人ぉっ!!(´;ω;`)
「き、喜多さん、それなら私は何度かしんちゃん達にカンタムロボやアクション仮面の一人アニソンコピーバンドをやってます。」
「……え?あっ、そ、そうなの!それは奇遇ね!!それなら、時間とか決めてやりましょうっ!!」
「あっ……ハイ!」
私がしんちゃん達にカンタムロボやアクション仮面の曲を弾いていると言うと、喜多さんはいつか時間とか決めてやろうと言ってくれました。
……エヘ……エヘヘヘヘ……しんちゃん達のことをこんなに考えてくれるなんて……喜多さんは良い人だぁ……。(歓喜)
と、考えていると、
「……まっ、それならしょーがない。……結束バンドのファンクラブの名誉会員であるしんちゃん達には……結構助けてもらったしね~…。(本当は喜多ちゃん、カンタムロボが好きだからなんだろうけど。)」
「うん。……まあ、中間テストとか助けてくれたから……それぐらいはしないとね。(郁代のキャラが濃くなってるぅっ!!?)」
虹夏ちゃんとリョウさんはそれに同意してくれていた。
(……イライザと同類か。)
(アニオタ仲間が増えるネー!そのうち、同人とか扱うコミケのことも教えるネ!)
けど、志麻さんとイライザさんが何か考えているようだった。
……アレ?何でこんなに反応に違いが有るんだろう?
……よくよく見直してみたら、しんのすけ達は喜多ちゃんとか引き止めたりしてるから、結構結束バンドをお助けしてたり、カンタムロボオタとかに道を踏み外させたりしてることに気付いた最近。
最後に、u160.k@カプ厨さん、高評価ありがとうございます。