嵐を呼ぶぼっち・ざ・ろっく!   作:tatararako

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68話を投稿させて頂きます。
熱すぎたせいで頭が回らなくなって、投稿が遅れて申し訳ない……。


インドのクレしん映画が面白かったと聞いたので、感想をかすかべ防衛隊のファン一号である後藤ひとり、それとファン二号である大槻ヨヨコさんが代わりに視聴してもらいました。

ひとり&ヨヨコ「「うおおおおおおおおおおおおおお!!かすかべ防衛隊ファイヤあああああアアアアアア!!!」」
ひとり「……ボーちゃんの……ボーちゃんの気持ちが知れて良かった……。」(´;∀;`)
ヨヨコ「……ほんと……ほんとそれ……。」(´;∀;`)

……とても満足した模様です。
   
    


ふたりちゃんとななこおねえさんが来るゾ

   

   

私こと後藤ふたりは、

 

「……あのね?ふたり?」

「ん?お姉ちゃん、どうしたの?」

 

ある日の帰り道でお姉ちゃんから何かを尋ねられた。……何だろう?

 

「……じ、実は、おねえちゃん……。」

「も~じれったいな~早く言いなよ……。」

 

けど、私は、なんかじれったいな~早く言えば良いのに、としか思っていなかった。

それが通じたのか分かんないけど、お姉ちゃんは意を決したかのような表情を見せると、

 

「じ、実は……しんちゃんと付き合うことになって……ウヘヘ……。」

「あ~へ~そうなんだぁ~……バスケ部のエースの人とね~………え?」

 

お姉ちゃんは気でも狂ったのか、それともベーシストになったのか、しんちゃんと付き合ったことになったと私に言い放っていた。

 

「も、もももおももおおおおお~おね~ちゃんったら、冗談が過ぎるぞぉぉぉぉ……?」

 

そのため、私は物凄く吃りながらお姉ちゃん……もとい、後藤ひとりに詰め寄っていた。

……いや、しんちゃんはキレイなおねいさんが好きなのであって、常に二十顎で猫背で20代でもない芋臭いジャージを着ているお姉ちゃんなワケが無いハズ!?……い、いや、お姉ちゃんって、いつも妄想を口にするから、それの可能性が有ると思い私は冗談が過ぎると言うと、

 

「そんなことないゾ!ワーハハハハ、オラ、参上!!」

「フヘヘヘ……しんちゃんカッコイイイイイ!!」

 

すると、しんちゃんはいつもの調子で私の前に現れた。

それを見たお姉ちゃんは目をハートマークにしてしんちゃんを見ていたから、私はつい「ウワッ!?キモッ!?」と言ってしまった。

 

「そうなのよ~♡オラ、ひとりちゃんとケッコンすることになっちゃって♡」

 

けど、しんちゃんは私のお姉ちゃん……もとい、後藤ひとりと付き合っているというのは事実であるという残酷なことを私に告げてくれていた。

 

「……え?え?いや?ちょっと待って!?ななこおねいさんとかあいちゃんはどうなんのぉっ!!?」

 

そのため、私は、若干早口ながらもななことか酢乙女あいとかはどうしたの!?と聞き返してしまった。

……くうぅぅぅっ……ななことかを使うことになるなんて……なんか……なんか負けた気がする。……けどっ!!今は常に二重顎で猫背で20代でもない芋臭いジャージを着ているだけでなく度重なる奇行と顔面崩壊とかする女を好きになるとか気の迷いとしか思えないから、私が目を覚まさせないと!!!!

 

「……フッ、昔の女のことなんて忘れたゼ☆」

 

く、くううううううううう!!ソレを後藤ひとりじゃなくて、私に言って欲しかった!!!!!

……って、じゃなくて!!!!!

 

「いや、そうじゃなk」

 

と思った私は、急いで振り向くと、しんちゃんは……しんちゃんは後藤ひとりなんかに抱き合って――――

 

 

 

 

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――――

 

 

 

「ウ゛ボア゛ァ゛ッ゛!゛!゛!゛?゛」(※和多田〇咲の汚い声)

 

こうして、私こと後藤ふたりは汚い声を上げながら、悪夢から目を覚ましてしまった。

 

「…………。」(╹‐╹)

 

そして、私は……私のお姉ちゃん……もとい、後藤ひとりの部屋へと向かった。

 

「…………。」(<●> <●>)

 

そうして、私は寝ている後藤ひとりの前に立っていた。……数々の……数々の思い出……寝てる私に布団を掛けてくれたり、アクション仮面とかカンタムロボとかギターで弾いてくれたことを思い出しながら……私は思った。

 

お姉ちゃん、お姉ちゃんはななことかいう妖怪胸なしオババや酢乙女あいとかいうバ金持ち(※ネネちゃんの受け売り)とは違ってお姉ちゃんだけは私の味方だと思っていたんだけどね……。

さようなら、後藤ひとり……絶交よ。( <●> <●> )

 

そう決意した私は、私は最大の敵となった後藤ひとりのことをこう思った。

 

人の姿をした陰キャ寄生虫。

誰かに依存する事にばかり長けた家畜。

頭じゃなく胸ばかりに栄養が行った奇行女。

 

……と。

 

それだけでなく私は、後藤ひとりに対してアナタを……アナタをぜったいにゆるしはしないっ!!!!

 

……と、そう決意したため、私はお姉ちゃんの……もとい、後藤ひとりの普段からのコミュ力から察せられる足りない脳ではなく、そこばかりに栄養が行ったであろうしんちゃんが好きそうな大きな胸を指でツンツンツンツンツンツンツンしていた……んだけど、

 

「ん……ふたりぃ……。」

 

突然、私の名前を呼んだから、ギョッとしてお姉ちゃんの方に向き直した。……な、何だ、寝言か、

 

「……し、しんちゃんと……仲良くねぇ~~……ウヘヘヘ……写真も……撮るよ?」

 

それを聞いた私はこう思った。

 

あ~~~もう♡おねえちゃんったら~~♡もう、そういうところがしゅき~~♡しゅきしゅき~~~~♡(※さっきまでぼっちちゃんのことを"人の姿をした陰キャ寄生虫"とか言ってた後藤ふたりの台詞です。)

 

もうず~~~~っと仲の良い姉妹で居ようね♡(※もう一度言いますが、さっきまでぼっちちゃんに絶交宣言していた後藤ふたりの台詞です。)

 

だから、きょうは一緒に寝ようね♡おねえちゃ~~~~ん♡(※くどいようですが、さっきまでぼっちちゃんのことを"陰キャ寄生虫"とか"家畜"とか"脳じゃなく胸ばかりに栄養が行った奇行女"だけでなく、絶交宣言をしていた後藤ふたりの台詞です。)

 

……そう思った私は、お姉ちゃんの布団の中に入って寝ることにした!!!!

 

 

 

 

 

 

――――――――――――

 

今日、私こと後藤ひとりは、かすかべ防衛隊と仲良く遊ぶふたりの夢を見て満足してたんだけど、その後に驚くことが起きた。

 

「え?何でふたりが私の布団の中に居るの?」

 

それは、何故か私の妹であるふたりが私の布団の中に入っていたからである。……い、一体何が?

 

――――――――

――――

 

 

 

 

 

私ことまちちゃんは、友達のはるちゃんと共に今日春日部へ行ってしまったふたりちゃんに会いに来ました。

    

ふたりちゃん、元気かなぁ……あっ、私のこと誰か分からない人は原作3巻の裏のおまけか電子書籍だったら巻末に居るから要チェックです。

……そんな金沢区に住む私達が2時間は掛かるであろう春日部に来れたのは、私のお母さんとお父さんが春日部に旅行に行こうと提案してくれたので、はるちゃんのご両親に許可を貰ってはるちゃんと一緒に来ることができました。

 

「ふたりちゃん……元気かなぁ……?」

 

そんな、はるちゃんの声に私は、

 

「大丈夫だよ!ふたりちゃんなら、直ぐに友達が出来てるよ!!」

 

と言って、励ましていた。

すると、はるちゃんは嬉しそうにウンウンと頷いていた。……だって、そう、あれはふたりちゃんが春日部へ行く時、

 

『ふたりちゃん、コレ。』

『……何?』

 

元気が無さそうなふたりちゃんのために作った寄せ書き。私とはるちゃんだけじゃない。……ふたりちゃんの友達の皆が書いた物。

それを見たふたりちゃんが涙を浮かべながら、

 

『……ありがとうみんな……大事にするね。』

 

と言ってくれた。

そうして、ふたりちゃんは春日部に向かうタクシーに乗ったんだけど……私とはるちゃんは……それを見て……感極まって……走り出した!!

 

『『ふたりちゃーーーーん!!絶対!絶対!!春日部に遊びに行くからねーーーーー!!』』

 

ふたりちゃんのタクシーの後ろ姿に向かってそう叫びながら、私は約束した。

……だから、私とはるちゃんは共にお母さんから聞いたふたりちゃんの家に目指していたんだけど、

 

「ワンワン!!」

 

急に私の思い出の中に有る懐かしのジミヘンの声が聞こえたから、私は其処に一直線に向かうと、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電柱に登って、双眼鏡を赤い屋根の家に向けて見ているふたりちゃんが居た。

 

……え?アレは、ふたりちゃんだよね?ジミヘンが居るから間違い無いと思うんだけど……え?え?……ええええ?????(困惑)

 

「」

 

はるちゃんも、あの電柱に登って双眼鏡を赤い屋根の家に向けて見ている子がふたりちゃんなのかどうか困惑しているのか、口をポカンとしたまま硬直しているようだった……。

 

……あっ、うわ!?ふたりちゃんらしき子がこっちに気付いて降りてきたっ!!?

 

「はるちゃんとまちちゃんじゃーん!どうしたのー!?」

 

……そして、私のことに気付いたということは、この電柱によじ登って双眼鏡で赤い屋根の家を見ているという変わった行動……もとい、奇行をしているこの子が、春日部に遊びに行くと約束し、寄せ書きを贈ったふたりちゃん本人であるという残酷なこと私達は突き付けられていた。

 

「え?あ?あ……う、うん、ひさしぶりー……。」

 

そのため、私はふたりちゃんに対して動揺の感情しか湧かなかった……。

ほ、本当にふたりちゃんだよね?

 

「ふ、ふたりちゃん……?な、何してるの?」

 

そんなことも有って、はるちゃんは吃りながらも「何をしているの?」と聞いていた。

……いや、まあ、分かるよ?どう考えても不審者としか思えない行動だったし……私達が知ってる いつものふたりちゃんじゃない!! としか言いようが無い物を目撃したから、そんな気持ちになるのは分かるよ?

 

「……あぁ、実はね。私の大切な友達悪い虫が付いたの。」

 

と、私がそんなことを考えていると、ふたりちゃんが言いにくそうに私達に話してくれた。

……なんか、“大切な友達”と“悪い虫”の部分だけ声が妙に大きかったような気がしたけど、気のせいかな?

 

「その悪い虫……もとい、同じかすかべに在る幼稚園に通ってて同じかすかべに住んでて同じかすかべ防衛隊に居るだけでなく、交友関係も好きな食べ物も嫌いな食べ物も今日と明日の予定も知ってるぐらい私の大切な友達は、かすかべ防衛隊に居ないだけでなく、交友関係すらも知りもしないのに妙に遊びに誘うから、ペドかショタ趣味でも有ると思えるぐらいの悪い魔女に誑かされてるから、私が守らないといけないの。……だから、さしずめ私は悪い魔女から守る騎士(ナイト)だね!!」

 

そして、ふたりちゃんは急に饒舌になって、私に電柱に登って双眼鏡で赤い屋根の家を見ているという変わった行動をした理由を教えてくれた。

……何言っているのか、本当に、これぽっちも全然分からなかったけど。

 

「ね、ねえ、まちちゃん?……ふたりちゃんは何言ってるの?」

 

すると、はるちゃんはふたりちゃんの騎士(ナイト)だか何だかよく分からない話を聞いて、よく分かっていないようだった。

……安心して、はるちゃん。私もよく分からないから。

 

「ハッ!そろそろ、しんちゃんが家から出るから用意しないと!」

 

すると、ふたりちゃんはしんちゃんという子が家から出るから用意しないといけないとか言っていた。

 

……つまり、この言葉から、しんちゃんという子が【大切な友達】で双眼鏡で見ていた赤い屋根の家が、そのしんちゃんの家……ということなんだろう。きっと、そういうことなんだろうということが何となく分かった。

 

「準備は良い?ジミヘン?」

 

そうして、ふたりちゃんは準備出来たのか、ジミヘンに準備が出来たのかと聞いて……いた。

 

……いや、ジミヘンっ!?

 

「……わん。(……ハイ。)」

 

そのためなのか、ジミヘンは項垂れながらも渋々従うかのようにトボトボと歩きながら、ふたりちゃんが電柱によじ登って双眼鏡で見ていた赤い屋根の家へと向かって行った。

 

「……ダッシュ。」

「わ……ワン!!」

 

けど、そんなトボトボと歩くジミヘンを見たふたりちゃんは「……ダッシュ。」とジミヘンに言うと、ジミヘンは返事をして走り出すのだった。

 

……あれ?ふたりちゃんとジミヘンの関係ってこんな感じだったっけ?私の記憶の中ではもう少し……こう、ジミヘンを物の様に扱うじゃなく、平和的で仲良かったような………?こんな感じだったっけ?

 

「おおっ!ジミヘン!?どうした!?」

 

すると、ふたりちゃんが電柱に登って双眼鏡で見ていた赤い屋根の家から、赤い屋根と同じ色のシャツとジャガイモ頭……いや、何か変な恰好をした男の子が現れたから、ジミヘンはその男の子に向かって突進して行った。

 

「あっ!ジミヘン待って〜〜!あっ、しんちゃん!!奇遇だねっ!!!!」

 

そのため、ふたりちゃんは自分が嗾けたことも忘れたのか、ジミヘンを追っかけ……いや、アレ、事故を装ってあの赤い屋根と同じ色のシャツとジャガイモ頭の変な恰好をした男の子に話しかけただけだっ!!!?

 

……ふたりちゃんって、こんな人に話しかけることに事故を装って話さないと、話せないぐらいコミュ力が低かったっけ?

 

「いや~奇遇ですな~。」

「奇遇だね♡♡♡」

 

そうして、奇遇を装うふたりちゃん。……この反応からして、ふたりちゃんが言ってた"大切な友達"というのは、このしんちゃんと呼ばれているジャガイモ頭で変わった子なのは間違いないんだろうけど……けど、私の記憶の中に有るふたりちゃんって、ジミヘンをそんなふうに扱ったりしないと思うんだけど!!?何があったっ!!!??????

 

「あと、こっちに居るのが私と同じ5歳児で春日部に引っ越す前の友達のまちちゃんとはるちゃん!」

 

そうして、私とはるちゃんを紹介してくれていた。

……何で“5歳児”の部分は少し声が大きかったのかは、問わなかったけど、

 

「あ、あ……よ、よろしく……です。……ふ、ふたりちゃんからまちちゃんって呼ばれてます。……と、ところで、その恰好は?」

 

私は……この、しんちゃんという子の変わった格好……もとい、何を被っているのかを問い質すことにした。

 

「ムム!よくぞ聞いてくれた!!……私は、ブラジャーマスクマンっ!!参上っ!!!!」

 

すると、何を被っているのかを教えてくれた。……ブラジャーを被っていると。

うわぁ……こんなのふたりちゃんが見たら、ドン引きするだろうなぁ……とか、思っていると、

 

「……しんちゃんカッコイイよぉ♡♡♡」(※ふたりちゃんは、おトイレマンを思い出して語彙力消失&目がハート中なだけです。)

「ワーッハッハッハ!!」

 

その当のふたりちゃんは……何故か嬉しそうだし、顔を赤くしていた。……も、もしかして、ふたりちゃんが言ってた"大切な友達"ってブラジャーを被っているこの子のことなのだろうか……?

 

……ふ、ふたりちゃん、こんな下品なことをする子の何処が良いんだろう?……それとも、何時の間にか男の趣味が悪くなったんだろうか?

 

「えぇ……(困惑)」

 

現に、はるちゃんですら、小声で困惑してるしっ!!!!

そう考えていると、

 

 

げんこつ!!

 

 

「おどれは私のブラジャーで何しとるかーーーー!!」

「ほ……ほ~い。」

 

この……しんちゃんの母親らしき人が現れて、しんちゃんの頭を物凄い迫力で げんこつ!! すると、しんちゃんを一撃で倒していた。

……あ、アレ、しんちゃんのお母さんの物だったんだ。

 

……えぇ……ふたりちゃん。この母親のブラジャーを無断で拝借して、頭に被る下品な子の何処が良いの?(困惑)

 

「……あ、ふたりちゃんに……どちら様かしら?」

 

すると、しんちゃんのお母さんらしき人が、私とはるちゃんは誰なのかをふたりちゃんに尋ねていたようだった。それを聞いたふたりちゃんが、

 

「ハイ!みさえさん。この二人は私が春日部に引っ越す前に居た金沢区での友達のまちちゃんとはるちゃんです!!」

「あら、そうなの?ウチのバカ息子が迷惑かけなかった?」

 

私とはるちゃんのことを引っ越す前の友達だと、しんちゃんのお母さん……もとい、みさえさんに話してくれた。

……エ、エヘヘ、友達かぁ……。

 

「ハイ!ダイジョーブです!!なので、その時の話とかしたいので、家の中に入っても良いですか!!?」

「え?あ……う~ん、良いわよ。」

「やったー!まちちゃん、はるちゃん上がろう!!」

 

そして、私とはるちゃんの思い出話に咲かせたいので、家の中に入りたいとふたりちゃんはみさえさんに……言っていたんだけど、ふたりちゃんが双眼鏡でしんちゃんの家を覗いていたのを考えると、私とはるちゃんを口実にしんちゃんの家に上がりたかったとか無いよね?

 

 

 

 

 

 

――――――――――――

――――――――

――――

 

 

 

 

 

……こうして、私ことまちちゃんは、はるちゃんと……少し……ほんの少しだけ変わったと思う……ふたりちゃんと一緒にしんちゃんの家に上がり込んだんだけど……。

 

「へぇ~…ふたりちゃんって前の幼稚園の発表会でタンバリンでキラキラ星を歌っていたんだ。」

「そうです!一番上手かったんですよ。」

 

みさえさんと金沢区に居た頃のふたりちゃんの話で盛り上がっていた。

 

「へぇ〜〜…そこはひとりちゃん譲りというか、姉妹揃って音楽の才能が有るのかもね?」

「エヘヘ……。」

 

すると、キラキラ星でタンバリンが一番上手だったふたりちゃんの話を聞いたみさえさんは、姉妹揃って音楽の才能が有るのかもねと言ってくれていた。

それを聞いていたふたりちゃんは喜んでいたんだけど、

 

「……え?ふたりちゃんに音楽の才能が有るお姉ちゃんって居たんですか?」

 

私はふたりちゃんのお姉ちゃんは幽霊のお姉ちゃんしか知らないから、そんなお姉ちゃんが居たとは思わなかったから、つい、聞き直してしまった。

 

「え?知らない?ひとりちゃんはしんのすけやしんのすけの友達にご飯を作ったりして上げてるだけでなく、ひまのオムツ替えとかミルクとか作って面倒もよく見てくれてるから、とても助かってるのよね〜……よくよく考えてたら、ひとりちゃんには足向けて寝れないほど助けられてるわね。」

 

すると、ふたりちゃんのお姉ちゃんことひとりさんは、しんちゃんだけでなく、しんちゃんの友達と赤ちゃんのひまわりちゃんの面倒も見ているという完璧お姉ちゃんだということに私は驚くばかりだった……。

 

「……そう考えると、私ってしんのすけの母なのに何やってるんだろう。」

 

それだけでなく、みさえさんが申し訳なさそうにしていたから、そのひとりさんっていう人の完璧お姉ちゃんっぷりにふたりちゃんが羨ましく思える程だった!!

いや、幽霊のお姉ちゃんどころか……ふたりちゃん負けてない?その人に!?……というか、

 

「いや、ふたりちゃん何で教えてくれなかったの?そんなお姉ちゃんが居たことを?私達、寄せ書きとか送った仲だよね!?」

 

何でふたりちゃんはそんな完璧お姉ちゃんが居ることを教えてくれなかったのかとふたりちゃんに問おうとしたら、

 

「アレ?ふたりちゃんって、寄せ書き貰ったんだ?それ、オラにも見せて見せて〜♡」

 

しんちゃんがふたりちゃんに寄せ書きを見せて欲しいとせがんでいた。……すると、ふたりちゃんは、

 

「え〜っと……あ〜……あっ!アレは大切な物で大切に保管しているから、今は持ってないから、後で見せて上げるねっ!!!!」

 

今は持って来てないと、しんちゃんに言うのでした。

……けど、ふたりちゃんに私達が書いた寄せ書きを大切な物と言ってくれたのは流石に嬉しかったな……ウヘヘ。

 

(……コイツ、何処にやったか忘れたな?)

 

でも、何故かみさえさんはジト目でふたりちゃんを見ていたんだけど、何でだろう?

そんなことを考えていると、玄関のチャイムが鳴ったので、

 

「あ、はーい!」

 

みさえさんがお客さんだと思って、玄関の方に向かって行った。

そして、

 

「こんにちはー…。」

 

声が聞こえた瞬間、

 

「ななこおねえさん!!!!」

「(<●> <●>)」

 

しんちゃんは大喜びで玄関に向かい、ふたりちゃんは目を大きく見開いていたから、私はつい「ウワッ!?コワッ!?」と思ってしまった……。

そのため、私はふたりちゃんにあることを聞いてしまう。

 

「ね、ねえ?ふたりちゃん?……な、ななこおねえさんって誰?」

 

ななこおねえさんとは誰のことかと?……すると、

 

「………ペドかショタ趣味でも有ると思えるぐらいの悪い魔女。悪い虫。」(<●> <●>)

 

悪い魔女で悪い虫と答えてくれた。

……その答えで私は全てを悟った。あっ、ななこおねえさんって人、ふたりちゃんの恋敵だということを。

    

     




   
  
あっ、ちなみに此処のしんちゃんの好感度はふたりちゃんよりも母っちちゃんの方が好感度高いです。
……理由は、いつも妹のひまわり共々お世話になっているからです。

ふたり「お゛ぉ゛ぉ゛ん゛!?」


最後にプティングさん、高評価ありがとうございます!!
……このまま、このままの勢いで公式がコラボしてくれたら、私は歓喜しちゃう!!!!!
   
   
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