嵐を呼ぶぼっち・ざ・ろっく!   作:tatararako

72 / 77
    
   
72話を投稿させて頂きます。
そして、遅れて申し訳ありません!!!!!


ふたりちゃん、ななこおねいさん以外の障害が増える。
   
    


ふたりちゃんはたくましくなったゾ

    

   

「危うく幼稚園まで行くところだったわ。」

 

こうして、私ことはるちゃんはまちちゃんと共にかすかべ防衛隊の隊員にさせられ、隊員同士の"誰が隊長になるか?"という名分の内部抗争に巻き込まれ、そんでかすかべ防衛隊の隊長を決めるのが"かけっこ"からの"カニ歩き"になったけど、最終的に"どのカニが一番美味しいのか?"という疑問を解決すべく、危うくふたりちゃんが通ってる幼稚園に行くところだったという……何というか、話が脱線&寄り道していくということが起きていた。

 

……いや、説明してみたけど、どういうことなの?

 

「じゃあ、かすかべ防衛隊の隊長はみんなに慕われないといけないから、落とし穴とか前に歩くカニとかは無しで"横歩きのカニ歩き"で勝負だ!……公正な勝負で勝った人がかすかべ防衛隊の隊長だよ!」

 

そんなこともあって、かすかべ防衛隊の隊長はちゃんと公正な勝負で決めようと風間くんは言うと、

 

「位置について、」

 

仕切り直しのカニ歩きをすることになった。……何でか私とまちちゃんも参加だけど。

 

「アレ?しんちゃんは?」

 

すると、マサオくんがしんちゃんの姿を見かけないと言うと、

 

「ほっほ~い!」「……ウヘ♡……ウヘヘヘ♡」

 

しんちゃんは何時の間にかドーム型のすべり台の上に居て、其処でダンボールの中に入ってい……うわあ、後ろにふたりちゃんが居て、ダンボールの中に入ってる。何か嬉しそうだし。(ドン引き)

 

「うんしょ。うんしょ。」「……ウヒ♡……ウヒヘヘヘ♡」

 

そして、下りようとしているのか、しんちゃんはダンボールをガタガタと言わせながら移動させ……ふたりちゃん、嬉しいのは分かるけど、少しは動かそうよ。

 

「うっほほ~~い♡お届け物でぇ~~っす。」

 

しんちゃんはダンボールで上手に滑り降り、お届け物ですと言っていた。

……運送屋さんの真似なのかな?

 

(……しんちゃんと遊園地に行ったらこんな感じかな……♡……フヘヘ♡……フヒヘヘヘ……♡)

 

そして、ふたりちゃんは何か……妄想していた。

 

「何遊んでるんだよ!カニ歩きで勝負だって言っただろうっ!!?」

「だって、オラん家でカニが来る時は、歩いてこないゾ。」

 

ドーム型のすべり台からダンボールで滑り降りて来たしんちゃんに、風間くんはカニ歩きで勝負するために並べと注意するけど、しんちゃんは「オラん家でカニが来る時は、歩いてこないゾ。」と返すのだった。

 

「確かに、ボクん家もカニは宅配便で届くよ。」

 

……ああ、確かに。

マサオくんの話を聞いた私は、妙に納得していた。私の家もカニが来る時は宅配の人が運んで来てたなぁ……。

 

「何処ん家でも、そうでしょう?……カニが自分で尋ねて来る訳~……。」

 

すると、マサオくんの話を聞いたネネちゃんはカニが自分で尋ねて来る訳が無いと言いつつも、そのカニが自分で尋ねて来る様子を想像しているようだった。

……でも、想像すると面白いなぁ……カニが航空機に乗って、私達に来るのを想像してしまった。

 

航空機に乗ったカニさんがスチュワーデスさんに「アテンションプリーズ!」とか言われてるのかな?

もしくは、カニさん達は「御宅はどちらまで?」「金沢のはるちゃん家まで。」とか言ってるんだろうか?

 

……フフ、なんか面白そうだと思った。

 

「かすかべ防衛隊のカニたるもの!現場には、やはりダンボールでっ!!」

「……今、決めてるのは、誰がかすかべ防衛隊の隊長か?だよ。」

 

すると、何故かかすかべ防衛隊の隊長ではなく、かすかべ防衛隊のカニがどうたらのことになっているしんちゃんに風間くんはツッコんでいた。……そして、マサオくんも「いや、僕達カニじゃないし。」とツッコんでいた。

 

……うん、それは、マサオくんや風間くんに同意する。

 

「……でも、おもしろそう。」

 

すると、ボーちゃんが何故かおもしろそうと言うと、

 

「みんなの分も有ったゾ。」

 

しんちゃんがかすかべ防衛隊のみんなの分も有ったと言うと、

 

「あと、はるちゃんとまちちゃんの分も、ホイ。」

 

私達の分も持って来てくれていた。

 

……あ、参加するのは決まっているんですね。多分、しんちゃんはふたりちゃんの友達なのと、私達が新入隊員だから気を使ってくれたのが分かるから……その、なんというか…………ふたりちゃん、怖い顔しないで。(´;ω;`)

 

「どうせなら、川の土手で滑ろう。」

「「「「「「さんせーっ!!!!!」」」」」

 

こうして、私達はかすかべ防衛隊の隊長を決めるために、かすかべ防衛隊のみんなと一緒に川の土手でダンボールで滑ることになりました。

 

 

 

 

――――――――――――

――――――――

――――

 

 

 

 

そんなこともあって、私ことはるちゃんは、

 

「良いかい?この土手をダンボールで一番に滑り下りた人が、かすかべ防衛隊の隊長だ!」

 

まちちゃんとふたりちゃん達……もとい、かすかべ防衛隊のみんなと一緒にゴミを集めてる場所に有ったダンボールを橇 (そり) 代わりにして、滑り下りることになったんだけど……うわあ、けっこう急な下り坂だなぁ。ちょっと、コワイかも?そう思っていたら、

 

「チッチッチッ!ダンボールじゃな~~い!これは、アクションホーク3号ッ!!!!」

 

すると、しんちゃんは跨ったダンボール……いや、地面に敷いたダンボールはアクションホーク3号だと言っていた。

 

「陸海空と万能のアクションホーク3号かぁ……。」

 

しんちゃんがダンボールのことをアクションホーク3号だと言うと、風間くんも嬉しそうにアクションホーク3号だということにうっとりとした表情を浮かべるのだった。

 

「ほほう、お子ちゃま番組は見ないと言うトオルちゃんにしては、詳しいですなぁ~…?」

「た、偶々見ただけだよ……。」

 

その、うっとりとした表情とアクションホーク3号であることに感心した風間くんを見たしんちゃんは、風間くんは「お子ちゃま番組は見ない」と言っていたから詳しいのは何で?と風間くんに詰問すると、風間くんは目を逸らしながら「偶々見ただけ。」と返すのだった。

 

……風間くん、変に気取るの辞めようよ。そういうの女子から見たらポイント低いんだよ?(※はるちゃんの風間くんに対する好感度-10)

 

「ヨシ!アクションホーク3号で一番最初に滑り下りた人がかすかべ防衛隊の隊長だっ!!」

「「「「「「おーう!!!!!」」」」」

 

こうして、落とし穴とかなんやかんや遭ったけど、この敷いたダンボールを橇代わりにして、この急な下り坂を一番最初に滑り下りた人がかすかべ防衛隊の隊長になると風間くんは言うと、

 

「位置について!」

 

位置についてという合図をすると、みんな尻を上げたりして、思い思いに滑り下りる準備をしていた。

 

「よーい、ドン!!」

 

そうして、風間くんの大きな「ドン!!」という開始の声と共に、かすかべ防衛隊のみんなだけでなく、私とまちちゃんも遅れまいと滑り降りて行った。……アレ、何で私も降りてるんだろう?

……ま、まあ、滑り降りたけど、ダンボール橇のレースの状況を見ると、一着は風間くんかネネちゃんでしんちゃんは最後で決まりそうだった。

 

「ん~…マズイですな~……。」

 

そのため、しんちゃんが偶々……ホントに偶々なんだけど、だからふたりちゃん睨まないで。……近くにしんちゃんが居たことで分かったんだけど、しんちゃんは自分がビリになりそうなのがマズイと思っているようだった。

 

「おおっ!キレイなおねぇさぁ~~ん……!」

 

んだけど、しんちゃんは何か……こう、キレイなおねえさんの写真が貼られているダンボールの板の方に近付いて行った。……ええ、明らかに罠じゃん?

 

「おおっ!」

 

すると、しんちゃんのダンボールはトリモチに引っ付いたんだけど、

 

「おぉおぉぉぉぉ~~~~!!にゃんぱらりぃ~~~!!」

 

その無理に引っ付いた反動でしんちゃんは驚いてダンボールから手を離すと、宙に浮いて……三回転して飛んだぁっ!!?

 

「しんちゃん一位!!」

「しんちゃんがかすかべ防衛隊の隊長だね!!」

 

……こうして、宙に浮いたしんちゃんは、私達を飛び越えて、ボーちゃんとマサオくんの言う通り一位になって、かすかべ防衛隊の隊長に決まりそうであった。

 

「いや~…それほどでも~…でも、これからは、略してカステラって呼んでね♡」

「略さなくて良いよ……しかも、テラの部分無いし。」

 

そして、しんちゃんはかすかべ防衛隊の隊長のことを略してカステラと呼んでね♡とハートマーク付きで言ってたけど、それを聞いた風間くんは、カステラのテラの部分が無いということをツッコんでいた。

 

……どうしたら、そんなふうに言い間違いが出来るんだろう?

 

「って、ちょっと待った。今の勝負は無しだよ。しんのすけはアクションホーク3号に乗ってなかったじゃないか!」

 

けど、しんちゃんが勝ったこの試合は無効だと言っていた。……理由は、アクションホーク3号に乗ってなかったんだけど、まぁ、確かにそれはダメかもしれない?

 

「それに、何かトリモチが有ったからダメ!」

「オラじゃないゾ。」

「誰だろうと、トリモチやダンボールの板が出て来る罠は危ないから禁止!……それに、それで勝負が決まったら、今後何かを決める勝負の時に常態化するから、今の内に禁止しとかないと!」

「それもそうですな~…。」

 

それに、アクションホーク3号に乗ってなかっただけでなく、トリモチやらキレイなおねえさんの写真が貼られているダンボールの板が出て来るという罠が有ったから無効だと話すと、しんちゃんも納得したのか「それもそうですな~…。」と返すのだった。

 

……まあ、トリモチやらキレイなおねえさんの写真が貼られているダンボールの板が出て来るという罠を仕掛けるのは、

 

(トリモチで捕まったしんちゃんと一緒に捕まったのを装って、一緒に居ようとしたのに……。)(´;ω;`)

 

ああ、うん、……予想通り、項垂れてるふたりちゃんだった。

 

(かすかべ防衛隊の隊長なんて、脅迫材料さえあれば、何時でも手に入るのに……。)(´;ω;`)

 

そんで、何か……何か、こう邪悪なこと考えてるし、

 

でもまあ、アクションホーク3号に乗ってなかったのもそうだけど、トリモチやらキレイなおねえさんの写真が貼られているダンボールの板が出て来るという罠が有ったから、仕切り直しかな?と思っていたら、

 

「ダメ!……できない。」

「え?」

 

すると、ボーちゃんができないと言ってたから、風間くんは何か有ったのかと思い、ボーちゃんの方を見ると、

 

「……破れた。」

 

ボーちゃんは、自分のダンボールが破れて、使い物にならないことを正直に言うのだった。

……ああ、これだと、滑れないなぁ。

 

「じゃ、オラのに乗せてあげる。」

 

すると、しんちゃんが自分のに乗せてあげると言っていた。

 

「二人乗り?良いなぁ、ボクも乗せて!」

「ネネも!!」

 

それを聞いたマサオくんもネネちゃんも一緒に乗りたいと言っていた。

こうして、ボーちゃんとマサオくんとネネちゃんはしんちゃんが乗っていたダンボールの橇に乗ることになったんだけど……。

 

「えぇ……?(困惑)」

 

風間くんは困惑しているよ……いや、私も同じ意見だなぁ。かすかべ防衛隊の隊長を決める対決なのに、一緒に乗っても意味が無いんじゃあ?

私も風間くんもそうは思っていたんだけど、

 

「トオルちゃん達もこっちに乗れば~?」

 

何故か、しんちゃん、ボーちゃん、ネネちゃん、マサオくんの順で拡張したダンボールの橇に乗ってい……たんだけど、いや、何で乗るの当然のようにしてるの?おかしくない?かすかべ防衛隊の隊長のこと、忘れてない?

 

「みんなで同じ物に乗ったら意味ないじゃないか?……そうは思わない?ふたりちゃん?」

 

そのため、かすかべ防衛隊の隊長を決める競争をしたい風間くんは、しんちゃん達の同意を得るためにふたりちゃんにそう聞いたんだけど……、

 

「ボーちゃん、ボーちゃん。私と場所変わってくれない?」

 

その、当のふたりちゃんはボーちゃんに㊙と書かれている封筒ではなく、

 

「……うん、良いよ。(コレは!……良い石!!)」

「ウヘヘ……ヘヘ……ありがとうございやす。」

 

変わった形の石を渡していた……。

 

あ、コレ、賄賂だ。……弱みを握れなかったから、買収してる。

現にふたりちゃん、手をごますりしながら「ありがとうございやす」とか言って、下手に出てるし……。

 

(……ボーちゃんの弱みを握れなかったから、買収してるな。……そこまでして、しんのすけの隣に行きたいかぁ?)

 

現に、そんなふたりちゃんの姿を見て、苦い表情をする風間くんと、

 

(風間くんやボクと違って、買収してる……。)

(ネネの弱みは握ってないわよね?)

 

自分と違う対応をするふたりちゃんに涙するマサオくんと、ネネちゃんは何とも言えない表情をしながら、ふたりちゃんを見つめていた。

 

「あっ!まちちゃんとはるちゃんはボーちゃんの後ろで良いよね?(裏切りオニギリに後ろ取られたくないしね!)」

 

こうして、私とまちちゃんはふたりちゃんの進言により、ネネちゃんの後ろとなり、しんちゃん、ふたりちゃん、ボーちゃん、まちちゃん、私、ネネちゃん、マサオくんの順に乗ることになった……。

 

「……って、そうじゃなくて、今は遊んでるんじゃないんだから、もうちょっと真剣に「出発おしんこー!!」って、ああ!ちょっと待って!!」

 

けど、風間くんはかすかべ防衛隊の隊長を決めることに拘っていることもあって、乗ることを拒んでいたけど、しんちゃんが「出発おしんこー!!」と言って勝手に発進させると、それを見た風間くんは大慌てでマサオくんの後ろに在る空いてる部分に飛び乗っていくのだった。

 

こうして、かすかべ防衛隊だけでなく、私とまちちゃんの重さを加えた7人分の重さも相俟って、橇のスピードは段違いに速かった。

……そう思った私は、こうしてみんなで遊ぶのも悪くないと思えた。

 

「いっけー!アクションホーク3号!!」

 

だって、しんちゃんがアクションホーク3号って言った瞬間、7人分の重さも有ってか、かなりのスピードで橇が滑り下りていったこともあって、私はかすかべ防衛隊のみんなとジェット飛行機で大空を自由に飛んでいたり、海面を自由に滑って行く気持ちになれた。

 

だから、凄く満足した。

 

「もう一回やろ!」

「うん!やろうやろう。」

 

だから、滑り下りた後は、しんちゃんもマサオくんももう一回やろうって言ってたから、つい私もみんなと一緒にアクションホーク3号を持って、もう一度滑るために下り坂を夢中で駆け上がった。

 

「次、僕が先頭させて?」

 

風間くんも次は先頭で滑りたいって言ってるから、私もつい、

 

「じゃ、じゃあ!私も先頭で滑りたい!!」

「私も~♡」

 

先頭で滑りたいって言ってしまった。……それだけでなく、元気が無かったまちちゃんも笑顔で先頭で滑りたいって言ってたから……なんていうか、こう、こういうの良いなって思えた。

 

こうして、私達は2回……いや、3回、4回、5回と滑った時、

 

『うわ?……うわああ~!!?』

 

アクションホーク3号は草むらに隠れていた小石に躓いて、軌道が逸れたことで私とまちちゃんだけでなく、しんちゃん達かすかべ防衛隊のみんなもアクションホーク3号から飛び出してしまうくらい、下り坂からおむすびの様に転げ落ちてしまった……。

 

そのため、かすかべ防衛隊のみんなだけでなく、私とはるちゃんも、童話のおむすびの様に転げ落ちたことで服も顔も泥んこになっちゃったから、その姿を見てみんな、

 

『……アハハハハハハ!』

 

笑ってしまう。

 

それだけじゃなくって、春日部で良い思い出が出来たことに私だけでなく、まちちゃんも感動していた。(※はるちゃんとまちちゃんのかすかべ防衛隊に対する好感度+100)

 

 

 

 

――――――――――――

――――――――

――――

 

 

 

 

「楽しかったねー♡」

「ホントホント!」

「ダンボール、ボロボロになっちゃったけどね~♡」

 

こうして、使い果たしたことでボロボロになったアクションホーク3号ことダンボール箱は、ゴミを集めてる場所に戻すと、夕方となったことも有って、私ことはるちゃんとまちちゃんだけでなく、しんちゃん達かすかべ防衛隊のみんなも、

 

「さっ、帰ろ帰ろ!」

 

家に帰ることにした。……今日は楽しかったな~♡

 

「明日も遊ぼう!」

 

ボーちゃんも満足したのか、「明日も遊ぼう!」と言ってくれたけ……あ、今日で旅行に来た春日部に居られる最後の日だ……ど、どうしよう。みんなと別れるのが寂しくなってきた。…………いや、というか、何か忘れているような?あっ!そうだ!これだけは聞かないと!!

 

「そ、そうだ!しんちゃん……だけじゃなくて、風間くん達はふたりちゃんとネネちゃんの私の三人、付き合うなら誰かな?」

 

これを聞けば、しんちゃんがふたりちゃんのことをどう思ってるか聞けるハズ!……それに、しんちゃんだけでなく風間くん達にも聞いてるし、ネネちゃんと私のことも聞いてるから、ふたりちゃん的に何も問題無いハズッ!!

 

それを聞いたしんちゃん以外の風間くん達は「え゛っ゛!゛?゛」と聞いたことないような呻きに近い声で叫んでいた。

……えぇ?何でそんな声を出すの?

 

「……オイッ。」

「ちょっと、それどういうことよ?」(# ゚Д゚)

 

それを聞いたふたりちゃんとネネちゃんが抗議の声を上げていた。

……そりゃそうだよね。

 

「い、いやぁ~……そ、それは、(ふたりちゃんはしんのすけだし、ネネちゃんはリアルおままだし……。)」

「え、え~っと……。(そんなのネネちゃんと言ったらリアルおままごとだから言えないよぉ!?)」

 

そのためか、風間くんとマサオくんはバツが悪そうな顔をしていた。

……そりゃそうだよね。ネネちゃんとふたりちゃんだけでなく、私の悪口を言ってるようなものだし。

 

「あっ!そ、そうだ!しんのすけはどう思う!!?」

 

とか思っていたら、風間くんがナイスアシストをしていた!

ヨシ!これで、しんちゃんがふたりちゃんのことどう思っているか聞ける!!

 

「えぇ~?オラ、子供には興味ありません。」

 

とか思っていたら、しんちゃんは「子供には興味ありません。」と答えていた。

……し、しまったぁ!そういう答えが返ってくるんだった。……これは、失敗だったかな?そう思っていたら、

 

「でもぉ~。オラ、何と言うか……妹のひまわり共々お世話になってるぼっちちゃんに悪い気がするんだよねぇ~…。」

 

しんちゃんは急にぼっちちゃん……もとい、ふたりちゃんのお姉ちゃんに悪い気がすると言ってきていた。……ん?それってどういうこと?

 

「……ああ、()っちちゃんには僕もいつもお世話になってるから……何というか、その、ぼっちちゃんの妹さんに色目使うのは……っていう、しんのすけの意見は分かるかも。」

「そういえば、()っちちゃん……もとい、いつもふたりちゃんのお姉さんには傷とか治してもらったし……よく遊んでくれたよね。」

「……ハナ……拭いてもらった……思い出も……沢山有る。」

 

すると、風間くんを皮切りに、ふたりちゃんを"異性"として見れない理由を淡々と語っていた……。

 

曰く、いつもお世話になってるぼっちちゃんの妹さんに手を出したくないと。

曰く、傷とか治したり遊んでくれるぼっちちゃんを思い出すと。

曰く、ぼっちちゃんとの思い出を穢したくないと。

 

「……確かに、なんかそう言われると、()っちちゃんの妹でもあるふたりちゃんに風間くん達が手を出すとか、それはそれで何かハラ立つわね……。」

 

そして、ネネちゃんもぼっちちゃんの妹のふたりちゃんに手を出すのは、何かチガウと言っていた……。

それを聞いたふたりちゃんは、

 

(……な゛ん゛じ゛ゃ゛そ゛り゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛ア゛ア゛ア゛ッ゛!゛!゛?゛)

 

口を開けてポカンとしていた。

 

……こうして、ふたりちゃんの恋の最大の障害は、最大の味方でもある自身のお姉ちゃん、

ぼっちちゃんだった。

 

 

 

 

――――――――――――

――――――――

――――

 

 

 

 

こうして、このあと、私ことはるちゃんとまちちゃんは、かすかべ防衛隊のバッジを貰い、金沢区へと帰りました。

私はかすかべ防衛隊のバッジを見つめながら、今もふたりちゃんは元気かなぁ?と思いを馳せるけど、

 

 

ふたりちゃんがかすかべ防衛隊の一員になっていること。

ふたりちゃんが何か国家保安局(※セクリターテ)局長になってたこと。

ふたりちゃんが電柱によじ登ったりしてストー……騎士ごっこしてたこと。

ふたりちゃんがジミヘンとか使ってでもしんちゃんに近付こうとしたこと。

ふたりちゃんが落とし穴とかトリモチ使ってでも恋を成就しようとしたこと。

 

……それらを思い出した私は、ふたりちゃんはたくましく生きていけるなと確信するのだった。

私とまちちゃんが居なくても元気に過ごせているのは、ちょっと寂しいけど。

 

 

 

 

そう思っていたら……え?何かヘリが近付いて来てる!!?

そう理解した私は身構えるけど、

 

「はる様!ふたり様としん様がお待ちです!!」

「迎えに来ましたわ!さあ、かすかべ防衛隊の出動ですわっ!!」

 

そのヘリの中から、黒磯と酢乙女あいちゃんが出て来たことで、私はかすかべ防衛隊が居る春日部に向かうことを理解できた。

……というか、ちゃっかりまちちゃんまでヘリの中に居るし。そして、私とまちちゃんが"かすかべ防衛隊の一員"として扱ってくれることに、私は少し笑みを浮かべてしまうのであった。

 

私も目の前に居るあいちゃんと"かすかべ防衛隊のみんな"と一緒にたくましく生きていこうと。

    

   




   
   
こうして、まちちゃんとはるちゃんも"かすかべ防衛隊の一員"になれましたとさ。


しんのすけがふたりちゃんよりも母っちちゃんの方が好感度高い理由は、妹のひまわり共々お世話になってるからです。

あと、 ※現在のはるちゃんに対する風間くんへの好感度 -30
はるちゃんとまちちゃんのかすかべ防衛隊に対する好感度+100



次回は……未定!!!!!
   
   
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。