74話を投稿させて頂きます。
一日遅れて申し訳ない。(滝汗)
8000文字以上有るから、ゆっくりして読んで♡
しんのすけ達が、ぼっちちゃんを変な目で見ない理由は今話のきくり姐さんの会話であるけど、こういうことじゃねえかな?と思う時が有る。
こうして、スーザン小雪ことスーちゃんに"濡れた犬の匂い"を嗅がせたくなかったん私は、お風呂を借りるべく、しんちゃん家に行って、
入浴剤入りの風呂。(※勝手に使用。)
むさえちゃんが干してくれた自分の服。
しんちゃん達が用意してくれた服。(※みさえの服)
ふかふかのタオル。
充実のスキンケア用品。(※みさえのお高い奴)
……そして何より、風呂上がりの一杯っ!!(※現在ひろしのビールを三杯目)
それをぐびーーーーー……っと、
「カ―――ッ!!!シンプルに幸せっ!!!!!!」
呑む!!
……そんな野原家のもてなしに感謝・感動・感激していた!!!!
「いや!っていうか、コレ姉ちゃんの!!!」
「えぇぇえぇぇええ……?良いじゃん、減る物じゃないしぃ……。」
「アンタが言うなっ!!」
すると、私がしんちゃんのお母さんであるみさえさんのスキンケア用品を使ったことに対してむさえちゃんは咎めているようだった……。
ええぇ~?だいじょーぶだって、そんな怒んないよ!!
「じゃあさ!お礼も兼ねてしんちゃんと遊んであげるからさ!!しんちゃ~~ん!ポンポコチン体操やろう!やろう!!」
「おおっ!良いですなぁ~~。」
それに、ホラ、家の外なら流石に恥ずかしいけど、家の中ならポンポコチン体操出来るし!!
「……いや、家でやるなよ。」
なんだけど、むさえちゃんはノリが悪かった。……えぇ~?そうは言うけど、
「良いじゃん!ひまわりちゃんもラクガキしてるし?」
「って、え?しまったあ!?ダメダメひまちゃん!!そんなところに描いちゃ……あーあ。」
ひまわりちゃんもラクガキしてるし……と言うと、むさえちゃんはガックシしているみたいだった。アレ?ダメだった?
「あーあ……ここは『ビシッ!』と叱ってやってください。」
すると、ダメだったのか、しんちゃんも『ビシッ!』とひまわりちゃんを叱ってとむさえちゃんに言っているようだった。
「……う~~ん、コレはお花ね。赤ん坊にしては、良く描けてるわ。」
「でしょでしょ!!」
けど、むさえちゃんは私と同じでひまわりちゃんが描いたお花の絵に感動しているようだった。
だよね!何かロックぽいしっ!!!!
「いや、褒めてどうすんの?」
すると、しんちゃんは何故か冷静に「いや、褒めてどうすんの?」と言うのだった……。
キミ、こういう時は冷静だよね?
「ホラ、『ビシッと!』言ってやってくだせえ!姐さん!!」
しんちゃんは、むさえちゃんは頼りにならないと判断したのか、私にひまわりちゃんを叱ってやってと言うのだった。
「だ「ダメだよ!ひまちゃん!!」
そのため、私がひまちゃんに何か言おうとしたら、むさえちゃんがひまわりちゃんを叱るようだったので、待ってみると、
「こういう所にお花を描いたら、……ちょうちょも一緒に描かないとね!」
むさえちゃんは虫のちょうちょも描かないと。と言うのだった……。
くっそおおおおおおおおおおお!!私もアーティストの端くれとして、それぐらいも思いつかないなんてえええええええええっ!!ちょっと、悔しいぞおおおおおおお!!!
「むさえちゃんズルイ!だったら、オラだってオラだってぇ~ん!!」
そんなことも有って、花を描いたひまわりちゃんとちょうちょを描いたむさえちゃんに続いて、しんちゃんも茶色のクレヨンを使って う〇ち を描くのだった。……うわぁ~~~それはズルイ、私も混ぜろぉっ!!
「じゃ、私は"おにころくん"で!!」
そう思った私は、おにころくんを描くのだった。
「じゃあ、"おにころくん"の住むお山を描いちゃえ。」
すると、むさえちゃんは"おにころくん"の住むお山を描いてくれていた……。
「うぅうぅぅぅぅ……おにころくんもこんなに優しくされたのいつぶりだろう~…?しんちゃんの家族との温かい出会いにかんぱ~~~い!!」
「……いや、ひまわりちゃん居るから呑むなよ。」
それに感動した私は、それを祝して呑もうとすると、ひまわりちゃんが居るからとむさえちゃんに呑むのを制止された……。
「おおぉ~~だったら、オラは!隣にぶりぶりざえもんを描いちゃえっ!!」
けど、しんちゃんはおにころくんの隣にぶりぶりざえもんを描いてくれ……ぶりぶりざえもんって何だ?
「……んぁ?ぶりぶりざえもんって何?」
そう思った私は、しんちゃんにぶりぶりざえもんとは何なのかと聞くと、
「オラが考えた。救いのヒーローぶりぶりざえもんだゾ。え~っとね~……むかしむかし、おじいさんとおばあさんがあちこちに居ましたが、ぶりぶりざえもんというブタは一匹しか居ませんでした。」
「え?何!?急に始まったっ!!?」
ぶりぶりざえもんは、しんちゃん自身が考えた救いのヒーローのことらしい。
それを聞いた私は、しんちゃんから、ぶりぶりざえもんのことを聞くことになった――――
「うぅ……なんて……なんて、感動しゅる話にゃんだ…………。」
「いや~それほどでも~。」
――――んだけど、うぅ……なんて……なんて良い話なんだ。
私がそう言うと、しんちゃんは嬉しそうだった!
「OLやレースクイーン見捨てるだけじゃなくて、物をねだるブタなんだけど……?」
けど、むさえちゃんは何かツッコんでいたけど、気にしない!!
「おにころくんがこんな立派な救いのヒーローと友達になれるなんて……しんちゃんの家族、もといぶりぶりざえもんとの温かい出会いにかんぱ~~~い!!」
「……いや、呑むなよ?」
うぅ……おにころくんに住める場所だけじゃなくて、ぶりぶりざえもんという良い友達も出来るなんて、今日は何て良い日なんだっ!!
「よっしゃあああああああああああ!!じゃあ、ぶりぶりざえもんにお酒を呑ませよう!!」
そのため、私はぶりぶりざえもんの近くに酒を描いたんだけど、
「おおっ!肉が柔らかくなりそうですなっ!!」
「……いや、そういう意味じゃないし、自分で考えた救いのヒーローの扱い酷くない?」
ぶりぶりざえもんの生みの親であるしんちゃんは、ぶりぶりざえもんにお酒を呑ませると豚肉が柔らかくなると言うのだった……。
………いや、しんちゃん。君は救いのヒーローを何だと思っているの?
こうして、ひまわりちゃんは更にお花とちょうちょを描き、むさえちゃんも太陽とUFOとか描いて、しんちゃんも怪獣シリマルダシとかを描くのだった。
「おぉ~…壮観だぁあぁぁぁ……。」
そうして、数分が過ぎた後、私こと廣井きくりはひまわりちゃんとしんちゃん、そして、むさえちゃんの合作である
太陽と月と海の景色に、
お花が咲き誇り、
ちょうちょが舞っていて、
UFOや怪獣シリマルダシが居るのに船や飛行機が遊覧と居るという不合理性も有るんだけど、
そんなこと気にならないぐらい感動したのが、
おにころくんが住む山に、救いのヒーローであるぶりぶりざえもんと友達になり、一緒に酒を呑むという大変刺激的でロックな絵になったことに感動して見ていた。
「……ゲッ!やべ、……カメラマンもアーティストの部分が有るからか、つい、調子に乗り過ぎた………。」
……んだけど、むさえちゃんは冷や汗をかいていた……え?なんで?
「こりゃ、完全に姉ちゃんに叱られるなぁ……。」
「お気の毒に……。」「むさえちゃんも大変ですなぁ~…。」
「アンタ達もよっ!!」
すると、むさえちゃんは冷や汗をかいた理由を教えてくれた。
姉ちゃん……多分、みさえさんかな?……それに、怒られるからと言うと、しんちゃんとひまわりちゃんも青い顔をしていた。えぇ?だいじょぶじゃない?
「でもさー、いっぱい書いたら気持ちいいから、良いじゃん!」
「そうそう、オラも楽しかったゾ!」
「たいたい!!」
だって、こんなにいっぱい書いたら、めちゃくちゃ楽しかったしっ!!
……何か、駄菓子屋でみんなとお菓子食べる楽しみが有ったよ!!?
「うん。スッキリした。……けど、姉ちゃんにコレ見つかったら、一カ月はおやつ抜きね。」
「うっ!!?」「!!?」
それを聞いたしんちゃんとひまわりちゃんも青い顔をしていて、
「間違い無いわ。通常の3倍のグリグリ攻撃だけじゃなくて、しんちゃんとひまちゃんも一ヶ月間おやつ抜きっ!!!」
「おおおおおおおおっ!!?どうしよ?どうしよ!!?」「たたたたい!?たい!!?」
むさえちゃんの通常の3倍のグリグリ攻撃と一ヶ月間おやつ抜きに騒いでいたので、私は、
「よっしゃあああああああああああ!!こうなったら、ありったけのお菓子をたべるぞおおおおおおお!!」
「「「賛成ーーー!!!」」」
ありったけのお菓子を食べると言って、その場を乗り切ることを提案すると、みんな賛成してくれた!!
こうして、私こと廣井きくりは、ひまわりちゃんとしんちゃんにむさえちゃんのピンチをオタスケすべく、今の内におやつを沢山食べることにしたのだった!!
……そうすれば、おやつ抜きになってもだいじょぶだしね!!!
プスライトにオレンジジュース、そして私はビール(※ひろしのビール四杯目)!!を呑むべく開けると、しんちゃん達も思い思いにチョコビといったお菓子を食べるのだった!!
「ありったけのお菓子を全部食べちゃえ~。」
「食べちゃえ食べちゃえ~。」
「カ―――ッ!!!つまみもビールも最っ高!!!!!」
いやあぁ~~~なんか、パーティーみたいで楽しいな!コレッ!!!!
そんなふうに楽しんでいると、
「残りも全部持っといでぇ~~。」
「ブッラジャー!!」
しんちゃんが追加のお菓子を持って来てくれてるようだった!!
いやあぁ~~~~~野原家のもてなしに感謝・感動・感激!!!!!(※勝手にお菓子やらみさえのお高い奴を使った人の発言です。)
……でも、むさえちゃんはやっぱ"こっち側"だよ。(・∀・)ニヤニヤ
「あっ、ひまちゃんはお腹壊すから、プリン一個ね。あと、廣井はビール飲み過ぎだからそれ以上禁止。」
とか考えてたら、むさえちゃんは志麻みたいに厳しかった……。(´;ω;`)
「むさえちゃ~~ん。きくりお姐さ~~~ん。良い物見つけたゾ!!」
すると、しんちゃんは何か見つけたのか、私達に見せてくれた。
「へえぇ~~。去年の夏休みにやった"花火"の残りかぁ~~。」
それは、むさえちゃんが言うには、去年の夏休みにやった"花火"の残りのようだった……。
「おっ!ねずみ花火が有るじゃ~~ん!やろうよ!!」
「「やるやる!!」」
「とはいえ、音がデカいのは外でやると通報されちゃうかな~~?」
私がねずみ花火が有ると言うと、むさえちゃんとしんちゃんは「「やるやる!!」」と大ノリだった。
こうして、外で音が大きいことをやると、通報されるかもしれないので、玄関でねずみ花火をやることになったんだけど、
「……アレ?湿気ってるのかな……?」
日数が経ち過ぎて、湿気っているせいか、むさえちゃんがねずみ花火に着火ライターを近づけて点火しても、火花が出なかった……。
「「「うわっ!!!」」」「たたいっ!!」
と思っていたら、急に火花が散ったので、私としんちゃん、それにひまわりちゃんも驚いて、むさえちゃんは慌ててねずみ花火から手を離すと、ねずみ花火は勢い良くクルクル回っていた。
「「「「おお~~!!!!」」」」
それを見た私達は勢い良く回るねずみ花火の姿に感銘を受け、
「「「わあっ!!!!?」」」「たいっ!!?」
ねずみ花火がパン!と弾けたことに驚き、
「「「あはぁ~~~♡」」」「ヘヘヘ……♡」
そして、弾けて、ねずみ花火の反応が消えたことにホッとしたのか、皆一様に口元だけをニヤリと笑うという反応をしていた。
……あ、今やったねずみ花火とかは"よいこはマネしちゃいけない"よ?
「よっしゃあ!どんどん行ってみよう!!」
「「行ってみよお~!!」」「たったいやー!!」
こうして、私達は花火に対して自信を持てたので、お庭で花火をやることにした!!
「……先ずは、三つ纏めてやるわよ~~!!」
こうして、三つの噴出花火に火を点けるんだけど、湿気ってたせいか、凄い量の煙が出て、咽ることになる。
「やっぱ、湿気ってるかな?」
けど、そんなこと気にすることなく、
「いやあぁ~、昼間の花火はなかなかですなぁ~。」
「そうですなぁ~~。」
「だよねぇ!……よっしゃあ!ロケット花火も点火ぁっ!!」
バンバン花火を点火したことで、
「……ちょっとマズイかも?」
前が見えないぐらいの煙に包まれて行ったことに、むさえちゃんしか気付いてなかった……。そんなとき!!!
「火事よおおおおおおおおお!!!」
後で知ったことだけど、隣のおばさん(北本さんと言うらしい。)が煙で花火が見えなかったこともあって、火事と勘違いして私達に向けて消火器を噴射していた。
「……お?……お?」
「……んあ?……あ?」
「たや?」
「……え?……へくちっ!」
こうして、私達の花火大会は終了し、隣のおばさんが消防局に通報したことで、消防車が来てしまったことで、
「「す……すすすすすすいません!!」」
私とむさえちゃんは、駆け付けてくれた消防士さん達に頭を下げることになった……。ま、まあ、土下座とかは志麻とかで慣れてるからねっ!!!!
「……あの、このことはかーちゃんにはナイショで。」
「う~~ん、そういうワケには……いかないみたいだね。」
とか考えてたら、
「ゲッ!……ね、姉ちゃん。」
みさえさんが帰って来ていた。
「……むさえ!……しんのすけ!……そんで、そこの酒呑み!!」
「「「ハ、ハイィッ!!?」」」
「……アンタら、なんばしよっとねえー!!」
「「「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!゛!゛!゛!゛」」」
私達は、グリグリ攻撃という洗礼を受けるのだった……。
こうして、壁に落書きをしているのがバレた私こと廣井きくりは、共犯のむさえちゃんとしんちゃんと一緒に落書きを落としたことで、
「いやあぁ~、ありがとうございます!!みさえさんっ!!!」
「……ハァ、まあ良いわ。事情はむさえから聞いたし……。」
「ゴメンね~姉ちゃん。流石にほっとけなくてさぁ~~…。」
夕飯にありつけたぁっ!!……最近は、伊地知家も妹ちゃんのセキュリティが厳しくてありつけないんだよなぁ……けど、今夜は、
「今日はすき焼きですか~~~。へ~~~~。」
むさえちゃんと野原家の皆さんと一緒に、
今夜はすき焼きだああぁぁぁぁあああっ!!
酒と一緒に呑むと美味いんだよなぁ……ジュル。おっと、思い出したら、よだれが……。
「という訳でビール貰いますね~~!」
「オレのビールを取るなよ!!!!」
そのため、私は野原家の冷蔵庫を開けると、ビールを拝借するのだった。
そうして、ビールをフタを開けると、
「……ぷはぁ~~~~~~。この一杯のために生きてるんだよなぁっ!!!!!」(※ひろしのビール五杯目)
「オレの台詞だよっ!!そんで、オレのビールだよぉっ!!!!」
この一杯のために生きてるんだよなぁ~~~…。
あっ、そう言えば、言うの忘れてたっ!!!
「……ひろしさん。」
「な、何だよ?」
「ビール、奢って貰ってあざっす!!!!!」
「奢ってねえよっ!!」
奢って貰ったら、ちゃんとお礼を言わないとねっ!!
「うわぁ……。(ドン引き)」
「たい……。(ドン引き)」
しんちゃんとひまわりちゃんにドン引きされてるような気がするけど、気にしないっ!!!
……あっ!よい子のみんな、他人からビールを奢って貰ったら、ちゃんとお礼は言わないとダメだよっ!!!
「うう……ビールが冷蔵庫に無えじゃねえかよぉ……。」
「ま、まあまあ、後でビール買ってきてあげるから……。」
「みさえぇぇ……。(泣)」
そして、ひろしさんとみさえさんの仲は良さそうだった!!……良いご家庭だぁ!!(歓喜)
「……あ、あと、泊まらせて貰って良いっすかね?」
「あぁ、もう良いわよ。今日ぐらい泊まって来なさい。(……今度から、絶対家に上げないようにしよう。)」
よっしゃあ!!今日はふかふかのベッドで寝れるぞぉっ!!!!
こうして、むさえちゃんは帰って行ったけど、私こと廣井きくりは何とか、夕飯だけでなくふかふかのベッドも貰えた!!!……そんで、消火器を受けたということで、もう一回お風呂に入って良いということになった!!
ありがてえっ!!
……けど、
「あ―――あ……ほんと……見ず知らずの土地で何やってんだか。」
志麻やイライザのお陰で、SICK HACKの活動はうまくいってる。
万人受けはしてないけど、それなりに評価されてる。
ライブの集客も安定してきてる。
「……私、何やってんだろ?……わびしい。」
けど、新しい才能はどんどん生まれてる。
飽きられたら終わる。
こんなことばっかしてて、続けられるのかな?
……5歳児を頼って風呂とかご飯とか集ってるだけに飽き足らず、火事騒ぎやらラクガキ事件やらを起こす私なんかが……。
そんなことを月と星が浮かぶ夜空を見ながら考えていると、
「あっ、居た居た。……お風呂沸いたって、もしかしてヘコんでるの?花火とかでかーちゃんにもっこり絞られたくらいで?」
「いや、もっこりじゃなくて、こってりね?」
しんちゃんがお風呂が沸いたと知らせに来てくれていた。
「……しんちゃんは志麻より怖そうなかーちゃんに怒られても、平気そうだね。」
「もう慣れました。」
「……そっか、私も志麻とかに怒られて慣れてると思ってたけど、しんちゃんはすごいね〜……。」
「いやぁ~~、それほどでも。」
……だよねぇ。……何か悲しいなぁ……5歳児に負けてそうな気がして……。
「……しんのすけ。」
「お?」
「しんのすけは私みたいな"ダメな大人"になっちゃいけないよ……。」
そんな自分のことを卑下するようなことばっか思っちゃったからか、ついしんのすけに私みたいな何の将来も計画性も無く、酒に頼ってばかりの"ダメな大人"にならないようにね。と言ってしまう。……すると、
「うん!気を付けるよ!!」
「ヴッ!!」
しんのすけは、正直にそうならないと答えた。……いや、間違ってないんだけどさぁ……。きくり姐さんでも、少しは傷付くぞおぉ?
「……そこはさぁ、普通に『きくり姐さんはダメじゃないよ。』とかさぁ……言ってくれると助かるんだけどなぁ~?」
そのため、しんのすけにそう注意すると、
「きくりお姉さんは"ダメな大人"だけど、オラもひまも……ぼっちちゃんも割と好きだゾ。」
しんのすけ……しんちゃんにそう返されてしまった。
……ああ、そうか、だから、しんちゃん達はぼっちちゃんとも仲が良いんだと分かった気がする。そう思うと、
「……ヘヘ。」
少し照れてしまった。
「そうだよねぇ。……ちょっと、元気出たや。」
「そりゃ何より。」
何だろうなぁ……ジャガイモ小僧と話してると、自分の悩みなんて、ちっぽけな物に感じちゃうや。
「しんのすけー!廣井さーん!何やってんの?明かりも付けないで?……ホラ、お風呂沸いてるわよ?」
「あ……はい。」
そうして、みさえさんが来たことで、しんちゃんとのお話はお開きとなった。
……あ!そう言えば、
「あ!みさえさーーーん!!スキンケア用品も拝借しまして申し訳ないですーーーーー!!」
「……は?スキンケア?」
みさえさんのスキンケア用品を使ったことのお礼も言わないとね!!
よい子のみんなはちゃんと言うんだよっ!!
「……もしかして、下の棚に入ってた奴?」
「あ?ハイ!そうでーーすっ!!」
いやぁ~~~~なんか分かんないけど、アレ使うとすごく気持ち良かったなぁ~~なんて、思い出していると、
「アンタねえ?アレは私が楽しみに取っておいた"お高い奴"なのよ?」
「……へ?」
みさえさんが憤怒の表情でこちらを見据えていた。……や、やべえええええええええええええええ!!志麻よりコエエエッ!!?というか、しんちゃん既に逃げてるっ!!?
「あ、あああああの、び、ビールみたいにあとで買ってき「問答無用ッ!!!!!」
こうして、私は、
「ギ゛ャ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!゛!゛!゛!゛」
みさえさんのお仕置きをさっきの火事騒ぎよりも激しく受けました……。
そんで、
「……すごい声で叫んでるけど……上がる?」
「……あ、いえ、大丈夫です。本日は廣井を宜しくお願いします。……あ、あと、詰まらない物ですが。」
「あ……どうも。」
志麻が迎えに来てくれたけど、今まで感じたことのない恐怖をみさえさんに感じた志麻は、ひろしさんに“人気の和菓子屋の菓子折り”を渡すだけにして、さっさと帰ったことを知った……。
いや、見捨てるなよぉっ!!?!?!!
こうして、みさえさんにこってり絞られた私こと廣井きくりの"お風呂サイクル"に、
「お風呂貸して♡「帰れ。」
野原家も入ることになりました。……みさえさんの「帰れ。」の声と顔が怖いけど、そんなことじゃ私はヘコたれないよ!!!!!!!
こうして、廣井きくりの"お風呂サイクル"に野原家が加わり、その度にひろしはビールを盗られるのでした……。
しんちゃんがぼっちちゃんを変な目で見ないのは"ダメな人"と"好きな人"をちゃんと分けて考えられるからじゃねえかな?と思わず考えてしまった回でした。
一方、きくり姐さんがしんちゃんと夜空を見上げてた時の後藤家。
「ふたりー?早く寝なさーい?」
「(<●> <●>)」
あと、次回は違うの書きたいから、更新は未定♡
……ホント、すんません。(´;ω;`)