幼馴染が主人公っぽかったので俺はライバル枠に収まることにする 作:アウグスティン
展開を全部書いてると膨大になってしまうのでコメントが挟まる事にターンが飛んでいます。なんかいい感じに戦ってるイメージをお願いします。
え? ポケカやったことないからイメージ湧かない?
じゃあやりましょうか。
「皆の者〜、準備はいーい? あなたの目玉をエレキネット!
・おはこんハロチャオー
・キター!
・生きがい
・こんばんは~
「今日は告知した通りコラボ回だぞ。本日のコラボ相手はレト氏だー!」
「あ、どうも。皆さんこんばんは……じゃなくておはこんハロチャオ。レトです」
・誰?
・パルデアのポケモントレーナー
・ポケモン博士
・ポケモンブリーダー
・ポケモンレンジャー
・何してる奴なんだw
・ポケモンだいすきクラブの人
「いやぁ、レト氏もこれで三回目の登場だね。そろそろ慣れたかな?」
「あ、はい。そうですね」
「レト氏なんかテンション低くない? お腹痛い?」
「いやあの、企画的にうちの子たちはボールの中だし、今回はネモもいないしでテンションが上がらなくって」
「えー、もうしょうがないなー。じゃあテンション上がるものを貸してあげるよ」
「頭のダブコイル貸してくれんの?」
「ボクの髪飾りに変なあだ名をつけないでってば。レト氏にはこれを貸してあげるよ。はい」
「わーい。ハラバリーのぬいぐるみだー」
・子供扱いされる新チャンピオンwww
・用意がいいですねダブコイルさん
・ぬいぐるみ見て顔に生気が戻ったな
・チャンピオン?
・パルデア新チャンピオンのレト氏だぞ
「ダブコイルはこの子の名前だから! ……この子の名前でもないよ! とにかくレト氏も復活したことだし、早速今日の企画始めてこー!」
「おー」
「よし勝負だレト氏!」
「いいだろう。かかってこい!」
「ボールを構えないで! あれ、ちゃんと企画は事前に説明したよネ!?」
「ポケモン勝負をするのでは?」
「前回キミの幼馴染みに散々ボコボコにされたから今日はちょっといいかな……じゃなくてコレだよコ・レ! カードで遊ぼって誘ったよね、ボク」
「ついつい。勝負だって言われたらどうしてもね。オーケー、やりましょう! セルフシャッフルでいい?」
「なんでもいーよー」
・よかったね対戦相手できて
・レト氏ポケカもやってるのか……
・ルール知らねぇ
「いやぁ、レト氏がいてくれてほんと助かったよ! 昨日カード弄ってたら急にやりたくなっちゃってさ。でもボクの知り合いって基本みんなリアルのポケモンの相手で忙しくってカードやってくんないんだよねー。レト氏ならワンチャンやってるかなって連絡したらビンゴ! 二つ返事でコラボを承諾してくれたぜい!」
「朝起きたらビックリしたわ。ロトムがメッセ来てるよって言うから確認したらさ、深夜二時くらいに『ポケカしよー!』って送られてたんだもん」
・告知が唐突だったのってサプライズじゃなくって今日決まったからなのか
・ナンジャモさまはそういうところあるから
「じゃあ早速バトろっか」
「さっきカットで済ませてたけどさ、もしかしてナンジャモ、カード扱えないのでは?」
「ふふん。あまりボクを見くびらないでよねレト氏! ボクはこれまで様々な企画をこの萌え袖のままでこなして……あっ!」
「フラグ回収がはやいって。袖まくれ袖!」
「ボクの、ボクのプライドを捨てなければバトりの舞台にも立てないというのか……」
「そんな大事だったのか」
「え? かわいいよね萌え袖?」
「それはまあ。コジョンドみたいで超かわいい」
「こじょ……? ああ。パルデアにいないポケモンの名前出すから、一瞬混乱しちゃったよ。仕方ないのう。袖めくっちゃるか。レト氏、なんか止めるもの持ってない?」
「髪ゴムならあるよ」
・なんであるんだ
・稀によく見る萌え袖を諦めたナンジャモちゃん
・最近のゲーム配信は最初からめくってきてるのに成長を感じる
「これで完璧! じゃあ始めようか。じゃ〜んけ〜ん、ぽん! よしボクの先行。初期手札は七枚、たねポケモンを裏側で出してゲームスタート!」
「デュエルッ!!」
「ボクのポケモンは当然ズピカ!」
「乗ってくれよ。俺はもちろんパモ」
「おぉ〜、お互いに相棒デッキだね! これは楽しくなりそう!」
「ほんとかどうか、ちょっと怪しいぞ」
■◆■
「ハラバリーexに進化!」
「おおSRだSR! キラキラしてる〜」
「あれれ、レト氏のパーモットexはSRじゃないねぇ」
「パーモットexはこれしかないんだよ。でも優遇されてるから、もう三種類もあるからなパーモット」
「残念、ハラバリーは四種類あるんだなーこれが。公式にボクのハラバリーのほうが人気だってことだよレト氏、ニヒヒ」
「馬鹿な! 俺のパーモットが敗北するなど……」
・お前がぷるぷる震えるのか
・ナンジャモちゃんが楽しそうでなにより
「じゃあ技撃っちゃうぞー、パラライズボ〜ル! 160ダメージを与えてパーモットの残りHPは」
「170です」
「140だよ!」
「ぐぬぬ」
「さらにパラライズボールの追加効果でかみなりエネルギーを二個トラッシュすることでマヒにします!」
「おっとそれでもでんきタイプのジムリーダーか? でんきタイプのポケモンはマヒにはならないぜ!」
・そうなんだ
・じめんにも効くへびにらみがたまに効かないのってそういう理由だったのか
「じゃあマヒね」
「おのれポケモンリーグ。大多数は知らないと思って!」
「でんき……じゃなくてかみなりタイプもマヒになるし、ほのおタイプもやけどになるからネ。レト氏のパーモットは一ターンの間、ハラバリーの魅力でビリビリっと痺れさせて封印だぜ!」
「技と逃げるが使えないんだよね」
「ふっふっふ、その通り。さあレト氏! パーモットexは逃げエネがゼロのポケモンだけど、交代させるためのカードは入れてあるかな?」
「えー、あー? どうだったっけなー? 覚えてないけど入ってないんじゃないかな、覚えてないけど」
・勝ったな風呂入ってくる
「じゃあ俺の番。カードを引いてモミを発動」
「にゃぁ〜〜っ!」
・負けたな風呂入ってくる
・熱い手のひら返し
「進化ポケモンのHPをすべて回復! エネルギーをトラッシュするデメリットがあるんだけど、ついてないから関係ないな」
「技撃つとすっからかんになるもんね」
「いつでも全力なんでね。オマケでベンチにミニーブも控えていてもらうぜ」
「ミニーブ? オリーヴァってどんなカードだったっけ」
「入ってないよ。枠が余ったからこの子はかわいい要員」
「絶対嘘だと思うケド、レト氏だからなぁ」
「さぁ状況はひっくり返ったぞ! ハラバリーを支えるかみなりエネルギーはマヒ効果を使用するたびに急速に消耗する。逃げエネがゼロの俺と違ってエネルギーの補充も容易ではないはずだ。それまでにパーモットを倒せるかな?」
・雷のエネ加速は基本ベンチ限定だからな
・デッキに賑やかし要員入れてきてるのか……
・わりとやりかねないw
・確かオリーヴァも回復効果じゃなかったっけ?
・他の手持ちポケモンも入れてんのかな
「手張りして返すよ」
「ボクの番。レト氏に合わせてボクも二匹目の相棒を出しちゃるゼ!」
「ここで出すポケモン? なんかいたっけ?」
「ネストボールを使って山札からムウマを連れてきます」
「お前ふざけんなよぉ!! なーんで相棒とエースでテーマデッキ組んでそんなことになるんだ!」
「あっはははははっ!」
・ムウマージってどんなカード?
・何枚かあるけどだいたい嫌がらせ効果のはず
・すらすらマイナーカードの効果が出てくるのな
「ぐぬぬ。そんなんだから炎上系扱いされるんだ」
「やめて! 一言多いせいでしょっちゅう炎上するとか言わないで! てか文句言ってるけどレト氏にはそんな効果ないでしょ、ムウマージ」
「まあそれはそう」
「う〜ん厳しい」
・エレクトリカルストリーマー(ほのおタイプ)
・ちゃんと毎回鎮火させてるから
・毎回燃えてるってことなんだよなぁ
「もっかいハラバリーexで攻撃! マヒ効果も使っちゃうよ〜」
「俺の番。ふしぎなアメを使ってオリーヴァに進化! 特性まんたんオイルでパーモットexのHPを全回復」
「そんなカードばっかり!」
「俺のパーモットは倒させないぜ! でも殴れねぇ。博士の研究、手札をすべて捨てて七枚引く。う〜ん、エネつけて、パモをパモットに進化。モココの特性エレキダイナモでパモットにかみなりエネ付けておしまい」
「おっと困ってるみたいだね」
「ナンジャモもこのターンは攻撃できないだろ」
「それはどうかな! ポケモンいれかえでハラバリーを引っ込めてムウマを前に。そして進化! ムウマージ〜」
「おおARだAR! かわいい〜」
「特性マジカルフリック! パーモットexに付いてるエネルギーを剥がして後ろの……モココでいいかな。そっちに付け替えちゃって!」
・知らねーカードで戦ってるよ
・こういうエンジョイ対戦が一番楽しいよな
・エンジョイとは?
・ナンジャモちゃんの笑顔見てみろよ。エンジョイしてるだろ
「パラライズボール!」
「うわぁぁああ!」
「これでパーモットexを倒してサイド二枚もーらいっ! 長かった〜、でもこれでボクのサイドはあと一枚! もう少し! もう少しで初めてレト氏に勝てる!」
「俺のサイドは残り三枚」
「そう! 次のレト氏の番で取りきらないと負けだけど、ハラバリーを倒したって二枚しか取れないからね〜」
「ああ、だからこっから運ゲーだ」
「運ゲー? なになに? 回復以外にもなんか入ってるの?」
「俺の最後の手札はボスの指令。こいつと組み合わせることでサイドを取りきって勝てるカードが一枚だけデッキに入っている。ここで俺がそいつを引けたら面白いよなぁ?」
「えー? なんだっけ……ほざけぇ!」
「うろ覚えすぎる……。よし、いくぞ! 来い! exじゃない方のパーモット! …………。ヤベェ、ほんとにexじゃないパーモットだ! すげぇ、俺すげぇよ!」
「うげげ!? マジに引いちゃったの! レト氏引き強!」
「パモットをパーモットに進化! そしてボスの指令、対象はモココ。技エレキフィストで攻撃、モココに100ダメージを与えて撃破! さらにベンチポケモン一匹にも60ダメージを与える!」
「ど、どの子にダメージ? ムウマージかな?」
「ハラバリーexに決まってるだろ。残りHPはぴったり」
「70デス」
「60だろ。さっき俺がやったよ、その小ボケ。これでサイドを取りきって俺の勝ちだ!」
「そんなバカなー!」
・これがチャンピオンの力か!
・いい勝負だった
・負けちゃったけど面白かったよー
・カードのチャンピオンではないんだよな
「いやぁ、今回は完全にやりたかっただけだから皆の者が楽しんでてくれてうれしー!」
「チャンネル登録、高評価、やってるのかは知らないけどSNSもなんかあったらフォローしてあげてね〜」
「それじゃあレト氏がもっと有名になったら、またコラボしよーね〜!」
「まーたそんなこと言って」
「レト氏は怒んないもん。それじゃーみんなの目玉をエレキネット! 何者なんじゃ? ナンジャモでした〜! まったね〜」
■◆■
オマケ
ドッキリ回
「う〜ん、賭けるか。ネオラントVをベンチに出して特性ルミナスサイン。山札からサポートカード、博士の研究を持ってくる」
「お? いいのかなレト氏。ネオラントはかみなり弱点だからハラバリーに一撃で倒されちゃうよ?」
「でも俺はここでネオラントを出すしかないんだよな。なぜならそう、生贄が足りないからな」
「ほえ?」
「俺は三体のモンスターを生贄に捧げぇ! 起動せよ! ラーの翼神竜!!」
「あはははは! え、なに!? 今日そういう回!?」
「ラーの効果発動! 俺のライフが100になるように支払い、その数値がラーの攻守となる! ラーの翼神竜、攻守7900。焼き払え、ゴッドブレイズキャノン!」
「7900ダメージってこと? ヤバヤバのヤバじゃん!」
「HPも7900だからな。ナンジャモのデッキに果たしてラーを攻略できるカードが入ってるかな?」
「ど〜しよ〜皆の者? みんな攻略法を送って〜!」
「神でコメ稼ぎすな」
「じゃあボクのターン。ボスの指令でミニーブを前に」
「無駄だ! やられたらマズイ奴らは生贄にしたからな。ミニーブを倒したところで……」
「レト氏。レト氏のライフって100なんだよね?」
「え? あ、うん。そうです」
「ミニーブのHPが60で、ハラバリーの技の威力は160なんだけど、この攻撃が通ったらつまりレト氏に100のライフダメージが入るってことなのでは?」
「ふざっ、ふざけるなよヲー! 返せ! 俺のライフを返せ!」
「パラライズボール!!」
「うわぁぁああっ!!」
LP100→0
レト→ナンジャモ
楽しさ重視のポケモン勝負をしてくれるのでわりと好き。
有名人であることを気にするような人間ではないのでこれ以降カード持って遊びに行くし、ピクニックしたいって配信で言っていたから、ちょいちょい誘う。
ナンジャモ→レト
有名人がよく言ってる『対等に接してくれる友人』ポジション。
らしくない言動をしてもまったく気にしないレトにちょいちょい愚痴る。配信中、たまにレト君と呼びそうになる。
■◆■
「挫折したこともないくせに」と怒ったら心を病んだ人間を理解するためボロボロになってきたレト。
年上として叱らないと、とか、謝らないと、とかそんな思いと同時に、基本人間に興味を示さないレトがそこまでしたという事実に承認欲求が満たされる。
みたいな病みルートは回避されました。