GATE━Alchemist━   作:華風鱗月

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0.プロローグ

 突然だが漫画、『鋼の錬金術師』を知っているだろうか?

 簡単に言えば錬金術が発達した国『アメストリス』にて、主人公であるエドワード・エルリックとアルフォンス・エルリックの兄弟が冒険するお話である。

 

 そんな世界に俺、エイド・セレステラは前世の記憶を持ったまま生まれた。所謂転生者、と言うやつだ。

 最初は昔読んでいた漫画の世界に転生したんだ!と喜んでいた。せっかくのハガレン世界なのだから錬金術を学ぼうと、そして国家錬金術師にでもなってやろうと。

 

 その為に家の近くに住んでいた錬金術師に弟子入りし、錬金術を教わり勉強した。とにかく勉強した。

 どうやらこの体はある程度は地頭が良いらしく、科学の結晶とも言える錬金術の理論はある程度理解する事は出来た。

 

 更には原作に登場した国家錬金術師やアニオリの錬金術師*1の錬金術を再現したりもした。

 まぁロイ・マスタングが使用していた炎の錬金術は何故か大気操作が上手く出来ず、小さな爆発が起こる程度に収まってしまったのだが…。

 

 そんな訳でハガレン世界に生まれて17年、錬金術を学び始めて10年が経った頃に今の自分ならば受かるだろうと自信をもって国家錬金術師の試験を受ける事にした。

 

…がしかし、現実は非情である。

 

 国家資格である国家錬金術師の試験は厳しく、第三試験の実技試験で錬成の精度が甘いと言われ合格する事は出来なかった。

 結果多少危険では有るが公務員であり、安定した給料が出る軍に入り、多少錬金術が出来る少し珍しい軍人として生活をしていた。

 

 そんな軍人ライフを謳歌していた時、ハガレンの原作が始まってしまった。最初はある程度メインキャラであるエルリック兄弟やマスタング組とは距離を取ろうとしたのだが色々とハプニング等が重なり思いっきり原作に介入する羽目になってしまった。

 

 そしてその結果、お隣のシン国からやってきたリンが捕まえた人造人間(ホムンクルス)であるグラトニーを森の中の隠れ家に収容し、炎の錬金術師であるロイ・マスタングと合流したのだが、原作よろしくグラトニーがブチ切れてリンとエルリック兄弟と共に戦っていたがグラトニーの腹の中に飲み込まれてしまった。

 

 その後、グラトニーの腹の中*2で共に呑み込まれたエド、リン、エンヴィーと共に脱出する為、エドが作り出した真理の扉を通ったのだが…

 

 

「どぉこここぉ…?」

 

 本来ならばホムンクルスを作り出しお父様が居る地下に現れる筈が何故か狭い路地裏に放り出されてしまっていた。

*1
氷結の錬金術師 アイザック・マクドゥーガル

*2
正しくは疑似・真理の扉

今後の展開において、GATE世界の日本にハガレンの漫画がある世界線と無い世界線、両方を考えて居るのですがどちらを書くか決めかねているのでアンケート致します。

  • GATE世界にハガレン漫画がある展開
  • GATE世界にハガレン漫画が無い展開
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