未知の怪物、トレーナーとなる   作:気分屋トモヤマ

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初めて試練がゴミだと思いました。おのれ害悪ピエロ…魔弾にちょっかいかけるな…

今回キャラ崩壊えぐいです。注意!


怪物は止まることを知らない

たづなSIDE

 

「ああ…!阿武野さん!」

 

目の前で喰われた。あんな小さい鳥、いや怪物に。あの小さな体のどこにあんな凶暴な口を隠していたのだろう。

 

「ピ…」

 

「!!」

 

こっちを向いた。きっと次の標的は私だ。嫌だ、死にたくない。私は臨戦態勢をしながら力をためた。

 

ブチブチ…

 

「ひっ…」

 

また開き始めた。私はヒト相手には戦ったことは何度もあるが怪物相手は一度もない。勝てる気がしない。そう思っている内に体の力が抜け始め、震えてきた。

 

「嫌…嫌…!こないでください…!」

 

近づいてきた。死ぬ、死ぬ、死ぬ!

 

「嫌ぁぁぁぁぁ!」

 

 

 

 

 

 

 

…あれ?痛みがない。意識もはっきりしている。私生きてる?

 

「ん…?え!?」

 

「私に危害を加えるのはまだわかるが…そっちに行くのは許さん」

 

私が目を開けると信じられない光景が広がっていた。目の前まで来ていた罰鳥は口を掴まれて捕まっており、捕まえていたのは先程上半身を喰われたはずの阿武野さんだった。

 

三人称SIDE

 

「阿武野さん!?死んだはずじゃ…」

 

「勝手に殺すな。そもそもあれくらいでは死なん。回復に時間はかかるがな」

 

「じゃあ何なら死ぬんですか…?」

 

「さあな、体のほとんどが消えたら死ぬんじゃないか?…っとと、暴れるな」

 

「ピィィィィィ!!」

 

二人が話していると捕まった罰鳥が抵抗するがくちばしを掴まれてしまって為す術がなかった。

 

「というかいい加減お前喋れよ。さっき声出てたぞ」

 

「ん?誰に言ってるんですか?」

 

「誰にって…罰鳥にだが?」

 

「え?」

 

「よし、お前が喋らないというのならばこのくちばしもっと引き裂いて…」ギチギチ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「OKわかった!喋る!喋るから引き裂くの止めて!これ以上は裁くのにも支障でちゃうぅぅぅぅ!」

 

阿武野が脅迫しくちばしを引き裂こうとすると罰鳥は観念したのかなんと人の言葉を喋り始めた。

 

「…」ギチギチ…

 

「アカン!マジでアカン!裂けてる!裂けて来てる!ホントにアカン!!」

 

「まったく…」

 

「本当に鳥が喋ってる…!」

 

「私みたいな人の形をした怪物がいるんだ。鳥が喋ろうと不思議ではない」

 

「いやおかしいんだよ!?たまたま私のくちばしが人の声出せる形なだけであってあと喋れるのあのメンヘラと管理人厨だけでしょ!」

 

「メンヘラ…?管理人厨…?」

 

「こっちの話だ。気にするな」

 

「ハア…ハア…こちとら可愛らしい小鳥だぞ!?人の心とかないんか!?」

 

「ない(断言)」

 

「アッハイ…そういえば人間じゃなかったね…」

 

見た目はただの小鳥なのにそこから出ている声は人間そのもので、普通の人が聞いていたらしばらく思考は停止するような状況だった。

 

「それで、どうして貴様がここにいる?あそこは抜け出せるような所でもないだろう」

 

「それ最初に脱走したお前が言う…?まあいいけど。ほとんどお前と同じ方法で出てきたぞ」

 

「阿武野さんと同じ?一体どうやって出てきたんですか?」

 

「私は自らの肉体を構成している物体を液状化させて…簡単に言えば液体となってすり抜けてきたが…お前は無理だろ?」

 

「お前が出て行ったあと職員たちが騒ぎまくって警備が手薄になったからサッと収容室出て換気扇から出てきた!」

 

「そんなにカバガバだったかあそこ…?ちなみに何故ここにいるんだ?」

 

「森に戻ろうと彷徨ってたらお前見つけたから来た!」

 

「脱走に収容室って…貴方達一体今までどこに居たんですか…?」

 

「「ん?L社」」

 

「L社…?」

 

かつて彼の口から一度聞いたその名にたづなは聞き覚えがあった。確かL社といえば正式名称はLobotomyCorporation、最近とあるエネルギーの生成に成功したとかで一躍有名となり話題になった会社だ。でもなんで今その会社が?と彼女は思った。

 

「あそこってただのエネルギー会社ですよね?」

 

「ああ、表向き(・・・)はな」

 

「でも実際は地下で我々アブノーマリティを収容して我々から出るPE(ポジティブエンケファリン)-Boxを集めてるヤバい会社ってわけ。んで私たちはそこの脱走者」

 

「昨日私を追いかけてきた職員がいただろう?アレはあそこの職員だ」

 

「ほえー…ちなみに他のアブノーマリティたちとは仲良かったんですか?」

 

「さあな、あまり会ったこともない。それよりもこれからどうする?」

 

「そうですね…そういえば理事長に挨拶してないですし行きましょうか」

 

「わかった」

 

「ちょ、ちょ待てよ!」

 

「ん?どうした?」

 

二人は罰鳥を置いて行こうとしたが罰鳥はそれを止めた。

 

「私も連れてけよ!」

 

「何故だ?お前は森へ行くんだろう?だったら私たちと一緒に来る必要はないだろ」

 

「…帰り方わかんないから連れてって!」

 

「はあ…勝手にしろ」

 

「やったー!」

 

「…子供?」

 

二人と一匹は奇妙な会話をしながら校内へ歩いていった。

 

 




もしかしたらあったかもしれない世界線の無の欲望

白夜「救世主だ!信仰しろ!」

欲望「帰れ」

何もない「管理人最高管理人最高!イェイイェイ!」

欲望「布教しに来るな」

終末鳥「駆逐してやる…!この世から…一匹残らず…!」

欲望「こっちくんな」

憎しみ「ここは私を必要としてないんだ…」

欲望「一人で気持ちいい夢抱いて沈んでイッてろメンヘラが」

なんか思いついたんで…そして仲間に罰鳥追加しました。え?流石にL社の警備緩すぎないかって?小説だから許して…
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