ゆるい、ばいおはざーど   作:氷の泥

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10 緑色の使者ハンター

「智絵里、上手くやってますかね。迷子になってなきゃいいけど」

 プラント42に捕獲された状態で暇をもて余し、まったく同じ状態のTさんに雑談を振る。立ったり歩いたり喋ったりしていない状態の彼は動かぬ死体に戻っしまったかのようで、見ると今さらながら少しドキリとしてしまう。

「ワスプたちが案内を務めますから、きっと大丈夫でしょう」

「あ、そうなんですか」

 彼らにそんな役割があったとは……。人間嫌いのウェブスピナーや喋らないアダーのことを思うと、組体操でもって話せる彼らが確かに適任なのだろう。

「…………」

「…………」

 ……たったそれだけのやり取りで会話は途切れてしまう。なんだか様子がおかしい気がして、すぐにその違和感の正体に思い当たった。

 平常時のTさんならばもっと会話を広げてくれるはずなのだ。あるいはそうでなくても、少なくとも一度くらいは彼の方から話しかけて来てくれるはずだ。なぜなら彼は、智絵里や俺にこのゲームを「楽しませる」ことを目標にしているから。退屈させることを良しとはしないはず。

 ……という俺の読みは当たったようで、次にTさんが口を開いた時、表情はなくてもそこに神妙さがあることが声音から察せられた。

「拓海様。わたくしは、もっと智絵里様に配慮をするべきなのでしょうか」

「配慮? というと……?」

「智絵里様の苦手な生物を、彼女から遠ざけるように取り計らう……。あるいはせめて、次はどんな生物が現れるのかを事前に伝える……。……そういったことを、わたくしは心がけるべきなのでしょうか?」

「あー……」

 確かに、ヨーンやアダーやウェブスピナーの件を振り返ると、智絵里は純粋に可哀想だった。Tさんの言うような配慮の必要性もごもっともだと思えてくる。……しかし彼にとって、おそらくその配慮は屈辱なのだろう。なにせどんなに配慮を極めたところで、智絵里のようなタイプがこの体験型バイオハザードの「そういうパート」を好きになるわけではないのだから。「楽しんでもらう」という実にならない努力を迫られるのは、このゲームの誇り高き案内人である彼にとっては屈辱なのだと推測できる。

 ……俺はもちろん智絵里の味方だ。少しでも智絵里が楽になるなら、案内人の矜持なんか知ったことかと正直なところでは思う。が、それを今ここで口に出せるのかというと……。

「……俺は一つ不思議に思ってるんですけど」

「はい」

「恐怖回避バージョンは、智絵里のような虫・爬虫類嫌いにとっての恐怖を回避するようには作られなかったんですか」

「あぁ、それは、作られていないわけではありませんよ。こことは違う別作品として、よりファンシーな物もあります」

「へぇ〜」

「そこでは、我々ゾンビは死体ではなくなり、むしろアイドルのような美男子となっています。同じように、ケルベロスはドーベルマンの死体ではなく、生きたトイプードルになっています」

「えぇ……。そこまで来るといよいよ別物ですね」

「えぇまさに。クロウは鳩に、ヨーンに至っては、ぬいぐるみになっていますから」

「ぬいぐるみ……。……まぁでも、智絵里みたいな人にはその方が向いてるのかも」

「そうなのです。そこなのです、拓海様」

 Tさんが、その瞳のない目で、俺の目の中を覗き込む。そこに何か答えを探しているみたいに。

「智絵里様のような方は、通常、この作品を選ぶということをされません。パッケージにも注意書きがされているからです。グロテスク表現だけでなく、虫や爬虫類が苦手な方にもおすすめは出来ませんと」

「あ、そうか……」

「偶然今作を拾い、何も知らずにこの世界へ入ってきてしまった御二方は、そういう意味でもイレギュラーなのです」

 俺は、この世界にとっての自分たちのイレギュラー性を、時代が違う上にわけもわからず入ってきて、しかも途中退場が出来なくなっていることにこそある物だと思っていた。けれどTさんからすれば、もし仮に問題がそれだけで済んでいれば、この現状もさしたる緊急事態ではなかったのだろう。結局のところ彼がするべきことは、いつものように客を案内することだけなのだから。……しかし実際には、彼にとってのイレギュラーの本質は「ゾーニングの失敗」にあった。それこそが案内人にとっての最大の問題なのだ。

 その問題の中でなお、Tさんはせいいっぱいプレイヤーである俺たちを楽しませようとしてくれている。しかしその結果が、ここ数分の智絵里の反応であるわけで……。 

「先程のウェブスピナーの件、あれはわたくしが智絵里様を守る役を買って出ていれば、拓海様はウェブスピナーを追いかけることだけを考えられたはず」

「あぁ……」

「やはりわたくしは、そうするべきだったのでしょうか……? これから先のことも、わたくしは……」

「……まぁ、俺からはなんとも断言することは出来ませんけど……。でも少なくとも智絵里は、Tさんのことは気に入ってると思いますよ」

 そうじゃなければ積極的に彼に話しかけたりはしない。それは見ていれば分かる。彼女がこのゲームを好きか嫌いかは分からないけれど、Tさんのことは好き寄りだと断言できる。

「……もしそうなら、嬉しい限りですね」

 その時どこからともなく、クリア条件を一つ達成したことを報せる音が鳴った。「ネプチューン」クリア、と。

「お、智絵里、順調にいってるみたいですね」

「さすがですね。サメに触れるのは、相当な勇気が必要だったはず」

「いやーどうですかね。あいつは虫と爬虫類以外には本当強いですからね」

 それからしばらくの間、俺はTさんとの雑談を楽しんだ。出てくる食用の魚介類が二連続でマグロだったのはプログラムの流用なのかだとか、森の中にいたケルベロスと窓を割って来たケルベロスは同じ個体なのかだとか、ショットランペットガンという名の伏線には期待していいのかだとか……。

 そうこう話しているうちに、今までずっと無言だったプラント42が魂の抜けたような声を出した。

「うぉあぁぁぁぁ……」

「うおっなんだびっくりしたっ、なに……?」

「根っこが汚れて力が出ない……」

「アンパンマン……?」

 しゅるしゅると低速下降したツタの力がゆるみ、俺たち二人は無事に身柄を解放される。智絵里が見事ミッションを完了したらしい。

 二人きりの会話はこれが最後と見て、Tさんが早口で聞いてきた。

「ところで拓海様、ハンターは爬虫類に入ると思われますか?」

「いやーあれは違うでしょう」

「二人ともどう!? 無事!?」

 バァンと荒々しく扉を開き智絵里が帰還する。数分ぶりに彼女の顔を見た瞬間、俺とTさんはハッとして顔を見合わせた。智絵里の表情が、なんだか今日一で楽しそうに見えたのだ。

「おう、おかげさまで」

「えっ、なんかプラント42すごいしんなりしてるけど……。あれは大丈夫なの……?」

「ご心配なく。五分もすれば元に戻ります」

「へぇ〜、ならよかった。……あ、ところでTさんに聞きたいことがあるんですけど、梯子を降りたり昇ったりしようとしたらわたし瞬間移動したみたいで、あとなんか服も乾いて」

「あぁ智絵里様、それはですね」

 瞬間移動だとか服が乾くだとか何がなんだかさっぱりだけど、その現象とやらについてTさんがひとしきり説明し、智絵里が納得したところで、俺たちは用が済んだこの宿舎を出ることにした。もうここにこれ以上新たなゾンビはいないのである。

 智絵里への説明についてはTさんいわく、プレイヤーに万が一の事故が起こらないように、梯子の昇り降りをする時等は瞬間移動が起こったり、ゲーム体験に不必要な不快感を与えることは避けるべく、濡れた服がいきなり乾いたりすることがあるらしい。それはプログラムの挙動として至極普通のことらしいのだが、脳内にナノマシンを持たない俺たちにまでそれが適用されたことに、説明している彼自身も驚いていた。

「さて、それでは今一度洋館の探索へ戻りましょう。実はあの館の下にも、ここと同じように地下があるのです」

「へー! 了解!」

 俺たちは広間を出た。

 宿舎の玄関へ戻る際、道中に生えていた花が全てしおれていることを目にした智絵里が「これ、全部あの植物と繋がってたんだ……」と心配そうに口にしていた。服が一瞬で乾くなら植物だってすぐ元気になるだろうと声をかけると、彼女はそれで完全に納得したようで「あそっか」と言っていた。

「拓海、わたしね、次に苦手な生き物に会うことがあったら、もう少しマシな態度を取れるように頑張ろうと思う」

 前を歩くTさんの注意がこちらに向いたことが、彼の背中越しにでも分かった。彼は無言で話の続きを待っている。

「おぉ、それはまたどうして」

「いや、この世界のゾンビっていい人多いなーって気づいて、ヨーンもその一人だったからなぁ……って。ちょっと失礼すぎたなって反省した」

「へぇ。じゃあ帰るついでに、中庭のアダーに挨拶でもしていくか」

「やだ。あいつらは降ってきただけじゃん」

「なるほどね、恩がないとね」

 そういうわけで俺たちは再び全力疾走で中庭を駆け抜け、息も絶え絶えになりながら洋館へと戻ってきたのだった。

 ……さて、原作通りならこのタイミングで「奴」が現れるはずだ。そう思ったのと同時に、案の定、智絵里が後ろ手に閉めたはずの洋館と中庭を繋ぐドアが、がちゃりと音を立てて再び開いた。

「えっ?」

 智絵里が振り返る。俺とTさんも振り返る。するとそこには、律儀にドアノブを捻って入ってきた異形の新顔の姿があった。

 そいつは二足歩行の人型ではあるが、上半身はカエルのようにずんぐりしていて、全身が苔のように濃い緑色に染まっている。皮膚はワニかトカゲのような鱗状になっておりいかにも頑丈そうで、その目には蛇のように縦長の瞳が備わっている。……何がモチーフと断言することのできない新種のゾンビ、「ハンター」のお出ましだ。

「智絵里、そいつは」

 ハンターの特性を知らない彼女に説明をしようとしたその時には、奴はもうすでに俺の視界から消えていた。

 上だ……! と見上げた頃にはすでに遅すぎる。何か薄い物が俺の首筋をヒュッ……と通る感触がして冷や汗が出た。「切られた」……!。咄嗟にそう感じて首を手で押さえる。冷静に考えれば、この世界でそんな即死攻撃を受けるはずはないのだけれど。

 どこからともなく音が鳴り、クリア条件「ハンター」の達成を報せる。奴はすでに俺たちの背後に立っていた。

「……え、なに……?」

 智絵里も首元を押さえながら奴の方を見る。俺がしようとしていた説明は、かわりにTさんが話してくれた。

「彼の名はハンター。原作においては、跳躍から一撃で人間の首を斬り飛ばす即死攻撃が特徴のゾンビです」

「そっ……!? えっ、うそ、今わたし……」

「ご安心ください、この世界にプレイヤーへ怪我を負わせるようなゾンビは存在しません。……ただ、彼の攻撃をくらってしまった場合は」

 言っているうちに、異変はさっそく智絵里の身に起こりつつあった。……いや違う、きっと彼女だけではない、俺の体にも同じことが起こっているのだ。

 智絵里の首元が、手で押さえているあたりから侵食するように物凄い速度で「緑色に変色して」いる。いかにも毒々しい色がみるみるうちに広がっている!

「おい智絵里っ、お前首の色……!」

「え? ……いや拓海こそなにそれやばいって」

「フフフ……どうやらオレの力に気づいたようだな……」

 不敵に笑うハンターが自身の鋭い爪を見せびらかす。その爪は先端まで余すことなく体色と同じ緑色に染まっていた。……いや、体色と同じ? その表現でも間違ってはいないが、そうかその色は……。

「オレ様はハンター。この緑色の素晴らしさを知る者だ。オレの爪は誰も傷つけない。ただ緑色の素晴らしさを知らしめるだけでな」

「こ、この変色はまさか……」

 大体のノリが掴めてくる頃には、俺も自分の体の変色を自覚できるようになっていた。緑色があっという間に手足にまで侵食してきたからだ。いや服をめくって確かめてみれば、それはすでにほぼ全身にまで及んでいる。

 この緑色のことを毒々しい色だと思ったがそれは違った。この緑色は、ハンターの体色とそっくりな色なのだ。そして俺たちの肌に広がるその色はおそらく完全な無毒であり、五分もあれば元に戻るものなのだと思われる。智絵里がプラント42の根にかけた薬品と同じような理屈で。

「彼の攻撃をくらうと、しばらくの間全身が緑色に染まってしまいます。ここで起こることは、それ以上でもそれ以下でもありません」

 Tさんが答え合わせのようにちょうど良いタイミングでそう解説してくれた。

「なにそれ……!? うわめっちゃ緑になってる……拓海も……」

「素晴らしい色だろう?」

「ま、まぁ、色としてはそうかも……? 人間の肌の色としてはあれだけど」

「いいや、人間も皆この色になった方が美しい。いや、あえて言うならそれが「正しい」! と、オレは思っている。そしてそれは人間だけでなく、動物や虫や魚、全ての生物においてもそうだと思っている。この世の生物は全て緑色になるべきなのだ……!」

「えぇ……」

 全身を深緑に染められたままドン引く智絵里。そのドン引きには俺もまったく同感だけれど、なまじ原作を知っているばかりに首が飛ばなかっただけありがたいと思ってしまう自分もいる。

「今はまだ力不足で一時的にしか緑色にさせてやれないが、いつかはこの制限を克服して、世界中の生き物を緑色にする……。それがオレの夢なんだ」

「はぁ」

「そういうわけだから、もしお前たちが緑色にしたい奴に出会った時はオレのことを呼んでくれ。いつでも駆けつけるからな!」

「ど、どうも」

「じゃあな!」

 言いたいことを言うだけ言って、ハンターは館の廊下をダッシュしてどこかへ行ってしまった。嵐のような奴だった。

 その嵐に呆然としているうちに、俺たちの体から緑色は引いていった。智絵里とお互いに、無事戻ってきた肌色を確認し合う。

「さて、それでは症状も引いたようですし、次へ参りましょうか」

「症状って言い方やめてくださいよ」

 何事もなかったかのように、Tさんについて行く移動パートが再開された。

 原作においてはハンターとの初遭遇イベントを終えると、以降洋館内の「ゾンビ(人間)」が全てハンターに置き換わってしまう。Tさんについて館の中を歩く間、またあの緑色の狂人が現れるのではないかと俺は一人で警戒していた。結果として二人目は現れなかったのだけれど。

 ある扉の前でTさんが足を止める。そして彼はドアノブに手を伸ばし、それを捻る前にポツリと言った。

「ここにはヨーンが現れます。智絵里様、お気を付けて」

「え、あ、はい」

 意外な忠告だ、と智絵里も俺と同じことを思ったのだろう。打倒プラント42に奔走してくれていた彼女には何のこっちゃ分からないかもしれないが、つまりはこれがTさんの出した答えだということだ。

 扉を抜けた先の部屋は、薪を燃やす暖炉とチェス盤のような模様のタイル床が特徴的な、けれども殺風景な部屋だった。

 そして一息つく暇もなく目の前の床が轟音と共に割れる。下から何かが突き上げてきたのだ。瓦礫を跳ねあげ土煙を起こしながら、床に大穴を開けた犯人が下からニュッと顔を出す。赤と緑のコントラストが印象深い蛇の顔だった。

「よう久しぶりだなぁ!」

「ヨーン!」

 あれ? 地下への行き方ってこんな感じだっけ? 俺はそう思ったが細かいことは気にしないようにした。細かい点が……というか、細かくない点も原作と違うことは今に始まった話ではないし。

 穴から顔を出す大蛇の姿に、智絵里は顔を引き攣らせていた。それでも彼女は目をそらすことはしない。俺に頼ることもしない。

「あ、あの」

「おぉ?」

 ヨーンが智絵里の存在に気づく。彼は「まずい」という顔をした。プレイヤーをびびらせることが本当に本意ではないらしい。

 あぁ悪い悪い……と、大蛇はそう言って穴の中に引っこもうとする。

「あのっ、ヨーンさんですよね? さっきは助けに来てもらってありがとうございました! それと、失礼な態度をとってしまってすみません……」

 吸い込まれるように地下へ戻ろうとしていたヨーンの動きがピタッと止まる。そしてその蛇の細い瞳が智絵里に向けられた。

「お、おぉ、これはご丁寧にどうも。全然気にしなくていいよ。ありがとな」

 それだけ言って、蛇は確かに微笑み、穴の中へと引っ込む。俺には少し嬉しそうな声をしていたように聞こえた。

 彼の開けた穴を覗き込むと、そこには梯子がかかっていた。「案内するよ」と遥か下からヨーンの声が聞こえてくる。ここからだと彼の目立つ体もずいぶんと小さく見えた。

「たぶんこれも瞬間移動するんじゃない? ね、Tさん」

「ええ」

「その話未だにピンと来ないんだよな……」

 俺がそう言ってる間に、智絵里はそそくさと梯子に足をかける。……すると本当に彼女の姿が消えた。落ちたのかと思って一瞬冷や汗が出たが、穴の下を覗き込むと彼女は底で元気に手を振っていた。

 この後に及んで半信半疑だけれども、とにかく自分も梯子に足をかけてみる。……瞬間移動はしない。あれ? と思いつつ手で梯子を握る。やはり瞬間移動はしない。

 瞬間移動しなかったらしなかったで、なんだか不条理を体験したような気持ちになってくる。じゃあさっきの智絵里には何が起こっていたんだ……? 俺はそう考えながら梯子を一歩降りた。

 ……するとそこはもう地面だった。

「うわっ、なんか気持ち悪っ」

 正直な感想を口にすると、智絵里が苦笑いで「ちょっとわかる」と言ってくれた。そうしているうちにTさんもいつの間にか底まで降りてきていた。

 地下はゴツゴツした岩壁によって形成される洞窟のような場所で、梯子を降りた地点から一本道がずっと向こうまで伸びている。そのかなり遠くにヨーンの背中が見えた。

「遠くね……?」

「わたしに配慮してくれてるのかも。悪いな……」

「行きましょう」

 俺たちは先へ進む。Tさんの配慮に習って、あるいはウェブスピナーの時の忠告がそこそこ上手くいったことを受けて、俺は智絵里に口に出すのも心苦しい情報を伝えておくことにする。

「ちなみに智絵里、おそらくこの先にウェブスピナーとは別の蜘蛛が出る」

「あ、ここなんだ……」

「そしてその蜘蛛は、ウェブスピナーよりさらにデカい」

「……また気絶しちゃったらその時はよろしくね」

 縁起でもないし、任せろとは言えなかった。

 

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