隣の天才に何やっても勝てない   作:ポテロング中佐

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早速のタイトル詐欺、俺の勝ちだぜ親分。

親分交代の試合は、どんな種類でも受け入れられる。それは親分の、俺は何にも負けねぇよ。という言葉から決まった。

あぁ、もう親分は俺なんだったわ。爆豪くんは俺に負けた。俺と爆豪くんの戦いは俺の圧勝だった。これが力の差ってやつか…

テストの点が俺の方が高かった。

小学生のテストなんざ算数、ひらがな、英語の単語だけ。余裕すぎてあくびが出る。順に98,95,100と圧倒的な点。減点はケアレスミスのみ。

歯をギリギリと食いしばってやがるなぁ、爆豪くん。そうそう、その顔が見たかったんだ。

 

 

3ヶ月後、親分の座は爆豪くんの元に戻った。

何故、何故なのか。俺のケアレスにつけ込んで全部満点で取り返してきた…拳で取り返してきたわけじゃない。学力で負けた…小学一年生に…なぜだ…

親分いわく、詰めがあめぇンだよとの事だが、どこの小学生にそこまで意識する奴がいるのか。

戦いでも負け、学力でも負け、俺のプライドはボロボロだぜ…

 

 

 

ライオン隊が念能隊から爆豪隊に戻って4ヶ月、親分が新しい遊びをご所望になった。おいおい、この個性社会において失われた伝統スポーツを教えてやるよ。そう思ってサッカーを始めたが親分は1時間で俺より上手くなった。個人戦では勝てぬと判断した俺はチーム戦なら勝てると考えて挑みかかった。その結果親分の座が変動しまくった。そう、大活躍をしたのは親分と緑谷くんだ。天才的な策と、本人の類まれなる運動センスを使う爆豪チームに対し、相手の手を予測しきりチームを勝利に導いた緑谷くんの激戦は一ヶ月も続いた。俺?俺は、半月経つと発が解禁されて足でまといになってしまった。鍛えるか。おい。

 

 

 

あれから小学生サッカー大会は多いに荒れた。個性の解禁による先生からのお説教を発案者である俺が受け、上級生、地域内の他の学校なども参加し始め、気がつけばゴールは空を飛び、大会が開かれ、地域全部を巻き込み大盛り上がり。スポンサーに焼肉屋が着いたことから参加者は更に増え、発案者である俺は警察からお説教を受ける。お説教を受けている間に地域の人達がシステムを作り、許可を取り、大会が開かれる。

現在開かれているのは小学生大会、中学生大会、高校生、大学生混合の学生大会、そして社会人大会だ。

小学生大会では幼いながら上級生と対等以上に渡り合う我らが親分、爆殺最強サッカーチームと緑谷くん率いるオールマイト大好きチームがトップを争い、中学生大会では岩一中学サッカークラブが優勝を安定して維持し、学生大会では雄英サッカーチームが他のチームを全く寄せ付けず十連覇を果たし、社会人部門では全一チームが毎回変わる多彩な個性を使い優勝し続ける。

強豪チームというものが生まれ、スポンサーは増え続け、県を超えたあたりから速度は下がったとは言え広まり続け、若くて強い緑谷くんと親分は新聞に載り、俺は個性の無断使用が増えてるとの事で苦情が届く。なんてスパイラルだ。

というかまだ教えてから半年も経ってないのにどうしてそこまで大会が開かれているのか。え?月二回?おおくね?

あ、小学二年生になりました。

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