夢と異常が混ざりあう ~SCPfoundation×ホロライブ短編集~ 作:架空柿
なお、EN及びIDメンバーのセリフは翻訳済みです。作品内世界ではそれぞれ母国語を話してますが文字になるときに翻訳されてます。
ぐら「zzz…」
配信を終えた鮫のがうる・ぐらは自宅のベットでぐっすりと深く眠っていた。
ピンポーン
眠りを邪魔する呼び鈴が鳴った。
ぐら「zzz…うーん…ねむい…」
ぐらは眠い目を擦りながらドアを開けた。ドアの前には胸に『SPC』と書かれたダイビングスーツを着用(なお、手だけは露出していたが袖口は水が入らないと思うぐらい密着していた)した男性が5人程立っていた。後ろにはいつでも装着可能な酸素ボンベと吸引マスクが置いてある。
男性「お前が噂の鮫料存在か?」
『鮫料存在』という聞きなれない単語が聞こえたがぐらは『鮫』と同じと考え返答した。
ぐら「どうも、サメです。」
そう答えた瞬間、男達の目つきは変わり、ぐらの頬にその拳は炸裂された。
ぐら「っ!…」
男性1「鮫だ、殴れ!」
ぐらは慌てて逃げ出し、トライデントを持ち、窓から外へ出た。そして、走って近くの海まで逃げ、入った。普段なら浮き輪なしでは泳げないがトライデントがあることで泳げるようになる。それを利用しぐらは深く深く潜っていった。しかしどこまで行っても奴らは追いかけてきた。
ぐら「うー殴られたところが痛い…まだ追いかけてくるの!?
ぐらは周囲の魚達に協力を呼び掛け、男達の足止めをしてもらうようにした。
男5「うお、なんだ!」
ぐら「チャンス!」
ぐらは方向を変え、友達がいる方へと泳ぎ始めた。5分程泳ぎ、後ろを見ると拘束を解いた男達が追いかけてきた。
~カナダ近海~
ぐらは友達の住む場所に着いた。
ぐら「イナお願い…助けて!」
ぐらは半泣きになりながら言った。後ろから男達が来る。
ぐら「あいつら私を殴りに来るの!」
伊那尓栖「…分かった。」
伊那尓栖はネクロノミコンを手に取り、SAN値を削る触手を出した。それらの触手は男達のSAN値を抉り取り、さらに男達に
伊那尓栖「もう大丈夫だと思うよ。ぐら。」
ぐら「ありがとう。」
ぐらは伊那尓栖に泣きながら抱きついた。
伊那尓栖「帰るなら一応着いていくけど…」
ぐら「良いの?じゃあお願い。」
ぐらと伊那尓栖は一緒にぐらの家まで結構なスピードで泳いだ。
~数時間後~
無事にぐらの家に着いた。
ぐら「わざわざありがとう!」
伊那尓栖は手を振って海に戻った。
ぐら「それにしてもなんだったんだろ…何これ?」
トライデントをみると変な装置が串刺しになっていた。
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~逃げ帰ってるSPC職員視点~
職員1(俺達はあの鮫料存在を舐めてた。あんな仲間がいるなんて…今日は『次元間移動装置』で一回帰ろう。そして装備を整え、明日また殴りに来よう。)
職員達は装置で最初に来た地点に着くと、装置を使用し、元の次元に帰った。装置は消える…筈だったが、トライデントに貫かれ、消失プログラムが破損、システム異常が発生し、2つの世界観は統合されてしまった。夢の原石が眠る世界に異常性の宝石が混ざってしまった。