夢と異常が混ざりあう ~SCPfoundation×ホロライブ短編集~   作:架空柿

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 ちょっと今回のセリフは不安ですが頑張ります。


病みつきの正体

 ある日のKFP本店の昼時、キアラは裏で色々と作業をしていると一匹の店員が凄い速さで羽ばたきながら来た。

キアラ「何?こっちも忙し……って鶏肉品切れ!?何で!ちゃんと発注した筈…」

 キアラが発注書を見ると確かに鶏肉の発注はしていた……10個だけ。

キアラ「発注ミス!」

 いつもであれば発注書の確認を行うためこんなことはないが昨日は耐久配信が思ったより長引き確認ができなかった。

キアラ「あぁ~どうしよう……」

 最悪店員を捌こうか。そう思った矢先にキアラの目に覚えの無い段ボールが写った。苦し紛れに開けてみるとそこには大量の赤いフライドチキンが入っており中には謎の文言が書かれたチラシの様な物も入っていた。

キアラ「『スカーレットチキン』……よし、取りあえずこのチラシを壁に貼ってキャンペーンってことにしよう!これをチキンナゲットの代わりに出して!」

 店員は警察の敬礼の様な仕草をし、チラシと段ボールを持って飛び去った。

         ~およそ5分後~

 作業を終え客達の様子を見てみるとその光景は異常であった。新顔も常連もみんなみんな赤いチキンを買い、貪り、倒れているのである。店員の何匹かも客に混ざって共食いしてる者もいた。流石にヤバイと感じたキアラは急いでチラシを全て剥がし、お得意の火で燃やし尽くした。何とか客達を外に誘導し、臨時休業することにした。

キアラ「あのチキンにどんな効果があるんだ……」

 キアラは試しに一口食べてみた。味はピリッとした感じの中に鶏肉の肉汁が舌に染み渡るとても美味しいチキンナゲットだが中毒になる程でもない。

キアラ「じゃああのチラシが……って燃やしちゃたじゃん!」

 ふとテーブルの方に目をやるとさっきまで倒れていた店員が動き出した。

キアラ「大丈夫!?」

 すると店員は狂ったような目で何かを求めた。その目に恐怖を感じたキアラは咄嗟的に剣で峰打ちをした。店員は吹き飛ばされると正気を取り戻した様子であった。

キアラ「戻った戻った。それで、何があったの?」

 キアラが聞くと店員はこう答えた。「チラシの文言を読んでからの記憶がない」と。

キアラ「やっぱりチラシか……私は良く読んでなかったから特に何も無かったのかな……」

 考察していると扉が強引に開かれる音がした。

キアラ「休業中の看板が読めねぇのかよ!」

 扉の方を見ると明らかに客ではない人が6人程立っていた。その人たちはSWATのようであり胸に謎の記号が描かれていた。

キアラ「店員は避難せよ。ここからは店長の仕事だ。」

 キアラは剣を構え一気に間合いを積める……がチキンの油で滑り机に頭をぶつけて当たり所が悪く残機を失った。

           ~数分後~

 謎の人達が調査中、突如火柱が立ちその中で不死鳥は蘇生した。

キアラ「フェニックス舐めんな!」

 どうやら店員の避難は成功したようだ。今度こそ思いっきり剣を振るうために構えたが謎のスプレーをかけられ意識を失った。

           ~20分後~

 調査部隊は444-jp-jと新たなアノマリーの回収に成功し、財団への直帰ヘリに乗り込んだ。しかし、ここで調査部隊は大きなミスをした。その様子をタイムトラベラーの探偵に見られたのだ。




 と、いうことで、次回に続きます。

登場SCP
locker作
SCP-444-JP-J - 緋色の鳥(税別:118円)よ
http://scp-jp.wikidot.com/scp-444-jp-j
CC BY-SA 3.0
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